2023/02/10 - 2023/02/19
39位(同エリア74件中)
youさん
サウジアラビアは、2019年に観光ビザが解禁されましたが、その後のコロナ禍もあってこれまで行けていませんでした。この所コロナ禍も下火になりましたので、クラ〇〇ー主催の10日間ツアーを利用して行ってきました。
日本ではまだマスク着用が一般化していますが、往復の航空機やサウジアラビア国内では、マスクをしている人は見かけず、コロナ禍前の状態に戻った感じです。
サウジアラビアは、豊富な石油資源に基づく富裕国で、イスラームの聖地メッカ(モッカ)がある戒律の厳しいお国とのイメージを抱いていましたが、若い皇太子が打ち出した「ビジョン2030」に沿って、急速に発展・変化し近代国家に生まれ変わりそうな可能性を感じました。2030年後に是非とも再訪したいと思いました。
この旅行記は、リヤド近郊にあるエッジオブザ・ワールドとリヤドを掲載します。
表紙の写真は、エッジオブザ・ワールドの絶景
日程は下記。
2月10日 夕刻成田発→ドバイ経由→リヤド
2月11日 朝 リヤド着→リヤド観光→リヤド(泊)
2月12日 ■午前ディライーヤ→午後エッジオブザ・ワールド→リヤド(泊)
2月13日 ■リヤド観光→夕方 空路 ハイル(泊)
2月14日 ハイル地方の岩絵・ジュッバ遺跡観光→アルウラ(泊)
2月15日 午前中 マダイン・サーレハ観光→ルディナ(泊)
2月16日 メディナ観光→ジェッダ(泊)
2月17日 マッカ往復→ジェッダ観光→ジェッダ(泊)
2月18日 ジェッダ観光→夕方ジェッダ空港
2月19日 夕方 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
2月12日 13時30分 リヤド市内の中華レストランでランチをとった後、3台の4WDに分乗してエッジオブザ・ワールドに行きます。
youが乗る車のドライバーは、陽気なムハンマドさん。彼が所有するトヨタのまだ新しい4WDです。 -
リヤド市内を抜けると平坦な砂漠地帯ですが、砂山を削って造った直線道路を抜けて行きます。
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またナツメヤシの畑を抜けて行きます。
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砂漠の中に造られた信号のない片道2車線の舗装道路で、100Km以上のスピードで走っています。
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途中でトイレ休憩。
砂漠の中ですが、道路脇にドライバーらが祈るための小さなモスクが建っています。モスクには、お祈り前に身を清めるための手洗い場がありますので、そこのトイレを借用するのです。
このツアーでは、バス移動の途中でモスク付属のトイレをしばしば使わせていただきました。 -
どこからかラクダが集まってきました。飼っているのと野良ラクダとがいるそうです。
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アップダウンのある道路を砂埃を巻き上げて進みます。周囲は草木が見られない不毛地帯です。
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こちらも。
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だんだん凄い渓谷や窪地が見えてきました。
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こちらも。
涸れ川らしき溝がず~と奥まで続いています。これらの窪地や谷は、川が削って造られたものでしょう。 -
こちらも。
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こちらも。
崖の上に小さな小山も見えています。 -
16時ころ 目的地のエッジオブザ・ワールド。。。世界の果てに到着しました。
思えば遠くにきたものです。♪
日本から何日も経っていないのに凄いところに来てしも~たww。 -
イチオシ
世界の果て・・と言うだけあって凄い崖っぷちです。
崖の底には涸れ川が見えています。う~ん。。グランドキャニオン。。。みたい。。 -
夕日が沈む時間が17時45分とのことで、それまで付近を散策します。
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エッジオブザ・ワールドの風景、その1
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イチオシ
エッジオブザ・ワールドの風景、その2
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イチオシ
エッジオブザ・ワールドの風景、その3
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エッジオブザ・ワールドの風景、その4
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エッジオブザ・ワールドの風景、その5
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崖プチに沿った道を辿ってそろりそろりと進みます。
山側の削れた断面を見ると砂岩の堆積層で崩れ落ちそうな部分も見かけられます。 -
道は砂地なので滑りやすいので注意です。
左側の崖の深さは、200~300mはありそう。
これまでの人生。。何度も崖っぷちに立ってきましたので慣れているとは言え、ここは違います。スベリ落ちたら一巻の終わりww。 -
崖下に下ってきました。
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ず~と、世界の淵が続いています。壮大な風景に圧倒されます。
グランドキャニオンも凄いですけど、ここは対岸の崖が見えません。それだけ広大なんです。 -
イチオシ
半島の先の上・・人が立っています。あそこまで行こうかと更に前進します。
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イチオシ
まだまだ先はあるwww。
砂地で足元が不安定・・・無理はしない・・・がわが生活信条なので。。。半島の先行きは途中で断念します(小心者の言訳です)。 -
ここでしばしエッジオブザ・ワールドの風景を堪能します。
米国サウスカロライナから来たご夫妻、写真を撮りあい一期一会がありました(写真掲載お互いに了解済)。 -
イチオシ
背後に小山があるので崖側から這いつくばって登ってきました。崩れかけた崖の中に貝殻の化石が見つかりました。なのでここはず~と昔は海だった場所の様です。
写真は崖の斜面で這いつくばっていたため撮る余裕がありませんでした。残念。。。 -
小山の上から先ほどまでいた斜面方向を眺めています。
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夕陽がまもなく沈みそうです。窪みの奥は霞んでいて地平線に沈む夕陽は望めませんが、幻想的な時間が静かに流れて行きます。
