空を飛んで憧れのお宿へ

2022/11/09 - 2022/11/10

湯之助の宿 ⻑楽園です。だいぶ以前にテレビの旅番組を見てからずっと憧れていたお宿です。ようやく宿泊できました。一泊でしたが充分満喫できました。

エリア 玉造温泉(島根)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

13時29分玉造温泉駅到着
路線バスで長楽園に向かいます。
バス停は駅構内にはありません。駅を出て左に曲がって3分程のT字路がバス停です。
※温泉街へ向かうバスは道を渡らずに待ちます。
（バス停は道を渡った所ですが、バスは右の方から来ます）

10分程の乗車で最寄りのバス停(温泉上)に到着
お世話になる長楽園さんはバス停すぐです。

お世話になる「湯の助の宿　長楽園」さん
20年以上前に旅番組で見てから、ずっと憧れていました。

ついに憧れのお宿の暖簾をくぐることができます。

棟⽅志功の絵画（「玉名泉縁起之図」 長楽園さんのコレクション）がお出迎え

日本庭園を⼀望するロビーラウンジ

ここでも枯山水庭園を鑑賞できます。

チェックインには時間があるので

まず長楽園さん自慢の日本庭園を散策。

日本一
120坪の庭園混浴大露天風呂

大露天風呂「龍宮の湯」
上から見ても雰囲気最高！！
入浴するのが楽しみです。
この時期、周りの柊から芳香があります。
大露天風呂に浸かりながら自然のアロマテラピーを受けられるわけです。

日本庭園は広さ1万坪、白い玉砂利が敷き詰められ、数百種の樹⽊草々に彩られた回遊式庭園です。

⽶国の庭園雑誌「ジャパニーズ・ガーデン・ジャーナル」のランキングにて、毎年上位⼊賞しているそうです。

庭園内の池（大泉水）
この時期は周りの松の緑に

色づいた木々が彩を添えています。

「知人庵」
⼀軒家の離れ客室です。別荘のようにゆったり過ごすことができるでしょうね。

「想い橋」を渡って対岸からの「大泉水」

立派な黒松と石燈籠

水面に松の木、まさに松江ですね。

広い庭園には休憩所が設けられています。

石の壁の洞窟を抜けると

昭和天皇御座所
昭和天皇は昭和40年と昭和57年の2回御臨泊されたそうです。

長楽園さんには皇太子時代の上皇様や浩宮時代の今上天皇も宿泊されているそうです。所謂、宮内庁御用達のお宿です。

日本庭園の散策
20分程でしたが、お宿の中の小さな旅でした。

庭園散策の後はお宿を出て玉湯川へ
錦鯉が優雅に泳いでいました。

河原の足湯も堪能しました。

お宿に戻ってチェックイン
西陣織「獅子」（二代目　龍村平蔵 作）

お部屋は和室
ゆったり過ごせる広さです。

別の角度から
非常に落ち着いた雰囲気のお部屋です。

ベランダ
温泉街を見ることができました。

パウダールーム
明るい感じの造りです。

洗面台もおしゃれでした。

お部屋のお風呂も温泉です。
所謂、内湯温泉付客室

非常に良い天気なので宍道湖畔の夕景を見に
宍道湖畔の玉造国際ホテルさんへ
長楽園さんはグループの玉造国際ホテルさんとの間に宿泊客用のシャトルバスが運行しています。
玉造温泉の長楽園さんの宿泊客が宍道湖畔の夕景を観ることが可能ですし、玉造国際ホテルさんの宿泊客が大露天風呂への入浴ができるわけです。非常にありがたいと思います。

玉造国際ホテルさんからの宍道湖越しの松江市街　
天気が良いのではっきりと見ることができました。

宍道湖の全景のパノラマビュー

空がだんだん赤くなってきました。
ただいまの時間16時56分
関東だったら、すでに日没している時間です。
西日本へ来たことを実感しました。

これが宍道湖の黄昏　
夕日の名所としても名高い宍道湖。さすがの美しさです。

多少出た雲も茜色に染まって非常に綺麗です。

日本の夕陽百選の一つ宍道湖の夕陽(☆o☆)
絶景でした

長楽園さんに戻り、夕陽鑑賞で冷えた身体を温泉で温めました。
さすが！！名湯玉造温泉です。
非常に優しいお湯です。
特に華泉の檜風呂に入った時はその優しさに、違う！！と絶叫しました。
入浴後は意外にさっぱりした感じです。
関東の乾燥でカサカサになった皮膚がすっかり改善しました。
私の場合、かかとのガサガサやカサカサ手荒れが直ぐに治療できたのは感激でした。

