2022/09/29 - 2022/10/01
286位(同エリア588件中)
ソネッチさん
クラブツーリズムのツアー『悠久の奈良・斑鳩・飛鳥探訪 5つの世界遺産を含む13の名所へ 3日間』に一人で参加した二日目の旅行記です。
一日目・・・・興福寺・東大寺・春日大社・平城京跡歴史公園・・・旅行記①
二日目は、私がツアー参加を決めた「長谷寺」「室生寺」を訪問します。今回の旅のハイライト、朝からハイテンションでした。楽しみ~。
-
ホテルの朝食は7時からですが、混雑緩和のためツアー客は6時30分から可能とのこと。今日はホテル出発が8時と早いので、6時30分に部屋を出て、朝食会場へ。
席に案内してくれた係の方が、こちらを示して「奈良の名物です。いろいろ揃えていますのでお楽しみください」と一言。
この中では、精進汁を頂きました。野菜たっぷりで美味しかったです。 -
三輪素麺を食しましたが、柿の葉寿司が人気のようでした。
添乗員さんから、今日の昼食は1時30分を過ぎるので、朝食をたくさん食べてくださいと言われていました。頑張って食べます。 -
奈良のおばんざいが入った小鉢が充実してました。いつもは、洋食ですが美味しそうでついつい和食メニューになりました。このホテルに連泊なので明日は洋食メニューにします。
奥のガラスコップにはいっているのが、三輪素麺。汁はジュレで麺も三種類あっておしゃれ。
一通りとってきて、う~ん。野菜が少ないかも・・・と野菜を取りに行きます。 -
サラダを盛り付けて席に戻っているとき、豚肉ソテーを目前で調理していたので一皿ゲット。これが一番美味しかったです。
-
最後はコーヒー。フルーツは充実してますが、デザートの提供はなし。代わりに甘そうなパンをとってきました。抹茶味メロンパンはちょっとでしたが、アップルデニッシュは美味しかったです。お腹いっぱい食べました。
気が付くと7時30分。1時間近く朝食を楽しんでいました。7時50分にはロービーに集合と言われていたので、慌てて部屋に戻りました。 -
8時にホテルを出発して9時前に「法隆寺」に到着。まだ、ほとんど観光客の姿は見えません。
法隆寺は境内が広いので、今回の旅行では唯一ガイドさんの誘導で観光しました。ベテランのガイドさんで、手慣れたお話の上手なガイドさんでした。
法隆寺の玄関、南大門。室町時代に建てられた国宝です。 -
門の扉から見た「中門」「五重塔」
ここが、ガイドさん曰く「ベストショットポジション」みなさん、パチパチしていたので、私もパチリ。 -
西院伽藍の入り口「中門」
飛鳥時代の国宝です。エンタシスの柱で有名ですね。 -
両脇には日本最古と言われる仁王像。
阿形 -
吽形
法隆寺の説明を聞くと度々出てくる「日本最古~」
余談ですが、法隆寺は聖徳宗の総本山。
ガイドさんの説明によると、法隆寺や東大寺は、学問をするお寺なので檀家はいないとか。お寺の中にお墓はありません。 -
中門からぐるりと「五重塔」「金堂」を取り囲んでいる回廊。これもエンタシスの柱をもつ飛鳥時代の国宝です。
おほてらの まろきはしらの つきかげを
つちにふみつつ ものをこそおもへ
会津八一のこの歌を、ずっと法隆寺の回廊で詠んだ歌だとばかり思ってました。今回、調べたら「唐招提寺」の金堂で詠んだ歌だったんですね。歩きながらこの歌のことをずっと考えていたのに(笑) -
バスガイドさん曰く「法隆寺一番の行列スポットです」の国宝「五重塔」です。
日本最古の「五重塔」で、裳階がついているのでぱっと見、六重に見えます。
初層が公開されていて扉の外から塔本塑像(国宝)「北面 涅槃像土」を見ました。この像を見るためにズラリと行列ができるそうです。
早朝だったので、私たちのグループは並ばずに見ることができました。このころからちらほら学生の団体グループの姿を見るようになりました。 -
五重塔横の金堂は、西伽藍最古の建物でもちろん国宝。
