今泉神社（秦野市今泉）

2022/12/04 - 2022/12/04

　秦野市今泉に鎮座している今泉神社は創建年は不詳である。しかし、明治6年6月、今泉峯（現在の上町）に鎮座していた八幡宮を諏訪社に合祀し、今泉神社と改称した。現在なお、「お諏訪さま」と氏子に親しまれているのはこの地に諏訪社が祀ってあったからである。また、信号機にも「諏訪」とあり、名残を留めている。
　諏訪社－創建年代は不詳なれど、古老の言い伝えによれば長禄年間（1457年～1460年）、長野の諏訪大社より分祀し奉りて諏訪と称し、今泉村本分の鎮守とした。元禄年中（1688年～1704年）、再建した。
　八幡宮－創建年代は不詳なれど、『新編相模風土記稿』によれば今泉村峯に村社として鎮座し、神木の榎は現存しないが今泉の三榎の一つとして囲一丈八寸あったと記されている。天正19年（1591年）11月、社領六石の御朱印と慶安4年（1651年）11月19日、鵜殿藤助中畑一反一畝二十七歩を寄進した書状が残っている。
　今泉神社は明治6年（1873年）7月30日、合祀により村社に列せられた。明治38年（1905年）、火災に罹り全焼したが、氏子286戸の寄進により明治40年（1907年）に社殿が再建された。
昭和37年（1962年）向拝を築き、昭和54年（1979年）、社殿屋根銅板葺替を行うなど数々の境内整備を行い現在に至っている。
　千木とかつお木が上がっているのは拝殿ではなく社殿なのだろう。
　社叢というか、境内にある木立が大木になっている。
（表紙写真は今泉神社社殿）

エリア 秦野・松田・足柄(神奈川)

今泉神社。

「今泉神社」社号標石。

今泉神社石鳥居。

石柵の柱に「今泉神社」。

一段高い境内。

「今泉神社玉垣御造営寄付者芳名碑」。

手水舎。

今泉神社の縁起。

掲示板。

石鳥居。

2本の楠のいずれにもほこら。

今泉神社社殿。

欅の木。

境内の立木。

境内の木立。

今泉神社社殿。

今泉神社社殿に掛かる「今泉神社」の扁額。

楠。

楠」の御神木。

「浅間大神」（大正元年（1912年）銘）。

石碑？

「十三夜」。

「飯田俊太郎」。

招魂碑。

石廟。

欅の大木。

銀杏の木。

社殿裏手の銀杏の木。

今泉神社社殿裏手。

今泉神社社殿。

小さな土蔵。

欅の木など。

欅の木。

倉庫など。

銀杏の木。

石廟。

石塔。

今泉神社社殿横と奥に銀杏の木。