2022/12/10 - 2022/12/10
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j3matuさん
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3年くらい前に、友人二人と「大山に行こうよ」と約束しました。「せっかく眺望がいい大山に行くなら、雲がかかりそうにない、確実にお天気がいい日がいいよね」と、週末にお天気がいい日で、3人の都合が合う日を選り好みしているうちに、気がつけば3年の月日が経ち、もう行けないかも…と半ばあきらめかけていたところに、奇跡的に条件が揃って、ついに決行できました。
大山山頂に至る登山コースは色々ありますが、3人とも大山は初めてだったので、阿夫利神社から山頂をぐるりと周遊する、1番一般的なコースを選択しました。阿夫利神社までのアクセスは、小田急線伊勢原駅から神奈川中央交通バスで大山ケーブルバス停に行き、そこからケーブルカーに乗りました。帰りは、ケーブルカーを利用せず、阿夫利神社から女坂を通って下山し、バス停まで戻って帰りました。
本日の歩行距離 7.7km、アップ 763m、ダウン 1120m
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
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小田急電鉄が出している「丹沢・大山フリーパス」を購入しました。最寄りの小田急線の各駅から丹沢周辺の小田急線のフリー区間までの往復と神奈川中央交通バスのフリー区間の乗り降りが自由になる切符です。今回、大山ケーブルバス停までの往復でしか使用しませんが、それでも若干お得になります。
フリーパスにはA切符とB切符があって、A切符には更にケーブルカーの往復がついてお得になっているのですが、今回帰りにケーブルカーを使用するかどうかはそのときの状況次第と考えていたので、B切符を購入しました。B切符でも窓口で提示すれば、ケーブルカーの片道料金が若干割引になります。 -
小田急線伊勢原駅から神奈川中央交通バスに乗り、終点の大山ケーブルバス停に8:30頃到着しました。バス停から大山ケーブルカーの駅まで歩くのですが、地味に距離があります。微妙に登りつつ、15分ほど。途中、こま参道を通っていくのですが、この時間はほとんどのお店がしまっていました。
こま参道 名所・史跡
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紅葉が少しだけ残っていますね。
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おっと~。もうすぐケーブルカーの駅というところで、この人の列。ケーブルカーの始発、9:00発を狙って来たのですが…大丈夫かな?ドキドキ…。
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無事に9:00発のケーブルカーに乗れました。
大山ケーブルカー 乗り物
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ケーブルカーの下側は天井の部分もガラスになっていて、眺めがいいです。少し上がると、前方に朝陽で輝いている海が見えました。
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途中の大山寺駅でもう1台のケーブルカーとすれ違います。
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9:06、阿夫利神社駅に到着。ここで、すでに眺望抜群。
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この長い階段を登ったところが阿夫利神社下社。
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階段を登りきって振り返ると、絶景の鳥居。ちょうど光が当たって、神々しい。
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下社境内からの眺め。遠くに江の島や三浦半島が見えます。狙っただけあって、最高のお天気!
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ススキと。
ベンチが空いていたので、この景色を眺めながら、まずは朝食。持参したおにぎりをいただきます。 -
朝食後、9:30過ぎ頃に登山開始。この阿夫利神社下社拝殿の左方に大山山頂への登山口があります。
登山口を入ってすぐに、かなり急な狭い階段があり、そこには人がびっしり。混み合う紅葉シーズンを外しても、この人の多さ。さすが、人気の山だけあります。
階段が終わった後は、岩がごつごつとした急な坂道が続きます。阿夫利神社下社から大山山頂までは距離は2kmちょっとと短いのですが、その2kmで600mアップするのです。大山阿夫利神社 寺・神社・教会
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たくさんの人が連なって登っていくので、ペースを乱すと後ろの人に迷惑をかけてしまいそうな感じ。立ち止まって写真を撮ったり、おしゃべりしたりすることなく、何かの修行のように黙々と急坂を登り続け、9:50頃、夫婦杉のところで漸くコースアウトして、ちょっとだけ休憩をとることができました。その間に写真もパシャリ。
夫婦杉 名所・史跡
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再びひいひい言いながら登り続け、10:20頃、こんな看板を見つけました。
牡丹岩 名所・史跡
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どれのことかよくわからないけど、これ?