中には本尊の釈迦三尊(国宝)、薬師如来(国宝)、阿弥陀如来(重文)が安置されています。釈迦三尊像の両隣には木造毘沙門天立像(国宝)・吉祥天立像(国宝)も安置されていて見所いっぱいでした。
止利仏師作と伝わる釈迦三尊像が有名ですが、アルカイックスマイルを浮かべたちょっと平面的な感じがするこの仏像は、想像よりも小さいです。 -
金堂・五重塔の北側に建つ「大講堂」(国宝)
平安時代の再建です。本尊は薬師如来で両脇に日・月菩薩(国宝)を従えています。
日本最古の建物群である西伽藍は、お堂も仏像も国宝のオンパレード。圧倒される素晴らしさでした。飛鳥時代の木造の建物が、よくぞ現代まで残っていたものです。奇跡です!素晴らしい。 -
西伽藍の後は、大宝蔵院へ。法隆寺伝来の寺宝が、収蔵・公開されています。
中学生の修学旅行で法隆寺へ行ったとき、美術の先生から「法隆寺は仏像がたくさ~ん並んでいるけど、百済観音と玉虫厨子だけしっかり見て」と言われました。木造の建物の中にたくさんの仏像が並べられていた記憶がうっすらあります。
今回訪問した大宝蔵院は、1998年落成。法隆寺では一番新しい建物です。随一の寺宝「百済観音」「玉虫厨子」は、とてもよく分かるように展示されていました。 -
法隆寺観光の最後は、東伽藍です。
まずは、八角円堂の夢殿(国宝)へ。東伽藍の本堂になります。ご本尊は、有名な救世観音像ですが、秘仏です。 -
夢殿から見た舎利殿。
ここで解散になって、各自で駐車場まで戻ります。
法隆寺は80分の見学時間をとっていましたが、広いうえに見るものも多い。残り時間は20分ぐらいでした。
すぐ隣に、菩薩半跏像で有名な「中宮寺」があるので行きたいと思いましたがあきらめました。
「後、20分です。中宮寺に行かれてもいいですが、くれぐれも決められた時間に戻ってくださいね」とガイドさんに念押しされて、中宮寺に向かう方もいました。
チャレンジャーです。
法隆寺は比較的交通の便がよく、今回、側にある法起寺、中宮寺は訪問できなかったので、再訪問してもいいなあと思います。 -
法隆寺の次は、「安倍文殊院」桜井市の住宅街の一画にあります。
華厳宗のお寺で東大寺の別格本山。安倍氏の氏寺であったと伝わります。 -
文殊様を本尊にしたお寺は珍しいですが、私は、5月に大分県国東半島の「文殊仙寺」、7月に高知県五台山の「竹林寺」を訪問しているので、これで1年間に三文殊訪問したことになります。文殊様に縁がありました。
-
まずは客殿に入り、大和四寺巡礼(長谷寺・室生寺・岡寺・安倍文殊院)の説明を受けました。この時、初めて知りましたが、このツアーは大和四寺巡礼に参加することになっているのです。(後でパンフレットを見ると、下の方に記載がありました)
巡礼に参加すると、各寺院で僧侶の御案内が受けられ、御本尊の前のお勤めができるそうです。ここで参拝時に着用するおいづるを受け取り、4寺に奉納する護摩木に記名しました。 -
配布されたおいづるです。不織布なので、暑い(汗) 着用は強制ではありません。
-
本堂の中でお寺の詳しい説明を受け、みんなでお勤めをしました。
大分県の「文殊仙寺」も高知県の「竹林寺」も、山中の広い境内にお堂をたくさん持つ大きな寺でしたが、街中にあるこちらのお寺はコンパクト。ただし前の両寺の文殊様は秘仏で拝見できなかったのに、こちらはご本尊の文殊様は拝見できます。獅子に乗り四人の脇侍を伴う渡海文殊(五像全てが国宝)のお姿で、高さは7mの巨像でした。珍しくて美しいご本尊様です。 -
金閣浮御堂。周りのコスモスは3分咲きでした。
この後、いよいよお待ちかねの「長谷寺」「室生寺」に出発です。 -
長谷寺を目指して人家がまったくない深い山道をバスは進みました。こんな山中に?と思っていると巨大な長谷寺の仁王門が出現。真言宗豊山派総本山「長谷寺」です。1時30分ごろ到着しました。堂々たる仁王門です。
「大和四寺巡礼」の一つなので仁王門のところに若い僧侶の方が待っていて、本堂まで説明しながら誘導してくださいました。長谷寺で僧侶の方の説明があるのは四寺巡礼のみだそうです。 -
