山陰・山陽　(中国地方)の旅　3日目　③　山口県美弥市秋芳町　絶景　秋芳洞

2022/05/25 - 2022/05/28

　山陰・山陽の旅3日目、続いて秋芳洞の中に入ります。暫く秋芳洞の鍾乳洞の探索に入ります。50年前と何か変わっているでしょうか?　

エリア 秋吉台(山口)

• 旅行の満足度: 5.0

　今回はこちらから「三億年のタイムトンネル」から秋芳洞に入りました。50年前はこういうトンネルはまだありませんでした。

　地球誕生から現代までの秋吉台をイメージした絵が、両側の壁に飾られています。

秋芳洞冒険コース。

数々の鍾乳石の位置図。

　私達は黒谷口から入りました。最初に「マリア観音」にお遭いしました。言われてみれば、幼子を抱いたマリア像のように見えなくはないですが??

「龍の抜穴」　50年前に訪れた時も、このいろいろなネーミングに感心し、どんな人が命名したのかと思っていたりもしましたが、再びその感が蘇ってきました。まさに抜穴って感じがするような!!

「クラゲの滝のぼり」　その名の如く、無数のクラゲが登っているかのように見えなくもない!!

「巌窟王」　何か見るからに勇ましい王様の感がひしひしと伝ってくるような!!

「石灰華の滝」　岩天井からの鍾乳石と、下から石筍の成長が続き、やがて二つが連続して一つの石灰華柱が形成されたものです。

「黄金柱」　高さ15ｍ、幅4ｍの石灰華柱です。何万年もの時をかけて形成された、その圧倒的な造形は、息を呑むほどの迫力です。

「岩屋観音」　壁面に空いた空洞の奥に観音様が祀られているかのようです。

　岩屋観音の辺りまで来ると、地上の展望台に出るエレベーターの入口があります。50年前からあり、上り下りした記憶が残っています。

　エレベーターの所を通り過ぎて奥へ進み、有名な黄金柱と、その隣にある大きな「蘇鉄岩」が見えます。

「空滝」　水が流れ落ちる滝のように見えます。

「大黒柱」　天井から伸びる鍾乳石と、地面から積みあがる石筍がつながった大黒柱です。

「傘づくし」　つららのように、天井から無数の鍾乳石がぶら下がる傘づくし。昔の傘屋の天井を思わせます。

「千町田」　百枚岩と同じ石灰華段丘の千枚田です。この水の中には「ヨコエビ」という目が退化した小さな生き物がいるそうです。

　檻で保護された「縮緬岩」　岩の表面に絹縮緬の「ちりめん」のような細かいシワが見えます。

「南瓜岩」　一見分からないが、よくよく見るとジャンボかぼちゃが山積みにされたような感じで、あんまりユニークな名を付けてあるので笑っちゃいました。

「洞内富士」　富士山のような形をした洞内富士。天井からのしずくに含まれる石灰分が長い年月をかけて沈積し、5ｍほどの大きな山を形成しました。

「百枚皿」　秋芳洞で一番の見所とも言えます。まるで棚田のような見た目だが、石灰華段丘と呼ばれるカルスト地形の一種で、石灰分が皿状に沈殿して出来たものです。

「長淵」　その名の通り、幅6ｍほどの長い淵になっており、岩肌には、かつての水位や浸食の跡が見てとれます。

「青天井」　本来の入口の入ってすぐ見えてくるのがこちらの青天井です。天井の高さ30ｍ、幅50ｍととても広い場所です。入り口から差し込む光が、洞内の川に反射して、天井が青く見える事から青天井と呼ばれる場所です。

　秋芳洞内を大半散策し終え、明かりに向かって出口の方へ、いや、向かっている所が本来の入口のようです。

一気に光が差し込んで来ました。出口(入口)の方へ一歩一歩近付いて来ました。

　出入り口のすぐ横に「身代観音」(みがわりかんのん)様が祀られています。入って来た時の入口（黒谷入口）にも「マリア観音」様が、こちらは「身代観音」が、洞内を散策する人達の安全を祈っていらっしゃるのでしょうか!!

川のせせらぎの音と共に、地上の清々しい景色が目に飛び込んできました!!

橋を渡り外に出ました。

洞外の美しい自然の余韻に浸りながら散策を楽しんでいます!!

ここが本来の正面入り口のようです。

　正面入り口を出ると、お土産屋さんがずらっと並んでいます。50年前はこのような通りはなく、秋芳台と秋芳洞だけでした。

こんな風流な遺跡物を模したものがあります。

カラフルなマンホールです。

　あれ、こんな処にトルコのカッパドキアの奇岩のキノコ岩がある!!　何かトルコと関係があるのかなあ?