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これとか?
この辺りから、列をなしていた人がバラけ始め、写真を撮る余裕が出てきました。 -
10:25頃、天狗の鼻突き岩に到着。
天狗の鼻突岩 名所・史跡
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鼻突き岩は牡丹岩と違って分かりやすい。
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これが天狗の鼻で開けたという穴ですね。「痛そう…」と呟く同行のSさん。さすが保育士は共感力が素晴らしい。
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ここに来て、漸くコースの写真。こんな感じです。私の感覚では、このコース、なだらかなところは全体の5%くらい。残りは全て急登。大人がゼイゼイと息を切らして登る中、お子様はスイスイ楽しそうに登って行きます。
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あ~、富士山! 思った以上に大きい!!
10:40頃、富士見台に到着しました。富士見台 名所・史跡
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アップで。写真ではこじんまりと写っていますが、肉眼ではすごく大きく見えます。
実は自宅からも富士山が見えるのですが、こんなに大きく見えないし、冠雪しているくらいの部分しか見えないので、なんか感動。裾の方まで見える! -
しつこく撮ります。ここまでの辛い登りも、十分報われる美しさです。
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この後もしばらくは木々の隙間から富士山が見えるのですが、足場の悪い急坂を登るので、あまりよそ見はできません。
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10:50頃、ベンチがあるところに来たので、少し休憩。ベンチ近くの木が赤い花をつけています。何の花かな?
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寄ってみます。…梅?
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オレンジ色の花?
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海の見える部分が大きくなってきました。だいぶ上がってきたなぁ。
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山頂の手前で、鹿発見!
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お尻がキュートです。でも、お顔も撮りたいな。こっち向いてくれないかな…。
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向いてくれないので、人間が移動しました。横顔だけですが…。
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11:25頃、山頂に到着しました。私たち、頑張った!
伊豆半島方面の眺め。小っちゃいのは初島かな?大山 自然・景勝地
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大島方面。肉眼では大島(たぶん)がうっすらと見えていましたが、写真ではわかりづらいかも。
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江の島、三浦半島方面。
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都心方面。
山頂は人でいっぱいでしたが、ちょうどベンチが空いたところに出くわして、座ることができました。ここで昼食。持参したおにぎり&パンです。今日は暖かいし、眺望も最高だしで、本当に良い日に来ることができました。 -
山頂から少しだけ下りた(1分くらい)ところにもベンチがたくさんありました。都心方面の眺めはこちらの方がいいかも。山頂でベンチが見つからなかった人は行ってみてくださいね。
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名残惜しいですが、12:00頃下山開始。
下山は行きとは違うルートで、見晴台を経由して阿夫利神社下社に戻ります。
こちらのルートは行きのルートとは違って、なだらかで、よく整備されています。そして、人が少ない! -
なだらかで、人が少ないので、ちょいちょい写真を撮る余裕があります。景色を楽しむ心の余裕も。
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こういう感じで密集している木をよく見かけたのですが、なんの木なんでしょう?
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いっぱい生えていて、トンネル状態。葉っぱがついていたら、どんな感じなんでしょう。
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あ~、きれいですね。なだらかな分ダラダラと長いですが、山歩きはこのくらいの気楽さで歩ける方が私は好きかも。行きは何かと戦い続けるような感じだったからなぁ。
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たまに急なところがあっても、この程度。
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だいぶ下りてきましたね。
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こんな尾根道もあります。
しかし、本当に人がいないなぁ。あんなにたくさんいた人たちはどこに行ったんでしょうか?登ってきた道をそのまま戻る人が多いのかな? -
13:20頃、見晴台に到着しました。見晴台と言いつつ、見晴らしはちょっと微妙。
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見晴台にはそこそこ人がいて、ベンチはほとんどうまっていましたが、運良く一つだけ空いているところがありました。今日はツイてる!
