四国4県グリーン車乗り倒しの旅（バースデイきっぷで行く伊予灘ものがたり【大洲編】）

2022/11/10 - 2022/11/13

　JR四国のバースデイきっぷ（グリーン車用：3日間）13,240円を使って、四国4県グリーン車乗り倒しの旅に出かけました。
　目的は、三つ。
　①❝伊予灘ものがたり❞に乗ること。
　②めったに乗れないグリーン車にできるだけ長く乗ること。
　③当分ご無沙汰の高知日曜市に行くこと。
　出発2週間前に宿を取って、これに合うように切符は、わざわざ広島県呉市から原付（岡村島～今治港はフェリー）で、松山駅のワープまで出向いて入手しました。
　本当は、指定券も含めて切符はウェブ申込できるのですが、伊予灘ものがたりの空席状況を睨みながら、行程の変更も考える必要があったので――
　窓口の女性のスキルが高かったこともあって、希望通りの切符を入手することができました。
　この行程には、1か所理解不能な内容が含まれています。
　高知の日曜市を見るのが目的の一つなのに、土曜日の夜は高松泊まりで、金曜日の夜が高知泊まりであるところです。
　土曜の夜に高知の宿を取るべく努力しましたが、全然ヒットせず、周辺に広げて検索してもダメ
　そこで作戦変更して、朝から特急グリーン車で日曜市に行ける場所を探したところ、高松に行きつきました。
　悔しいので、金曜日の夜は高知泊としました。
　完全に、鉄道マニアの変態旅行です。
　それでは、はじまり、はじまり――

エリア 大洲(愛媛)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

　令和4年11月10日（木）
　仕事は午前11時15分で切り上げて、呉港を12時05分のフェリーで松山に向かいます。
　松山観光港には14時に到着の予定です。

呉中央桟橋ターミナル 名所・史跡

　今日の船は、瀬戸内海汽船のシーパセオ2ですね。
　クルーズフェリーの名に恥じない豪華な船です。
　電源コンセントもあるし、無料のWi-Fiも使えます。
　呉～松山の運賃は3,500円
　2,500円から一気に値上げされて、往復割引もなくなりました。
　こんなご時世ですから…

広島 呉～松山クルーズフェリー (瀬戸内海汽船) 乗り物

　明日の『伊予灘ものがたり』の乗車に間に合わせるため、今日は松山に前乗りしただけなので、特に予定はありません。
　宿泊地松山までは、高浜から伊予鉄郊外線で行くのが通常パターンですが、今日は、観光港から高浜・梅津寺・港山と徒歩で移動して、「三津の渡し」で三津に渡ってから伊予鉄で移動しましょう。
　観光港から伊予鉄高浜駅も連絡バスを使わず徒歩で移動します。
　高浜駅手前のお好み焼き店「然」の店頭では、いつものようにワンちゃんが寛いでいます。

松山観光港フェリーターミナル 乗り物

　伊予鉄高浜駅
　いつ見ても風格のある駅舎ですね。

高浜駅 駅

　梅津寺駅
　1991年に大ヒットしたテレビドラマ「東京ラブストーリー」のロケ地としても有名です。
　昔は梅津寺パークという遊園地もありました。20年くらい前のことでしょうか。子供たちが小さかった頃に訪れたことがあります。廃止が近い頃だったので、私たち家族に従業員さんがついてきて、「次は、どれ動かしましょうか…」と（笑）

梅津寺駅 駅

　港山駅
　ネコちゃんが駅を巡視してました。
　よく見ると、ネコちゃんは2匹いますね。（右下の写真）

港山駅 駅

　『三津の渡し』で渡ります。
　この渡しは、市道松山2号線の一部と位置づけられており、港山～三津の80ｍを運行しています。料金は無料
　時刻表はなく、客がいれば随時運行されます。
　今回も、私をみつけて対岸から迎えにきてくれました。

三津の渡し 乗り物

　三津の商店街を移動中
　ここもネコちゃんがいますね。
　港町にはネコがよく似合います。

　伊予鉄三津駅
　ここから古町駅まで伊予鉄郊外線で移動します。
　運賃は250円
　松山観光港から古町まで普通に移動すると、連絡バス（港～高浜）180円と、電車（高浜～古町）380円の合計560円かかるので、半額以下で済みましたね。

