2022/11/30 - 2022/12/02
4位(同エリア225件中)
萬太郎さん
2日目は松山から予讃線に乗って大洲まで移動。 大洲城とその城下町肱南エリアをレンタサイクルでぶらぶらしました。 震災を免れた大洲では臥龍山荘の他、古き良き街並みが残っており、心和む時間を過ごしました。
松山へ戻った夜は、大街道で前夜に続きいい居酒屋に巡り合え、熱燗で一杯。
最終日は昼の帰り便しか取れず、道後公園の湯築城跡と子規記念博物館の見学で終わってしまいましたが、松山・大洲の歴史と文化そして道後温泉を堪能した心和むいい旅になりました。
よろしかったらご覧下さい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- ANAグループ JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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2日目の朝9時半
再びの霧の森菓子工房
昨日のリベンジ
開店時間に行ったのに、既に行列ができてました
さすがにまだ売り切れておらず2つ入りを購入霧の森菓子工房 松山店 グルメ・レストラン
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ホテル前の大街道駅から路面電車でJR松山駅へ
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路面電車後方の眺め
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10分程でJR松山駅到着
レトロな感じの駅舎は、小説坊ちゃんの旧制松山中学や初代松山駅をイメージして、2000年にリニューアルされたものだという松山駅 (愛媛県) 駅
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券売機前で伊予大洲駅までの特急券を買おうとマゴマゴしていると、写真中央に立っている青年に声をかけられ、みどりの窓口の駅員並に手際のいいやり取りと券売機の見事な操作によって簡単に切符購入終了
JR関係者でないことは服装などから明らかですが、一連の券売作業はプロと言っていいほどの腕前
彼はいったい何者なのでしょう?(゜.゜)
いずれにしてもありがとう そして君の見事なスキルに拍手!パチパチ -
改札横にはこんな素敵な立ち食いそばのお店が
でも朝、ホテルでセブンのご当地肉うどん食べちゃったんだよね
未練だけを残して改札へ -
ちょっと遅めのスタート
10時18分の特急宇和島 -
特急到着
ディーゼル車両です
自由席でしたが、空いていました -
リベンジして手に入れた霧の森大福
電車の中で10時のおやつ
(下の写真は後日撮影) -
写真は後日お土産で持ち帰った大福の断面(電車でかじった大福の断面写真があまりにもふさわしくなかったので差し替えました 笑)
中心に生クリーム、そしてこしあん、皮の大福には抹茶が練り込んであり、その上から更に抹茶がまぶされています
抹茶のほろ苦さと中心の餡と生クリームの甘さがよく合って、美味しい大福でした
売り切れるほどの人気も納得 -
30分程で伊予大洲駅に到着
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駅横の伊予大洲駅観光案内所
こちらでレンタサイクルを借りて、大洲を回ります
案内所の女性がとても親切に見所や昼食のお薦め店など教えてくれました
愛媛の人はとても親切です -
電動アシスト自転車を1日レンタル
1,000円/台
すごく快適に観光出来ました -
曇り空で気温も上がらない寒い中、自転車を走らせ最初に訪れたのはこちら
大洲城を背景にしてJRの列車が眺められる肱川の河川敷
四国で絶景の鉄道写真が撮れるスポットの一つだそうで、城を背景に列車が撮れる光景は希少なのだとか
撮り鉄じゃないけど、めずらしいなら行ってみるかと来てはみたものの、一時間に数本走る程度の列車を待つにはしんどいこの日の天気
やっちまったな(;´Д`) -
と思ったその時!
オオオー! 列車が来た!!
すぐさまシャッター押して、こんな写真が撮れちゃいました!
