2022年10月　タイ旅行①　キャセイパシフィックで4日間かけてゆるゆるタイの島へ行く　Ko Lanta

2022/10/13 - 2022/11/03

タイに最後に行ったのは2020年3月。コロナ禍のギリギリ前のプーケットでした。フライト変更、キャンセルさらに滞在中ドイツの感染者数の急増などがあってドキドキの旅行でした。
ドイツに住んでいるうちの夫婦。それ以来旅行はヨーロッパ内でした。今年の夏イタリア旅行を計画した後の7月、夫が、車でじゃなく飛行機で旅行がしたい、（じゃ、イタリア飛行機で行く？）いや、東南アジアに行きたい！長く飛行機に乗ってタイに行きたい！(長く飛行機に乗るのは大変だよー）と言いだしました。タイは入国規制を緩和したばかりです。そしてコロナの規制が厳しい香港でのトランジットも可能になりました。
じゃ、タイにも行こう！
ちょうどメールでホテル予約サイトからホテルのいいオファーがあったところでした。すごい！このホテル、空港からランタ島の送迎付きだよ。
ランタ島って何？どこなの？フェリーに自分で荷物を持って乗るとか絶対いやだよという夫。
送迎付きって言うんだから全部やってもらえるでしょうというわたし。
うちの夫婦のエアライン、キャセイパシフィック（＋バンコクエアウェイズ）で行くタイの旅。今回はフェリーも使ってのランタ島とバンコクです。
この旅行記は、家を出てから長い時間をかけてランタ島のホテルに着くまでです。

エリア ランタ島(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 船 タクシー 飛行機
• 航空会社: キャセイパシフィック航空 バンコクエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

10月13日（木）

朝食のパンを食べていて、差し歯がかけました。ぎゃー。今日出発なのに！
かかりつけの歯医者さんに焦って電話すると、12時だったらなんとか予約があいているので来てくださいと言われ行きました。すぐに治してもらって助かりました。
治療の後、歯医者さんとこの旅行の詳しい日程についておしゃべり。

15時過ぎに頼んでいたタクシーが来てデュッセルドルフ中央駅に来ました。
16:18発のICE725でフランクフルト空港駅まで行きます。

ICEの席です。このブロックはいっぱいでした。

飛行機は14日の13:45出発なので、普通なら前の日に出る必要はありません。
でも、今回はこの時期ドイツの学校の秋休みで旅客が増えてフランクフルト空港の手荷物検査などに時間がかかりそうという話が出ていて、さらにドイツ鉄道DBが時間通りに運行するかわからないため、一日早く出発することにしました。

ICEは1分の遅れもなく17:33にフランクフルト空港駅に到着。驚き！
というよりも2分くらい前に近くに着いて時間調整して駅ホームに入りました。驚き！w(゜o゜)w

NH Frankfurt Airport Hotel
NHホテル・フランクフルト・エアポートに来ました。

ターミナル1から出ているホテルのシャトルバスは30分に1本。17:45のシャトルバスは目の前で発車しました。急いだのに。

NHホテルは、ホテルグループ、GHA Discoveryに最近入りました。Discoveryのメンバーのわたしは前泊はこのホテルを選びました。
お手頃な値段のホテルです。

バスタブなしでシャワーのみ。
でも、拡大鏡がついてます。

晩ご飯を食べに19:00のシャトルバスで空港に向かいます。
ホテルの中にレストランはありますが、ドイツ料理だったのでパス。

滑走路の延長線上にホテルは建っています。
フランクフルトを出発する飛行機。ほぼ2、3分おきくらいに飛んでいました。

来たのは、DB 空港駅やヒルトン・ガーデン・インに近いLittle Italy　リトル・イタリーというイタリアンレストラン。
2019年9月にキャセイパシフィックのフライトキャンセルで空港に泊まった時にここに食べに来ました。まだあるかなーと言いながら来ました。
懐かしいねと夫と話します。

Zuppa di pesce

ドイツで食べるフィッシュスープはどうかな？
イタリア人が作っているのでおいしいです。

Zuppa di pomodoro

スープをあまり食べない夫がスープを注文しました。
どうしたの？
いや食べたくなった。

Petto di pollo al gorgonzola

チキンのゴルゴンゾーラソースを頼みました。
味はいいのですが、ここはドイツ、ドイツ人向けにタリアテレが柔らかい。

夫はカルボナーラ。やはり柔らかかったそうです。

赤ワインと水（Acqua Panna)エスプレッソも頼んで、出国前にけっこうお金を使いました。
このレストランの食事は量が多いです。周りを見ると一品しか頼んでないみたい。

