2023/03/02 - 2023/03/02
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Halukaさん
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プロヴァンス3泊4日の3日目。セザンヌゆかりの町エクス アン プロヴァンスへ行きました。
四日間の全行程:
D1、パリーアヴィニョン、ニーム
観光:アヴィニョンの橋(入場)、法皇庁、ニーム闘技場(入場)、メゾン・カレ Maison carrée(入場)、噴水庭園 Jardin de la Fontaine散策
D2、ニームーポン・デュ・ガール、アヴィニョンーアルル
観光:世界遺産ポン・デュ・ガール、アルル闘技場(入場)、古代劇場(入場)、市庁舎、ゴッホカフェ、病院
D3、アルルーマルセイユーエクス、マルセイユ
観光:エクス旧市街観光、マルセイユノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院(Basilique Notre-Dame de la Garde)(入場)、旧港
D4、マルセイユ、パリ
観光:魚市場、石鹸博物館、『モンテ・クリスト伯』のイフ島(入場)
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朝、アルルのホテルを出ます。目の前が観光案内所。
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案内所の壁画。
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道路を渡って「夏の庭」(Le Jardin d’été)に入ります。緑豊かな庭は、夏季アルルの地元の人々が暑さから逃れるのに適した場所です。
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昨夜、ここで赤十字の団体が浮浪者たちに温かい飲み物を提供していました。
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「アルルの公園の入り口」( Entrée du parc public d’Arles )。1888 年 8 月から 10 月にかけて、ゴッホはこの鮮やかな黄色とエメラルド グリーンの絵を描きました。麦わら帽子を被っている男がゴッホの自画像と思われます。
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公園にゴッホの彫像が立っています。
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「カップルと青い木の公園」(Jardin public avec couple et sapin bleu). 1888年19月作。ゴッホが公園の絵を数枚描いています。今はほとんど個人が所蔵しています。
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公園と古代劇場が隣接しています。
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柵越しに古代劇場をきれいに見渡せます。
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そこから徒歩5分強、ティンカー・テイラー橋(Pont de Trinquetaille) に着きました。ゴッホ時代のものではなく新しく建設されたもので、スタイルは異なりますが、ローヌ川を渡り、アルル市の両岸を結んでいます。川沿いの階段や石造りのアーチは今も絵のままです。
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アルルにあるほとんどのゴッホの絵画とは異なり、1888 年10月の油絵「Le pont de la Trinquetaille」(ティンカー・テイラー橋)は鈍い色調で、強い色のコントラストはありません。
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もう一枚の絵は水面上にかかる橋。
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「Le Pont de Trinquetaille」(ティンカー・テイラー橋) 、1888年6月作。 ヴァン ゴッホはがきらめく水面に青い橋が架かっており、こちらに向かって歩いてくる少女は頭を下げて帽子をかぶり、川は風に吹かれていた情景を描いています。
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ローヌ川の畔に散歩する人。まさにゴッホの絵「La nuit étoilée 」(星降る夜)の通りです。時は流れるが、ところどこらでは止まっています。
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川岸を沿って駅の方へ向かいます。右手に見えるthermes de constantin arles (コッンスタンティヌスの公衆浴場)、4世紀頃の古代浴場跡。世界遺産。見学時間10:30ー16:30。
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川沿いを進みます。右手に見えるゴッホの「黄色い家」があったラマティーヌ広場。黄色い家がなく、絵のパネルだけが立っています。
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アルル駅に着きました。9:50。
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なんとまた10分の遅延が表示されています。これで3回目。
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10:14マルセイユ行きの切符を窓口で購入。17.70ユーロ。
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パンを買って朝食します。
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店内に充電するコンセントあり。
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結局遅延5分で電車が来ました。
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電車に乗ります。ステップが高く、重い荷物あるとちょっと辛い。
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座席はガラガラで快適。乗務員が改札に来ました。刻印を忘れて心配していたが、何も言わずに切符をスキャンだけでした。
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車窓からの風景。
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1時間くらいでマルセイユSaint Charles に到着。定刻通りで、遅延した時間を取り戻したアナウンスがありました。
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到着したホームが最も右端で、直ぐバスターミナルに接続しています。掲示板に行き先、バス番号と乗り場が出ています。エクス行きのL50番が直ぐ近くにありました。5分10分間隔で本数が多い。
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乗車して運転手から切符購入。7ユーロ。座席横充電できます。
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約30分でエクスバスターミナルに到着。帰りをチェックしたらやはり10分間隔で本数の心配が不要。市内中心への出口を出て、左に曲がります。とても広い大通りです。
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大通りを直進して約5分、大きな噴水が見えました。エクス アン プロヴァンスの街はローマ時代から温泉で知られています。リラックスしたライフスタイ、旧市街と有名なミラボー通り、多くの噴水広場、17 世紀と 18 世紀の数多くの邸宅、それに画家セザンヌゆかりのスポットが観光ポイントです。
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ジェネラル ド ゴール広場(Place Général de Gaulle)に立つセザンヌの銅像。
「近代美術の父」と呼ばれる印象派巨匠ポール・セザンヌはここで生まれました。 -
ロトンド大噴水。1680年に建てられ、3体の像がそれぞれ司法、農業、芸術を表現しています。
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噴水広場にプチトランが止まっています。10分程で発車するので乗る事にしました。10ユーロ/45分。
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プチトランが廻る地図。
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音声ガイドあり。
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出発。ミラボー通り(Cours Mirabeau)。とても広い大通り。両側に市場が出たいて、その真ん中をプチトランが通ります。
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ヌフカノンの噴水(Fontains dès Neuf Canons).