三津駅 駅

　ところで伊予鉄の三津駅ですが、平成元年9月当時はこんな感じでした。
　昔の方が味があるでしょ。

　古町には、車庫があるのでちょっと覗いてみましょう。

古町駅 駅

　本日の宿：ホテルサンルート松山
　松山駅の近くにあります。
　全国旅行支援クーポンの利用で1泊朝食付きで7,100円のところが4,260円で済みました。
　併せて地域クーポンが平日なので3,000円分交付されます。
　このクーポン握りしめて、早速町に繰り出しましょう。

ホテルサンルート松山 宿・ホテル

　大街道にある『フルーツパーラーみしま』
　フルーツパフェ　1,300円
　地域クーポン1枚使ったので、実質300円でこの豪華なパフェをいただきました。

フルーツパーラーみしま グルメ・レストラン

　伊予鉄の市内電車（環状線）で松山駅に戻って、駅前のキスケボウル（ボウリング場）に併設する喜助の湯に入りましょう。
　松山の人はみんな道後温泉に入っているかというと、それは年寄りだけの話で、それ以外の人は結構ここを利用しているような、そんな印象があります。
　ここも天然温泉だそうです。
　この後、近くのフジグラン松山（ショッピングセンター）で食料と飲み物を買い込んでホテルに戻りました。
　ここでも残りの地域クーポン（2,000円分）で支払ったので、2,248円のところ、実質支払ったのは248円だけです。

天然温泉 キスケの湯 温泉

　11月11日（金）
　本日も有給休暇いただいてます。
　ホテルからは、松山駅周辺の鉄道の高架化工事の様子が見えます。
　それでは、松山駅に向かいます。

松山駅 (愛媛県) 駅

　本日の旅程です。
　メモ書きは、10月29日（土）に松山駅のワープ松山で切符を頼む際に使った旅程表です。
　今日は、『伊予灘ものがたり（大洲編）』で大洲まで行って、山線（内子経由）で松山まで戻り、宇多津へ。さらに土讃線の特急に乗り換え高知へ（泊）というグリーン車三昧の行程です。

　松山駅に『伊予灘ものがたり（大洲編）』が入線してきました。

　予約している人には、さっそく『旬彩モーニング』（3,000円）が配られます。
　ほとんどの方が予約していたようですが、私はサンルートで朝食バイキングを付けていたので予約してません（乗車4日前まで予約可能）。

　下灘駅では撮影タイムとして13分間停車します。
　この日は晴れていたんですが、季節的に太陽高度が低く、この時間帯にはホームに太陽光線が入らないので、あまり良い写真にはなりませんでした。

下灘駅 駅

　なので、今年の5月4日に原付で訪れた際の写真もアップしておきます。
　この時は、見送る側でしたが、それ以来「いつか乗りたい」と思っていたので、今回その夢が実現したわけです。
　何せ、特急でグリーン車扱い。さらには人気がありすぎてチケットは入手困難ときているので、なかなかハードルの高い列車です。

　下灘駅を発車
　ちょっと行ったところで、この橋と海が撮影ポイントなのだそうです。
　3両編成のどの車両からも撮影できるように、最徐行で通過します。

　アテンダントさんが、ひとり一人に声かけして、記念撮影をしてくれます。

　沿線マップです。
　この列車のすごいところは、食事と下灘駅をはじめとする伊予灘の景色だけではありません。
　沿線住民のみなさんによる、手を振っての『見送り』がすごいのです。
　な～んだって思われるかもしれませんが、これがグッとくるところがあって、みんな一所懸命手を振り返していました。
　私も、なんだか知らないけれど、涙がでそうになりました（歳のせいでしょうか）

　伊予長浜駅を過ぎると、海を離れて肱川に沿って大洲まで上っていきます。
　沿線のいたるところで、手を振っての「見送り」が――

「車窓左側：民家2階のベランダにご注目ください」って、どんなアナウンスーー
「ホンマや～～」

　別の民家の庭では――

　JA愛媛たいき粟津支店と、隣接の川下給油所の皆さんによる『お見送り』

　子だぬきさんも『だんだん』

　八多喜駅では、『特養老人ホームぎおん』の皆さんがーー
　最徐行で通過する車内から私たちも手を振り返しています。
　こういった刺激（交流）が、薬以上に長寿に効果があるものと推察します。
　これはスゴイ発想ですね！

