2021/03/26 - 2021/03/26
83位(同エリア1546件中)
かっちんさん
九州のJR豊肥本線(ほうひほんせん)の立野(たての)を訪れます。
立野駅は阿蘇カルデラの外輪山の一角にあたり、外輪山が白川の浸食で唯一途切れているところ。
立野駅と次の赤水駅の標高差は188mあるため、二度方向を変える三段式「スイッチバック」となっています。
訪れた3月末は菜の花と桜が咲き誇り、スイッチバックを登る鉄道写真を撮影します。
また、九州独特の素晴らしいデザインの電車、ディーゼルカーにも出会います。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・JRおでかけネット「こだま500系」
・裏辺研究所「キハ200系旧佐世保車、熊本地区で活躍中」
・JPower「阿蘇にしはらウィンドファーム」
・ニッポン旅マガジン「豊肥本線・立野駅のスイッチバック」
・阿蘇世界文化遺産推進室「阿蘇五岳」
・南阿蘇鉄道のHP
・いがりまさしの撮れたてドットコム「オドリコソウ」
・Ueno's Photo-run「御竈門山→烏帽子岳絶叫トレラン」
・TOMIX「JR キハ185系特急ディーゼルカー(アラウンド・ザ・九州)セット」
・ウィキペディア「JR九州815系電車」「JR九州キハ200系気動車」「豊肥本線」「瀬田駅(熊本県)」
「第一白川橋梁」「鉄道標識」「九州横断特急」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イチオシ
朝日を浴びる「三角屋根の家」(新横浜~小田原間の車窓)
新横浜発6:00の新幹線「ひかり533号」に乗り、10分ほどで右側の窓に現れる「メルヘンのような家並み」。
小高い丘に建つ「湘南日向岡住宅」です。 -
雪景色の「富士山」(三島付近の車窓)
箱根を過ぎると目の前に「富士山」。 -
イチオシ
広島名物「あなご飯とかき飯」(さくら号の車内)
ひかり号の終点広島駅で昼食の駅弁を購入。
広島からは新幹線「さくら549号」に乗り、九州へ向かいます。
30%割引の「ジパング倶楽部」のきっぷは「のぞみ号」に乗れないので「ゆっくり旅」です。 -
「瀬戸のかきめし」(さくら号の車内)
ふっくらした煮牡蠣の味は最高。 -
懐かしい「500系」(新下関の車窓)
新下関では反対ホームにJR西日本の「500系」と出会います。
かつて「のぞみ号」として画期的な流線型でスピードを出し活躍していました。
現役時代に新横浜から大阪への出張は、この500系に度々乗りました。
窓側の壁面は湾曲しており、やや狭い感じ。
現在は山陽新幹線内を「こだま号」として運行されています。 -
海の景色(小倉の車窓)
九州に入り、最初の駅が「小倉駅」
煙突が見える工場は「日本製鉄 九州製鉄所」。 -
白いデザインがお洒落な「自動改札機」(九州新幹線熊本駅)
新横浜駅から6時間45分、熊本駅に12時台に到着。 -
熊本と言えば「くまモン」のお出迎え!(熊本駅構内)
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「豊肥本線」に乗り換え(熊本駅在来線ホーム)
平成11年(1999)豊肥(ほうひ)本線 熊本~肥後大津間の電化開業にあわせて営業開始した「815系電車」が待っています。
グッドデザイン賞やブルネル賞など受賞し、水戸岡鋭治氏のデザイン。
この電車で肥後大津まで行きます。 -
お城のような柱(熊本駅在来線ホーム)
熊本城をイメージしています。 -
豊肥本線の路線図(車内)
熊本~肥後大津までは電化区間。
肥後大津~立野~宮地~大分間は非電化区間なので、ディーゼルカーが走ります。
では、出発~。 -
桜と菜の花が満開の豊肥本線(原水付近の車窓)
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まもなく「肥後大津」(車窓)
左側の線路に入ります。
右側には宮地行きの乗り換えるディーゼルカーが待っています。 -
駅名標「肥後大津」
読み方は「ひごおおづ」。「津」が濁ります。 -
駅名の愛称は「阿蘇くまもと空港駅」(肥後大津)
肥後大津駅前から空港までは、「空港ライナー」バスで約15分の近さ。
今晩の宿は、駅から徒歩3分のルートイン「阿蘇くまもと空港駅前」。 -
ハウステンボス色の「キハ200系」(肥後大津)
