北八ヶ岳ロープウェイから渋の湯へ

2023/03/03 - 2023/03/04

前年12月に参加した雪山登山入門ツアーの経験と知識を参考に、逆行程で雪山単独行。
初日は、北八ヶ岳RW山頂駅→縞枯山→茶臼山→麦草峠→白駒池。
活動時間3H42M(休憩25M)、距離6.4k、上り327m下り447m、消費カロリー868kcal。
二日目は、白駒池→高見石→賽の河原→渋の湯→渋の湯臨時バス停。
活動時間2H13M(休憩19M)、距離4.9k、上167m下り526m、消費カロリー534kcal。

エリア 茅野(長野)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩

茅野までは、高尾6:15発松本行の普通列車利用。18きっぷ利用者にうれしい長距離列車です。あずさ1号よりも早く茅野に到着。北八ヶ岳RW行きのバス停に一番乗り。その後、あずさ1号利用者が並び始めて約30名弱。朝9時にバス案内所が開き乗車券(片道1千5百円)を購入。9:20発のバスは全員着席の空席なし。ちなみに、乗車券は案内所、バス車内とも現金のみ。いまどき、、、。

北八ヶ岳RWバス停には10分ほど早着。週末は券売所で行列、改札前で行列の動画サイトを見たので、バスも一番で降りて難なく乗車券(片道1千2百円、スイカ対応)購入。改札前は行列でしたが、次発便に乗れました。並んでいる最中にトイレは山麓駅での案内文。気になりながらも今、列を離れるわけには、、、。

ロープウェイでは、乗務員の恐れ入りますがもう1歩ずつ中へお詰めくださいのアナウンス。通勤列車並みの混雑。山頂駅内にベンチがあり、雨衣ズボン、ゲーターなどの準備をしました。その間に山頂駅は非常用というトイレに向かう人を何人も見かけ、私も利用しました。

雪山の準備が終わって、早めに昼食にしました。

11:05、山頂駅前広場のキツツキ。ひもを引っ張るとくちばしが動くので有名なようですが、壊れそうなので見るだけにしました。6本爪クランポン装着し、軽く体操して、出発。

天気が悪ければ、縞枯山に登らずに五辻経由と考えていた分岐。このまままっすぐに雨池峠方面へ。

縞枯山荘前で、小休止。

右奥からやって来て、ここで右折して縞枯山へ。今までのなだらかな道から登りが始まります。縞枯山荘前で追抜かれた3人組が先行して、ステップ(階段状の雪面)を切ってくれました。

11:29、縞枯山山頂着。この少し手前で下山者から「こんにちは。山頂はもうすぐですよ」と声掛けされ「ありがとう」と返事をしながら、心の中では「あ～あっ、スノーシューでステップが潰れちゃった」と。

山頂から展望台へ向かう途中で、南八ヶ岳の、右に阿弥陀岳、左に赤岳、そのさらに左になだらかな山頂の硫黄岳。手前に双耳峰の天狗岳。

12:19、縞枯山の展望台着。

浅間山

白く輝く穂高連峰。

縞枯山と茶臼山の鞍部。五辻から迂回するとここで合流。

縞枯れ現象の立ち枯れた木々。

13:04、茶臼山の展望台。12月には触れるとサクサク崩れそうだった海老の尻尾が分厚くなっていました。

蓼科山

13:30、中小場。振り返って、左に茶臼山、右奥に縞枯山。

進む先には、天狗岳が近くに見えるようになりました。

13:56、麦草峠の国道。ツアーでは国道経由で白駒池から来ました。

今回は、麦草ヒュッテを右に見ながら遊歩道経由で白駒池へ。

一面雪面だらけで、どちらへ行けばと思いましたが、、、。

踏み跡に沿って左手の林の中へ。

雪に覆われた木道を踏み外すと、深く踏み抜く可能性があるそうですが、無事に通過。

夏場はどんな景色になるのかなと思いつつ、小休止。

ふたたび、林の中へ。

14:37、この日の目的地までもう少し。

一足早く団体さんが到着して玄関が混雑。少し待って山荘内へ。チェックインを済ませて、早速、浴槽で冷えで固まった体をほぐしました。

午後6時に夕食。

2日目もいい天気の予感。

午前6時半に朝食。

12月は足元が沈みそうだった池も、厚く雪が降り積りどこでも歩けそう。
午前8時、軽く体操して、下山へ。

8:43、高見石小屋前で小休止。高見石の展望台には行かず。

8:46、渋の湯への分岐。

渋の湯分岐から賽の河原までは、林の中の気持ちよい緩やかな下り。

9:03、賽の河原。遠くには右に御岳山、左に木曽/西駒ケ岳など。

賽の河原のお地蔵さま。

9:43、左奥から来て黒百合平・天狗岳との分岐。渋の湯はもうすぐ。

奥蓼科登山口に、無事下山。

9:54、渋の湯バス停まで、路線バスは来ません。近くの公衆便所に寄って、臨時バス停までてくてく。

10:10、臨時停留所着。途中で茅野駅から乗ってきた乗客約30名くらいとすれ違い。折り返し茅野駅行には私を含めて乗客二人。定時は10:30発なのに、約6分ほど遅れて出発。臨時停留所を知らない客がいたらと、待ったのか?そのせいで、茅野駅着が5分遅延。

茅野駅から乗った高尾行の各駅停車は6両編成、4人掛けクロスシート。途中の上野原駅まで、一人独占状態でした。車窓の風景は、梅が満開、もう春でした。