今回合計で４晩のオーロラ鑑賞ツアーを予約していました。<br />ガイドブックやオーロラビレッジの案内には３晩でオーロラ確率が95％以上と書かれていましたが、中々天気が晴れません。<br /><br />そこで日中の犬ぞり体験やホテルでの食事などの様子をご紹介します。<br />此れまで方々に自然、動物観察に出かけましたが、太陽風の具合と天候の両方に恵まれないと見る事が出来ないオーロラ観察はやはり大バクチだと感じました。<br /><br />実はこの時はオーロラ見れず、翌年にアラスカのフェアバンクスで漸くリベンジ出来ました。

イエローナイフへオーロラ鑑賞の旅！食事や日中の犬ぞりアクティビティなど

32いいね！

2022/12/24 - 2022/12/29

48位(同エリア452件中)

エリア

イエローナイフ(カナダ)

旅行の満足度: 3.5

観光: 3.0

ホテル: 3.0

グルメ: 4.0

交通: 3.0

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 観光バスタクシー徒歩

航空会社: エアカナダ

旅行の手配内容: 個別手配

到着翌日は25日のクリスマスデイ。ホテルの外のレストランはほぼ休業なのでホテルのレストランでクリスマスビュッフェディナーを予約してありました。
オーロラ鑑賞ツアーは夜８時５５分ホテル発なので５時からの早めの時間に夕食を始めます。
外は既に真っ暗です。冬至前後のこの時期、日中４時間程度しか太陽が出ていません。
案内された暖炉の傍の席で前菜、シーフード類から始めます。
今夜はアラカルトはありません。
メインは分厚くジューシーなローストビーフ。
ガッツリ食べ過ぎてしまいオーロラ鑑賞ツアー出発前に食休みが必要でした。
オーロラビレッジで空を眺めますが暑い雲に覆われたままです。
実はこの日から3日間ほどは太陽風が強く、オーロラが強く出るはずなのですが、地上の天候に阻まれます。
此れが12月25日のNOAAによるオーロラ予報。
イエローナイフ辺りが赤色で示される強いオーロラ圏に覆われる予報ですが・・・。
後日、知り合いがノルウェー北部で同じ日に凄いオーロラを見ていたのが判ってとても残念でした。
しかし無情にも天候は回復しません。
気温はマイナス30度なので「極地体験」にはなっています（笑）(^^;
オーロラビレッジ！金返せ！とは云わないから次回ディスカウントしてくれ！
26日日中には犬ぞり体験ツアーを予約していました。
犬達は騒々しく吠えていました。
乗客は最大4人。橇の中でかなり窮屈な体勢を強いられます。
走っている途中は顔に当る風がメチャクチャ冷たくてとても写真を撮る余裕はありませんでしたので下りてから。
橇に乗った後、焚火でマシュマロを焼いて食べるのですが、気温が低いのであっという間に硬くなります。でも極地用防寒着はカナディアングースダウンなのでとても暖かいです。
施設内の中心部にあるダイニングホールの入り口。
オーロラを見に来る時は夜で真っ暗なので、入り口のコイツには気付きませんでした。ちょっと恨めしそうな表情です。
この日26日も外の店は殆ど営業していないのでホテルのレストランで夕食です。
地元のビールを頼んでみたのですが、その内の1種類の名前が何と「Bug Repellent」
防虫忌避剤でした。原料は普通の水、モルト、ホップ、酵母のみで他の成分は入っていない筈ですが、発酵過程で独特の香りが出てそれが防虫忌避剤っぽい匂いだったのでこんな名前を付けられた様です。注文して後悔しましたがもう一方の方は大丈夫。
大皿一杯のサラダと「エルク」のグヤーシュ。
牛肉のグヤーシュはハンガリー名物でしたね。
本日のメイン、バイソンのステーキ！1ポンド！半分食べてから慌てて写真撮りました。
此れ、本当に美味しくて牛肉よりもこっちが断然旨いです！
大量のマッシュポテトは残しました。
家内が頼んだウサギのシチューと一緒に2人で分け合って食べました。
街中の博物館にも行って来ました。
イエローナイフは当初、金鉱が発見されてゴールドラッシュになりましたがその後衰退しました。
その後執念の探査で、ダイアモンドを含むキンバリーライトを発見し現在に続きます。
近辺ではダイアモンド以外でも色んな種類の鉱物が取れるようです。
資源大国カナダ！某泥棒国家C国に要注意！
州議会の議事堂内部。
大きな白熊の毛皮が敷かれています。此れはかつて原住民の権利を保障する約束を反故にした経験から戒めの為に今でも置かれているとか何とか？
タクシーに頼んで出かけたアイスロード入り口。運転手は何とアフリカ、スーダン出身の人でした。これをもっても、日本の状況は今やスーダン以下と云えるかも知れません。
アイス・ロードは湖面の氷が十分な厚さになっていないので車は未だ通行止めでした。
車は未だダメですが、歩いて行く分には大丈夫。