お楽しみの夕食です。
会場のお花も霜月を感じさせてくれました。

これが長楽園さんの霜月の夕食です。

前菜
秋の旬彩盛合わせ
中心にあるのは長楽園さん一押しのくろもじを使用した練り豆富になります。
くろもじにはリラ効果と美容効果が期待できるといわれているそうです。

造り
近海鮮魚三種盛り

酢物
境港サーモンと松茸南蛮漬け

凌ぎ
十割の出雲蕎麦

蓋物
南瓜真丈と秋野菜の生姜餡かけ

温物
大山鶏と無花果の茶碗蒸し

私たちはメイン料理をチョイスするプラン
島根和牛のステーキと浜田産のどぐろの煮付けをチョイスしました。
ほかにアワビのバター焼き、大海老の天麩羅、のどぐろの塩焼きから1人一品選べます。

長楽園さんからのお祝いの一品
今回は家内のお誕生日祝いの旅です。

御赤飯に卵白には金箔が飾ってあります。
お上品な一品をありがとうございました。

留椀
栗と飛魚の真丈　栗チップ
留椀には山陰の名物「飛魚(あご)」を用いた真丈に長楽園さん自慢の一番出汁を使用したお吸い物
山陰の深まる秋を感じる逸品でした。
香の物
ピンクは蓮根、非常に珍しいと思いました。

デザート
長楽プリン　梨コンポート
甘過ぎず、さっぱりいただけました。

赤ワインをかけていただいたら、コクがでてより美味しくいただけました。
ごちそうさまでした。

ライトアップされた⼣闇の枯⼭⽔
味わい深いですね。
おやすみなさい(-.-)y-., o O

おはようございます。
起きたら朝風呂にゆっくり浸かって8時半から朝食です。
長楽園さんのお宿の朝ごはんです。
お宿の朝ごはんの定番、固形燃料グルメは豪華に二品あります。

お宿の朝ごはんといえば、小鉢グルメ
全て上品なお味でした。練り物には島根県浜田の名物、赤天、そして玉造温泉の温泉玉子、お出汁も美味しくいただきました。

お椀は、もちろん宍道湖のしじみのお味噌汁です。
絶品でした。

お宿の固形燃料グルメ
一つめはカレイ
非常に淡白で上品なお味でした。

そしてもう一つの固形燃料グルメは朝粥です。
朝粥が出ているだけで、関西のお宿の朝ごはんを感じます。

朝食後は荷物を片付けてチェックアウト
一泊は短いですね。何泊かしてみたいお宿です。
お会計を済ませてみると、夕食にオーダーしたグラスワインとっても美味しかったですし、満足の量でしたが、意外にリーズナブルでした。ありがたかったです。

お宿を出ると、玉造温泉の名所の一つ匂玉橋（まがたまばし）が目の前です。

玉湯川を渡った長楽園さん前にはキサカヒメの像
キサカヒメは佐太大神（猿田彦）のお母さんです。
病気平癒・安産守護・海上安全に御利益があるそうです。
参拝(=∧=)

大きな勾玉
翠の勾玉と付近の紅葉との鮮やかなコントラスト

湯薬師広場
玉造温泉バス停近くにあります。湧き出す温泉は化粧水として持ち帰れますが、飛行機に搭乗するので諦めました。
玉造温泉は美肌の湯として非常に有名で入浴剤としても良く見かけます。私たちも良く利用しています。
実際に浸かってみると、とても優しいさっぱりしたお湯でした。万人向けの温泉だと思います。

玉造温泉　湯之助の宿長楽園
ずっと憧れていたお宿ですが、本当に素晴らしかったです。温泉の効能として悩んでいたかかとのガサガサが治療できました。機会があれば、是非再度訪れてみたいです。
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