今年、沖縄県４回目、本島は２回目の旅（１）　いきなりトラブルも、やちむんと伝統的な琉球料理に大満足（2022年11月）

2022/11/03 - 2022/11/03

１１月上旬、１日休みをいただき、文化の日と組み合わせて、沖縄旅行に。今年、沖縄県は４回目、本島は２回目。まさか、これだけ沖縄に行くとは思いませんでした。まぁ、飛行機もホテルもタイムセールで安くなったし、全国旅行支援も使えたし。

初日は、飛行機のトラブルで出発が３時間遅れに・・けど、無事に沖縄に着くことができました。レンタカーはキャンセルしましたが、おかげでやちむん通りに行き、沖縄の文化に触れることができました。

夕食は、美栄というお店で購入沖縄伝統料理を堪能。沖縄そばやチャンプル以外の料理は初めて。本当に、最高でした。

エリア 那覇(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: ANAグループ

出発の日の伊丹空港は快晴！

８時１５分発の那覇行きＡＮＡ７６１便で向かいます。タイムセールを使ったので、片道17,000円の格安フライト！！

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

定刻どおり搭乗します。席はモニター付き。最新型なのかな。しかし、窓無し席との案内が無かったのに、どう見ても窓が・・・・一応、斜め後ろに窓はありましたが・・・これなら、窓無し席扱いにしてほしかったです。B777-200の席番12Aは要注意です。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

ドアが閉まった後、ハプニング発生。
機長から「前輪付近から微量のオイル漏れが見つかったため、整備を行います。そのため、１５分ほど出発が遅れます」とのこと。

その間、モニターで遊びますが、１５分を過ぎても、なかなか飛行機は動きません・・

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

結局、１時間後、機長から「オイル漏れの原因が突き止められず、安全な飛行を保証できないため、機体を変更します」とのアナウンス。乗客全員が降りることに。

降機後、しばらくして、出発時間を１１時に変更すること、食事代として１人２，０００円配るとの放送がありました。

この時点で予約していたレンタカー屋に電話して遅れる旨を連絡したところ、「今キャンセルしてくれたら、取消料を取らない」と提案されたので、受けることにしました。どうも、店員さんは現地払いと思って申し出たようですが、実際は事前に支払済。たしかに、現地払いなら、店としてはそうしますよね。ラッキーでした。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

出発まで２時間ほどあり、朝も早かったので、１０時過ぎですが、昼食をいただくことに。レンタカーを運転することも無くなったので、ビールも。

鶴橋 白雲台 伊丹空港店 グルメ・レストラン

さて、出発３０分前の１０時３０分にはゲートに行きます。しかし、ゲートは、この飛行機から降りてくる人でごった返しておりました。振替の機体の到着も遅れたみたいです。

ここでＡＮＡからメール。窓無し席に変更になりましと・・・しかし、妻が座席マップを見たら、窓側の別席が空いていて、変更することができました！！グッジョッ！！

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

とうわけで、窓側席をゲット！！
ただ、この飛行機にはモニターがありませんでした。本当に機体が変わったようです。

なお、出発予定が１１時だったのに、搭乗開始が１１時頃になってしまいました。さらに遅れる見込みです。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

結局、ゲートを離れたのが、１１時４０分過ぎでした。予定より、３時間３０分遅れ。けど、出発できただけ良かったです。この日は伊丹だけではなく、関空や神戸発の便も満席でした。もし、欠航になったら、沖縄に行けなかったので。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

故障した機体は、まだゲートに駐機したままでした。

後ほど調べたのですが、この機体故障の影響で、
・次の沖縄行き（11時30分発）も２時間遅れ
・１３時と１４時の東京行き２便が欠航
となっていました。
おそらく、東京行きに使う機体を沖縄行きに振り替えたんでしょうね。たしかに、沖縄は飛行機でしか行けませんが、東京は新幹線でも行けるので、振替元にしたんでしょう。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

さて、機内のテレビでやっていたニュースです。本日１１月３日に首里城の再建工事が始まったそうです。このような日に沖縄に居たということは、何か運命を感じますね。再建されたら行こうかな。

離陸して１時間３０分後、沖縄本島（奥）が見えてきました。ちなみに、手前は与論島。とても綺麗な海に囲まれています。いつか行きたい。

いわゆる、やんばるエリアを見ながら、那覇へ向かいます。ここで本島を横切って南側に抜けてから、空港へ向かいます。

本島南部を飛行中に撮影したもの。本当に、空と海の境目がありません。

さて、１３時４５分に無事に那覇空港に着陸しました。
当初は１０時３０分到着予定だったので、３時間１５分遅れですね。

しかし、本当に海が綺麗。飛行機が遅れたことを忘れさせてくれますね。

さて、今回もホテルは東急ＲＥＩ那覇。ゆいレールで向かうことにします。

那覇空港駅 駅

ホテルのチェックイン開始まで時間が少しあったので、旭橋駅前の観光案内所に寄ったり・・

沖縄観光情報センター 名所・史跡

スタバでコーヒーを飲みます。

ちなみに、１１月３日の沖縄は、半袖で十分。コーヒーもアイスとなりました。

１５時過ぎたので、ホテルにチェックイン。今回は、デラックスツインにしました。

全国旅行支援の対象になので、割引とクーポンをゲット。１１月３日は祝日ですが、木曜日なので、平日扱いでした。というわけで、宿泊割引もクーポンも、平日分ゲット！！

那覇東急REIホテル 宿・ホテル

ちなみに、デラックスツインは、バルコニー付き。洗濯したものを干すのにとても便利でした。

那覇東急REIホテル 宿・ホテル

さて、レンタカーもキャンセルしたので、ゆいレールで観光に出発。まずは、牧志駅まで行き国際通りを散策。空手のイベントがあったようで、歩行者天国になっておりました。

今回は、壺屋やちむん通りを観光することにしました。
せっかく徒歩で観光するので、これまであまり感じてこなかった、沖縄の歴史文化的なところも感じることができるので。