氷が厚くなれば右手奥の岬の先まで車でショートカット出来ます。
ダイアモンド鉱山に続く北側のアイスロードの方は一般車両の進入は禁止なので訪問出来ません。
町中に戻ってダイアモンドセンターに立ち寄ります。
今回オーロラに加えてこのセンターの見学も目的の1つでした。
何しろ世界でも最も新しく開発されたダイアモンド鉱山の一つですから。
イエローナイフは昔は金鉱山が見つかってゴールドラッシュ、その後はこのダイアモンド鉱山への補給センターとして近年発展した街で、冬場だけ街から北へ伸びる70㎞の幹線道路が途切れた先のアイスロードが物資の補給路になっています。街から約300㎞離れた鉱山へは人や小さな貨物は小型飛行機で往復出来ますが、大型機材、燃料などは冬のアイスロードでの輸送だけが頼りです。
夏場は湖沼地帯なので車は通れません。
ツンドラの中にポツンとある鉱山のピットの写真。
アフリカの鉱山に比べて比較的オープンな掘削が可能との事。
それにしても此処に滞在して作業するのはほぼ南極探検隊と同じ様に見えますね。
違いは天候さえ許せば2，3週間に1度飛行機でイエローナイフへ休暇に戻れる事。
鉱山現場と侮ってはいけません。此処で働く人は日本の平均年収の3倍以上の年収が有ります。
こんな場所の全自動化された工場で選別されるようです。
付近では4カ所の鉱山が開発され現在稼働しているのは3カ所。それぞれに数本のピットがあるそうです。
カナダがダイアモンドの産地として市場に躍り出てきて未だ30年程度。
現在では全世界の供給量の10数パーセントを占めるまでになりました。
キンバーライトのサンプル。硬そうな岩石です。
販売もしていますが、担当の人はフィリピン出身で家族で当地に移住してきた女性でした。
家内がGIAのGG資格者だと知ると、気前よく２ct超のルースを出して色々見せてくれました。
カナダ産のダイアモンドのガードルには全てレーザーで識別番号とマークが刻まれています。
今日の家内はちょっとプロの目つきをしています。
昼食を食べに行ったオールドタウンにあるビストロ「Bullocks」
老舗のダイナーで有名店ですがさて、お味の方は？
店内の様子。カジュアルな雰囲気です。
日本人は我々だけ、中国人（多分北米在住）が数人いました。
窓の外は雪景色
向う側が北極イワナのグリル、手前はまたバイソンのステーキです。
何回食べてもバイソン旨し！
真ん中にあるのはマスのチャウダー。
ビール、チップも入れて全部で100カナダドルぐらい。
円安なので昼食1人前5000円と云う感じでしょうか？日本の経済力の衰退を一番感じる瞬間です。
ビストロの先にはPilot’s Monumentと呼ばれる展望台らしきものがあります。
手前がオールドタウン、ずっと奥に見えるのが宿泊しているホテル等があるニュータウン。
結局、異常気象による大寒波と太平洋側の爆弾低気圧の影響でオーロラは一度も見れず（泣）;;
今度は暖かい季節に再挑戦します！
因みに、我々とは1週間ほど時期をずらしてカナダ西海岸のホワイトホースへオーロラ観光に出かけたメキシコ在住の日本人駐在員の友人達も天候によって全く見れなかったとの事。今年は北米はハズレ年、北欧が当たり年だったようです。
夕暮れ迫る、ホテルの前からの景色。
翌日、イエローナイフからバンクーバーへのAC便は定刻09:20でしたが悪天候による混乱が続いており出発は13:20に遅延。この為ホテル出発が11時とユッタリ。
バンクーバーでの国際便乗り継ぎ時間に5時間の余裕があったので我々は無事メキシコ便に搭乗出来ました。
遅れて来たAC便
橋本環奈さんはオーロラを見るリベンジ旅でこのイエローナイフを選んだ様ですが、私達のリベンジ旅は何時になるでしょうか？
イエローナイフに滞在していた他の日本人でも次の乗り継ぎが日本便やトロント便の人の中には2日後までイエローナイフで待機を余儀なくされたり、バンクーバー（BC）で予定外の延泊になるケースも多かった様です。。。
バンクーバーでの遅延やキャンセルが続出した事でバンクーバーでは待機ホテルが不足して満杯状態との事でした。
オーロラは見る事が出来ませんでしたが、少なくとも予定通りのフライトで帰宅出来たのは、この様な天候状況では幸運だったという事でしょう。
搭乗後すぐに出て来た昼食のジンジャーチキン。
BCでの乗り継ぎ時間は予定に反して1時間強しかありませんでしたが、国際線への乗り継ぎがスムーズで、ゲートの傍にラウンジがあったので短時間利用しました。
もっと混雑しているかと思いましたが、空いていました。
大幅遅延やキャンセルされた便の乗客は空港外のホテルで延泊したのか？ラウンジには出発が確定した旅客だけだったようです。
不足した？野菜とアルコールを補給！
この後メキシコへの帰国便はほぼ定刻通りに離陸しました。
今回オーロラは見れなかったので絶対リベンジします！

