ロンドンひとり旅2023冬⑤ ティールーム、SIN経由で帰国

2023/01/30 - 2023/02/01

疫病が流行り出してから初めての渡航。
夢にまで見たロンドンへ約4年ぶりにうかがいました。

エリア ロンドン(イギリス)

ロンドン最終日。夜22時のフライトまで楽しみます。

ホテルをチェックアウトして荷物を預かってもらい、街に出ました。

今日は珍しく晴天（＾_＾）

朝（と言っても10時くらいですが）はこのあたりも気持ち人が少なめ

ピカデリー サーカス 広場・公園

これから、何年か前に訪れたとき予約でいっぱいで入れなかったティーアンドタトルというティールームへリベンジしに行きます。
本当は今回、予約しようと前々日くらいに試みたのですが、電話でしか予約を受け付けていないようで諦めたんですよね。
一か八かで行ってみようと思います。

大英博物館のほうへ歩いていきます。

1月なので空気は冷たいですがあまり気になりません。
この頃日本は大寒波に襲われていましたので、日本の寒さに比べたら全然ましでした。

このロンドンなのかチャイナなのかよく分からない混沌とした感じ好き。

着きました。
が、Fully booked…！
想定内といえば想定内。
しかし、「Please try later or come another time」と書いてあるので、ひょっとしたら今日中いける？
できれば諦めたくない！
と思い、店に入り「すみません予約できますか？」と聞くと、
店主的な男の人は「1人？」と確認したあとその場で女の店員さんと打ち合わせし始めました。

「今5分待ってくれたら席を準備できる、ただ1時間ほどで出てもらわないとだけど」とのことで
全然十分すぎる！！ので有り難く入店しました。
うれしい！

店内、なぜかちょっと日本風な壁でした。

目当てはやはりスコーンです。
お腹的にもクリームティーで十分だったので、スコーンとセイロンティーをオーダー。
ジャムを3種類から選べたのですが、ひとつに絞れなかったので2種類選ばせていただきました。
また、ジャムとクリームは別添えか、スコーンにのせた状態での提供がいいか選ばせてくれました。

私は別添えでお願いしました。
クロテッドクリームとジャムの量、惜しみない！
スコーンは手作り感のある味でふんわり美味しかったです。
幸せ。。クリームティーは人を幸せにする。
のせた状態のほうが写真映えするかもしれませんが、別添えはスコーンそのものをより味わえてよかったです。

ジャムはストロベリー&ブラックペッパーと、ラズベリー&バニラ。
ラズベリー&バニラが絶品だったので、帰りに購入しました。

お会計のときにキャンディーくれました。
ニコニコ元気な店員さんで、全体的に気持ちいいお店でした。

ティー アンド タトル カフェ

コヴェントガーデン駅まで歩き、アールズコートへ戻ろうと思います。

コヴェント ガーデン 広場・公園

コヴェントガーデン駅、はじめて来ましたが素敵な雰囲気。
次回来たらこの周辺も散策してみたいな

チューブ感強めの駅構内

アールズコートに戻り、駅前のプレタマンジェへ。
念願の（？）初プレタマンジェ！
チキンのサンドをいただきました。
ナチュラルな味だけど薄味というわけではなく、ブラックペッパーがわりと効いていてとっても美味しい。
全粒粉？のパンもふかふか。
こんなクオリティの高いサンドイッチがチェーン店で食べられるなんてイギリス国民羨ましすぎる。

お水とサンドイッチで約900円でした。
結構いい値段ではあります。まぁ美味しいから仕方ない。

壁のポスター？が可愛かった。
こういうセンスが好きなんですよね…イギリス…

2日目にも行った大きなテスコでお土産などを買い、ホテルで荷物を引き取りパッキング。

なんだかんだもう16時前。
余裕を持って空港へ向かいましょうか。
空港でゆっくりしたいですし。

空港へ向かう地下鉄ではいつも泣きそうになります。
「Mind the gap～」このアナウンスもしばらく聞けなくなる…

ヒースローT2発のフライトですが、陰性証明の用紙をもらうべくまずはT3の検査場へ寄ります。
夕方に来るとピンクのライトアップが綺麗。

陰性証明は検査結果のメールを見せてIDを確認してもらうとすぐに発行してもらえました。

発行してもらってる最中に日本人の女の子が飛び込んできて、焦った様子で検査を受けたいと訴えていたのですが、受付のお姉さんは予約がないと今からは無理、いずれにせよ今日の出発までには結果出ないからフライトを変更する必要がある、という感じでキッパリ断っていました。
なんらかの事情で急に必要になったのでしょうか。
検査場を出るとその子が友達に慰められながらめっちゃ泣いてて、今の日本の水際対策はこういう悲劇を生むよなあ…と思いました

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

T2へ移動し、到着フロアにあるマークスアンドスペンサーで最後のお買い物。
ここですごく可愛いエコバッグに出会えて購入しました。
クリームティーの写真が載ったやつです。最高！

チェックインカウンターは結構混んでいました。
私の番が来て、パスポートを出し、目的地が日本と伝えるとカウンターのお姉さんがモニターを見ながら怪訝な顔。
「ワクチンパスポートある？」と聞かれたので、陰性証明を出し、「ワクチンパスポートは持ってないので代わりにこれが必要なんです」と説明。
お姉さん、困ったように「誰か日本の入国条件知ってる人いる？」
別のスタッフさんも「中国ならわかるけど」みたいな感じ