ミラボー通りの真ん中あたりにあります。 -
セザンヌをはじめ、ゾラやピカソ、ピアフ、チャーチルも通った老舗カフェのレ ドゥ ギャルソン(Les Deux Garsons).
工事中でした。 -
プチトランが旧市街にスイスイ入ります。
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マザラン地区(Quartier Lazarin).
四頭のイルカの噴水(Fontaine Des Quartre-Dauphins) . 1667年に建設され、制作者がイルカを見たことないため、イルカの胴体に鱗をつけたそうです。 -
マザラン地区にあるセザンヌが通っていた高校。
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壁にある彫像。プチトランの音声ガイドで説明していたが、忘れました。
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市庁舎前の広場に花市が開催されています。
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大司教区宮殿博物館(タベストリー美術館)(Musée du Palais de l’Archeveche(Musée des Tapisseries)).
大聖堂に隣接しています。嘗ては歴代の大司教の館でした。 -
プチトランが旧市街を一周し、セザンヌの銅像前に戻って来ました。
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銅像後方にある観光案内所。セザンヌのアトリエが閉まっているそうです。
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今度は徒歩でもう一度旧市街へ。ミラボー通りの入り口。先程あった市場がもう終わってきれいに片付けられました。
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市場の一角に残っている石鹸屋。
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ゴーモンセンター。
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サン ソーヴール大聖堂(Cathedral St-Sauveur).5世紀程前に創建され、17世紀頃まで増改築された多様な建築模様を見られる教会。
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中に入って見ます。
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エクス旧市街博物館( Musée du Vieil Aix ).
17世紀に建てられた貴族の館でした。 -
市庁舎(Hôtel de Ville).。前の広場に先まで花市が開催されていたが、昼過ぎの今はおわっていました。
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市庁舎と天文時計台。17世紀半ば時期の建築。エクスのシンポル。
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時計台を潜り抜けます。
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数歩先に並んでいる列が、焼き立てマドレーヌ屋さんです。
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周りを一周して戻った時はもう行列になっていません。しかしチョコ味もなくなったで残念。一箱20個入りミックス味を買いました。フィナンシェみたいにしっとりしていて美味しい。
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街角にあるFontaine d’Argent.
