2023/02/04 - 2023/02/12
153位(同エリア733件中)
なかじもさん
「インドに来た日本人はみんなバラナシに行くよね」
インド人が口を揃えて言う街、バラナシ。
何を求めていくかは人それぞれやけど、ヒンズー教の聖地でありガンガー(ガンジス河)をテーマにした作品が日本にもたくさんあるとおり、やっぱり人を惹きつける何かがあるはず。
約2日間の滞在のうち、半分くらいはお腹を下して寝込んでたのであまり観光できんかったけど、刺激はいっぱい受けました。
※火葬場など、刺激が強い画像が含まれていますのでご留意ください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アムリトサルからデリー経由でバラナシへ。ビスタラ航空というLCCに乗りました。
ビスタラは高級路線のLCC(矛盾してる?)路線らしく、機材やHPも高級感がありました。 -
アムリトサル→デリー、デリー→バラナシの短距離便に2回乗ったけど、それぞれちゃんと機内食(軽食)が出る。
水の他に出てきたもう一本のボトルは「レモンマサラウォーター」。レモン風味にクミン、コショウ、ジンジャーを加えた謎の味。とても1本飲みきれません。 -
2回目の機内食。いや、もうレモンマサラウォーターは飲めません。。。
隣のインド人も手を付けてなかったぞ・・・ -
バラナシの空港の到着ゲートに掲げてある絵が既に宇宙を感じる世界観。
左右で縦横5×5メートルくらいのでっかいオブジェなので存在感がハンパない。
一般人のセンスではこの絵は描けんなぁ~。何をイメージしてるのか全くわからん。
2月のバラナシは29度。暑いです。 -
空港からUberで市内へ(475ルピー)。Uberを待っていると「俺がそうだ」「いや俺だ」と偽運転手が群がってくる。やっと見つけた本物の運転手も「カードでなく現金で払ってほしいなぁ~ダメ??」って言ってくるし。
まぁ、Uberは通常のタクシーより安いし、カード払いで入金は後日なので運転手には嬉しくないのはわかるけど・・・めんどくせ~。いや、きっぱり断りましたが。
道路の中央分離帯にヤシの木が植えてあって南国に来た感。
バラナシは高層建築物が少なく、旧市街が広範囲に渡って広がっている。その分広い道が少なく毛細血管みたいな道が多いので慢性的な渋滞が。
道路を牛が歩いているのもやっと見れた。 -
街中には色んなものを売る人がいる。この人はカラフルな綿菓子屋さん。
バラナシはムスリムの割合が増えた気がする。他民族・多文化が混ざり合って、ごちゃごちゃしたバラナシの街をつくってるのがよくわかる。 -
市内一の繁華街、ゴドウリヤ交差点。タクシーはこの手前まで。
ここからホテルまではガンガー方面に歩いて5分ほど。さすがに観光地なので、日本語で話しかけてくるインド人多数。でも日本語で話しかけてくる人は100%土産物屋か自分が懇意にしてるホテルに連れて行こうとする。
「ノー!」と言ってもしつこいので、最後は無視すると離れていく。
話しかけて来る相手に、無視(無関心)を装い続けるのはこちら側も心が疲れる。
別に君のことが嫌いな訳ではなく、普通の旅行者は宿泊するホテルくらい決めて来てるし、マージンの含まれた土産物をわざわざ買うつもりもないし…考えたらわかるんじゃないの?と思うけど、あっちの発想ではそうじゃないみたい。
こんなことで互いに嫌な思いはしたくないのにね。 -
こんな路地があちこちにあるので迷子になりそう。
(本当は迷子になりました)
GoogleMapでもMaps.me(地図アプリ)でも道が完全には表示されないので、一度迷うと結構不安になる。 -
泊まったガンガーフジホームへの道。
-
荷物を置いて早速ガンガーへ。道にはお牛様があちこちに。
あんまり近寄ると尻尾がペチペチ当たる。尻尾にはウンコがついてるので要注意。
もちろん道端にはお牛様の落とし物があちこちに・・・ -
ラッシー屋さんに貼ってあった絵。バラナシではシヴァ神もチルするそうです。
頭から煙が出るくらい神様もアガる街ということですかね。 -
いよいよやって来ました、ガンガー。
夜にプージャ(祭礼の儀式)が行われるダシャーシュワメードガートで場所取り。 -
5時くらいから人が増えてくる。会場のセッティングが着々と進められる。
プージャ自体は6時から始まって7時過ぎに終わる。 -
出た、サドゥー(修行僧)。ありがたい謎の白い粉を観客のおでこに容赦なく塗りつけてくる。
観客も喜んで「自分も自分も」と塗ってもらおうとする。
