
2006/01/15 - 2006/01/17
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この旅行記のスケジュール
2006/01/15
この旅行記スケジュールを元に
なぜマレーシア
この旅に出る前、自分でも、なんでマレーシア?と思いました。
しかし、マラッカのチキンライス、クアラルンプールのバクテーと、この国には意外に美味しいものがあるの知りました。
ミーゴレン(焼きそば)、ナシゴレン(チャーハン)はもちろん、ラクサ(ラーメン)、ロティチャナイ(朝カレー)と、期待していなかった分嬉しい誤算でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
-
ラーメン
これは日本のラーメンのことではなくて、ラクサと呼ばれるマレーシア料理のことです。
ごくごく庶民的な料理ですが、これがけっこうクセになります。
写真はシンガポールからマラッカに向かうバスが立ち寄るドライブインのラクサですが、運転手も食べていたのと匂いが美味そうだったのでハズレはないと思いトライしました。
ラクサはドライブインや、街の食堂、屋台などいたるところで食べられ、だいたいはずれがない印象です。
麺はコメのと小麦のとがあって、小麦の麺が私の口には合いました。
一杯50円くらいで、かまぼこやミートボールが入っている。
塩味スープなので、付け合わせに置いてあることが多い唐辛子を漬け込んだお酢やしょうゆを加えても美味しい。
見かけたらぜひ試していただきたい。
それにしても、この17年前の旅行の思い出をひっくり返しているうちに、東南アジアに通い出したのがこの年だったのを思い出しました。
きっかけは何だったんだろうと考えているうちに、少しずつ記憶がよみがえってくる。
ピーチ航空が始めた旅先の「ガチャ」というのがなぜか人気なようですが、自分で行き先を決めると、自分の思考からは抜け出られない。
考えもしなかった旅先に、自分の意志とは無関係で連れて行ってもらえるワクワク感というのがあるのかもしれません。
この時、ネットで航空券をあれこれ見ているうちにやたらと安いのを見つけ、それがNW(ノースウエスト航空)の成田-シンガポール28000円+サーチャージ7000円だった。
冬場の休みはいつも二週間近くとっていたので、シンガポールだけだと間が持たない。
地図を見るとお隣に、マレーシアという大きな国がある。
マレーシア、よく分からないが……行ってみるか。
と、そんな流れだったのを思い出しました。 -
こちらは、マラッカで美味しいと地元で評判のチキンライスの店。
Nam Wah Hotel Cafe & Chicken Rice(南華鶏飯茶室旅館)というちっちゃなお店です。(今でもあるようです)
地元の人に聞いたのですが、本当に安くておいしかった。
ちょっと記録もないのですが、写真をよく見るとNasi Ayam(鶏飯)の大、中、小とあって3.50、3.20、2.80と読める。 -
だとすると、これが中として3.2リンギット、つまり100円くらいということです!
二人で200円!!
しかも、抜群に美味しかった。
チキンは皮が命で、そこが一番おいしいですが、スープもいいんですね。
マラッカにはあっちこっちに鶏飯を食べさせる店があるので、機会があればぜひトライしてほしいです。 -
マラッカからクアラルンプールへの移動もバスでした。
150キロくらいの距離を三時間ほどで走ります。
7リンギットでしたので、200円くらいですから格安です。
日本の街中を走っているような路線バスがそのまま都市間バスとして使われていましたが、マラッカ-クアラルンプールはそういう感覚。
マラッカからのバスがクアラルンプールに近づくと、このツインタワーが目に入ります。 -
写真のプドゥラヤバスターミナルというクアラルンプールの中心部にあるところが終点でした。
下に発着場があって、昇ってくると待合室や切符売り場やらその他もろもろ。
すぐ横にMRTという軌道系交通機関の駅があります。プドゥ セントラル バスターミナル バス系
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ここは、その後改装されましたが、今ではTBSという郊外の高速バスターミナルができて、そちらに主役を譲ったようです。
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床屋さんから果物屋さんに至るまで、何でもあったように記憶しています。
4,50年前くらいの上野駅のイメージ……とも違うか。 -
宿泊したのはダイナスティホテル。
MRTのティティワンサ(Titiwangsa)駅近くで、料金も手ごろだったという理由でここにしましたが、2022年現在は営業していないようです。
くそ熱い中、MRT(モノレール)の駅から歩いてホテルに着くと、フロントは中華系の人で大混雑しています。