最終的に日本の入国条件を知ってるっぽい男のスタッフさんが出てきてくれたのですが、「『72時間以内の検査』？これって72時間以内？w」と戸惑っていらっしゃいました。
お姉さんと2人で計算してくださり、なんとかクリア。

そんな感じで無事にチェックイン。
カウンターのお姉さん、ここの席だと眠りやすいと思う、と座席提案してくれたり、スーツケースを計量する台にのせる時に重くて手間取っていたら「ちょっと待ってね、この男の人（先ほど出てきてくれたスタッフさん）力持ちだから持ち上げてもらうわw」と言ってくれたり、ノリ良くて親切でした。

保安検査も終えてひと休み。
先ほどマークスアンドスペンサーで買ったエビマヨサンドイッチ
エビがごろごろ入ってて美味しかったなあ
書いてて食べたくなります。

そういえばイギリスのサンドイッチ、大体クリームチーズ系などにはわざわざ「NO MAYO」とパッケージに書いてあったのですが
ベジタリアンとかアレルギーの人に向けての記載なのかな？
マヨネーズを期待して買う人に対する注意書きなのかと思った

無事帰国できるのは嬉しいけど、イギリスを去るのは寂しいです。
紛らわせるために飲酒

ターミナル2は初めて来た気がします。
広々としていて近未来的な印象。

そろそろ搭乗口付近まで移動します。
早めに移動しておかないと、予想以上に遠かったりするので（それでかなりギリギリになって焦ったことがある）

こんなふうに何分くらい歩きますって表記があるのは親切ですね。
Good byeが切ない（ ; ; ）

長いエスカレーター
空港という施設はなんて大規模なんでしょう

無事搭乗しました。復路もシンガポール経由です。

フライトは圧倒的に夜のほうが好きです。
機内の照明が柔らかくて落ち着くし

離陸した時に見える夜景がキラキラしてて素敵だし。

今回3列の席で埋まっていたのですが、隣のブルースウィリスみたいなおっちゃんとその横の青年が話し合って、青年が近くの空いてる席に移動。
そしておっちゃんが通路側の席へ移動し、真ん中に空間ができました。
「君も足を伸ばしたりトイレに行きやすくなる」
おっちゃん、神か。
おかげさまでとっても快適に過ごせました。
長距離線エコノミークラスはチームプレイです

機内食。売り切れでこれ一択でした。
鱈とポレンタ。
ポレンタって私も分からなかったんですけど、ググってください。

ひと眠りして、小腹がすいたのでサンドイッチを貰おうとしたら、もうすぐ2度目の機内食の時間だったからか売り切れたかで断られてしまい
隣のおっちゃんがスナック配られたときに貰ってとっておいてたパンをくれました。笑
その後CAさんも同じものを持ってきてくれたので、おっちゃんの手元にもちゃんと渡りました。
中にピリ辛の小魚みたいなのが入ってて美味しかったです。

ちなみに奥のキットカットも、私がトイレへ立った間にスナックが配られたので、おっちゃんが私の分に取っておいてくれてたものです。
至れり尽くせり…本当お世話になりました

二度目の機内食。
しいたけの入った麺でした

可愛いパッケージのヨーグルト

シンガポールが見えてきました。

18時頃、シンガポールに到着。
ブルースウィリスみたいなおっちゃんともバイバイ。
フィリピンへ行くと話していました。ハヴアナイストリップ。

6時間くらいのトランジットなのでシンガポールにも入国してみたかったのですが、日本に入国するためには最後に出国した場所での陰性証明が必要らしく、かなりややこしいことになります。
くそう…水際対策がなかったら入国したのに…
もっとも、ワクチンパスポートがあれば別ですが

シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港

大人しく空港内で過ごします。
チャンギ空港には鯉もいます。

特にお腹も空いていなかったので、なんとなくセブンイレブンでカフェラテを買ってみたりしました。
日本と同じような感じ。

シンガポール～関空は1番前の席で、隣も空いてたので広々でした。
窓際に座っていた欧州系のお姉さんは途中床で寝出したりして大分フリーダムだった。（さすがに注意されてました）

このフライトでも変な時間にお腹が空いて、夜中CAさんに「お菓子頂けますか」と日本語で言うと
シンガポール人？のCAさんで伝わらず、「おーかーし…イングリッシュ？」とすまなそうに言われて可愛かったです。
日本人かと思っちゃいました。

ワイヤレスイヤホンをしながらうとうとしていたら片耳がどこかに行ってしまい、CAさんも探そうとしてくれたのですが、まだ照明が落とされていたので明るくなってから探そうとなり、
のちに通路超えた隣の席の方の足元で発見したので伝えると「イェーイ！」って拍手してくれて可愛かった。
降りる時に窓際のお姉さんにも「イヤホン見つかった？」と言われました。お騒がせしました。

着陸前の朝食はオムレツとチキンパテ。

色々ありましたが無事日本に着きました。
関空に降り立ってから至る所で「ブルーの方は進んでください～」と言ったふうに誘導されます。
My SOSが青であることを確認して貰えばかなりスムーズにバゲージクレームへ進めました。
陰性証明書の提示を求められる場面もなかったです。


特にトラブルもなく楽しいロンドン旅でした。
コロナが流行り出した頃はヨーロッパなどでアジア人差別が酷くなるのでは…などと懸念しましたが
今回の旅行では全然嫌な思いをすることなく（もし差別があったとしても私は気付かなかった）、むしろ色んな人の優しさに触れることができて嬉しかったです。

やっぱり好きですロンドン。また近いうちに行けますように。

読んでくださりありがとうございました（＾_＾）