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この旅行記へのコメント（4）

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ふらどくさん 2023/07/23 09:52:32

ご無沙汰しております。

polodaddyさん
こちらこそ、ご無沙汰しております。
書き込みをありがとうございます。
（お返事が遅くなり申し訳ありません・・・）

法華津選手を目指されているのは、素晴らしいですね。
書き込みを拝見して、久しぶりに馬に乗ってみようかなと思いました。
その前にダイエットと筋トレが必要ですが・・・（苦笑）

最近は、物価上昇傾向なので、馬の購入数を減らしています。
日本のインフレはまだ良い方ですが、この先どうなるかわかりませんよね。
もし、競走馬を乗馬に再調教する機会がありましたら、ぜひ相談させて下さい。

イエローナイフは、本当に残念でしたね。
オーロラを見たいですが、寒いところが苦手です（苦笑）

実質、日本も海外旅行が解禁になったので、今年こそは！と思っていますが
アジア、アメリカ、ヨーロッパは、灼熱地獄のようですね。
エアコンが脆弱な地域もあるので、少し収まってから出かけたいです。

最近、日記ネタが無く、さぼり気味なので、
polodaddyさんの冒険がありましたら、
日記を楽しみにしています。

ふらどく

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fuzzさん 2023/02/10 17:07:46

あー、本当に残念。

polodaddyさん、こんにちは。

せっかくオーロラを見に行ったのに、一回も見れなかったなんて・・・
本当に残念でしたね。
リベンジ、応援します！

カナダグースのダウン。日本でも売ってて、一瞬買おうかと思った時もありましたが日本の気温には暑すぎてー。すごい分厚いですもんね。マイナス30度で寒くないって言うんですから日本じゃ汗かきます。

オーロラは叶わなかったですが、この時期に海外旅行が出来る事って幸せですね。
私も人生で一度はオーロラを見たいって気持ちは、なくもないのですが・・・
寒さだけがネックです。

いつかまたpolodaddyさんの旅行記で見れることを期待してます♪

fuzz

polodaddyさんからの返信 2023/09/25 01:30:10

RE: あー、本当に残念。

fuzzさん

フッフッフ・・・未だ写真を上げていないのでfuzzさんだけに内緒でお知らせします。
昨日、1週間ぶりにフェアバンクスから帰って来ました。
fuzzさんなら、何の為の旅かお気づきでしょうが・・オーロラ・リベンジ旅！でした！今回はリベンジ成功！
写真の整理に時間が掛かるので4トラへのアップにはもう少しお時間下さい。
それでは、取り急ぎ

fuzzさんからの返信 2023/09/25 08:52:05

Re: あー、本当に残念。

楽しみにしています((o(^∇^)o))

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