なにしろダイナスティホテルですからね。
わたしが中華系の方たちに押しのけられているのを見たフロントの美人スタッフが、群がる中華系の方たちを押しやり私に手招きします。
部屋は26階のエグゼクティブルームというのをくださいました。 -
やたら安かったのに、ほぼ最上階の立派な部屋をあてがわれたので少し戸惑っています。
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窓の真正面にはツイントウモロコシ。
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かつて世界一を誇った建物です。
450mくらいでしょうか。
片方は日本の企業が建て、もう一方は韓国の企業が建てたとか記憶しています。 -
ホテルの部屋から見下ろすと、すぐ隣に物凄い数の人が出入りしている店が見えました。
その名も「萬利肉骨茶」。
肉骨茶はバクテーと読み、マレーシアとかシンガポールでも良く食べられている土鍋料理です。
あまりの人気に興味をそそられ、いちど晩の8時ころに出向くと、すごい混みようであきらめて一旦部屋に戻りました。
9時ころにもう一度行ってみると、いくらか落ち着いている。萬利肉骨茶餐室 アジア料理
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店の中では、七輪で一つ一つ調理しています。
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ひっきりなしに客が出入りし、たまにパトカーが違法駐車している客の取り締まりに来ると店の人が大声で注意を喚起する。
車を店の前に停めている客は、それを聞くと一目散に車をどこかに移動させますが、牛にたかるハエと一緒で、パトカーがいなくなるとあっという間に集まってきます。 -
カールスバーグビールはマレーシアで生産しているとかで、比較的手ごろな料金で飲めます。
一応イスラム圏ですから、ビールとバクテーは同じくらいの値段します。 -
ぐつぐつ煮えた土鍋が運ばれてくる。
一人前10リンギット(300円)ほど。
店の人の客あしらいも良い。 -
ガイドブックで見てはいましたが、トライする気はありませんでした。
しかし、八角の香りが食欲をそそり、豚の骨付きスペアリブのコク、マシュルームに染みた出汁、湯葉を揚げたような正体不明のトッピング。
ああ、17年たった今でも思い出すだけでよだれが出る。
バクテーは、エスニック食材を扱っている店でティーバッグを売っていて、自分で作ることもできます。
A1 Soup Spices 35g - Bak Kut Tehというのをクアラルンプールで買ってきたら、こちらでも売っていました。
スペアリブ500g(水ですすいでおく)とエリンギ、豆腐、チンゲン菜、ニンニク2片などを500㏄の水でそのティーバッグと共に2-30分煮て、塩やメンミで味を調えると概ねそれらしきものが出来上がります。
上にトッピングされている湯葉を揚げたようなものが何かわからず、油揚げを代わりに入れてみましたが、結構いけます。 -
部屋に戻ると完全に夜のとばりが下りた後の都会の夜景。
なかなかおつです。 -
翌朝
日の出はツインタワーの背後から。 -
KLタワーとのショット。
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このホテル、グーグルマップのストリートビューを見ると、建物だけはまだ残っているようです。
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ロティチャナイ
ホテルのすぐ近くのプトラ ワールド トレードセンターというショッピングモールの中で朝からやってました。
朝からカレー?
そう思いましたが、ものは試しでトライすると、これが全然ありです。
インドもそうですが、あっちのカレーは胃もたれしません。 -
スープカレーと言ったらいいでしょうか、それとナンがついて100円くらい。
ホテルの横でも屋台が出ていましたが、勇気が出ずこちらのをいただきました。
文句なく美味しい。
朝カレー、クセになりました。 -
大都市クアラルンプールを散策してみようと思います。
だいたい、定番の見どころは一日あれば回れますが、その後この国に、二度三度と足を運ぶようなったのは食べ物が性に合ったということだと思います。
行ったついでにあちこちブラブラして、この街、この国の奥深い魅力にも気づきました。
あの航空券を見つけなければ、こういう出会いもなかったかもなと今更ながら思いました。
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マレー半島の旅2006
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