2023/01/15 - 2023/01/16
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この旅行記のスケジュール
2023/01/15
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電車での移動
15日 新横浜 -のぞみー 名古屋 ーバスー 岐阜 長良川温泉
2023/01/16
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電車での移動
岐阜駅 - 美濃太田 - 可児 新可児 -明智 - 新可児 - 犬山 -金山 -蒲郡 - 西浦
2023/01/17
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電車での移動
西浦 - 蒲郡 - 豊橋 - 新横浜
この旅行記スケジュールを元に
曾祖父ーひいおじいさんは人格者で地域に尽くした人だったらしい。
父が書き残した手紙の資料をもとにひいおじいさんの石碑を訪ねました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線 JR特急 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
15年ほど前に父が親戚に送った手紙。
なにやら父の祖父が地域に貢献した人で
彼の功績を称えた石碑があると紹介している。
石碑のある場所は名鉄広見線明智駅近くの天神神社(可児市平貝戸)
ということでひいおじいさんの石碑を訪ねる旅を計画して行ってきました。 -
石碑があるのは岐阜県明智駅
せっかく岐阜まで行くので
岐阜と名古屋の温泉宿に泊まる二泊三日の旅を計画しました。
新横浜からスタートし1泊目は岐阜の長良川温泉
翌2日目はひいおじいさんの石碑を訪ねたあと
犬山城によって名古屋の西浦温泉に宿泊
3日目に西浦から新横浜へ戻る というプランを立てました。 -
初日、新横浜から新幹線のぞみで名古屋まで。
名古屋駅からは長良川温泉宿泊者限定ワンコイン直行バスを利用して
長良川温泉まで80分ほど。 -
本日宿泊する長良川温泉 十八楼
十八楼は、岐阜を代表する老舗旅館。万延元年創業。
館内から長良川鵜飼船着場への専用通路がある。
屋号は松尾芭蕉の名文「十八楼の記」に由来。
byWiki -
宿から岐阜城へのロープウェイ乗り場へ
ロープウェイで一気に山の上まで行き
そこから徒歩で岐阜城へ登ってみました。 -
お城の上からのながめ
曇りなのが残念 -
岐阜城を下りて川原町の通りを散策
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古い町並みが残っています。
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宿にもどって温泉へ
十八楼のお風呂
(写真は拝借しました)長良川温泉 十八楼 宿・ホテル
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大浴場二つは朝と夜で女湯男湯が交換されるので
どちらも入ることができました◎長良川温泉 十八楼 宿・ホテル
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長良川をながめながら
お風呂上りの一杯
しみわたります -
お夕飯は通りをはさんだ向かいの別棟で
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ちょっとづついろいろ味わえる会席コース
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和洋、土地のものを取り入れたお料理
大満足、ごちそうさまでした。 -
翌朝はバイキングです。
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二日目は旅の最大目的地
ひいおじいさんの石碑を訪ねます。
まずは岐阜駅へ
そこから美濃太田、可児を経由して名鉄 明智駅まで行きます。 -
可児駅 ”かに”と読むことにここで気が付きました!
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明智駅到着
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天神神社がみえてきました
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線路沿いにあるのでわかりやすかったです
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神社はひっそりとしたたたずまい
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石碑発見!
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これ! これです!
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佐藤君俊民造 読めます!
