2022/11/07 - 2022/11/07
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fromatozさん
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母島の乳房山トレッキング。
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父島の二見港から、ははじま丸で母島へ。
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うねりはあるが、気持ち悪くなるほどではなかった。
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母島に近付くとカツオドリが目立つようになる。
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フェリーと併走し、トビウオの狩りをしている。
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父島を出港して2時間で母島に到着。
沖港 乗り物
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宿にチェックインし、早速、乳房山へトレッキング。
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大きなガジュマルの木が生えているポイントを通過。ただし、ここ以外でガジュマルを見かけることはほとんどない。
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鳥達の水やり場。少し離れた場所で待機。運が良ければ鳥が水を飲みにくるのだが、数分待っても来ないので、先へ進む。
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登山口から50分足らずで乳房山山頂に到着。
乳房山 自然・景勝地
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山頂は南~南西に展望が開けている。
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そして小さな展望台からは東側が180°見渡せる。こちらは南東側。
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北東側。
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乳房山は、本来一周できるコースなのだが、山頂から10分位下った先で、斜面崩落による被害のため通行止めになっていた(事前情報で確認済み)。よって、ここから来た道を引き返す。
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通行止めポイントでは南側が大きく開けている。
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山頂-通行止めポイント間にあるマルハチの木。幹の部分に○の模様が付いており、○の中には「八」の字が逆さにしたような模様も付いている。したがってマルハチという名前が付いている。小笠原諸島の固有種らしい。
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乳房山では殻が退化した固有種のオガサワラオカモノアラガイというカタツムリが生息している。それを見付けるのも乳房山トレッキングの目的のうちの一つ。そこで、オガサワラオカモノアラガイがいないか、時には葉の裏をめくって確認するなどして下山する。しかし、この日はカタマイマイ(殻が固いカタツムリ)しか見付けることができなかった。
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翌々日に、もう一度、乳房山に登る。前回より入念に探しながら登り、頂上付近でやっとお目当てのオガサワラオカモノアラガイを見付けた。画面中央部の葉の上にいる。小指の先の大きさにも満たないくらい小さい。
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水饅頭とも例えられる何とも不思議なフォルム。
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テンスジオカモノアラガイという、こちらも小笠原固有種のカタツムリを見付けることもできた。実は、この日は山頂付近に霧がかかっており、葉にも水分が付着していた(前夜に雨が降った可能性あり)。それで活動しているカタツムリが多かったものと思われる。
なお、乳房山(母島の最高峰)の山頂付近は霧に覆われやすく、こういった湿潤的な環境がオガサワラオカモノアラガイのような殻が退化したカタツムリの生息を可能にしているらしい。 -
乳房山を下山し、時間も体力も十分残っているので、先程、山頂付近で通行止めだったコースの先の部分を反対側から登ってみる。登山口は、先程往復してきたコースの登山口から車道を約100m下った場所にある。
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剣先山という小ピークからの展望。
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太平洋戦争時代の高射機関砲。この近くには塹壕跡もある。
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洞窟の跡もあった。
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樹林帯を抜け、展望のいい場所に出た。南側の展望。
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北東側の展望。この左上に乳房山の山頂がある。
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展望のいい場所から少し登ると通行禁止。先程行った乳房山山頂から10分くらい下った場所にある通行禁止ポイントからここまでが、通行ができない区間。
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通行禁止ポイントには休憩所があり、南側の展望はある。
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ムニンシュスランという小笠原固有種のラン。この時期が花期らしく、父島でも見かけた。
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こちらのコースにも鳥の水飲み場があり、下山時に固有種のハハジマメグロがおり、慌ててズームで撮影するがピントが合わず。2枚目を撮る前に飛んで行ってしまった。
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登りでも寄った剣先山に行くと、ここでもハハジマメグロがおり、まあまあの写真が撮れた。
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こちらは父島で見かけたメジロ。
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剣先山は西側に開けており、ここで夕日を眺める。
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この日は雲が多く、見事な日の入りとはいかず。
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ただ、日の入り後に上空の雲が茜色に染まってくれた。ここからの下山時は持参のヘッドライトを使った。
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レストランのアウストロで夕食。ペスカトーレ1200円。
アウストロ グルメ・レストラン
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朝食前の散歩で小剣先山に登る。
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小剣先山からの展望。
小剣先山 自然・景勝地
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小剣先山から乳房山方面の展望。山頂付近は雲に覆われている。この後、2回目の乳房山に登り、先程紹介したオガサワラオカモノアラガイを見付けた。なお、右上の日の光が当たっている山が剣先山(ここからは行けない)。
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清見ヶ岡鍾乳洞入口。ははじま丸乗船券売場がある建物内の母島観光協会にて受付が必要(無料)。ここでヘルメットを貸してもらえ、諸注意等を確認する。
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洞内歩ける範囲は少なく、入って10m位先で左右に分かれているが、両側とも立入禁止。
清見が岡鍾乳洞 自然・景勝地
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ロース記念館(入館無料)。ドイツ生まれで1869年に母島に来島、居住し、1878年に日本に帰化したフレデリック・ロルフス(通称ロース)。母島の開拓に力を尽くし、島内に石材を発見し、その利用法を普及させた。その石は「ロース石」と呼ぶようになり、耐火性があり加工しやすいことから家の壁、かまど、火鉢、七輪等に使われた。
ロース記念館 美術館・博物館
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