しかしこのサドゥー、お腹周りの肉付きがよくてメタボ体型。「オレたちひょうきん族」の最後のざんげコーナーに出てきた神様みたい。。。(若い人は知らんか…ググってください)
修行僧って儲かる商売なのか??お盆にはお布施がまぁまぁ載ってたので、毎日やると結構な収入になるのかもね。 -
7人のバラモン(高僧)が香を焚いて音楽に合わせながら読経していく。
奥に写ってる電飾は川から見学する人が乗る船。 -
香の次は燭台みたいなのを振り回す。鐘がずっとカンカンと鳴らされて場の雰囲気も盛り上がっていく。
曲に合わせて民謡というか演歌みたいな独特の調子の歌が流れてて、同じリズムの繰り返しなので頭の中でグルグル回り始める。音楽で言うとEDMみたいなノリやけど、タテでもヨコでもなく頭の中が揺さぶられるようなイメージ。
どこの国でもアタマとカラダに訴えかける音楽は今も昔も同じなんやね。
「ご~たんだ(五反田)行きたや五~反田GO~GO~」と自分には聞こえて、妙にテンションが上がる。 -
この火はご利益があるみたいで、皆さん手を火に近づけて自分の体にこすりつける。
巣鴨のとげぬき地蔵みたいな感じ? -
だんだん音楽も盛り上がって来るけど、1時間同じような単調のリズムを聞き続けてると頭の中がだんだんトランス状態に。最後は観客全員で万歳三唱みたいなのをして締め。
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会場には土産物売りがたくさん。一つでも買うと他の土産物売りが集まってきて囲まれる。次々とガラクタを売りつけられるオジサン2人組。
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バラモンが居た舞台にはマリーゴールドの花びらが大量に蒔かれて飾られている。
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ガートの反対側はこんな感じ。
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世界遺産登録のシンボルもありました。
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この辺りも日本語で話しかけてくるインド人多数。無視してると、「ナンデ無視スルノ、ヒドクナイ?」「声デナイノ?」とか挑発してくる。ここで相手するとまた面倒くさくなるのが目に見えてるし、この雰囲気に浸っていたかったので無視。
そしたら最後は「チ○コ!」とか雑言を言い出す始末。インド人よ・・・君たちには相手を慮る心というのがないのか・・・ -
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ダシャーシュワメードガートからマニカルニカーガート方面へ。
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マニカルニカーガートはいわゆる火葬場。
各所で遺体が火葬されている。焼き台は全部で十数か所くらいかな。
バラナシがヒンズー教の聖地と呼ばれる理由は、インド全土からここで死んで焼かれることを目的に人々がやってくるから。 -
台に薪を置いて、遺体を置いて、その上に薪を乗せて着火。
周囲を遺族らしき人が取り囲むが悲壮感はない。上から燃える粉みたいなのを振りかけてどんどん火力を強めていく。 -
表現に語弊があるのを承知で書くと、肉を焼くにおい。
人を焼くのも肉を焼くのも同じ事かとひとりごちる。でもそれが率直な感想。
別に何かを悟ったとかはなく、ただ単々と繰り返されてきた事がこれからも繰り返されていくだけ。
灰は最後集められて河に流される。
ガート見学を通してインドについて色々思案。
がめつくて強引で、でも時には優しくて親切なインド人…。最期は灰になって河に流される事が無上の喜びになる人達。この国の根底に流れている歴史とか文化的な面が日本とは違いすぎるので、価値観やフィルターを取り払って見ないといけない。
詐欺師もがめついタクシー運転手もインチキ日本語の物売りも、日本人の発想で批判するのは簡単やけど、みんな生きるために必死なのはよく伝わってきた。お金を持っている人が持っていない人に使う(分け与える)事もインドでは当たり前のことで、全然おかしな事ではないということが徐々にわかってきた。
他者を認める、多様性を受け入れるということなのかな。
同質性を求めがちな日本人として、少しインドの奥深さに触れた気がしました。 -