なんか幸先いいなあ -
肱川の河川敷を走り、肱川橋から大洲城とその下を流れる肱川の清流が見えました
これからあそこに行きます -
大洲城に到着
電動アシスト自転車のおかげで、お城の急坂もスイスイ
あっという間に本丸下まで(自転車進入可能エリアまで)上がって来ちゃいました大洲城 名所・史跡
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多くの武将たちが城主となったが、藤堂高虎、脇坂泰治の頃に現在残る城郭が形成されたと伝えられる
その後取り壊しなどがありましたが、2004年に完全復元されました(JR西日本サイトから) -
大洲城の本丸は城が建つ上段とこの井戸がある下段とに分かれ、この井戸がある下段の曲輪は井戸丸と称されます
この井戸は直径が3.8mもあり、日本最大級の本丸井戸として知られます(説明板から) -
大洲城の天守は1泊100万円で宿泊可能として話題になりましたね
これからその天守閣に上がります
これから行く臥龍山荘との共通観覧券を購入 880円/大人 -
4階の天守まで上がって来ました
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見事な天守の梁組
木材は全て国産材を使用 -
天守の心柱
心柱を有する天守は、姫路城が有名ですが、他の城ではあまり見られず、一般的な構造ではありません
また、心柱の位置も建物の中心ではなく、半間分北寄りの他に例を見ない構造になっています(説明板から) -
天守からの眺め
先程の肱川に架かるJRの鉄橋も見えます -
高欄櫓窓からの天守
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高欄櫓の石落とし
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大洲城井戸丸下には、こんなカフェもありましたが、この日はお休み
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大洲城の下に立つ民家は、ニッポニアホテル
大洲の城下町に点在していますが、これもその一つNIPPONIA HOTEL 大洲 城下町 宿・ホテル
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連なった民家は一棟貸しで使われているようです
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城下町の肱南エリアへ
通りには戦前からの町屋が連なっています
こちらもニッポニアホテルの建屋 -
隣には大洲の銘菓志ぐれの丸星藤樹堂
小豆と米粉や餅粉を混ぜ蒸し上げた素朴な大洲独特のお菓子です
4トラの旅行記でも紹介されていたので、今回ぜひ試食したいと訪れましたが、残念ながら休店日丸星藤樹堂 グルメ・レストラン
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昔ながらの町屋が続き古い看板にも風情を感じます
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東京ラブストーリーでリカが別れの手紙を投函したポストなんだそうです
バブル末期にドラマ化されてみんなが見てましたね~
久し振りに思い出した -
こちらはおはなはん通り
NHK連続テレビ小説おはなはんのロケ地だそうですが、こちらはどんなドラマだったのか思い出せない -
おはなはん通りを流れる堀
おはなはん通り 名所・史跡
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石張りの道に建つのは明治の頃の家並み
手前はニッポニアホテルとなっています -
唐突にこんな協会も
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その前にある大洲まちの駅あさもや
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おやつに購入できなかった志ぐれを、こちらでお土産に購入
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帰ってからお茶請けで頂きました
ういろうとも違う食感で、素朴な甘さ
美味しゅうございました(写真は栗志ぐれ) -
昼も過ぎたので、昼食へ
こんな路地を進むと -
炉端焼き 油屋さん
観光案内所の女性にお薦めて頂いたいくつかのお店の一つです大洲炉端 油屋 グルメ・レストラン
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エントランス
幕末の頃からの旅館の建物を再利用したお店だそうです -
店内
炉端焼きのカウンター -
店内
上がり席 -
店内
テーブル席
庭の向こうには判りずらいですが、大洲城も見えています -
歴史を感じる店内
炉端焼きの囲炉裏の上には多くの提灯
これが灯る夜にも訪れてみたい -
妻が頼んだ”とんくりまぶし” 1,300円
豚と栗の照り焼きがおひつに盛ってあります
こちらのお店の名物のようです
スープもついていて、まぶしの最後にかけて頂きますが、スープがぬるくなってしまっていたようで、頃合いを見て提供して欲しかったと妻
でも美味しかったようです -
オヤジは海鮮丼 1,800円
美味しゅうございました
食材へのこだわりが感じられて、大洲で泊まる機会があればぜひ再訪したいお店でした -
油屋の前にはおおず赤煉瓦館が建っています
1901年大洲商業銀行の本店として建てられました(大洲市観光HP)
横浜の赤レンガ倉庫2号館が1911年の竣工で、そのおよそ10年前に建てられているので、当時の大洲の経済的な繁栄や文化的水準の高さなどがうかがえますおおず赤煉瓦館 名所・史跡
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本館と別館
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別館
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別館と中庭
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ギャラリーや休憩所などが入っています
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赤煉瓦館横には肱川の氾濫から町を守る城壁が長く続いています
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赤煉瓦館隣のポコペン横丁
昭和30年代をイメージして作られた商店街だそうでポコペン横丁 名所・史跡
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懐かしい看板のかずかず
タイムスリップした気分です -
これってマツダのキャロルだったかな?
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残念ながらお店は12月から3月の冬季は第3日曜日しか営業していないので
閑散としています
でも雰囲気を味わえただけでも楽しかった -
肱川の景勝地に建つ臥龍山荘へ
自転車ならポコペン横丁から数分で到着
大洲出身の貿易商河内寅次郎が晩年を過ごす為に10年余りの歳月をかけて建造した数寄屋造りの傑作です(大洲市観光HPから)
石積みの上の塀が美しく続きます臥龍山荘庭園 名所・史跡
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こちらの黒門から入場
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臥龍院
一見長閑な農家の様な佇まいですが、様々な造作が施されています -
壱是の間と濡縁の間には、鞘の間とよぶ廊下が配されています
その上の軒下には灯り取りの丸窓がありますが、 -
判りずらいですが、内側は四角い窓になっています
凝った造作がつぎつぎと -
清吹の間
透かし彫りの欄間が幻想的な雰囲気を醸し出しています -
壱是の間
書院造の客間 -
この畳を上げれば、能舞台になるよう設計されていて、床下には音響効果の為の備前壺が並べられている(臥龍山荘パンフレットから)
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軒下からは肱川の流れも望めます
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静寂の中に紅葉が映えて
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庭園の石灯籠が白くなっているのは、ぼたん苔と呼ばれる生育が非常に遅い珍種の苔だそうです
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その先にある不老庵へ
臥龍淵を見下ろす崖の上に建つ庵は、建物そのものを船に見立てて作られています(臥龍山荘パンフレット) -
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不老庵室内
天井は月光反射を狙った竹網代張り(臥龍山荘パンフレット)
天井がかまぼこ型に編んだ竹で作られています -
開け放った障子の向こうには富士山(とみすやま)
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紅葉のいい時期に訪れることができました
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美しい紅葉と静寂に包まれた庵
思わず見惚れてしまいます -
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臥龍山荘前の蓬莱山へ
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臥龍山荘は荒々しい岩の上に巧みに石を積んで建てられています
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蓬莱山先端あたりから臥龍淵と不老庵を臨む
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そして、こちらは肱川の対岸に回り込んでの不老庵
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この旅で最高の時間を過ごせました
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伊予大洲駅に戻って、観光案内所に自転車を返却し、松山へ戻ります
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伊予大洲駅構内
特急の時間まで少し時間があったので、近くのスーパーにお土産を買いに -
買ったのはこれ
愛媛の高級みかん 紅まどんな 15個でなんと6,000円!
