花と海と雨の南仏イエール（５：とうとう本降りになっちゃったラスト2日間）

2023/02/26 - 2023/02/27

旅行5日目の2月26日は日曜日。この日は1日中雨という予報だったことに加えて、日曜日は多くのお店が閉まり、バスも本数が少なくなるのでほぼホテルにこもることにしていました。ただせっかく時間があるなら有効活用したい、ということで我々も10ヶ月のフランス生活で初めてコインランドリーに挑戦してみることにしました。挑戦とは言っても難しいことはないのですが。。。今回はランドリーのイロハ（笑）と、パリまでの復路のTGVを書いていきます。

【今回の行程】
○2月22日（水）：パリ→（鉄道）イエール、イエール街歩き
○2月23日（木）：ボルム・レ・ミモザ
○2月24日（金）：アルマナール海岸
○2月25日（土）：イエール街歩き
●2月26日（日）：イエール街歩き
●2月27日（月）：イエール→（鉄道）パリ

【2月26日】
総移動距離1.3km（徒歩1.3km）
総歩数7309歩

【2月27日】
総移動距離707.6km（徒歩0.9km、鉄道700km、地下鉄6.7km）
総歩数6460歩

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日もまずはホテルのルーフトップからイエール駅にご挨拶。気温は9度、午後から本降りの雨になる予報です。

Ibis Styles Hyères Rooftop & Spa ホテル

そしてイエール市街地を眺めてみます。ほぼ正面にサンポール教会、左上にはイエール城が見えます。

いい天気ですね。この時までは。。。

Ibis Styles Hyères Rooftop & Spa ホテル

昼前になって、予報通り本降りの雨になりました。本降りになる前に行けよっていう話ですが（汗）13:40にようやく重い腰を上げて、ホテルのすぐ裏にあるランドリーにやってきました。洗濯してみましょう。

洗濯機は全部で6台。2台は大型。我々は普通サイズでOK。

こちらが普通サイズの洗濯機。

「Couettes interdites!!!」って書いてありますね。布団はダメよと、ビックリマークを3つ添えて書いてます。布団を洗濯する旅行者なんているのか？と最初は疑問にも思いましたが、南仏のこの一帯はオートキャンプ場もあちこちにあって、意外と布団洗濯の需要があるのかもしれないですね。

Lessiveは洗剤、Assouplissantは柔軟剤。ここで一通り入手できますね。

さて、まず洗剤を購入しましょう。まずテンキーで番号を入力します。洗剤Lessiveの脇に「9」と書いてあるので「9」を押します。そして決定ボタン「V」。支払いはコインでも紙幣でもカード（コンタクトレスのみ）でもOKで、私はカードを使いました。料金は1ユーロで、カードをピッとやると先ほどの洗剤ボックスからタブレット型の洗剤がゴロンと出てきました。

次に洗濯機本体の設定をします。水温と洗濯の強度を選んで、洗剤を投入口に投入。必要ならば柔軟剤も入れてしまいます。そして衣類も放り込み、ドアを閉めます。

壁面にも説明書きがあります。フランス語なんですが（汗）Google翻訳で何とかなるでしょう。。。

こちらが説明書きの後半。

衣類のセットまで終わったら、先ほどのマシンで支払いをします。選んだ洗濯機番号は3番だったので「3」と「V」を押し、カードをピッとすれば支払い完了。洗濯1回4.5ユーロでした。時間は約30分。

洗濯が終わるのを待つ間に、近くのスーパーCasinoで昼食を調達しましょう。駅周辺のレストランは空いていませんし、この雨では市街地にも行きたくないですしね。

買ってきたのは冷凍ペンネ。安あがりで手軽にも程があるくらいですが、ホテルのラウンジにある電子レンジでチンして食べたら、思いのほか美味しい・・・

そうこうしている間に洗濯が終わり、今度は乾燥機。写真はありませんが乾燥機は2台あって、洗濯機と同じように番号が振られています。洗濯物を放り込んで、乾燥機の番号を入力してカードをピッとすれば動き出すのも同じですね。1回30分で、連続して支払いすれば30分ずつ時間が延長されていきます。今回は結局2時間回し続けました。

というわけで5日目はこれで終了です（笑）夕食時も本降りの雨だったので、久しぶりにスーパーCasinoの近くにあるマクドナルドへ行ってきました。翌日も行くのでここでは写真なしです（笑）

Ibis Styles Hyères Rooftop & Spa ホテル

さて最終日、2月27日（月）は肌寒く気温5度。雨が降っていないのがせめてもの救いでしょうか。

Ibis Styles Hyères Rooftop & Spa ホテル

朝食時、ホテルのスタッフさんから声を掛けられまして、なんと日本人のスタッフさんでした。空いている時間帯だったので少しだけお話をして、イエールのパンフレットまでいただきました。今度はブーゲンビリアの季節に来たいですね！

Ibis Styles Hyères Rooftop & Spa ホテル

チェックアウト時刻の12時ギリギリまで部屋でくつろいで、5泊お世話になったホテルをチェックアウト。スーツケースを預かってもらって昼食にでかけます。

ここは1940年6月18日ロータリー。この日付は、シャルル・ド・ゴールが第二次世界大戦中に対独徹底抗戦を呼びかける演説を行ったという、フランス史で重要なもの。同名の広場や公園なども各所にあるようです。

今日の昼食もマクドナルド。フランスのマクドナルドはごみ減量を進めていて、飲み物もポテトもナゲットもプラスチックの容器に入って提供されます。食事のあとはもちろんすべて回収。ドイツあたりでは見かけなかったので、フランス独自の施策なのでしょう。

イエールに別れを告げる時間が近づいてきました。14:20、イエール駅に着くとパリ行きTGVに乗るであろう人たちが発車を待っています。

これから乗車するのは14:50発のパリ行き。ピーク期間中は分かりませんが、この時期はこの列車が唯一のパリ行きです。それ以外の大多数はマルセイユどまりの近郊列車。

14:30、乗車時刻になりました。

今日乗車するのは3号車。

往路と同じく1等車。やっぱり2等車とは座席と空間のゆったり感が違いますね。

14:50、TGVは定刻にイエールを発車。

イエール発車時点では閑散としていた車内も、トゥーロンからは多少賑わいを見せるようになってきました。

地中海沿いを快走して・・・

15:50、マルセイユ到着。ここでもトゥーロンと同じくらいの乗車がありました。

マルセイユ サン シャルル駅 駅

16:16、エクス・アン・プロヴァンスTGV駅到着。市街地からは離れていて、バスで移動しなければなりません。

ここからも多くの乗車があり、車内はほぼ満席になりました。

アビニョンTGV駅を過ぎて、列車はローヌ川を越えていきます。このローヌ川沿い一帯は「ミストラル」と呼ばれる強い北風で知られていますね。

リヨンが近づき、ようやく空が晴れてきました。きれいな夕景が広がっています。

19:29、すっかり日の落ちたパリ・リヨン駅に定刻到着しました。

天気にはあまり恵まれませんでしたが、見たいところは回れたし、のんびりできたし、いい旅行でした。今度は夏に行きたいですね、混んでいるでしょうが・・・

パリ リヨン駅 駅