17世紀に作られた二人の顔から出るユニークな噴水。 -
色こそ違うが、ゴッホのカフェとそっくりではありませんか。
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ビザの自動販売機。
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噴水が至る所にあります。旧市街にある小さな噴水、細い道を出ると、巨大なロトンド噴水が現れます。
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ここでエクス観光を終了。バスターミナルへ向かいます。
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バスターミナルでL50番、マルセイユ行きのバスが止まっています。急いで乗車。ほぼ満席。車内で切符購入、7ユーロ。
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30分程でマルセイユに到着。
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バスターミナルにつきました。
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駅を端から端まで通過します。
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マルセイユ サン シャル駅は高台に位置しています。1848年に開業した駅(Gare de Marseille Saint Charles)。ジョセフ=アントワーヌ・ブヴァール(Joseph-Antoine Bouvard)が設計を担当。長い階段がマルセイユ名物の一つになります。
高い階段を降りて、目の前の大通りを直進し、トラムの線路に着いたら右折し、直進すれば旧港に到着です。 -
旧港手前100メートルくらい、トラム線路横にあるホテルに入ります。ネットで調べて気に入っているが、実際に来て周辺の環境を確認してから泊まると考えています。大通りに面し、道路の向かい側はショッピングセンター、さらに進めば旧港という立地に満足しました。
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受付の男性がとても親切。チェックイン手続きが簡単でスムーズ。大聖堂へは旧港から60番バスで行けると教えてくれました。
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部屋は通りに面しています。
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湯沸かしやコーヒー紅茶があります。
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浴室の温度も快適でお湯も問題なし。
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16:30、ホテル真ん前の風景。右手はショッピングセンター。広場を直進し、左折して通りに出たら右折すれば旧港です。
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旧港手前の大通りカヌビエール通り(La Canebiere)。
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旧港がマルセイユ観光の中心地。マルセイユ市内で最も観光客が訪れる場所になっています。
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右側の教会前にあるバス停に60番のバスを待ちます。
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バスに乗ります。切符は車内で現金購入、2ユーロ。
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裁判所前を通過。
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約15分で山頂に到着。
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帰りのバス時間をチェック。
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15分間隔に出ています。
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Nôtre Dame de la Dards へ。子供の彫刻が静かにというジェスチャーです。
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1853~1864年に建設されたロマネスク・ビザンチン様式のカトリック教会。13世紀に建てられた礼拝堂が起源。
高さ41メートルの鐘楼が聳え立ち、眺め最高です。 -
中は金ピカ。船のモチーフの飾りがたくさんぶら下げています。
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海岸線が美しい。
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周辺がかなり広い。
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かもめがたくさんいて、頭上で回旋していました。
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約1時間見学、バスに乗って旧港に戻ります。車内運転手さんに切符を購入。2ユーロ。
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バスから覗く市街地。
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旧港に戻りました。北側を散歩します。
旧港は15~17世紀にはルイ12世、ルイ13世の命により埠頭が建設され、第二次世界大戦で廃墟になったが、戦後旧市街とともに再建されました。 -
夕日に輝く白いサン・フェレオル教会(Eglise Saint-Ferréol les Augustins)。
1447~1588年に建設されたカトリック(イエズス会)教会。美しいファサードは1870年代にネオクラシック様式で再建されたもの。テンプル騎士団が所有していた土地に建てられています。 -
市庁舎。1653~1673年に建設された建物。ドイツ占領下での破壊を免れ歴史的価値が高い。
その後ろの通りに入ってみたが、乱闘している数人がいて、倒れている人もいました。急いで港沿いの大通りに戻ります。 -
旧港北側の大通りを先に行く程人が少なく、カフェも閉まっているので、折り返そうとした所、フェリーが近くに来ています。対岸に行くらしい。ちょうどよかった。
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係から切符0.50ユーロを購入し、機械にタッチします。あっという間に対岸に着きました。面白い。
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南側から見た旧港。
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旧港南側道沿いの石鹸屋に入ります。閉店間際だが、親切にいろいろ説明してくれました。化学添加物が無く、緑色のはオリーブ油が入ってあり体に良いとか、白いのが皿洗いや洗濯全般に使えるとか。勧められた通りのと、息子が好きなチョコ色の石鹸を購入。
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18:30、通り沿いにある雰囲気が良さそうなビニールに覆われたレストランのテラス席に入ります。食事は19時からなので、先に飲み物でもとメニューを見ている時、隣の席の紳士がシガー吸っていて煙が強いため、退席しました。灰皿が置いてあるのでテラスは喫煙席ですね。
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旧港に面したこちらのレストラン。マルセイユ名物のブイヤベースを提供していると店頭のメニューを見て入ります。
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店内は観光客より地元客の方が多いようです。
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わたしはブイヤーベースを注文。それなりに美味しい。息子が自信満々にタルタルを注文したが、全く生の牛肉のままだと知らなかったそうで、結局20ユーロを払ってポテトばかり食べる事になります。
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レシート。食事終わった頃は8時半、暗くなっています。写真を撮らず携帯を仕舞って早足でホテルに戻ります。
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今日一日バスに乗った切符です。
明日はフランスを代表する文豪、アレクサンドル・デュマの名作「モンテ・クリスト伯」の主人公が閉じこめられたシャトーディフ(イフの城)を見学予定です。
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