ここで、まったりおやつタイムです。 -
13:40頃、おやつタイムを終了して、再び歩き始めます。見晴台から先の道はこんな感じ。
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若干、ワイルドな道ですが、それほど危険な感じではありません。
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橋が見えてきました。
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13:50頃、二重の滝。滝と言いつつ、ちょろちょろっと水が流れているかなという感じ。
二重滝 自然・景勝地
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滝の隣に建つ二重社。狛犬代わりのかわいい龍が…。
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14:00頃、阿夫利神社下社に戻って来ました。
実は、見晴台からの登山道はこの下社の階段下のケーブルカー駅近くの方に出てくるので、そのままケーブルカーに乗るなり、下山するなりすればいいのですが、長い階段をわざわざ登って下社に戻ったのには訳があります。大山阿夫利神社 寺・神社・教会
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下社境内にあるカフェ「茶寮 石尊」に立ち寄るためです。
こちらのカフェは先に席をとってから、オーダーをするそうです。お目当てのテラスのカウンター席はうまっていたので、その後ろの席で待機。
写真は、私とFさんがオーダーしたカフェラテ。700円。かわいいラテアートですね。茶寮石尊 グルメ・レストラン
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テラス席が空きました!これこれ、テレビやSNSで見たの。この景色を見ながら下山後に飲むコーヒーは最高!!
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まったりティータイムですっかり元気が出た私達は、ケーブルカーを使わずにそのまま歩いて下山することにしました。14:35頃。
阿夫利神社下社から徒歩で下山するには男坂か女坂を選んで下りることになります。男坂は急な階段で危険だと言うので、女坂を選択。しかし、女坂もなかなかですよ?大山 女坂 自然・景勝地
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可憐なお花。
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あ、ちょうどケーブルカーが横を通って行きました。
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15:00頃、大山寺に到着。
大山寺 寺・神社・教会
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歴史を感じさせる社殿。
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手水所には龍。
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絵馬がとてもかわいい! 動物の顔の形をした絵馬に、自分で絵を描くみたいですね。
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社殿の裏手はすごい崖。
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ここで、かわらけ投げできるみたいですね。1回300円。
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あの赤い輪っかに向かって投げるみたい。けど、通る気がしない…というか、届く気すらしない。なので、挑戦するのはやめておきました。願いは簡単には叶わないということですかね。
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大山寺を後にします。ここは紅葉の頃は綺麗そうですね。
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階段を降りた先で、少しだけ紅葉が残っているところがありました。
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赤と黄色のコントラストが美しい。
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大山ケーブル駅の近くに桜らしきお花が咲いていました。
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アップで。
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15:35頃、バス停まで下りてくると、ちょうど伊勢原駅行きのバスが待っていました。
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16:20頃、小田急線伊勢原駅から電車に乗って帰ります。
今日は楽しかったね。お疲れ様。
3年越しの約束が成就したので、次の約束をします。次は、冬の低山にバーナー持参で行って、熱々のインスタントラーメンとコーヒーを味わおうというもの。こちらは3年もかけずに行こうね。伊勢原駅 駅
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この旅行記へのコメント (2)
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- RON3さん 2022/12/12 22:24:32
- 雲ひとつない晴天の富士山 \(^o^)/
- j3matuさん、こんばんは (^o^)/
3年越しに練って、選びに選んだ最高の天気に恵まれて、美しい富士山を眺められると、気分も最高! 途中の辛さもほんのわずかな悦びでまた頑張れるんですね。昔何度か登山をした経験もあるのでわかります。
私は今はもう登山はできませんが、おかげさまで同行して眺めることができたような気分です。
RON3
- j3matuさん からの返信 2022/12/13 07:30:53
- Re: 雲ひとつない晴天の富士山 \(^o^)/
- RON3さん、おはようございます。
いつも訪問、コメント、拍手をありがとうございます。
最高の眺望で大満足!で締めくくれれば良かったのですが、実はオチがありまして、3日経っても、3人とも筋肉痛に悩まされています(笑)
もう若くないので、回復に時間がかかりますね。
次は無理せず、自分たちのペースで登れるところを選ぶつもりです。
j3matu
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