壺屋焼物博物館というのがありました。
文化の日なので、入場料は無料のようで、ありがたいです。

那覇市立壷屋焼物博物館 美術館・博物館

沖縄には、赤いシーサーや瓦のようなものを荒焼、綺麗な食器などを上焼というそうで、荒焼は水がめなど、生活必需品に使われていたということ、また、琉球王朝が焼物屋をここ壺屋に集めたことで、ここで焼物が発達したことなどが紹介されておりました。

那覇市立壷屋焼物博物館 美術館・博物館

壺屋には、新垣家住宅というところがあり、週末だけ一般公開されています。

新垣家住宅 名所・史跡

ここでは、以前使っていた登り窯を見ることができます。

朝ドラのスカーレットでも、主役の戸田恵梨香さんが登り窯を使ってましたなぁ。

新垣家住宅 名所・史跡

ただ、この辺りが市街化する中で、煙などが問題となって、今では使われなくなったそうです。もったいない。

新垣家住宅 名所・史跡

さて、カフェの休憩。我々の旅で、カフェの休憩は必須です。
焼物屋を兼ねている「南窯（ふぇーぬかま）」に寄りました。

南窯 グルメ・レストラン

店内は、とてもいい感じです。焼物街の雰囲気がよく出てます。

南窯 グルメ・レストラン

コーヒーも本当の美味しかったです。さっき飲んだスタバのアイスコーヒーと全然違います。

南窯 グルメ・レストラン

さて、妻が焼き物を少し買って・・

夕暮れの国際通りを牧志駅に向かい・・

ホテルに戻ってサンセットの名残を見た後・・

那覇東急REIホテル 宿・ホテル

本日のメインイベント、伝統的な琉球料理のお店に行きます。「美栄」というお店を予約していました。

美榮 グルメ・レストラン

ここですが、５月の宮古島旅行の時に使ったＪＴＡの機内誌の特集が琉球料理でして、そこに、昔の文献を研究して琉球王国時代の食文化や料理の復活に取り組んでいるところとして紹介されていました。
この記事を読んで、絶対に行ってみたいと思っていたところです。

美榮 グルメ・レストラン

店に入ると、このような個室に案内されました。

床もテーブルも鏡のようにピッカピカ。すごいところです。

美榮 グルメ・レストラン

まずは、飲み物を注文。

たしか古酒（１０年）の「まさひろ」だったと思います。

カラカラを呼ばれる容器に入っていて、自分で氷や水を入れます。

美榮 グルメ・レストラン

今回は、事前に予約していた「百合」のコースです。

本島に美味しかったので、全品を掲載させていただきます。

こちらは付け出し。

美榮 グルメ・レストラン

こちらは「昆布いりち」。

いりちとは炒め物。豚肉で昆布を炒めています。

油の美味しさに驚きました。昆布を炒めるとこんなに美味しくなるとは。

美榮 グルメ・レストラン

こちら、盛り合わせ。雑誌の表紙にある「東海盆」ではありませんが、内容はほぼ同じ。

一番上のは「ぽーぽー」という沖縄風の春巻き、かまぼこ３種類、昆布巻き、ゴボウの肉詰め、魚１品です（鯛だったかな・・忘れました）

これがメイン料理と思うくらいです。１つ１つを丁寧に作っていることが分かりました。

美榮 グルメ・レストラン

こちら、なかみのお吸い物。

なかみとは、豚の内臓だそうでして、食べることができるようにするまで、非常に手間をかけるそうです。

美榮 グルメ・レストラン

こちらは、紅芋のあんだぎい。あんだぎいとは、油であげたもの。外はカラッとしているのに、内側が柔らかく、とても美味しかったです。

美榮 グルメ・レストラン

こちら、
右上：みぬだる。豚肉を黒ゴマでまぶしたものです。
左上：田芋の唐揚げ
下：お漬物。何かは忘れました・・・

美榮 グルメ・レストラン

こちらは、らふてえ。

本当にとろけそうなのに、あっさりしていて、素晴らしかったです。

美榮 グルメ・レストラン

確か、ミミガーの和え物だったと思います。

美榮 グルメ・レストラン

じゅーしーです。

柔らかく、そして具がたくさんあり、そして、とても良かったです。

沖縄そば屋のじゅーしーとは、全く別物でした。

美榮 グルメ・レストラン

こちらは、黒糖寒天。

美榮 グルメ・レストラン

そして、芋を使ったスイーツ。とても甘くておいしかったです。

沖縄の伝統料理、とても満足できました。

美榮 グルメ・レストラン

最後は、和服を着た方に見送っていただきました。女将さんかな。

これだけ美味しい料理をが一人１２，０００円って、お得というか、いいお金の使い方だと思います。
飛行機トラブルから始まった日でしたが、最高の１日のしめくくりでした。

美榮 グルメ・レストラン