ひいおじいさんはじめまして~
◆◆◆◆◆◆
碑文 佐藤君俊民造墓表
明治9年1876年10月25日生まれ 昭和2年1927年1月7日死亡52歳 佐藤三郎の長男・・・・・・(石碑に刻まれている文は漢文でギブアップ ざっくりした内容は 佐藤君は良い人で地域のために尽力したという内容です)
昭和三年四月岐阜県知事によって建立
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ -
ひいおじいさんは
私の父の母の父です。 -
資料から曾祖父についてご紹介
曾祖父:佐藤俊民造
名前が長いので民造さんとします。
この資料は昭和初期(6-7年頃)に発行された地方史の本なのでしょうか?(何の本なのか抜粋部分のコピーしかないので不明)
曾祖父の事が書かれている章があります。
タイトル:朽ちぬ功績
以下その章を要約しました。
◆功績エピソード◆ その1 青年会
時はさかのぼって明治37年(1904年)。
この年はまだ賭け事・博打(ばくち)が新刑法で処罰される三年前。
あちこちで博打が盛んにおこなわれていた。
博打で負けが続き田畑・屋敷を手放す破目になった人もたくさんいた。
そのような博打で身を亡ぼす人々を知るたびに曾祖父-民造は「このまま見捨ててはおけぬ、どうにか心を入れ替えさせるてだてはないだろうか」と頭を悩ましていた。
民造は幾度となく村人を集めて博打をやめるよう忠告したが、博打をやめさせることは難しく、日々だれかが博打で破産したという話を耳にしてじっとしていることができなかった。
そして民造は青年会を発足した。
民造はこの青年会に村の若者からお年寄りまでを入会させた。
規約に「今後博打をしたものは村人と認めず除外者とする」と定めた。そのかいあって博打はぱったりと止み、加えて強い共同意識が村人に芽生えた。
◆功績エピソード◆ その2 栄吉さんを助ける
栄吉さんの家は不幸が続いていた。栄吉さんの父親が博打で大負けし先祖代々受け継いだ田畑を売ったあげく病で亡くなった。
栄吉さんは土地を借り小作人としてなんとかやり過ごしていた。しかしそのわずかな小作も不作にみまわれ妻が病気になった。栄吉さんは金目の家財をすべて売りはらい、なお苦しい日が続いた。
「困った、金がほしい。金さえあればどんな仕事もできるのに」栄吉さんは思いつめた。いっそのこと死のうと幾度となく思ったが、我が子のことを思いとどまった。
年の瀬のある日、栄吉さんは曾祖父-民造の戸をたたいた。
「栄吉です、お願いにまいりました」
曾祖父は栄吉さんを家の中に招いた。
「申しにくい話ですが、家が不幸続きで明日からの生活にさえも困っています。先立つお金がなくては何もできません。あなたにおすがりするよりほかに道がないとお邪魔しました。」と涙ながらに語った。
「お気の毒です、同じ村に住む同士。縁も深い。商売の資金をお貸しします。期限はどうでもいい、儲かったら返金してください。どんな商売をはじますか?」と相談にのった。
数日後の夕方、駅前に新しい人力車がいた。
新しい法被姿の車夫が車を片付けている。その車夫こそ栄吉さんだった。
栄吉さんは曾祖父の助けによって人力車を買い車夫になった。
栄吉さんの未来に希望の光がみちた。
◆功績エピソード◆その3 納税の大切さを説く
「あなたの家はまだ税金を納めてないようです。明日が期限なので忘れないで納めてください」曾祖父は納税の期限が近付くと未納の家を一軒一軒訪問した。
ある家を訪ねた時のこと、「長雨で仕事ができずお金の都合が悪く困っています。雨が止めば仕事もありお金も入るのですが・・・」
この家は屋根葺が家業で雨が続いて仕事ができなかった。
曾祖父は事情に納得し「私がたてかえて納めておきます。お金ができたらもってきてください。」と言ってその家をあとにした。
困っている家には自らお金を貸してでも税は期限までに納め、納税の大切さを村人に植え付けた。
彼は弱い人に対して思慮深く情があった。
このような功績にたいして記念碑が平貝戸区の道の傍らに建てられた。
以上が資料の内容です。
なんとも民造ひいおじいさんは立派な人でした。
なんともびっくりです。 -
名鉄広見線
石碑をあとにもどります。 -
せっかくなので犬山城へ寄ることにしました。
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どーーん、犬山城です。
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上からの眺め
犬山城を後にして
犬山駅から西浦温泉へ -
名古屋の海側 西浦に到着
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今晩のお宿 西浦温泉 銀波荘
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花車
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お部屋から海を見渡すことができます。
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夕暮れ
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目の前に砂浜もあります
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お風呂から海がどーーんとみえます。
(写真は宣伝の写真を拝借)西浦温泉 旬景浪漫 銀波荘 宿・ホテル
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美しい生け花たち
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お夕飯のメニュー
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いろいろな趣向のお料理
ごちそうさまでした。 -
まだまだコロナの影響か?
お客さんは少なめ -
朝、砂浜を歩きました
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だれもいない砂浜
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西浦温泉、半分の宿は営業してない様子でした。
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朝の空気がすがすがしいです。
曾祖父民造さんのおかげでよい旅ができました。
ひいおじいさんに感謝です。
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