母と息子の二人で、早春のフランスを旅しました。フランスは初めてなので、期待が高まります。<br /><br />3/1　日航機で羽田からドゴール空港、ドゴール空港からトゥール<br />3/2～３/5 　トゥール4泊<br />シュノンソー、ソーミュール、シャンボール、アンボワーズ、その後パリへ<br />3/5～3/12　パリ7泊<br />ルーブル美術館、アンヴァリッド、ベルサイユ、シャルトル、クリュニー美術館、ヴァンブ蚤の市<br />3/12　日航機でドゴール空港発、3/13 羽田着<br /><br />　今回の旅行の移動には、フランス国鉄(SNCF)のアプリとIDF Mobilitèsのアプリが必需品でした。ロワールでの鉄道移動の切符は、SNCFアプリで購入し、アプリ内のQRコードチケットで済ませました。<br /><br /><br />　3月4日の午後は、シャンボールとシュヴェルニーの城めぐりツアーに参加しました。シャンボール城はトゥールからかなり離れていて、ツアーの方が良いと判断したからです。<br />　午前中は時間が空いたので、息子の提案を採用し、トゥールのトラムを全線往復しました。トラム1日乗車券4.1ユーロで、街の中を座って見学できましたが、乗り鉄でない私は少々疲れました。<br />　<br />

2023早春フランス旅　③トゥールのトラム、シュヴェルニー、シャンボール

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2023/03/01 - 2023/03/13

8位(同エリア21件中)

エリア

シャンボール(フランス)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

一人あたり費用: 50万円 - 100万円

旅行の手配内容: その他

利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

朝、ホテルからトゥール駅に向かう大通り
この辺りには、ブーランジェリ、パティスリ、レストラン、ファストフード店などがあり、助かった。

トゥールは、日本で言えば静岡みたいな所だ。地方の中心都市で、商店や官庁、事務所が多いが、寺院や城などの史跡もある。のんびり落ち着いた雰囲気で、暮らしやすそうだ。観光客にもやさしい街だった。
では、トゥール駅前の停留所で、紙製カードに1日乗車券をチャージし、トラムの旅スタート。

トゥールのトラム路線は1本だけだ。、町を南北に走っていて、トゥール駅前（Gare de Tours)はちょうど真ん中になる。まず、南に向かってみよう。
トラムは郊外の住宅地を通り抜けていく。日本のベッドタウンの雰囲気とそう変わらない。ショッピングセンターもある。かなり急な坂や、急カーブもあった。

乗車して約30分で、南の終点　Lycée J.Monnetの停留所に到着。
停留所そばに映画館とレストランがあったが、まだ10時頃で、開いていない。
Lycée J.Monnetにはトラムの車庫があった。
Lycée J.Monnetから引き返し、今度は北側の終点、Vaucansonまで乗る。南の終点から北の終点まで1時間程度。
Vaucansonからまた引き返し、町の中心部の停留所Porte de Loireに戻ってきた。
少し町を散策して、プリュムロー広場に出る。
木組みの壁が印象的だ
昼食は、駅前の「バルザックバーガー」でヴィーガンバーガーを食べた。
何がはさんであるのかと思ったら、「がんもどき」のようなものがはさんであった。不思議な感じで案外美味しい。

こちらでは、マックやバーガーキング以外だと、ナイフとフォークでハンバーガーを食べる。ヨーロッパ3年ぶりなので忘れていた。この際気にせず手で食べようとも思うのだが、息子もいるので踏ん切れない。悪戦苦闘する。

二人でセットで38.2ユーロ、少し高級志向だが、大きいしおいしかった。
駅前のユニークなデザインの建物の隣に、観光案内所があり、その前がツアー集合場所。

集合時間の午後1時を少し過ぎて、ガイドの人がバンでやって来た。
参加者は私たち2人の他、フランス人2人、イタリア人2人。イタリアの人達は途中のシュノンソーから乗車。
ツアーはネットで申し込み、1人50ユーロ。
城の入場料は別で、城の中は自分たちで自由に見学する。
トゥールからシュノンソー経由で、シュヴェルニー城に向かう。1時間以上かかったと思う。

シュヴェルニー城は白い外壁が印象的、青空に映える端正な姿だ。
この城は実際に人が住んできた感じがする。
天井の飾りが豪華。
猟犬がいっぱい飼育されていた。
今はお昼寝中。
シュヴェルニー城からシャンボール城までは10分程度。

シャンボール城はとにかく大きい。
最初、遠くに姿が見えた時は、コンビナートかと思ったほどだ。
ただいま修理中で、いくつかの塔に足場が組まれ、覆いがかかっているため、余計コンビナート感がある。
シャンボール城を作ったのは、イタリアからダヴィンチを連れてきたことで有名なフランソワ1世だ。
彼の後、何人か持ち主が変わったが、フランソワ1世も含めて、あまりこの城に長期間滞在した人はいなかったようだ。
内装を施してある部屋は限られている。広すぎて、住む気が起きないのだろう。
有名な二重らせん階段。
日本のさざえ堂を思い出した。
階段やホールはむき出しのまま。
ツアーなので時間に制約があり、急いで車に戻る。

後日見学したヴェルサイユ宮殿も巨大だったが、高さはない。こちらは、高さがあり、さらに塔がゴテゴテ付いているので、何かちょっと違う威圧感があった。
シャンボールからトゥールへの帰路は往路と別のルートを通ったが、やはり1時間位かかった。6時過ぎに到着。
夕食はポキ丼。
フランスでは寿司屋が多いが、ポキ丼屋も多い。
御飯がすし飯でおいしい。