スーツケースを持って入店している人もちらほらいました。

21:15のシャトルバスでホテルに戻りました。

10月14日（金）

ドイツ出国の日です。
ホテルで朝食は取りませんでした。家から持ってきたバナナとミカンを部屋で食べました。
10時ちょうどのシャトルバスで空港、ターミナル1に来ました。
そこからターミナル2に空港内シャトルバスで移動です。

CX288　13:45
CX288香港行きゲートはE6です。キャセイのチェックインカウンターは開いていたので、すぐにチェックインして出国手続きをしました。
マスクを取るのを忘れていましたが、取れと言われませんでした。

案内板にCX288　Hong Kongと出ていて、なんとなくじーんとしました。

去年フランクフルトから日本に一時帰国した時は、こんなにフライトが案内板になかったので、うれしくなりました。
時間も早いんですけど。

キャセイパシフィックのラウンジはなくなっていて、同じ場所にプライオリティラウンジができていました。

中の作りなどは前と同じです。

食べ物のコーナーも同じ。

けっこう好きで前によく食べたチキンウィングもあって、ほとんど同じだなぁと思いながら食べました。

ラウンジの係の人にセキュリティチェックにはどのくらい時間がかかりますかと聞くと5分という答え。
え？新聞やテレビのニュースでやってた2時間待ちとかいうのは何なの？そのほうがいいけど。

12:45にセキュリティチェックに行き、本当に待ち時間なしでゲートに行きました。

飛行機に乗りました。割と混んでいます。

現在キャセイパシフィックはフランクフルト香港を週3便で運航しています。

ウェルカムドリンク、シャンペンとオレンジジュースを頂きました。
(自分でミモザにするつもり）

離陸の前までに一回目の食事の注文を聞かれます。

時間通りの離陸でした。

映画や音楽をチェックします。
わたしはあまり昼の便で眠れないので映画、音楽、ゲームをします。

食事が始まりました。

Burrata cheese with tomato carpaccio
前に一度ブッラータチーズは食べたことがあるので知っています。<(｀^´)>
一度だけだけど。

わたしのメインのGrilled salmon。

ごく普通です。前に乗った時も食べたな、確か。

夫のメインは
Wok fried beef tenderloin with Chinese tomato sauce

中華です。

チーズもいただいてからデザート。

Raspberry and strawberry Pavlova
ちょっと甘かったです。

2時間くらい眠った後、目が覚めました。
日本の映画を2本見ました。

着陸の前の朝食。
Chinese breakfast　海老と帆立のおかゆと大根餅です。
おかゆはおいしいです。シーフードは特においしい。
前は変なベジの焼きそばがついてましたが、大根餅になってよかった。

夫は、Wellness breakfastというのを頼んで失敗したと言っていました。
ミューズリーが（と言ってましたが、キノアだったようです）超冷たくて体が冷えたそうです。パンはあったかくておいしかったらしいですが。

10月15日（土）

7時20分に香港国際空港に到着しました。2年半ぶりの香港です。
ゲート62に到着して、トランジットを通過しました。
ここで前までなかった顔写真を撮られました。

案内板です。フライトはだいぶ増えたようです。

やはり人は少ないです。
お店も全部閉まっています。（開いているところは探してませんが）
中に商品も置いてありません。

さて、これからだいたい8時間をこのラウンジで過ごします。
今この空港のキャセイのラウンジはこのThe Pier　ピア―だけが開いています。
去年JALで日本に帰るとき、ヒースローでキャセイのラウンジを利用しましたが、久しぶりの香港でのキャセイのラウンジです。
キャセイのラウンジ大好きです。(^^♪

ここはシャワーの受付。

まずシャワーを浴びてすっきりします。

あー、キャセイの飛行機だわ。

ドイツからタイへはタイ航空、ルフトハンザ、乗り継ぎでカタール航空、エミレーツ航空などが飛んでいます。

カタール航空に乗ってみる？接続がいいよ。ワンワールドだし。
夫は、いや、キャセイパシフィックに乗りたい。
ということで、キャセイに。
好きなエアラインなので8時間の待ち時間も我慢します。

静かでオットマンがあるところに陣取りました。
ここで2時間くらい爆睡。
ときどき携帯で大声で話す人がいて目が覚めました。

お腹がすいて一度ワンタンメンを食べました。
2杯目は麺なしのワンタンスープ。

ヌードルバー。

懐かしい。変わってなくて安心。

ここは洋風の食べ物のコーナーです。
食べ物の種類でいろいろコーナーが分かれています。

日中はあまり混んでいませんでした。

15時少し前にラウンジを出て空港内を歩いてみました。
散歩がてらまっすぐ歩いていきましたが、途中通行止めになっていました。

CX701　16:15
CX701バンコク行きはゲート28。
15:40頃から搭乗です。

ゲートに前はなかった機械があって、そこに顔を向けてくださいと言われました。
トランジットの時に撮った顔写真、パスポート、搭乗券が処理されて席の番号まで出ました。
うーん？情報収集？夫と話し合いました。(･_･?)

