2022/05/19 - 2022/05/20
56位(同エリア76件中)
akricaさん
- akricaさんTOP
- 旅行記171冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 371,737アクセス
- フォロワー39人
不精のため昨年(2022年)一年分の旅行記をアップできず溜めてしまっています。記憶が完全に消えてしまう前に、コメント多少端折ってでも少しずつアップしようと思います。
GWも過ぎた5月下旬、箱根に一泊旅行しました。
ここ数年、ちょくちょく箱根に来るようになりました。湘南からは一泊程度ゆっくりするのにちょうどいいんですね。
今回は7年ぶりに入場再開された大涌谷自然研究路を歩き、老舗旅館の温泉を楽しみました。旅館の敷地内の渓流で、できれば蛍を見たいと思っていたのですが、やはり時期的に早すぎたようです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
箱根ロープウェイ、早雲山駅です。
西湘バイパスが一部工事中で、途中から小田原厚木道路に入り小田原経由で登ってきました。
駐車場に車を止め、ロープウェイで大涌谷に向かいます。平日で空いており、大きなゴンドラには私たちの他にもう一組の夫婦だけ。
駅もゴンドラも新しくぴかぴかですね。早雲山駅 駅
-
出発です。天気いいですね。
箱根ロープウェイ 乗り物
-
新緑の斜面をずっと登っていきます。
-
斜面のピークを越えると風景が一変します。
かつて地獄谷と呼ばれた迫力の景色が眼前に現れます。 -
すごい!異星の風景のようです。
-
すれ違います。
-
スマホで撮影する妻。
大涌谷 自然・景勝地
-
これはもう火星基地ですね。
-
ロープウェイは芦ノ湖畔の桃源台駅まで延びていますが、私たちは谷を超えた大涌谷駅で降ります。
駅を出たところから撮ったパノラマ。 -
大涌谷自然研究路の「引率入場」を事前にオンライン予約してあるのですが、大涌谷くろたまご館1Fのインフォメーションセンターで開始前の受付をする必要があります。
受付を済ませた後、集合まで時間がありお腹も少し空いていたので、くろたまご館の涌わくキッチンカフェで「黒カレーパン」を食べました。大涌谷 駅食堂 グルメ・レストラン
-
大涌谷自然研究路「引率入場」の入り口ゲートです。向こうに見えるのは冠ヶ岳。
火山活動のため2015年5月から立入禁止になっていた散策路が今年(2022)3月28日から事前予約制の引率入場に限り再開されたばかりなので早速来てみることにしたのです。大涌谷自然研究路 自然・景勝地
-
集合場所の延命地蔵尊の前。
私たちの参加したのは一日に4回催されるうちの3回目、13:00の回で1回30名まで。私たち以外、参加者みんな若いです。事前予約は必須で、当日来ても空きはないでしょうね。実際この日も予約なしで来てチケット取れず、スタッフに説明受けている人たちを見かけました。大涌谷延命地蔵尊 寺・神社・教会
-
ゲートが開き、出発です。
数名の監視員・引率スタッフによる案内とレクチャーを受けながらルートを進みます。
冠ヶ岳の手前あちこちから噴煙が上がっています。大涌谷自然研究路 自然・景勝地
-
約40分のルート上に7ヶ所の避難用シェルターが新たに整備されています。その2号シェルター2階の展望台にて。
富士山を前にして、周囲の景色と地質学的な話を聞いたのだったかな。優しい感じのおじさんで、とてもわかりやすかったな。 -
3号シェルターの傍を過ぎ、さらに登り進みます。
-
到達点、たまご蒸し場や展望台のあたりです。
-
ここが目的地と言ってもいいでしょう。
-
スタッフにカメラを預け、噴煙地を背景に記念撮影する二人。
大涌谷自然研究路 自然・景勝地
-
すぐ上の展望台からたまご蒸し場と玉子茶屋を見下ろします。
大涌谷観光センター 玉子茶屋 専門店
-
蒸し場では名物「黒たまご」を茹でていました。
湯が濁っていて見えませんが、深さ40cmはありそうな金網の籠に卵がぎっしり。 -
ぐるっと回って大涌谷へ帰る道。
-
硫黄成分の付着した石がころがっています。
-
温泉が流れる小川。
-
大涌谷周辺の植生についても説明がありました。
噴火や台風の影響で景色も変化があったようです。以前はもっと緑が豊富だったんだと思います。 -
茹でた「黒たまご」を下の売り場へ運ぶリフト。
-
引率入場は予定の40分を少しだけオーバーしたでしょうか。
その後は再びゴンドラに乗り早雲山駅へ戻ります。
何度でもみたい景色です。箱根ロープウェイ 乗り物
-
圧巻の風景ふたたび!
