2月の旅行は京都へ！ その２

2023/02/18 - 2023/02/19

2月の京都旅行の2日目。
この日は朝から「日本文化体験 庵」であんパンを作った後、最近知って、行ってみたかった旧色街の「五条楽園」の歴史を感じる街並みを散策しました。

エリア 京都駅周辺(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩

京都旅行の2日目。
この日は、京都マラソンの開催日でしたが、朝から雨が降るあいにくの天気。

ベッセルホテルカンパーナ京都の朝食。

チキンの西京焼きや南瓜と小豆の炊いたもの等、京都のおばんざいが並びます。

照り焼きハンバーグ、ジャーマンポテト、肉団子、ミートスパゲティ。

南禅寺とうふ、さつまいもの甘露煮、だし巻きといった京都らしいものが多くてうれしいです。

父'Sセレクション。
いつもは全種類アタックしますが、少し成長してほどほどに。
といっても、この後、洋食系やパンもしっかり食べていますが。

デザートもなんとなく京都らしい？

さて、2日目のメイン行事は、ホテルのほぼ向かいにある『日本文化体験 庵』でのあんパン作りです。

ここでは、和菓子作りとあんパン作りが選べましたが、我が家はあんパンを作ることに。

各机にあんパン造りのセットが。
あんパンコースは我が家だけでした。

すぐ後ろでは和菓子コースの人たちが・
かなりの人数！

用意された生地にあんこを包むだけの簡単な作業。
粒あんと白あんの二種類を作ります。
ちなみに、あんこを落としちゃうと、追加のあんこ代取られます。
ちゃっかりしてますね。

きれいにできました。

パンが焼きあがるまでの間、ライ麦パン、フォッカチオ、フランスパン等の
世界のパンを使った、国当てクイズが。

答えがこちら。

焼きあがったパンはその場で食べてもいいですし、持ち帰ってもOK。
ここで、ドリンクの有料販売も。
つくづく、ちゃっかりしていますね。

上に黒ゴマがあるのが粒あんの目印。

焼きたてパンというのは、ほんと美味しい。
この餡も、京都で残っている有名な製餡所さんのものを使用しているらしいです。

どれも本当に美味しかったです。

さて、あんパンを作ったあとは、歩いて五条大橋付近まで行きました。
目的は、五条大橋の南方、高瀬川沿いに広がる、元色町の『五条楽園』があった地区です。
古い街並みと、そのノスタルジックを再利用したおしゃれなカフェなどの店が軒を連ねているのがとてもいいです。

ひときわ立派な建物が。
大正6年築の『五条会館』です。
昔は『五条會館歌舞練場』と呼ばれていた、芸奴さんや舞奴さんが練習していた場所です。

今は、この建物を買い取った大手リノベーション会社による再生の道を歩み始めているそうです。

高瀬川沿いを歩きます。
3月、4月ころには桜が見事なんでしょうね！

今は、川沿いの建物も宿になったりしています。
結構、こういう宿がこの辺りにはたくさんあるので、昔の風情を体験するにはいいかもしれませんね。

この地区の真ん中に『サウナの梅湯』があります。
なんでも、明治時代からある銭湯だそうです。
これは懐かしい！
我が家も一度給湯器が壊れて二週間ほど銭湯通いしたことがありますが、小さかった子供たちにとってはいい思い出になっています。

少し歩いていくと・・・

おお！
なんとも趣のある建物が！

この建物も、現在は使われていないみたいですが、勿体なさすぎる！
ぜひ宿か料亭として生まれ変わってほしい！

高瀬川を五条通り方向へ北上していくと、何やら立派な木が。

『源融河原院跡』の説明が。
源融（みなもとのとおる）って、日本史で習ったなあ！
何した人か覚えてないけど、こんなところで出会うとは！
（失礼しました、光源氏のモデルになった人だそうです）

この源融の木のすぐそばに『川間食堂』というサンドイッチやライスバーガーの店が。
人気があるみたいで、店内にはお客さんがたくさんおり、更にひっきりなしにお客さんが来ていました。

こりゃ、買わないといかんでしょう、ってことで買ってみます。

卵焼き＆ネギ味噌のライスバーガーを買ってみました。
卵焼きが美味しい！

さて、五条楽園を散策した後は、父が一度も行ったことのなかった『六波羅蜜寺』へ。
京阪五条駅から徒歩15分ほどのところにあります。

六波羅蜜寺ってご存じですか？
歴史の教科書に必ず乗っている「空也上人立像」があるお寺です。
お経を唱える空也上人の口から小さな阿 弥陀立像が六体出てきている、誰もが必ず一度は見たことのあるはずの像です。

妻いはく、「めちゃめちゃきれいになってるやん！」
すっごいマイナーな感じやったのに！、だそうです。

ちなみに、空也上人像見るのには、別途お金がかかります。
「昔は要らんかった！」妻、一蹴。
こどもたちが社会の教科書で知ってからでも遅くないわ！ということで今回は見られず。

さて、お昼は何にしようかな？
ネットで調べた五条駅近くのうどん屋さんは、行列ができており、中に入れるようになるまで待つのはきつい！
そうだ！六波羅蜜寺に行く途中になんだか味のあるうどん屋さんがあったな？
ということで、味のある店構えの『けあげ』へ。

2階席へ案内されましたが、なんというか、まだ工事中？みたいな席です。

しかしメニューを見たら、安い！

かけうどん400円は安い。

きつねうどん。
安いんですが、味もそれなり。
京風のうどんは讃岐うどんに比べたら麺が柔らかいのは承知していますが、柔らかいというよりもぶよぶよ。
しかも、唐揚げがオススメとのことだったので注文したら、ずいぶん前に揚げた物をレンジでチンしたのが出てきてびっくり。

こんな不完全燃焼のままでは、帰れない！
ということで、さっきの店の近くにある人気のカフェへ行くことに。
このカフェは、この住宅街のど真ん中の路地にあるそうです。

路地に入ると昔ながらの長屋を改装したおしゃれな店が軒を連ねていました。

ここが目的の『喫茶文六』。
完全に昔の長屋の玄関です。

看板も紙・・・。
ここのナポリタンがとても美味しそうだったので、この店を選びました。
ちなみに、店に入ると小さな土間が。
完全に昔の家そのまま。

中は席が３つほど。
古いレコードなども置かれており、レコードで音楽が聴けます。
息子はレコードが珍しいみたいで、興味津々。

案内された席はちゃぶ台(^^♪

お待ちかねのナポリタン！
これが見た目通りでうまい！

ショコラプリン。
濃厚で美味しい！

こちらはプリン。
これも美味い！

コーヒーもこだわっているそうで、スイーツに不可欠です。

さっきの昼食での失敗も、これできれいさっぱり忘れられました。

駅まで向かう途中で『五建ういろ』の看板が。
京都では有名なういろの店です。
お土産に買って帰ろう。

いろいろな種類があり、迷います。

お土産も買ったし、家路につきます。
三条駅からスタートした今回の旅行は、清水五条駅で終了です。
近場ですが、京都はまだまだ奥が深いです。