フルーツが大好きな孫へのお土産です -
特急到着
自由席もがらがら -
夕刻に松山着
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松山駅からちょっとぶらぶら
まだ一杯やるには早いので、伊予鉄の踏切を越えて大街道方向へ歩きます -
途中、こんな巨大な伊勢エビが乗った居酒屋が
未だ開店前だったのでスルー -
やればできる!の済美高校
やればできる!って校訓だったの! -
デパートの屋上の有名な観覧車も見ておく(だけ)
高いの苦手だからね(-_-メ) -
大街道まで歩いて、妻が見つけたこちらのお店に
駒(KOMA)さかなと地酒 KOMA グルメ・レストラン
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昨日と同じ感じの日本酒をメインにしたこじんまりとした居酒屋さんです
料理がとても美味しくて、アットホームな雰囲気のいいお店でした
こちらも再訪したいお店です -
先ずはビールで、お疲れさま!
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地のおさかな5種盛り
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今日は寒かったので愛媛県北条市の地酒雪すずめを熱燗で頂きました
ク~!あったまる~! -
妻は変わったお酒 ”みっくしゅ” をオーダー
その正体は、みかんベースのネクター系果実酒でした -
寒い日は湯豆腐
沁みます -
じゃこ天
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おさかなが続いたので、口直しに唐揚げ
味付けが絶妙 今まで食べた中で一番うまいかな -
さつまいものスティック天ぷら
塩が添えられていますが、私は醤油をちょっとつけて食べるのが好き
懐かしい味です -
メニュー
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冷えた体も温まって、おなかも一杯
大街道のアーケードを通ってホテルに帰ります -
最終日 ホテルをチェックアウト
荷物は預かって頂き松山をもう少しぶらぶら
この後、先ずは霧の森菓子工房でお土産用の霧の森大福
を3箱購入 松山空港に向かう迄の間預かって頂きました -
路面電車で道後公園へ
湯築城跡を散策 -
再現された武家屋敷の内部
武士や僧侶が集って連歌を楽しむ様子 -
再現した武家屋敷
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公園内に残る円形石積み遺構
今迄の調査で井戸でも便所でもないことが分かっているが、何なのかは未だ分からないという
おもしろい、おもしろい -
城の内堀
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本丸に登ってきました
湯築城は伊予の豪族河野氏が築いたお城
豊臣秀吉の四国征伐の際に小早川隆景の降り、廃城となっています(松山市HP)
ちらっと見える展望台へ道後公園展望台 公園・植物園
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展望台から松山城方向の眺め
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道後温泉方向の眺め
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道後公園内の紅葉
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せっかく松山に来たので子規記念博物館も見て帰ります
公園横に建つ立派な博物館松山市立子規記念博物館 美術館・博物館
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子規が故郷道後への思いを詠った名歌が博物館前に建っています
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博物館ロビーには子規の横顔写真
晩年の子規は、脊椎カリエスが悪化して前かがみの姿勢しか取れなかったので、正面からの写真が撮れず、この写真になったのだとか -
いきなり松山空港のANAラウンジ入り口になってしまいましたが、子規記念博物館を見た後、路面電車で大街道に戻り、霧の森菓子工房で大福の保冷袋を受け取ってから路線バスで空港へ
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今日の昼ごはんは、空港のショップで買った焼き鯖寿司
こちらのラウンジ、ビジネスの方で結構な混み具合 -
こちらで帰ります
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定刻通りに出発
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松山にさよならです
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帰りも順調なフライト
夕方には自宅に -
昨日大洲で買った紅まどんなが先に届いていました
さっそく夜孫たちとデザートに頂きました
香りが強く、身は甘くてジューシーで、孫も大喜び
ああ、いい旅だったな
ここまでご覧いただきありがとうございました
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