タイに向かいます。

機内食。

Scallop tataki　
Massaman beef curry

帆立のお刺身の前菜とビーフカレーです。

夫の食事。

Steamed chicken with matsutake mushrooms
松茸って本当に入っていたのかな。夫は、味がわかったのかなぁ。

飛行機はバンコクに18時に到着しました。
アライバルに着いてファストトラックの字が見えたので、そちらに進みます。
前はチケットを機内でもらいましたが、今回はなし、説明もなかったです。
ファストトラックの近くに係の人がいて、香港からのCクラス搭乗券を見せたら入れてもらえました。

荷物も早く出てきました。空港内で200ユーロ両替しました。
今日は空港からすぐそば、歩いて行けるというノボテル宿泊です。
ノボテルの人におすすめのSIMを聞き、その人も使っていると言うAISを購入しました。
ノボテルのシャトルサービス、タクシー風の車に乗ってすぐ、ホテル到着です。

Novotel Bangkok Suvarnabhumi Airport Hotel
部屋は広いです。
あまり使いませんでしたが。

ブッキングドットコムから予約を入れました。

バスタブがあります。
今日はゆっくりお風呂に入ろう。

夕食はまたシャトルサービスを使って空港で食べようかとも思いましたが、ホテルのレストランにしました。
あまりお腹がすいていなかったので、軽く食べます。
パッタイとサテーです。

10月16日（日）

5時半に起きました。時差ボケもなくぐっすり寝ました。
朝食はホテルで取らずにチェックアウトしました。

部屋の窓の景色。ホテルの中庭にプールがあります。
ゆっくりしたかったなぁ。

PG261　8:15出発
バンコクエアウェイズ261便クラビ行きです。
自動チェックイン機でチェックインを空港の人（バンコクエアウェイズの人ではないようでした）に聞きながら済ませました。
本当はカウンターでしたかったのですが、チェックインは全部機械でするようです。
荷物を預けるときに二人で7キロオーバーの47キロと表示されました。
手伝ってくれた係の人は、荷物入れ替えますかと聞いてくれましたが、めんどうだからいいですと答えました。
荷物重量オーバーのカウンターに荷物を持っていきました。
前回は6キロオーバーはおまけしてもらったのですが、今回はだめで1260バーツカードで支払いしました。
ランタでは買い物はできないなあ…

ここはバンコクエアウェイズのラウンジです。
バンコクエアウェイズにはすべての乗客用にラウンジがあります。

ここでカニカマの入ったサンドイッチとオレンジジュースの朝食。

セキュリティチェックはラウンジの後なので少し早めに行きました。
水のボトルを忘れていて没収。
ゲートの前で待ちます。

出発は15分遅れです。

この飛行機でクラビまで飛びます。

クラビの空港からの送迎付きのホテルの予約でしたが、1日2回時間が決まっていました。行きはわたしたちの到着が早いので時間が合わず、ピックアップをホテルに頼みました。2500バーツです。

ドメスティックは沖止めが多いのでしょう。
これはこれで好きです。

バンコクエアウェイズは国内線でも機内食が出ます。
これは鶏肉の入った卵焼き風のもの。ほうれん草とトマト味のソースがついています。割とおいしかったです。
飲み物はジュースとコーヒーをもらいました。
こんなにいろいろ出るフライト、ありがたいです。

10時ころクラビ国際空港に到着しました。
荷物を取ってホテルの迎えの人を探します。
空港のATMで5000バーツ降ろしました。
車に乗ったらすぐ寝てしまい、フェリーに乗る直前で目が覚めました。
フェリーに乗り込むところです。

運転手さんはこの後、車を降りて鍵をかけてしまったので、わたしたちは車の中にいるしかなかったです。
降りてみたかったけど、雨が降ってたのでまあいいか。

フェリーはこんなに大きいと思いませんでした。車ごと乗りこむタイプだったのね。
ライン川の渡しを想像してました。(コブレンツのやつf^_^;）

夫は自分で荷物を持ってフェリーに乗り込むのだけを心配していました。

ランタ島に到着しました。ランタ・ノイ島です。

ランタ島はランタ・ノイ島とランタ・ヤイ島に分かれていて、その二つの間は橋で結ばれています。
ランタ・ヤイ島がきれいなビーチが続きホテルがある観光の島です。

ここはランタ・ノイ島とランタ・ヤイ島を結ぶ橋です。
向こうに集落が見えています。Saladan　サラダンです。

雨が強くなってきているような気がする。

サラダンの町から10分くらい走って12時にホテルに到着しました。
Avani+ Koh Landa Krabi Resort
アヴァ二プラス・コーランタ・クラビ・リゾートです。