ロープウェイに乗らなければ見れない景色、ぜったいオススメです! -
黄色く染まった谷底。
-
下まで降りて行ってみたいものです。
-
峰を越えると鮮やかな緑の風景。
-
眼下の新緑。
-
すれ違ったゴンドラに乗る子供たち。
箱根ロープウェイ 乗り物
-
早雲山駅を降り宿に向かうことにします。
駐車場の前に立つ「若い娘」。圓鍔元規:作早雲山駅 駅
-
今夜のお宿は早雲山駅からは箱根湯本駅の少し手前、塔之沢温泉「鶴井の宿 紫雲荘」。
大倉財閥の創立者、鹿鳴館や帝国ホテル、帝国劇場などを設立した大倉喜八郎男爵の別邸跡に建てられた老舗旅館です。箱根温泉 鶴井の宿 紫雲荘 宿・ホテル
-
私たちの部屋は一番ベーシックな川側Aタイプ。
建物は少々古く、昭和の風情漂う老舗らしい旅館です。
部屋もきれいに維持され、広さも私たちには十分すぎるほど。 -
目の前は早川の渓流。
最上階、5階角部屋からの素晴らしい景色。 -
まずは大浴場へ。
私たちが明るいうちから入浴って珍しい。
自家源泉1日約70トン湧出の豊富な湯量、弱アルカリ性の単純温泉。 -
外は早川。
-
湯船の脇から外に出ると早川沿いの露天風呂。
独り占めで最高に気持ちよかったです。 -
湯上がりのサービス、地ビールを竹をカットしたカップで。
ロビー正面の渓流テラスでいただきました。う~ん、最高! -
いいですね~♪
-
浴衣姿で渓流沿いを歩いてみました。
-
少し先の吊り橋(鶴翁橋)を渡ってみました。
この橋を含めこの辺り一帯、山も紫雲荘の所有地なんだそうです。すごいですね。
この辺りでは例年5月末~6月下旬にかけてが源氏蛍、7月初旬~中旬にかけてが平家蛍が見られるということで、少しだけ期待していたのですが、やはりまだ早過ぎたようです。 -
振り返ると「紫雲荘」。
箱根温泉 鶴井の宿 紫雲荘 宿・ホテル
-
橋を渡りきったところにある貸切露天風呂「観山の湯」。
こちらは別料金(1組:¥3,000)になります。私たちは利用しませんでしたが、相当よさそうでした。 -
夕食はひさびさの部屋食。
これは最初のセット、ご馳走ですね。 -
順に出された「鰆柚庵焼き」、「更科十割蕎麦」など。
このあとご飯、汁物、フルーツなども。
おいしかった~♪ -
食後はチェックイン時に予約しておいた貸切家族風呂「男爵風呂」へ。
こちらは無料です。
木の温もりが感じられる古代檜を使った2つの湯船が。 -
風情ありすぎ。
-
いい音が響きます。
-
おはようございます。
翌朝、窓から見える早川の景色。今日もいい天気。 -
私たちの部屋は角部屋なので見ることのできる隣の風景は「塔ノ沢一の湯」本館です。
ここもかなりの老舗旅館で、建設は1630年なんだそうです。 -
屋根が渋かっこいい。
最上階はおしゃれなレストランのように見えました。ここいいかもしれない。 -
部屋の窓とは反対側、廊下側の窓から見えるのは「環翠楼」。
ここは更に老舗で慶長19年(1614)に湯治場として開湯したんだそうです。創業400年!すごい格調高さを感じます。登録有形文化財とか、敷地も広大です。
ここ泊まってみたいな。
早川はこの辺りでくねくねS字に曲がっていて、反対側のこの旅館も渓流沿いなんですよね。 -
さて朝食です。
渓流沿いテラスでの朝食に無料アップグレード!事前予約をしておきました。
4月上旬~10月初旬期間限定です。 -
最高ですね。
一日2組限定ですが、この日は私たちだけでした。 -
とてもおいしかった。
献立は部屋食と変わりないのですが、より美味しく感じたことでしょう。 -
正面の景色。
-
下流側。
-
紫雲荘をチェックアウトし、訪れたのは同じ塔ノ沢の『阿弥陀寺』。
旅館の部屋にあった周辺観光ファイルに「あじさい寺」として紹介されていたのを見て来ました。
紫雲荘からは箱根湯本方面に少し降りてから細い山道に入り、くねくねとした道を車でしばらく登っていきます。徒歩ではかなり歩きそうですね。
駐車場に停めてから、参道を歩いていきます。 -
本堂が見えてきました。
参道の両側にはたくさんの味のある羅漢像が見られました。 -
相当歴史がありそうな。
