冬の北海道　3日間の旅　No2

2023/02/09 - 2023/02/11

旅の2日目は、紋別港からガリンコ号に乗船し流氷見学です。沖に流氷が無くて見学できない事もままあるという事で、少し心配でしたが添乗員さんが「朗報です。昨日、今年度最初の流氷接岸が確認されたそうです。平年より約2週間遅れです。」とのこと、安心しました。

エリア 紋別(北海道)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

旭川から紋別に向かいます。高速道路を利用して約3時間半。途中の車窓風景です。「北海道のベストシーズンは2月です」といわれたガイドさんの言葉は、こういう事だったのかと、納得のゆく光景です。まさに「冬こそ美しい北海道！」でした。

高速道路を降りて、これから一般道に入ります。凍結した路面が少し心配でした。

紋別市内にやって来ました。

昼食は市内の寿司屋さんです。店の前は除雪した雪が高く積み重ねられています。

昼食のオホーツク海鮮丼です。

昼食後、近辺を散策してみました。

ガイドさんの話
「子供の頃、食べた事があります」「屋根から落ちて大けがをする人もいますので、気をつけてください」

紋別市は、オホーツク海沿岸の中央に位置し、漁業、農業、林業、水産加工業を基幹産業とした、人口約23千人の街です。そして何といっても「流氷」。沿岸を白一色に埋め尽くす雄大な景色は圧巻で、ガリンコ号と共に北海道遺産に登録されているそうです。

市内から約20分。紋別港にやって来ました。港の前には、流氷船が展示されていました。

ガリンコ号に乗って、いざ出航です。乗船時間は約1時間です。

出航後、紋別市街を眺める。

湾内の氷は流氷では無く、塩分の少ない海水が凍ったものだそうです。

出航後15分位で、流氷帯にやって来ました。
この流氷は、約1000Km離れたアムール川河口付近から南下して来るそうです。

流氷は豊かなオホーツク海をつくる
流氷が来ている間は、その下に多くのプランクトンが活動し、そのプランクトンを追って多くの魚がやって来て、それをアザラシやトドが食べて・・・・と「食物連鎖」が成り立っているそうです。

「流氷を砕くゴツゴツとした音が聞こえます」とのことでしたが、まだ氷が薄いせいか聞くことは出来ませんでした。

船の後方からの眺め。

流氷見学を終え、帰港します。
ガイドさんの話によると「年々流氷は小さくなっています。早く見に来て下さい」とのこと。

続いて「流氷岬」を訪れました。
流氷を間近に見る絶景スポットのようですが、絶景には出会えませんでした。

流氷岬に隣接する「オムサロ原生花園」

海岸線が約5Kmに渡っており、ハマナスやエゾスカシユリなど５０種類の美しい草花が咲き誇るそうです。（遠くにガリンコ号の姿がありました）

流氷見学を終わり、再び旭川市に戻ります。

市では丁度「旭川冬まつり」が開催されており、イルミネーションに飾られた光景がとても綺麗でした。

駅前に展示されていたタンチョウ鶴の氷像

2日目の行程も終わり、明日は「さっぽろ雪まつり」です。