冬の北八ヶ岳、みたび

2022/12/25 - 2022/12/26

2022年の1月、3月に引き続き、3度目の厳冬期北八ヶ岳に登ってきました。前回から9か月ほど期間が開き、且つこの冬初めての雪山。単独行は心配だったので、1月と同じく雪山講習入門ツアーに参加しました。渋の湯→高見石→白駒池(泊)→麦草峠→茶臼山→縞枯山→雨池峠→北八ヶ岳RW山頂駅。

エリア 茅野(長野)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 観光バス JR特急 徒歩

積雪量は、3月>1月>今回の順。岩場ではまだ大きな岩が露出しているところもあり、登りづらかった。

賽の河原のお地蔵さま。1月、3月はすっかり雪に埋もれていたからか気が付きませんでした。

高見石展望台にて。山の連なりの一番奥、白く輝くお山は蓼科山。

見下ろせば、白駒池。

展望台は風が強く記念撮影後、早々に荷物を置いた高見石小屋へ。

白駒池到着。1月のときはもっと池の真ん中まで行けたのですが、まだ池の表面は柔らかいシャーベット状でした。

美味しい食事や温水清浄便座の水洗トイレがある山小屋も3回目。食堂はクリスマスの飾りつけ。

夕食は自家栽培の新鮮野菜にクリスマスチキン。他にビーフシチューも。

しゃぶしゃぶ用の牛肉たっぷり。そしてクリスマスのケーキも。

1月にもらった100周年記念の手拭いを持参しました。再訪の宿泊者へのくじを引いて、今回はTシャツ(速乾性生地)を当てました。

翌朝の朝食も美味しゅうございました。

午前8時に山小屋を出発して、約10分ほどで白駒池入口の国道299号線。夏山ならば、ここまで路線バスで来られます。

冬期閉鎖中の国道、通称メルヘン街道を通って麦草峠着、小休止。

やや急登の大石峠を経由して、正面に茶臼山(2384m)。

茶臼山右奥に見える縞枯山(2403m)は、ガスがかかって陰っていました。

振り向けば、下界が微かに見えました。

茶臼山に向かう急登の途中で小休止。周囲のシラビソには雪の十字架、まさに天然のクリスマスツリー。

茶臼山山頂は樹林帯で展望がないので、荷物を置いて展望台へ。展望台は風強く、ガスがかかって真っ白でした。

周りにはスノーモンスター状態の樹氷。

エビの尻尾といわれる霧氷。

強風の中、暫し、自然の造形に見入ってしまいました。

風を遮ってくれるシラビソの森に戻って、ひと休み。その後の行程も、風が強く、写真は撮らず。

北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅は雪と氷の世界。

午後1時発の山麓駅行きロープウェイに乗車。

途中、ロープウェイの真下、急斜面にカモシカ。三ッ峠山で初遭遇して以来、ほんの一瞬でしたが2度目の目撃になりました。
その後は縄文の湯に立ち寄って、予定よりも40分早く午後3時20分に茅野駅前で解散。