写真撮りませんでしたが、本堂入り口に念仏のための数珠車『百万遍転法輪』(箱根町指定・重文)があるんですよね。阿弥陀寺 寺・神社・教会
-
上がらせていただきました。
-
「琵琶・演奏と法話」が毎日催されているのを訪れるまで知らなかったのですが、住職に誘われ、せっかくなので鑑賞させていただきました。めったに聴けるものではないですもんね。
私たち含め10人程度の聴衆を相手にユーモアたっぷりのトーク交え、見事な歌声と演奏。二人で3,000円でした。
住職の水野氏ですが、朽ちかけていた寺を一人で再興したすごいお方です。
若くして入山後、寺を修復し車の通ることのできる山道を整備し、琵琶を始めてコンクールで日本一になり、有名なあじさい寺とした後は椿プロジェクトで注目を集めつつあるんです。 -
皇女和宮様のブロンズ像。
尊皇攘夷を訴える志士が立ち上がり内戦勃発の危機迫る幕末の日本、公武合体のシンボルとして時の将軍、徳川家茂に嫁いだ皇女和宮様。晩年、箱根塔ノ沢にて静養中に薨去。最近文庫本にもなっているみたいです。
ブロンズ像が阿弥陀寺に寄贈された経緯など、興味深い話が聞かれましたので関心のある方は訪れてみてはどうでしょうか。 -
皇女和宮様の像は本堂の脇の葵の御堂に祀られています。
-
庭には椿も紫陽花も咲いていませんでしたが、こんなきれいな花が。
-
お地蔵さんを見ながら駐車場に戻ります。
-
いいところですね。
-
かわいいですね。
-
「椿 Project」
寄付として、奉納により植えられた椿の苗木には自分の名前を付けることができます。 -
長い石段を降りて駐車場に向かいます。
-
真新しい前掛け。
-
まもなく駐車場です。
-
駐車場脇に咲く花。
次は「千条の滝」に向かいます。 -
「千条の滝」(ちすじのたき)の少し手前から。
ここ、少し前にも来ようとしたのですが道を少し間違えて辿り着けなかった。
小涌谷駅の脇の林の中を入って行ったところにあるのですが、ちょっとわかりにくい所で…。そのときは時間がなくて諦めたので今回はよく調べてきました。
途中で車を停め遊歩道を歩いて来ました。千条の滝 自然・景勝地
-
見えてきました。
-
ここですね。今回は無事たどり着けました。
-
幾筋もの小さな滝が続いています。
千条の滝 自然・景勝地
-
繊細な水の流れと苔むした岩肌。
-
高さ3m、幅25mほどの小さな滝ですが。
-
ここから更にハイキングコースが続いているのですが、私たちは滝までにしてしばらく過ごしたあと引き返しました。
-
マイナスイオンたっぷり、いいところでした。
さあ、お腹空きました、遅めの昼食をとることにしましょう。 -
仙石原の「ソロ ピッザ タロウズ 箱根店」にやって来ました。
店名通りピザのお店です。
坂道を山の方に向かってちょっと奥まで入って行った、静かで緑豊かなところにありました。ソロ ピッザ タロウズ 箱根店 グルメ・レストラン
-
ラストオーダーに近い時間でしたので空いていました。
敷地の駐車場に停め、店内に入ります。とても素敵な内装でした。 -
窓の外はきれいな緑。
スタッフは皆若めでややドライな印象でしたが対応は適切だったと思います。 -
間もなくラストオーダーということもあって、スタッフの方にお薦めを訊いて2種類のピザと飲み物をオーダーしました。
これはマルゲリータですね、思ったよりもずっとボリュームがありました。ピザを1種類と、何かさっぱりした軽いものを一品合わせた方がよかったかもしれません。 -
もう一種類はたしかアッチューガ(アンチョビ)だったと思います。
評判のよいお店でピザは私は美味しくいただけ、お腹いっぱいになりましたが、妻の口には少し合わなかったようです。(かなり塩っぱかったとのこと)
落ち着いた雰囲気の良いお店でした。
食後帰路につきました。最近は無理せず早めに切り上げる傾向。
天気にも恵まれ、いい旅になりました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
塔ノ沢温泉(神奈川) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
88