わたしはこのホテルのグループGHA DiscoveryのいつのまにかTitanium status　というのになっていました。
11時からのアーリーチェックインと部屋のダブルアップグレードというのが特典にあります。部屋は予約のときに一番安いカテゴリーのシービュールームで予約したのですがどうかなー。
部屋は、シービュープールヴィラにアップグレードされました！
聞いた感じそんなすごい部屋には泊まったことがありません。o(^-^)o

プール付きです！

目の前は海ですが、まるで冬の日本海銭函海岸、津軽海峡冬景色の色です。
ここに立っていても寒くないのが違い？雪じゃなくて雨、あと緑の木があるかぁ。
この日は灰色の空の下、ずっと雨が降っていました。
これからの2週間の天気に期待です。

この旅行記はこれで終わりです。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （4）

• てけさん 2022/11/24 15:32:32

  拝見しました！

  neko Chanさん、てけです。
  
  旅行記を初めて拝見しました。
  ご自宅はドイツなのですか？てっきり日本にお住まいだとばかり思っておりました。
  キャセイ、いいですね。しばらく搭乗しておりませんが、ビジネスラウンジを利用してみたいです（担々麺や雲呑麺がおいしいとの噂…）。
  
  nekochanさんは、かなり旅慣れていらっしゃるご様子とお見受けしました。余裕を持って出発されましたし、前泊したホテルも快適そうでしたね。
  香港のトランジットの写真も拝見して、おっしゃるとおり寂しげというかガランとしていましたね。マナーが今ひとつのどこかの観光客がごった返していた頃がむしろ懐かしく思いました。
  早く以前のように、健康ばかり気にせず旅が自由にできるようになることを心から祈るばかりです。
  
  今後もよろしくお願いいたします！

  nekochanさん からの返信 2022/11/25 01:03:51

  Re: 拝見しました！

  てけ　さん
  
  旅行記見ていただいてありがとうございます。
  こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。
  
  はい、わたしはもう30年？ドイツに住んでいて、実家に帰るときにキャセイパシフィックの接続がいいことに気が付き、キャセイで帰ることが多かったです。
  田舎は北海道で、東京に行ったのはこの割と長くなった人生で10回もないですが（ははは）、香港は今回のような乗り継ぎしただけを入れるとその何十倍も行ってます。
  初めて香港に行ったのは返還前1980年台ですかね。(てけさん生まれてらっしゃいますか？？？）その時はツアーで純粋に観光客してました。
  わたしがキャセイにかなり乗るので夫との旅行でも乗るようになり、夫も香港が好きになりました。こんな風にどこかに行くのに香港経由で行ってました。
  
  ほんと早く気軽に香港に行けるようになるといいですよね。
  
  ではまた！

• Eiji Haitaさん 2022/11/22 10:46:44

  取り敢えずお疲れさまでした。

  　自宅を出て
  　　　　タクシー・電車・飛行機3便・車・フェリー・車
  で、この間、宿２泊。
  　一般的には、大変な行程というところなんでしょうが、楽しかったでしょう。nekochanさんもでしょうが、特にご主人は楽しまれたと思います。
  　ただ、規制がなくなっての移動でしたので、気分的には随分と楽だったのではないですか。
  　タイの島で２週間のリゾートですか、ゆっくり出来て楽しいでしょうね。ずっとこのような旅行に強く憧れているのですが、未だにセコセコと動き回ることしかできていません。
  　日本は今から寒くなっていきますが、あなたの今からの旅行記で、存分に南国気分を味さわせて頂きます。

  nekochanさん からの返信 2022/11/22 23:45:27

  Re: 取り敢えずお疲れさまでした。

  Haita さん　コメントありがとうございます。
  
  うちの夫いろいろ考えていろいろ準備する性格なので、行きにここまで時間をかけてしまいました。わたしは、準備はあまりせずになんとかなるでしょうとのんびりするので、その過程で夫はいらいらするようです。
  
  夫は定年後で時間はありますし、わたしも働いてないので4日もかけていられますが、有給の計算をしながら、そして人との休みの調整をしながらだったらこんなことはできないですね。行こうと思えば2日で行けるところなので（体力勝負）。
  おっしゃるように規制がなくなってきているので、少し落ち着いて移動ができました。
  うちの夫は本当は明日から入院してあさって足の手術をするはずだったので、手術の前にゆっくり旅行をしようと（ふつうは手術の後にゆっくりするんですかねー）計画したのですが、昨日くらいから夫が風邪をひき、手術が延期となりました。この旅行の前からずっと11月24日というのがキーワードでそれに向けて準備していたのですが、今、気が抜けた状態です。