下北半島を訪ねて　3日間　No3

2023/03/05 - 2023/03/07

旅は3日目、期待していた「八甲田樹氷見学」が強風のため、ロープウェイが運休となり、見学は中止となりました。代わって訪れた所は、青森市文化観光交流施設「ねぶたの家　ワ・ラッセ」でした。

エリア 青森

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

早朝「まかど観光ホテル」の周りを散策してみました。

青森県北上群野辺地町にあるホテルでしたが、まだまだ雪深い中にありました。

期待していた「八甲田樹氷見学」が強風のため中止になり残念でした。（写真は当旅行社が掲出していた、樹氷観光写真です）

樹氷見学に代わって青森市の「ねぶたの家　ワ・ラッセ」に向かいました。途中の車窓風景です。

「ねぶたの家　ワ・ラッセ」にやって来ました。
ここは、ねぶた祭の歴史や魅力を紹介し、ねぶたの全てを体感できる施設です。

施設内には、青森市のねぶた祭に出陣した大型ねぶたが展示されていました。
8月2日～7日に開催される「ねぶた祭」には毎年300万人以上の観光客が訪れるそうです。また青森市以外でも40以上の地域でねぶた祭が行われるそうです。

イベント広場では、ねぶた囃子が実演され、ねぶた踊りも披露してくれました。
また、タッチねぶたも展示されており、さわる事の出来るねぶたもありました。この他、ねぶたの構造や、制作技術も確認できるコーナーもありました。

コロナの影響で2年間中止されたそうですが、昨年は3年ぶりに開催され、その時の最優秀賞に輝いたねぶた作品です。

山車を引く人、囃子を奏でる人、踊る人、総勢200人位の人が1つのねぶたを囲んで街を練り歩く姿は圧巻だそうです。

施設の周りは綺麗な遊歩道が整備されており、景観も素晴らしいものでした。
今はなき青函連絡船の発着場です。

昔、青函連絡船を利用して、北海道へ渡ったことを懐かしく思い出しながらの散策となりました。当時は4時間かけての船旅でした。下北半島を眺めながら、陸奥湾を北上したことと比べ、今は青函トンネルの開通で25分だそうです。海外旅行も含めてですが、旅行での「高速道路」「高速列車」は何とも味気ないものになったものとつくずく思います。

全ての行程を終え、三沢空港に向かいますが、その時の車窓風景です。
今年の下北半島は例年になく雪が少なかったそうです。

こうした長い雪との生活を終え、夏には冬に溜めたエネルギーを思いっ切り爆発させる「夏祭り」の心が良く分かります。

3日間の旅で、八甲田の樹氷が見れなかったことは残念でしたが、代わって訪れた「ねぶた祭り」の資料館には圧倒されました。多くの踊り子達が笛や太鼓、お囃子に合わせて踊る姿は豪華そのものだそうで、一度訪れて観たい思いにさせられました。