2022/08/23 - 2022/08/23
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kimi shinさん
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「御母衣白山神社」
白川村平瀬集落を抜け、車で国道156号線を荘川方向に約5分弱走ると右手に一棟の合掌家屋が見えてきます。
国道の向かいに燈籠と明神鳥居見えます、今回の目的地御母衣白山神社です。
- 旅行の満足度
- 2.5
- 観光
- 2.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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「御母衣白山神社」
白川村平瀬集落を抜け、車で国道156号線を荘川方向に約5分弱。
国道右手に一棟の合掌家屋が見えてきます。国指定重要文化財 旧遠山家民俗館 美術館・博物館
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国道沿いに建つ一軒の合掌家屋は重要文化財「旧遠山家住宅」。
「白川郷で合掌家屋は沢山見てきたのでここはスルー」と言わずに立ち寄って見るといいかもしれない。
旧遠山家と国道を挟んだ向かいに今回掲載の「御母衣白山神社」は鎮座します。 -
旧遠山家住宅解説。
遠山家は御母衣村の名主を務めた旧家。
近世白川郷の主幹産業であった焔硝産業、養蚕業の発展に寄与した。
大家族制研究の舞台になった家として有名で柳田国男をはじめ著名人が訪れた。
昭和10年、ドイツの建築家ブルーノタクトが訪れ、著書「日本美の再発見」で合掌家屋の合理性を評価、世界に広めた。
建築年代は嘉永3年(1850)とされる。 -
さて、道路の向かいに鎮座する「御母衣白山神社」に目を転じよう。
写真は遠山家から国道156号線荘川方向の眺め、車は国道沿いに駐車スペースがあります。
国道を挟んだ向かいに白山神社の社頭が見えています。国指定重要文化財 旧遠山家民俗館 美術館・博物館
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国道から眺める社頭。
角の取れた石を積み上げ石垣が作られ、そこに燈籠と明神鳥居、右手に社務所?が設けられている。 -
社殿は山の急斜面に付けられた石段の上にあるようで、国道から社殿の姿は見えない。
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灯籠脇の素朴な手水鉢。
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鳥居は石の明神鳥居、そこからは石段が続く。
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鳥居左には桜の古木があり、春には芽吹きの緑と桜の花の色合いが綺麗だろう。
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石段脇に二つの解説板。
白川村教育委員会が設置したもので「御母衣白山神社社叢」について解説している。
「白川村指定史跡・天然記念物 御母衣白山神社社叢
当白山神社は稗田、平瀬、木谷、保木脇などと並んで白川村の白山信仰に関わる神社。
白川街道を見下ろす独立した「氏神山」と称する小高い山全体が社叢となっている。
山頂部に建つ社殿の傍らには複数の板石状の立石があり、この付近からは中世の遺物と想定される陶器片が採集されている。
特に社叢の植生に特徴があり、頂部の高野槇は白山神社の御神木で、楓やシデの仲間以外にブナやとちの木の巨木が見られ、冷温帯落葉広葉樹林を残している。
低木には石楠花、ユキツバキの群落があり、本社叢の植生が日本海側の冷温帯植生の博物館と云えるほど貴重なもの」 -
石段脇の御母衣由来の解説。
「その昔、泰澄大師(加賀國白山を開山)という高僧が白山を開きこの村に来られたが、故あって、また白山を越え国元へ帰られました。
その折り大切な衣を忘れて行かれたため、後に大師の母親がこの地を訪れ衣を持ち帰られたという事から御母衣と呼ぶようになったと伝えられる」
馴染み深い御母衣ですが由来はここで初めて知らされた。
それにしても自分が忘れた衣を母親を取りに向かわせるとは、どうなんだ。 -
この急な石段に魅かれ立ち寄ったようなものだ。
さあ、参拝に行こう。
この石段を見てかみさんは「パス」を決め込んだ。
樹々に包まれた小山の頂に向け続く急傾斜の石段は苔むし、朝露で濡れた足元は滑りやすい。
手摺もなく一度踏み外せはただでは済まない、賢明な判断だ。
一人で見極めてくるかぁ -
緑濃い夏とはいえ、朝方の杜はうっすらもやがかかり気持ちのいいものだ。
ヘビが嫌いな自分だが、こうした時は存在を忘れ、出会うまでは足取りは軽い。
足取りは軽いはずだった、登り始めて直ぐに強烈な傾斜に気持ちが折れ数えていた石段の数も分からなくなる、 -
途中で一息入れ、ゆっくり確実に登る、下を振り返ってはいけない。
-
拝殿も目の前だ。
多数の岩が組まれた境内、向かい合う様に狛犬がそこで待っているが、息が…切れる。
こんな事で今更一之宮登拝はないだろう。
車で待つかみさんが正解だ。 -
漸く拝殿前の狛犬のもとえ「お待たせ」
「随分と時間がかかったな」とでもいいたげな阿形の狛犬。 -
吽形
山自体は岩山ではない、石垣の岩もこの狛犬も全て人があげたんだろう。
解説にあるように境内には複数の立石があり、古くから山を崇拝する儀式の場でその対象は目の前に聳える白山だろう。
それがいつ頃なのかは定かではないが、泰澄大師が衣を忘れる以前からかもしれない。 -
境内は狭く、とても社殿全景は捉えきれない。
静かな杜に鈴の音が良く響く、車で待つかみさんへ無事辿り着いた合図でもある。 -
拝殿から本殿の眺め、祭神は白山比咩大神。
神社創建がいつ頃か調べてはいないが、ここから中世の遺物が見つかっている事から、この小さな山は神の宿る山として、祭祀形態はともかく、それ以前から特別の場所なのだろう。 -
拝殿から左の本殿側に回り込む。
本殿を収める覆屋は山の傾斜にコンクリートの長い柱を立て、それを土台にして宙に浮く様に建てられている。
覆屋の小さな棟の両端に内削ぎの千木が見える。
右手の立石も以前から立てられたものだろう、人々に石を立てさせたものとは、やはり白山なんだろうか。 -
さてかみさんの所に戻ろう。
頂から見下ろす石段はこんな感じ、スキーに行ってもこの絵面の斜度はお目にかかれない。
踏み外さないようにゆっくり確実に下界に戻ろう。
庄川一帯は自然と謎に満ちている。
帰雲城や新種の化石が発見され、カタクリや巨大水芭蕉の群生、大きな岩魚や猿、熊も見られる(た)。
自分の中では故郷的な場所の一つ。
御母衣 白山神社
創建 / 不明
祭神 / 白山比咩大神
所在地 / 岐阜県大野郡白川村御母衣20
参拝日 / 2022/08/23
平瀬八幡神社から御母衣白山神社 / ?国道156号線を南下5分前後
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