2023年　うさぎ年！近江八幡の左義長まつりを見にいこう

2023/03/10 - 2023/03/12

うさぎ年の今年は「日牟禮八幡宮の左義長まつりを見に行こう！」と決めていました。

織田信長が安土城下で毎年正月に盛大に繰り広げ、自らも異粧華美な姿で躍り出たと「信長公記」にも記されている天下の奇祭。
日牟禮八幡宮に参集した12基の左義長は、女装した若衆たちの「チョウヤレ　マッセマッセ」の掛け声とともに渡御に出発します。
翌日は、朝から各町内を練り歩き、「けんか」と呼ばれる左義長同士の組み合わせが繰り広げられます。
午後8時頃から境内で順次奉火され、まつりのクライマックスを迎えます。
(ウェブサイトより)

近江八幡いくのなら、3年前の夏 暑すぎて登城を諦めた安土城に行き 近江牛も食べちゃうぞぉ。

エリア 近江八幡・安土(滋賀)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線 JRローカル

大阪から近江八幡まで移動。
まずは 駅近の「らいおん丸」で腹ごしらえ。

◆鰆の炭塩タタキ定食　980円
◇海鮮丼　880円

らいおん丸 近江八幡駅前店 グルメ・レストラン

JR近江八幡駅北口からは臨時バスも出ていますが、まつり期間中は迂回運行しており メイン会場となる日牟禮八幡宮まで徒歩10分弱の小幡町資料館前で下車（終点）することになります。

左義長まつり 祭り・イベント

良かった、午後1時からの「左義長宮入」に間に合ったっぽい。

「左義長ダシ説明」
興味がありましたら 拡大してご覧ください。

フムフム、それぞれにテーマがあるのですね♪

13基が、日牟禮八幡宮馬場に勢揃いしています。

【十区会】

【第2區】

「可愛い～可愛い～どのウサギも可愛い～♪」と連呼しながら写真撮りまくる、変なオバサンの私。

【新町通り】

【魚屋町】

【第1区】

【第1区子供】

【第11区】

【紫竹会】

【本町】

【仲屋町】

【池田町】

【為心町】

左義長は、藁を1束ごとに揃えた約3mの三角錐のダシが胴体で、その上に数mの青竹に赤紙を中心としていろいろな飾りが付けられます。
頭の上には火のぼりという御弊を付けます。
左義長の中心には、毎年の干支にちなんだ造り物を付けてあります。
(ウェブサイトより)

左義長の中心に据え付けられた「ダシ（だし）」はその年の干支にちなんだものを、黒豆、小豆、胡麻、昆布、するめ、鰹節等の食材を約2～3ヵ月の時間を費やして地域の人々によって作り上げられています。
（ウェブサイトより）