八多喜駅 駅

　五郎駅名物のタヌキ駅長が登場
　窓ガラス越しにハイタッチすると御利益があるそうです。
　まもなく大洲駅
　アテンダントさんからバースディカードいただきました。
　家宝にします。

五郎駅 駅

　大洲駅に到着
　ホームでは戦国武将がお出迎え
　「えー、僕がシャッター押すんですか？？？」って言ってます。
　いつもは、一緒に写真に納まるのが仕事なので、このパターンは、はじめてだったらしい。

伊予大洲駅 駅

　大洲では12分の乗り換えで、松山行き特急宇和海10号に乗り換えます。
　大洲での観光はなし。
　基本、松山～宇和島にはグリーン車の連結はないので、ここは普通車指定席利用となります。指定席といっても、1両丸々ではなくて、何列かが指定席・残りが自由席という構成です。（JR四国では、ほとんどこのパターン）
　伊予市では、伊予鉄郡中駅の電車が見えました。
　松山駅では、同一ホーム（1番線）で岡山行き特急との乗り換えができます。

伊予市駅 駅

　松山駅では、3分乗り換えで特急しおかぜ16号岡山行きに移ります。
　JR四国の8000系電車（通称：イモムシ電車）ですね。
　グリーン車は1号車で、これも1両丸々ではなくて半室だけ。残り半分は扉で仕切っているものの普通車指定席です。（これもJR四国では定番）
　今治を過ぎたところで昼食にしましょう。
　昨日、フジグランで買ったサンドイッチと飲み物です。
　宇出津では、切り離された前側：高松行き「いしづち16号」が先に出発しました。

宇多津駅 駅

　宇多津駅では、9分の連絡で高知行き特急南風11号に乗り換え
　伊予灘ものがたりでもらった大洲の銘菓：鬼とうまん（黒糖餡）でおやつにしましょう。

高知駅 駅

　高知駅に到着
　駅から5分は言い過ぎだけど、10分弱ほどで本日の宿：ホテルファーストに到着
　ここ高知県も、明日の香川県（高松）も予算上限に達したので全国旅行支援はやってないそうです。
　それでも1泊で簡単な朝食がついて、さらに最上階には大浴場とサウナもあって4,000円で泊まれるのですから、言うことなしです。
　フロント横の自動販売機で宿泊料を払って、食券のようなものを提出する不思議なチェックイン方法を採用しています。

ホテル　ファースト 宿・ホテル

　じゃらんのホテル情報です。
　施設が古いので、口コミをみても賛否両論あるみたいですが、ちゃんとした大浴場も完備されていて、私はリピートありです。

　ひろめ市場に出かけました。
　平日なので、テーブルは空いていますが、一人では居づらいので、夕食と飲み物を買ってホテルで食べることにしましょう。
　帯屋町の商店街では、豪快にカツオを炙ってましたね。ガラス越しに見ることができます。

ひろめ市場 グルメ・レストラン

　結局、ひろめ市場と、その目の前にあるサニーマート毎日屋でいろいろ買って、ホテルで食べます。
　ひろめ市場では、時間的にタイムセールで安くなっていたので、結構お得でしたね。
　ひろめ市場での購入品
　　・焼き鯖寿司　　580円　→400円
　　・魚卵の煮物　　　　　　→200円
　　・餃子（にら）　　　　　→200円

　11月12日（土）
　おはようございます。
　ホテルファーストの朝食
　比較的質素ですが、これもついて宿泊料4,000円は破格！

　本日の旅程です。
　まずは、南国市（後免）の土曜市を見てから、一旦高知に戻り、特急で瀬戸大橋を渡って児島へ
　つづいて、瀬戸大橋を戻って高松、徳島と移動して、高松に戻って宿泊
　変な行程ですが、いろいろ思いがあります。

　※　行程表の上側囲みに「伊野」とあるのは「後免」の間違いです。

高知駅 駅

　特急で1駅（8分）で後免駅に到着
　列車はアンパンマン列車でしたが、先頭車だけは標準塗装の2700系気動車で、空いていたので、ここに陣取りました。

後免駅 駅

　後免東町停留所の車庫には2両が待機中
　でも、ここが終点ではなくて、この先に駅があったはず――

後免東町停留場 駅

　そう後免町が終点ですね。
　この先、終点までが専用軌道だった記憶があります。

　本日最初の目的地がここ
　南国市土曜市です。
　田んぼの中に施設があるようです。
　ここで、昼ご飯になりそうな弁当とか仕入れる予定だったのですが、あまりに地元向けの市場で、そんなものを売っておらず、早々に退散ーー

