2022年12月全国旅行支援で愛媛1泊2日

2022/12/11 - 2022/12/12

しまなみ海道に行ってみたい。広島と絡めようかと思ったのだが、松山城、しまなみ街道、原爆ドーム、宮島と繋げると移動距離は相当なものになるし、レンタカーを乗り捨てるのは勿体無い。
それで、広島旅行と分けることにした。12月7日、8日広島。12月11日、12日愛媛。

旅行記は1泊目松山城、道後温泉。2泊目、今治城、大島、伯方島の記録です。

エリア 愛媛

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

成田発8時。初めてのジェットスター。

島々が見えて来た。

松山空港のみかんジュース蛇口。ジェットスターの航空券を見せると無料だった。さっぱりしていて美味しい(^o^)

松山空港 空港

かどや大街道店。勧められた「宇和島鯛めし　さつま御膳」。鯛めしは炊き込みではない。写真左奥のお刺身を右奥の御櫃の中へ入れて、右下の鯛出汁をかけて。贅沢な味わい。
さつま御膳は焼いた鯛のすり身と麦味噌、出汁を混ぜたものをごはんにかけて薬味の胡麻、ネギと共に頂く。

郷土料理かどや 大街道店 グルメ・レストラン

こちらはシラス丼。
12時前に食べ終わって外に出るとお店のある地下から地上に上がっても続く長い行列。早くに入店して良かった。

郷土料理かどや 大街道店 グルメ・レストラン

ホテルに荷物を預けて松山城へ。
リフトとロープウェイが並走している。待たずに乗れたのでリフトで長者ｹ平駅まで。長者ｹ平駅からは城まで10分ほど歩く。

松山城 名所・史跡

関ヶ原の戦いで活躍したという加藤嘉明が初代藩主。江戸時代最後の城郭建築として残存する天守は1602年から四半世紀もの歳月をかけて建てられた。現存12天守のうちの一つ。

瀬戸内海を眺めることができる。右寄りに小さく見える山は興居島(ごごしま)。

松山城 名所・史跡

侵入してくる敵を四方から攻撃できるように櫓が囲んでいる。

松山城 名所・史跡

天守、櫓、小天守は渡り櫓で繋がっている。

松山城 名所・史跡

攻めてくる敵の頭上に石を落とす石落(いしおとし)。
石落の上には鉄砲を撃つための狭間(はざま)。

松山城 名所・史跡

石落の真上から撮った写真。垂直な城郭はよじ登ることなど到底無理。

松山城 名所・史跡

本丸広場から見た天守閣。

松山城 名所・史跡

道後温泉へ来た。

お土産を見繕いながら修復中の道後温泉本館へ。
入浴はできるそうだが、本日の受付は終わりましたとのこと。湯冷めしそうで迷っていたから諦めがついて良かった。

道後温泉本館 温泉

今日のホテルはダイワロイネットホテル松山。

ダイワロイネットホテル松山 宿・ホテル

朝食付き。鯛めしが嬉しい。

ダイワロイネットホテル松山 宿・ホテル

2日目。ホテルで朝食を済ませ、ホテル目の前のニッポンレンタカーへ。
ニッポンレンタカーから見たダイワロイネット松山。

ダイワロイネットホテル松山 宿・ホテル

午前10時、今治城に到着。築城の名手藤堂高虎によって築かれた城だが、明治維新後にその殆どが取り壊された。今の城は1980年以降に順次再建されたものだ。

今治城 名所・史跡

巨大な鏡石。
鏡石は城の目立つ場所に設置されることが多く、城主の力の大きさを誇示するためと考えられている。

今治城 名所・史跡

藤堂高虎像と天守閣。

今治城 名所・史跡

今治城の濠は海と繋がっていて鯛やヒラメ、時には小さなサメまでが侵入して来るそうだ。当時は国内最大級の船入（城の港）を完備していたそうで、交通の要所としても機能していた。

今治城 名所・史跡

午後から晴れの天気予報だったので、ゆっくりしていた。
気がついたら駐車場に車を入れてから3時間が近い。来島海峡大橋を渡って大島へ。

来島海峡大橋 名所・史跡

亀老山(きろうやま)展望公園。隈研吾(くま けんご)氏が設計した展望台へ昇る。360度の絶景を邪魔しない設計を心がけたそうだ。

亀老山展望公園 名所・史跡

島々を結ぶ来島海峡大橋が美しいのは勿論、展望台下の木々とのコラボレーションも素晴らしい。

来島海峡大橋 名所・史跡

伯方島。鶏小島が見える駐車場からの景色。

船折瀬戸 自然・景勝地

木が邪魔をしてよく見えない。

船折瀬戸 自然・景勝地

鶏小島前の駐車場からさらに進んで船折瀬戸展望駐車場に来た。観光バスが停まって、皆そこから写真を撮っている。私達は階段を下りて海のへりまで来てみた。
地元の方が釣りをしていた。
「釣れますか？」
「うん。この流れだからね、釣れるよ」
「鯛とかも釣れますか？」
「うん。いつもじゃないけどね」
「よく釣りにいらっしゃるんですか？」
「島じゃ、他にすることないからね。写真撮るんだったら、ここより向こうの方が良いよ。すぐ近くだよ。観潮船が来るんだ。潮の音がするよ。」
教えていただいたとおり鵜島の方向に歩く。

船折瀬戸 自然・景勝地

潮の流れが速くて複雑なために舟が折れてしまうということから船折瀬戸と呼ばれた。川のような潮流が時々渦を巻く。水軍が活躍した瀬戸だ。
生憎村上水軍ミュージアムは休館だったが、潮の流れを見ることができて満足した。

船折瀬戸 自然・景勝地

旅行中にセブンイレブンで紅マドンナというみかんを買って食べたら、びっくりするくらい甘かった。酸味が全くない。1個400円くらいだったと思う。松山への帰り道、道後のスーパーに寄ったら紅マドンナが売られていた。15個で税込4,298円。送料165円で全国発送してくれるという。迷うことなく自宅へ送ってもらった。

1泊2日だったけれど、満足度MAXの旅行だった。