【参和会】

コーフンのあまり 後回しになっちゃってたけど (^^;) 日牟禮八幡宮でおまいりしなくては！

日牟禮八幡宮 左義長祭
https://himure.jp/event/sagicho

日牟禮八幡宮 寺・神社・教会

絵馬殿には昨年の干支 寅のダシが、

源頼朝公が近江の守護職、佐々木六角に命じて造営した拝殿には御神輿が飾ってありました。

本殿でおまいりを終えると、

ちょうど祭礼がはじまり、

しばらく待っていると

合図とともに

馬に乗った（たぶん）宮司様を先頭に

（たぶん）近江八幡市長さん、

赤紙を持ったお稚児さん、

その後に各町の左義長が続きます。

【宮内町】

旧城下町を奉納順に練り歩く

左義長「渡御」が出発していくのを見送りながら

八幡山ロープウェー（往復890円）で八幡山城の城跡にいってみることにします。

八幡山ロープウェー 乗り物

2020年の秋に来たばかりなのに、ナゼまたここに来たのかというと

西の丸址の先に 出丸が整備されたことを知ってしまったからです。（笑）

八幡山城跡 自然・景勝地

知ってしまったダンナさんは「行きたい！見たい！」が止まりません。

下から見上げる 西の丸石垣。

南西の尾根上、一段低く配置された出丸。

端っこまですすんでいくと、近江八幡の街一望。

分岐点（北の丸下縦走路方面と八幡公園 下山口）までもどって

西側の石垣と

南側の石垣を堪能し メチャクチャ楽しそうなダンナさん。

私はといえば、「落ちたら どこまでも転がっていっちゃいそう」と怖さが先立つ、、、

二の丸址にある展望館。

八幡山ロープウェー展望資料館 美術館・博物館

恋人の聖地なので

ハートがいっぱいです。

八幡山から下山、

クラブハリエ 日牟禮館奥の建物にある

https://taneya.jp/shop/shiga_himure

クラブハリエ 近江八幡日牟禮ヴィレッジ グルメ・レストラン

日牟禮カフェでティータイム。

フロマージュ トロンセット ～近江の香り～　1,727円
近江米の甘糀を合わせとろんと仕上げたレアチーズに、近江米ゆめおうみの米粉を使ったザクザク食感のサブレを合わせました。
（ウェブサイトより）

お茶のあとは 庭を散策。

季節の草花や

キラッ☆とクリスタルツリー。

前日までに予約すると、ヴォーリズ建築内 特別室も見学できたんだけどなー。
忘れてた。

クラブハリエ 近江八幡日牟禮ヴィレッジ グルメ・レストラン

左義長の渡御コースをたどり、

【第10区会子供】

ヴォーリズ建築群 池田町洋風住宅街や

ステキ建築の近江八幡市立 八幡小学校をながめながら

八幡小学校 名所・史跡

30分ほど歩いて 予約していたレストランティファニーにやってきました。

まずは お疲れさまの乾杯。

◇みかん酒　550円
◆ノンアル　スパークリングリンゴ　495円

やっちまは近江牛フィレセット(7,480円）を、ダンナさんは近江牛ステーキコース（7,480円）を注文。

サーロイン（200g）とフィレ（120g）を焼き焼き♪

レストランティファニー グルメ・レストラン

このとき 奥歯が折れてしまっていて「噛めないんです (>_<) 」 と担当の女性にお話ししたところ、お料理をできるかぎり小さくカットして提供してくれました。

弱っている私に、その気遣いが沁みまする～。

今晩のお宿はコンフォートイン近江八幡。

荷物預ける時 左義長まつりの事を聞いたら 冷たく「知りません」の一言で会話強制終了したり（チェックインは親切というか普通の人でホッとしました） 上の階の方が部屋のどこにいるかまでわかってしまうほど音ひびく…。
駅近でお安いのに 評価が低めな理由がなんとなくわかりました。

コンフォートイン近江八幡 宿・ホテル

おはようございます。

料理の種類は多いとはいえないけれど、キビキビ働くスタッフさん気持ちよく 満足の無料朝食。
会場はそこそこの広さがあるものの 私たちが行った時間は満席でウロウロ。
「ここどうぞ」と言って下さった方と相席させてもらいました。