　それでは土佐電鉄の終点：後免町駅まで行ってみましょう。
　だいぶ昔に、一度来ているので、記憶をだどりながら――

後免町駅 駅

　後免東町停留所まで戻ってきました。
　さっきの電車が専用軌道から道路併用軌道に入ってきました。

後免東町停留場 駅

　後免駅に戻ったところで、1本前の普通列車が出発してしまったので、予定どおり9時32分発の特急で高知駅に戻ります。

後免駅 駅

　改めて、高知から特急南風10号岡山行きで本州の児島に向かいます。
　今日は天気も良いし、時間的にも大歩危・小歩危あたりの渓谷でも太陽光線が入るので、この辺りの写真も撮ってみましょう。
　あわせて、せっかくのグリーン車なので、優雅にラーメンとアフターコーヒーで昼食としましょう…、って、へけけ様のようにグリーン車に電気ポット持ち込んだのかって―――
　　【お詫び】　へけけ様、無断で名前だしてしまいました。ごめんなさい。

大歩危駅 駅

　いや、私にはそんな度胸はないので、ベビースターラーメンと、らくれんコーヒーで飢えをしのぐだけであります。（一昨日夜にフジグラン松山で買った残り）
　そんなこんなで、瀬戸大橋を渡って本州の児島に到着
　バースデイきっぷの有効区間が児島まで入っていたので、特急のグリーン車で瀬戸大橋を渡ってみました。
　児島では、瀬戸大橋フェスをやっていて、駅から無料のシャトルバスが出てました。

児島駅 駅

　児島での滞在時間はわずか17分
　今度は快速マリンライナー29号のグリーン車で高松を目指します。
　マリンライナーの1号車は2階建て構造で、1階は普通車指定席、2階がグリーン車指定席となってます。
　１階の指定席は18切符に指定券を買い足して何度も利用しているのですが、グリーン車は利用したことがありません。（213系時代にゆめじ編成で１回乗ったことを除く）
　この機会に乗っとかなくっちゃ――

快速マリンライナー (高松～岡山) 乗り物

　高松駅に到着
　5分の連絡で、徳島行き特急うずしお24号に乗り継ぎます。

高松駅 駅

　高徳線特急もグリーン車の連結はないので、普通車指定席で我慢
　鳴門線との分岐駅：池谷を経由して徳島駅に到着

徳島駅 駅

　今度は本当にラーメンを食べます。
　徳島ラーメンでは、有名店の「いのたに」
　中華そば肉入り中盛り　750円
　生玉子トッピング　 　　50円

いのたに 本店 グルメ・レストラン

　ひょうたん島クルーズに出かけましょう。
　徳島駅が位置する新町川と助任川に囲まれた中州（ひょうたん島）を1周する約30分のクルーズです。
　料金はたったの400円
　橋の下を数か所くぐるので、なかなかのスリルもあります。

ひょうたん島クルーズ 乗り物

　今日の高松の宿には、部屋に風呂がついていないので、徳島で入っておきましょう。
　新町温泉（銭湯）が東横イン徳島眉山口の真ん前にあります。
　10年以上前に泊まった際に、フロントで教えてもらって、入りに行った覚えがあります。
　その時は、「温泉ですよ」と聞いたのですが、今回入ってみても、成分表とかの掲示もなく、もしかしたら、誤報かもしれませんね。
　でも、地元の爺さんたちが、「ウー」とか、「アー」とか唸っている正統派の銭湯であることは間違いありません。
　入浴料400円也

　徳島駅17時28分発の高徳線特急うずしお24号で高松に戻ります。
　グリーン車の設定がないので、普通車指定席を利用します。
　高松駅では、最近めっきり出番が減ったキハ40系の4両編成が出発して行きました。同業者2名撮影中