長崎地区で走っていた「キハ200系」が運用を終え、豊肥本線に移籍しています。
キハ200-14とキハ200-1014の2両編成。 -
側面のデザイン(キハ200系)
今でも「ハウステンボス」デザインのまま。 -
カラフルな座席(キハ200系)
どの色の座席にしようかな。 -
「ハウステンボス」のロゴ(キハ200系窓面)
-
肥後大津を出発~(車窓)
芝桜と桜の景色を見ながら出発します。
前方の山は阿蘇外輪山の西側。風力発電施設の「阿蘇にしはらウィンドファーム」が見えます。 -
まもなく森の中へ突入(肥後大津~瀬田)
「この先に何があるのだろう」とワクワクします。 -
意外と明るい森(肥後大津~瀬田)
-
次の駅は「瀬田」(前方車窓)
雄大な阿蘇外輪山の麓にある「瀬田駅」(無人駅)。
赤色のディーゼルカーは肥後大津行き。列車交換待ちしています。 -
イチオシ
ローカル色たっぷりの「瀬田駅」(前方車窓)
赤色の車体はキハ200系。客用ドアのみステンレス無塗装の銀色で、水戸岡鋭治氏のデザイン。
接客設備と爪クラッチ式変速機に代表される先進的機構が高く評価され、鉄道友の会の「ローレル賞」を受賞しています。
もともとは二つのホームの間に線路がある三線だったのですが、現在は撤去されています。
駅手前の踏切や木製電柱もローカル色たっぷり。 -
駅名標「立野)」
立野(たての)に到着。ここから阿蘇郡です。
「駅のスタンプ」のようなデザインは「スイッチバックを上がる列車」が描かれています。 -
イチオシ
DISCOVER JAPAN当時の「駅のスタンプ 立野駅」
国鉄高森線(現南阿蘇鉄道)高森~長陽間の白川に架けられた「第一白川橋梁」を渡る列車と阿蘇山をデザイン。
「第一白川橋梁」は、昭和3年(1928)に供用を開始した上路アーチ橋。
川からレール面までの高さが約60mあり、後に高千穂橋梁が完成するまでは、国鉄で最大の高さの鉄道橋でした。
このスタンプは昭和50年代に立野駅を訪れた時のものです。 -
もう一つの駅名標「立野」
駅名由来の説明があります。
「健磐龍命(たけいわたつのみこと)」が水路を開こうと外輪山を蹴りやぶった。
このとき力があまって尻もちをつき「立てぬ」といわれたのが訛って地名となり駅名となった。」 -
上り下り列車の顔合わせ(立野)
右側に乗ってきた普通列車「宮地行き」、左側に特急あそ4号「熊本行き」が並んでいます。
ホームの手前が熊本側とスイッチバックを介して宮地側です。 -
「特急あそ4号」が先に出発(立野)
熊本方面の信号機が「緑」となり、列車はポイントを通って左の線路へ進みます。 -
立野周辺の案内図
立野駅は阿蘇カルデラの外輪山の一角にあたり、外輪山が白川の浸食で唯一途切れているところ。
立野駅と次の赤水駅の標高差188mを克服するため「スイッチバック」が取り入れられています。
スイッチバックは、単に折り返すのではなく、逆Z型に、二度方向を変える三段式です。
阿蘇山は単体の山ではなく、根子岳・高岳・中岳、烏帽子岳・杵島岳などを総称した呼称で、「阿蘇五岳」と呼ばれています。 -
宮地行きが出発(立野)
列車はポイントを通り右側の線路へ。
山の斜面を左方向に登りながら(二段目のスイッチバック)進み、次に右に方向を変えて(三段目のスイッチバック)登ります。 -
三段目のスイッチバック通過(立野)
立野駅を出発してから7分後、列車が三段目のスイッチバックを通っています。
九州にはスイッチバックのある駅が肥薩線の大畑駅(おこばえき)、真幸駅(まさきえき)にもあります。 -
これが「真幸駅」のスイッチバック(2009年3月8日に訪問)
旅行記にしているのでご覧ください。
「スイッチバックとループ線の大畑・真幸駅を訪ねて(熊本・宮崎)」
https://4travel.jp/travelogue/10883788 -
巨大な「車止標識」(立野)
立野駅の反対側は行き止まり。
熊本地震で大きな被害を受け、120mあったホームが91mに短縮されています。
左側に見えるホームと駅名標は南阿蘇鉄道の施設。 -
熊本地震からの復旧復興(立野)
平成28年(2016)4月14日に発生した「熊本地震」。
豊肥本線は4年後の2020年に全線開通。
南阿蘇鉄道は2016年7月31日より中松駅~高森駅が部分開通。
立野駅~中松駅間は甚大な被害を受け不通。