部屋に持ち帰りできる容器を置いてくれたら とても有難いんだけどな。

午前中は 近江八幡駅北口階段下のレンタサイクル駅リンくん （1回利用500円）で自転車を借りて移動します。

おっ、色つきマンホール発見。

駅リンくん (近江八幡) 乗り物

まずは 八幡公園の豊臣秀次さんに会ってから

豊臣秀次像 名所・史跡

八幡堀めぐり（1,500円）を体験。

https://www.oumi-waden.com/ship

八幡堀めぐり 名所・史跡

乗降船口は左、階段下にあります。

https://www.oumi-waden.com/ship

コース途中には、手漕ぎ舟乗り場や

時代劇のロケ地になりそうな場所、
（八幡堀では 映画「るろうに剣心」の撮影も）

静かに出番を待つ左義長の横を通り、

（祭礼2日目は 左義長同士をぶつけ合う通称「ケンカ」が日牟禮八幡宮の内外で繰り広げられます）

昨日のぼった八幡山城跡の出丸と

明治～大正時代のレンガ大量生産の釜、旧中川煉瓦製造所ホフマン窯の煙突を見上げ、

2度目のUターンをしたのは、2艘の和船の上に橋をわたした浮き橋の手前。

下船後 またまた日牟禮八幡宮へ。
楼門に 左義長御鬮の順が掲示されていました。

午後8時、同宮境内で5基の左義長にまず一斉奉火され、以降20分毎に順次奉火されていきます。
燃え盛る左義長が夜空を焦がし、その周囲を火の粉を浴びて若衆が乱舞する様は、まさに湖国に春を告げる風物詩です。
(ウェブサイトより)

左義長まつりのクライマックスはこの火祭り。
見たいけど、夜までココにはいられないよー。(/ω＼)

本殿では巫女さんが舞を奉納。

日牟禮八幡宮 寺・神社・教会

日牟禮八幡宮敷地内にある加悦ファーマーズライスでランチ用のおすしを購入したら

※飲食スペースがあり 店内で食べることもできます

加悦ファーマーズライス 近江八幡店 グルメ・レストラン

たねや 日牟禮乃舍に。

工房では 近江米のお餅で粒餡を包んだ「つぶら餅」を焼く様子が見られます。

雛飾りが可愛らしい日牟禮茶屋で 本日1回目の甘いモノ休憩。

たねや日牟禮茶屋 グルメ・レストラン

◆つぶら餅（2個）と抹茶　710円

たねや日牟禮茶屋 グルメ・レストラン

近江八幡駅にもどり、レンタカーを借りて安土へ。
加悦（←「かえつ」と思っていた。「かや」とは読めないデス…）で調達したおすしを、駐車場に停めた車の中でいただきます。

◆３種セット（焼鯖寿し・京の鯖寿し・丹後巻）550円
◇丹後のばらずし　980円

◆京みそ焼鯖寿し（京みそに漬け込んで焼いた鯖の寿し）1,480円←写真ナシ

安土山中（安土城）にはトイレがないので、まずは「城なび館」でトイレをすませます。

石塁と大手三門。

安土城の南口は石塁と呼ばれる石垣を用いた防塁で遮っています。
この石塁が設けられた部分は東西約110ｍあり、その間に4箇所の出入り口が設けられています。
通常の城郭では大手門と呼ばれる出入り口が1箇所だけです。
織田信長は、安土城に天皇の行幸を計画していたことから、城の正面を京の内裏と同じ三門にしたのではないか、西枡形虎口以外の三門は行幸などの公の時に使用する門であったと想定されます。
（案内板より）

特別拝観券を買って入山。（城跡めぐりのみなら700円）

https://www.azuchi-nobunaga.com/

真っ直ぐな大手道。

伝 羽柴秀吉邸跡（下段）。

自由に撞ける摠見寺の鐘。

石段の横幅が広いので気付きにくいのですが・・・。
振り返ると、まぁまぁの急階段。

前回は暑すぎてグデグデ、ここらへんから先へはすすめませんでした。(´Д｀)

「仏足石」

大手道石段などに見られる石仏と同様、築城当時には単なる石材として集められ使われていたようで、昭和初期の整備工事の時 くずれた石垣のなかから発見されました。
（案内板より）

天主台を眼前にあおぎ、本丸御殿跡と伝えられる場所から

石段をあがり いよいよ天主閣址へ。

安土城は「天守」でなく「天主」と表記されているんですよね。
「天」の「主」信長様が住まうところだから？

安土城跡 名所・史跡

背丈ほどの高さの石垣に囲まれた天主台。

ここは天主の穴蔵（地階）にあたります。

その石垣上から見る下界や

二の丸址（織田信長公本廟）。

・・・ハイ、タイミング悪くブルーシート。(;'∀')