高松駅 駅

　本日の宿：ホテルニュー月光園に到着　1泊4,000円
　高松駅から徒歩3分の位置にあるので、翌日の日程も加味してここを選びましたが、いろいろとないものがあります。列挙してみましょう。
　・エレベーターなし（2階のフロントや4階の自室へは階段で）
　・風呂なし（家族風呂はあるそうで、順番に湯をはって利用することは可）
　・冷蔵庫なし
　・浴衣なし
　・ダイヤル式電話なし（この電話機：アイホンというらしい。
　　モーニングコールの設定方法も不明。フロントに行って直接
　　お願いすると、まさに電話がかかってきた。）

　いろいろ戸惑いはありますが、立地がよいので緊急避難的には使えそうです。
　って、リピートするんかい――

TABIST ニュー月光園 宿・ホテル

　すぐ近くのメリケン屋で夕食をとります。
　肉ぶっかけうどん（ひや）
　食後は腹ごなしに、港まで行ってみました。
　フェリーは、小豆島行きか。

めりけんや 高松駅前店 グルメ・レストラン

　宿に戻って、徳島駅の地下にある土産物店で買った徳島産の「木頭ゆずチューハイ」と、「すだちソーダ」を飲んでみましょう。
　両方とも、さすが地元の名産品を使った飲み物で、なかなかイケます。
　でも、一点気になることが――
　確かに販売業者は徳島の業者ですが――
　製造業者は、広島県の安芸津町の業者って―――
　なんで安芸津で造った徳島名産を、わざわざ徳島に来て購入するとは――
　なんとも釈然としないのです。
　まるで産地偽装Gメン：へけけ様の気持ちがわかります。
　　【お詫び】　へけけ様、またやってしまいました。ごめんなさい。

　11月13日（日）
　この旅行最終日を迎えました。
　本日の行程
　高松から宇出津経由で高知まで行って日曜市で買い物をします。
　後は帰るだけ。
　2時過ぎの特急で多度津まで戻って、松山行き特急に乗り継ぎます。
　松山からはフェリーで呉にもどります。
　さて、高松発の特急しまんと3号ですが、到着が遅れているようです。発車時間ギリギリに入線してきたので、急いで乗り込むと、「車内清掃があるので、一旦出てください」と、追い出されました。
　でも、座席の向きを変えただけで、2両分だけなので、すぐに乗車開始となって、2～3分遅れで発車できました。

高松駅 駅

　高松から乗った特急しまんと3号高知行きには、グリーン車は併結していないので、まずは普通車指定席に乗ってます。
　宇多津で、岡山からの特急南国1号（グリーン車あり）に併結するので、そこでグリーン車に乗り換えます。
　宇多津駅手前で、南風1号の入線を待って、駅に入ります。
　ここで再度停止。作業員が乗り込んで、「ヤワヤワ」と指示を出しながら、連結作業を行います。
　ドアが開いた段階で、ホームにおりて、一番前の1号車に乗りなおします。
　後ろ側のドアから入ったので、半室普通車指定席を抜けてグリーン車に入ります。

宇多津駅 駅

　今日は生憎の雨ですね。
　雨と落ち葉の影響で車輪の空転が生じたため、土讃線の各列車で遅れが生じているようです。
　南風1号も22分の遅れがでていますが、ものは考えよう。その分グリーン車に長く乗れると思うと、それはそれで得した気分です。

高知駅 駅

　昨日の朝も高知にいたように思うのですが、記憶違いでしょうか（笑）
　雨ですが、日曜市はやってます。
　名物の「いも天」もやってました。

日曜市 市場・商店街

　田舎寿司・ジャム・おはぎ・わさび味噌を買いました。

買いませんでしたが、松岡かまぼこ店のラインナップが気になります。

松岡かまぼこ店 グルメ・レストラン

　まだ少し時間があるので、はりまや橋から土佐電で桟橋通五丁目（終点）まで
行ってみましょう。
　今日はワンコインデーらしく、市内均一料金200円のところ、半額の100円で乗れました。
　途中、維新電車とすれ違いました。

はりまや橋停留場 (はりまや橋駅) 駅

　一駅徒歩で戻って、土佐電交通の車庫を撮影

桟橋車庫前停留場 駅

　高知14時13分発の特急南風18号は、アンパンマン列車で運行
　特に、1号車半室普通車指定席(24席）は、アンパンマンシートになってます。
　ということは、残りの半室グリーン車も、なにか大変なことになっている可能性もーー
　もしそうだったら、居心地悪そう
　果たして―――