第一白川橋梁の架け替え、被災箇所の復旧工事を実施しており、全線開通は2023年7月15日の予定です。 -
南阿蘇鉄道のホームと道路への仮階段(立野)
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被災した南阿蘇鉄道のホーム(立野)
奥に見えるホームは豊肥本線の復旧後の姿。 -
南阿蘇鉄道の地図(立野)
立野駅~中松駅間は鉄道が不通なので、産交バスが利用できます。
次の旅行記で紹介する「一心行の大桜」はバスを利用します。 -
「逆Z型の三段式スイッチバック」の路線図(立野)
熊本側から立野駅に到着した列車は、折り返して右方向の二段目を登り、再び折り返して三段目を登ります。
では、これからスイッチバックを走る鉄道写真を撮りに行きます。
目的地はスイッチバックの三段目あたりまで歩きます。 -
鮮やかな「シャクナゲ」(道端)
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至るところに「菜の花畑」(道端)
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青空に映える「菜の花」(道端)
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白やピンクの「オドリコソウ」(道端)
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踊り子のような「オドリコソウ」(道端)
花の形を扇子を持って菅笠をかぶった踊り子に見立ててこの名があります。 -
イチオシ
美ししい阿蘇の風景(立野)
左から「烏帽子岳(えぼしだけ)」、そして「御竈門山(おかまどやま)」。 -
民家にある立派な桜が満開(立野)
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春の立野風景(立野)
今いる場所は、スイッチバックの二段目と三段目の間。
右下に立野駅が見えます。 -
菜の花と阿蘇の山々(立野)
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イチオシ
阿蘇から軽快に下りてくる春の豊肥本線(スイッチバック三段目)
鉄道写真タイムがスタート! -
2両編成のキハ47(スイッチバック三段目)
国鉄時代に製造されたディーゼルカーが今も活躍。 -
しばらくすると、スイッチバック二段目を通過
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次はスイッチバックを登る「宮地行き」(スイッチバック三段目)
立野駅で発車待ちしていた普通列車です。 -
イチオシ
菜の花畑が広がる立野スイッチバックを登る豊肥本線(スイッチバック三段目)
宮地行きの普通列車がゆっくりと坂を登り、阿蘇へ向かっています。春の立野スイッチバック by かっちんさん立野駅 (熊本県) 駅
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可憐な「スミレ」(道端)
では、立野駅へ戻ります。 -
菜の花と風車(立野南側の景色)
「阿蘇にしはらウィンドファーム」の風力発電施設が見えます。 -
立野駅に停車する15時台の列車
左側はこれからスイッチバックを登る「九州横断特急3号 別府行き」、右側は普通列車「肥後大津行き」。 -
「九州横断特急」(立野)
熊本~別府間を走る「九州横断特急」は、まさに九州を横断しています。
ある時期には熊本と九州南部の八代・人吉とも結び、九州を2回横断していました。 -
国鉄時代の製造(キハ185系)
昭和61年日本車輌製造の「キハ185系」。
車両はJR四国からJR九州に移籍し、大幅にリニューアルしています。 -
「九州横断特急3号」の雄姿(立野)
外観は赤をベースにつばめのマークの入った「アラウンド・ザ・九州」仕様。 -
産交バス「立野駅」(立野駅前)
これからバスで「一心行の大桜」を訪れます。 -
高森行きの産交バス(立野駅前)
16:00発の高森行きに乗ります。この先は次の旅行記で・・・
立野スイッチバックを行ったり来たりしながら登る列車を間近で見ることでき、感動しました。
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