摠見寺本堂跡からは、

西の湖一望。

信長が、甲賀の長寿寺から移建したとされる三重塔は室町時代の建物。

こちらも 信長が天正年間に甲賀から移した二王門。

安土城築城（天正四年）の際、信長公が他所より移築し自らの菩提寺とした摠見寺。

現在 大手道の右手にある家康邸跡を仮本堂としています。

欄間に織田木瓜が～。

パンフレットの表紙にもなっている「信長公蛇石曳之図」

かわいいスズメと

ウサにほっこりしたら

お茶室で

総見寺 寺・神社・教会

抹茶をいただきます。

天主閣跡より出土した金箔瓦を見て拝観終了。

「戦う城」というより「見せつける城」と感じる安土城なのでしたー。

さぁ、ウチに帰って 可愛い我が家のウサコに会いましょう。

おまけ。

さいたまスーパーアリーナで開催された「ISU世界フィギュアスケート選手権大会2023」

りくりゅうおめでとう！
坂本さん、昌磨くん、2連覇おめでとう！!
3カテゴリーで優勝なんて スゴイぞ日本。
そして かなちゃん、大ちゃん、惹き込まれる演技だったよ～。

ダンナさんはコンペ4日間、私は週末の2日間観戦。
特に土曜日は素晴らしい演技が続き、熱気にあふれた会場内で 観客はスタオベの連続。

けれど 久々の長丁場観戦で女子トイレ待ち行列地獄に消耗し「現地観戦はもう無理かも」と実感・・・。

さいたまスーパーアリーナ 名所・史跡

この旅行記へのコメント （2）

• クラウディアさん 2023/04/06 23:38:30

  近江八幡

  こんにちは。
  お祭りの日はお天気が良くてよかったですね。「うさぎさん」と伺っておりましたので、穏やかなお祭りかと思いきや...元気なお祭りだったのですね～。
  ティファニー!!
  私もお伺いしました～。
  カウンター目の前で焼いていただくフィレはとても美味しかった記憶があります。
  歯を気遣いカットしてくださるなんて優しいですね。次回近江八幡に行くことがあったら、もう一度お伺いしたいな。
  そしてヴォーリズ。
  大好きな山の上ホテルもヴォーリズ建築で近江八幡でもいくつか拝見しました。
  確か元郵便局もヴォーリズだった...かな。
  コロナ前に近江八幡の某ヴォーリズ建築が売りに出ていて「おおおおおおお!!」と。
  
  安土城いいですね～。
  ちょっと観てみたくなりました。
  米原から京都の間のこのあたり、お城がたくさんあるので楽しいですね。
  ちょっと遠出したくなりました。
  ありがとうございます。

  やっちまさん からの返信 2023/04/07 18:38:33

  RE: 近江八幡

  クラウディアさま　こんばんは。
  
  見ていないのでハッキリとはわからないのですが、荒々しいことをしていても 可愛いうさぎが正面中心にいるので、どこかホワンとした雰囲気がただよってしまうのでは？と。(*^。^*)
  考えてみると、ダシの部分はその年の干支にちなんでいるので ネズミとかイヌとか羊とかほとんどホンワカしちゃうんじゃない？と思ってしまいます。
  怖そうなのは辰と巳くらい？（笑）
  
  ティファニーでは優しくしてもらって本当にありがたかったです。
  今年はずっと歯の治療が続きそうで 心とお財布がすでにグッタリしています・・・。
  
  > コロナ前に近江八幡の某ヴォーリズ建築が売りに出ていて「おおおおおおお!!」と。
  
  う、売りに出る!?
  ヴォーリズ建築って普通に売買できるのですね。
  ビックリ。
  
  クラウディアさまの次の遠出はどちらでしょうか。
  左義長まつり、見て下さってありがとうございました。
  
  やっちま