　大丈夫でした。半室グリーン車はいたって普通
　それじゃあ、日曜市で買った「田舎寿司」で遅めの昼食としましょう。
　阿波池田では、「四国まんなか千年ものがたり号」がチラッと見えました。
　併せて、赤色バーションのアンパンマン列車ともすれ違いました。

阿波池田駅 駅

　多度津駅に到着
　次の列車まで26分あるので、いったん駅の外に出てみましょう。
　駅構内にはレンガ造りの給水塔がありました。

多度津駅 駅

　JR四国では最終ランナーとなる特急しおかぜ12号に乗り継ぎます。
　これもイモムシ電車（8000系）でした。
　松山からは伊予鉄郊外線と連絡バスを使って松山観光港へ

松山駅 (愛媛県) 駅

　松山観光港20時10分発のフェリーで呉港到着は22時05分
　呉駅22時19分発の列車で新広駅まで帰る予定でしたが、15分ほど遅れました。
　この列車、呉ポートピア～天応駅走行中にイノシシと接触したそうです。
　そんなに田舎でもないのですが…
　これにて、グリーン車乗り倒しの旅は終了
　みなさん、最後までお読みいただきありがとうございました。

呉駅 駅

この旅行記へのコメント （5）

• mom Kさん 2023/01/20 05:05:08

  旧三津駅素敵!

  「特養老人ホームぎおん」さんのお見送りを是非体感したいです。これだけで私には「伊予物語」乗車価値ありますね。予定日の切符予約出来なくて、簡単に諦めてる。頑張ります。臥龍山荘恋しくてだから、頑張れます。それにしても貴道程に共感＆参考、大。私の旅の道しるべを有難うございます!

  マジェッドさん からの返信 2023/01/20 21:06:21

  Re: 旧三津駅素敵!

  　moｍ K様
  
  　コメントありがとうございます。
  　そして、三津浜の詳細レポート、私も参考にさせていただきます。
  　実は、明日と明後日は息子と軽自動車で、また松山に渡ります。
  　今回は、道後温泉に入って、夜は「いよてつ高島屋」の四川飯店で飲むだけの旅です。
  　今後ともよろしくお願いします。
  
  　　　マジェッド

  mom Kさん からの返信 2023/01/20 21:28:35

  良い旅を!

  ご子息となら、また格別の思い出旅。お天気でありますように。

• Decoさん 2022/11/27 09:46:20

  伊予灘ものがたりと日曜市

  マジェッドさん、おはようございます。
  
  以前の九州の旅行記も移動距離が凄くてびっくりしましたが、今回も凄い！
  私のスローな頭ではなかなか追い付かず、冒頭のスケジュールで確認してようやくわかりました(^^ゞ
  
  日曜市、やっぱり人気があるのですね。土曜泊は観光の需要が大きいと思いますが、それに加えて日曜市がありますからね。私も高知に行くなら予定に入れたいと思いますから、お宿をとるのも大変ですね。
  でも、写真を見たらやっぱり楽しそう。買物好きでなくても、見ているだけでも楽しめそうですね。
  
  さて、伊予灘ものがたり、やっぱり大人気なのですね。チケット入手も困難とは。
  マジェッドさんの以前の旅行記でも、伊予灘沿いに行かれていたと思いますが、やっぱり景色は最高。それに徐行したりで見せ方も工夫されてて。地元の方のお見送り、お遍路のお接待の精神が根付いているのもあるのかも知れませんね。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Deco

  マジェッドさん からの返信 2022/11/27 16:33:58

  Re: 伊予灘ものがたりと日曜市

  　Deco様
  
  　コメントありがとうございました。
  　「伊予灘ものがたり」のお見送りは、平日にもかかわらず本当にすごくて、こんなのを列車が通る度に一般の方も含めてやっているのか驚きました。
  　Decoさんがおっしゃるとおり、「お遍路のお接待」の精神、そういった土地柄があったからこそ成立しているのだと――
  　そう考えると腑に落ちるところがあります。
  　高知の日曜市は生憎の雨でしたが、高知は雨が多いので、台風でも来ない限りは開催するのだそうです。
  　今回は、仏手柑（ぶしゅかん）と野イチゴの手作りジャム（それぞれ200円）を買って帰ったのですが、特に仏手柑はこれまで使ったマーマレードの中でもダントツに美味しかったので、妻には大好評でした。
  　今後ともよろしくお願いします。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　マジェッド