ふわふわ・もやもやした気分でガートを後にし、酒でも飲むかということで酒屋を検索。20分ほど歩いて酒屋へ。
インドでは飲酒があまり良いことではないようで、店には鉄格子が。デリーの酒屋もこんな感じやったなぁ。
いわゆるパチンコ屋の景品引換所みたいな感じで、この鉄格子越しに取引をする。まるで何か悪いものを売り買いするように。
インド人は手っ取り早く酔いたいらしく、度数の高い蒸留酒が人気みたい。
ビールはないかと聞くと、「ちょっと待て」と言われて店員はどこかに歩いて行った。 -
数分後、戻ってきた店員に白い袋をコッソリ渡される。買った商品が外から見えないよう工夫されている。
渡されたのはインド産のビール「キングフィッシャー(カワセミ)・ウルトラ」。
ウルトラというのは高アルコール度数のビールの総称。インドでは普通の度数ではコスパが悪いので高アルコールが人気。
でもあんまり冷えてない。冷蔵庫がそもそも冷たくなっていないのがインド式。 -
アルコール度数「5度以上8度以下」って、どんだけアバウトやねん・・・
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ホテルに掛けてあった、白フンのおっさんの絵を眺めながらビールを飲む。あまり酒のツマミに適した絵じゃないなぁ・・・。ってかこの絵を飾ろうと思うあたりがインドの発想。
度数の高いビールはアルコールの味がキツく、悪酔いしたみたい。 -
翌日、目覚めから猛烈な下痢に。ついに恐れていた時が来た。昨日のラッシー屋、適当に桶の水で洗ったコップでラッシー作ってたし。きっとアレかなぁ。
水分を多めに取るほか、何か役に立つものがないかとスーパーへ。
とても歩けないのでリキシャ(人力)で連れて行ってもらう。
結局店には大したものがなく、ココナッツウォーターと水、ヨーグルトを買ってホテルに。
インド旅行には粉末ポカリが必須やったね。 -
夕方、少しおさまってきたのでフラフラ外出。
これはサトウキビを絞ってジュースにする店。
ホテルの近くに人気の日本食店「MEG CAFE」があるので、うどんでも食べようかと行くが閉店してサリー屋になってた。近所の人に聞いたらコロナで店を閉めたらしい。
体調不良&何も食べられず心が折れそうになる。 -
翌朝はかなり調子が戻り、元気になってきたので日の出前にガンガーへ。
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沐浴する人達。ガンガーでうがいもする。そして泳ぐ。
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荘厳な雰囲気の日の出。真っ赤な太陽が昇ってくる。
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マニカルニカーガートからの日の出。手前には遺体を包んでいた布が積み重なっていた。
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ガートには遺体を焼くための薪が大量に積み上げられてある。
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この日はインド最大の都市、ムンバイへ。
空港に行くのにuberを呼ぶが渋滞で着かない。諦めてキャンセルし、たまたま目の前に停まったタクシーに、君はuberの運転手もやってるのか?と聞くと「そうだ」と言うので空港までの値段を聞くと「1000ルピー」と言う。uberの相場は600ルピーやで、と検索した画面を見せると困った顔をする。「えっと、僕はUberだけど1000ルピーで行きたいなぁ」とか言う。もうちょっと頑張れインド人!
代わりに声を掛けてきたオートリキシャが500ルピーと言うのでそっちに乗る。Uber運転手の悲しそうな顔。
オートリキシャは舗装されていない狭い道を猛スピードで駆け抜ける。 -
空港でお腹がすいてきたのでカップヌードルZESTYチキン味。お湯を入れて、なぜか電子レンジで温めて提供してくれる。電子レンジ使うと早くできるの(?)
前日から固形物を何も食べてなかったので美味しかった。
日本に帰って調べたら、ZESTYって「辛い」なのね。お腹が弱ってたのに…
短い時間やったけど、バラナシは(いろんな意味で)刺激の多い街でした。
一度は行ってみるのをおススメします!
(④ムンバイ編につづく)
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