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18時過ぎ 次第にあたりが暗くなりかけました。
何時までいても飽きない風景です。 -
真っ暗になる前にエッジオブザ・ワールドを離れます。
途中での危険地帯はドライバー仲間が誘導してくれます。タイヤが砂地にスタックしたり、車体の底を岩石に激突させたりして事故ることが度々あるとのこと。地の果てでは皆さん、助け合いの精神なんで~す。 -
何か所かある危険地帯を抜けて行きます。3台とも無事通過できるまで皆で見守ります。そして、最後の1台が無事通過したときは、全員で拍手喝采となりました。
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我が4WDのドライバー君、途中のモスクでお祈りがしたい。。。と言って小休止します。これまで安全運転で来てくれましたので快諾しましたが、お祈りの時間は30分以上に及びました。
ここまでは3台縦列で走ってきましたが、そこからは別々でリヤドに戻ります。 -
20時過ぎにホテルに戻りました。
リアド街中の歩道橋には、ご覧のようなダイナミックに変わる大きな液晶画面による表示板が設置されています。先進的な技術が取り入られているようですが、朝夕は交通渋滞が激しいようです。 -
2月13日 リヤドの朝、ホテルの部屋からの眺望です。今朝も正面に見えるミナレットからのアザーンで目が覚めました。
この日は、終日リヤド市内観光をして、夕方の飛行機で北のハイルに向かいます。 -
9時過ぎ リヤドにある国立博物館に来ました。
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入口にド~ンと置かれているのは巨大な隕石。砂漠に落ちたものでしょう。
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リヤド近郊の砂漠から発見された木の根っ子の化石。
20万年前のアラビア半島はこのような木が茂っていた証です(説明版 以下同じ)。石油も豊富に埋蔵されていますので、恐竜などの動物も生息していたのでしょう。 -
こちらは先代ゾウさんの骨格標本。
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紀元前4世紀ころに砂漠に設置されていた石碑群。
石碑にはそこに住んでいた人たちのシンボルや何かの記述が見られます。 -
ジュッパの岩絵。
この岩絵がある現地には翌日に訪れます。 -
鮮やかな色彩が残る壁画の一部(2~3世紀)。
2人のナバティア人らしき人物とブドウのような果実が描かれています。サウジアラビアの北部地方は、昔も今も様々な果実が栽培されているとのことです。 -
北部のアルウラで発見された紀元前1世紀の墓石。
アルウラも後日訪問します。 -
ウマイヤ朝時代に使われていたとされる天体観測用の器具。
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イスラーム信徒の聖地メッカ(モッカ)に建つカーバ神殿のあるモスクの模型図。
異教徒はこのモスクは勿論、メッカの街中にも入ることが許されていません。 -
こちらはそのモスクのカーバ神殿が映されているテレビ画面を撮影したもの。
宿泊しているホテルのロビーにあるテレビは、24時間このライブ映像を放映しています。 -
博物館の中庭。木々が植えられていて貴重な緑地帯になっています。
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博物館を訪れていたお嬢さん(両親の許可を得て撮影)。
着飾った帽子や洋服・・・どこのお国のお子さんも、お出かけ時はお洒落をするのですねぇ。カワイイ・・・ -
リヤドの旧市街地の中心にあるマスマク城に来ました。
中央に建つのはサウジアラビアの旗。 -
このお城は、イブン・サウード家が、1902年1月15日にそれまでここに居を構えていたアジュラーン総督を討ち取り、サウード家の支配の復活を宣言した場所です。 この戦いの勝利によって、イブン・サウードは王となり、現在のサウジアラビアを建国する始まりとなりました(説明版)。
写真は修復されて綺麗になった玄関入口ホール。 -
城への入口扉です。
椰子の木の幹とイグサで造られています。扉板に後に王となったイブン・サウードが城を攻撃した際に投げた槍の先端鉄片が残っています。 -
入口左手にある居間風の部屋。
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ガイドがかざしているこの旗がサウジアラビアの国旗です。
緑地に刀とアッラーは唯一の神・・・と書かれているとのこと。 -
中庭にある深さ14mの井戸。城に籠城して戦いができるようになっています。
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マスマク城を出て、徒歩で近場のデイラ・スークに向かいます。
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広場に並ぶアンティーク露店。
こんな物をどなたが買うのかしら・・・と思うものが並んでいます。 -
男性用の服・トーブ(シュマッグ)等を売るお店(掲載許可済)。
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頭にかぶる布・シュマッグ又はゴトラが滑り落ちないようにするための輪っかを造っているお店。
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町中のレストランでランチをとります。
大皿に盛られた炒め野菜やナンを、数人で分け合います。ナンは素手でちぎって小分けしますが、ツアー仲間にコロナ感染者は居ないはず。。。と思わないと安心して食べられません。毎朝、体温と体調を添乗員に報告していますからネ。
サウジアラビアを深堀する旅(3)----ハイル地方の岩絵とハイル編につづく。
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この旅行記へのコメント (2)
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- pedaruさん 2023/03/02 06:14:16
- 足がすくむ
- youさん おはようございます
この地球の果て、一本の木もない乾燥地帯、あの山のてっぺんに行かなくて正解です。行っていたら、次の旅行記はありません、追悼の書き込みをしなくてはなりません。
あの山は必ず崩れます、私が保証します。それは百年後かもしれませんが。
pedaru
- youさん からの返信 2023/03/02 22:52:28
- Re: 足がすくむ
- pedaruさん こんばんは。
ハイ。そうでした。コロナで自粛している間に足腰が弱ってしもうて、踏ん張りがきかなくて滑り落ちる。。。ありそうなことなんですwww。
それに、確かに、あの崖もいつ崩れるか分かりませんしネェ。今でもあの山の天辺に立っている自分を想像すると、ぞ~っとします。
you
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