仁王門をくぐると本堂まで、三百九十九段の長い登廊が続いています。長谷寺といえば、この登廊ですよね。念願かなって登ることができます。風雅な長谷型の灯籠がつるされています。
-
登廊は、上・中・下の三廊に分かれています。まずは、一番長い下廊から。
下廊の両脇は、8000本の牡丹が植栽されていて、牡丹の時期は花の登廊になります。JR駅のポスターや旅雑誌などで度々目にしますよね。本当はボタンに季節に来たかったなあ。 -
下廊から中廊は、時計4時の方向に曲がります。下廊と中廊を繋ぐ繋屋の横に「天狗杉」の根本が見えました。
案内のご僧侶が天狗杉の伝説を話してくださいましたが、長くなるので割愛。 -
中廊は一番短いです。
-
長く伸びる下廊が見えました。
-
上廊到着。後、少しです。
-
上廊は、鐘楼に繋がっています。三百九十九段登り切りました。左手前にある本堂に向かいます。
-
ここまで来ると天狗杉の先端を見ることができました。高い杉の木です。長谷寺にある唯一の杉の木だそうです。
-
長谷寺本堂(国宝)は、小初瀬山中腹の断崖絶壁に京都清水寺と同じ、懸造り(舞台造)で建てられています。
-
京都市街地が見下ろせる清水の舞台も絶景ですが、深い森が見下ろせるこの寺の舞台も絶景でした。遠く、五重塔が見えますね。
-
紅葉の時期は見事だと思います。
-
ちょうど、行事があっていて本堂の中には入れませんでした。舞台の上でお勤めをしました。
御本尊様は、右手に錫杖(通常は、お地蔵様が持っている杖)、左手に水瓶を持つ、いわゆる長谷寺式十一面観世音菩薩(重文)です。10mを超える日本で一番大きな木造の仏様で、まあ、大きかったです。迫力ある菩薩様でした。 -
お勤めをして、護摩木を渡したところで解散。各自、門前町でお昼を済ませて3時にバス集合になりました。
この日は、バスの中ではクーポン使い切りの話題で持ち切りでした。一人6000円のクーポンを昨晩ホテルでいただいたのですが、もちろん、まだ使っていません。このツアーは、お寺をたくさん周るので土産物屋さんにはまったく行かないのです。
「明日の昼食会場に、少しお土産物が置いていますが今日、使い切った方がいいです」と添乗員さん。「今日の昼食と、夕方、ホテルに帰ってから駅ビルで夕食とお土産でクーポンを使い切ってください」との添乗員さんからアドバイスをもらっていました。
なので、解散するとみなさん、門前町の食事処へ大急ぎでGOされました。事前に添乗員さんから門前町の地図が配布されています。昨日の夜から添乗員さんがクーポンを使えるか、電話をしまくって2軒のお店でクーポンが使えることを確認済みでした。コロナのためか、電話が繋がらないお店が多かったそうです。 -
2軒じゃあ、ツアーメイトみんなが入るのは無理かなあと私は最後にのんびり長谷寺の登廊を降りました。
登廊の横には塔頭寺院が並んでいます。写真は、紀貫之のおじさんが住んでいたお寺。紀貫之は長谷寺に縁があり 百人一首にもとられている代表歌
人はいさ 心も知らず ふるさとは
花ぞ昔の 香ににほひける
の歌の花は、長谷寺の梅の花だそうです。「紀貫之古里の梅」として境内に梅の木が残り、歌碑がたっていました。 -
長谷寺を後にして、添乗員さん激押しの奈良漬けを買いに白酒屋さんへ。「クーポンは使えないけど、美味しいのでお勧めです」と言われたら、行ってしまいます。
本業は酒屋さんかな。奈良漬は主人から頼まれていたのでもちろん、お買い上げ~。 -
長谷寺の門前町は草餅が有名で、白酒屋さんはその元祖。奈良漬を売る隣の店舗で販売していました。注文すると店前で焼き上げてくれます。
バスガイドさんが購入していたので、私も買いました。頼めばバラでも販売してくれるのです。 -
外がパリッとしていて美味。朝ごはんをいっぱい食べていたのでこれで十分でした。
3時にバス内で集合して、室生寺に出発しました。 -
室生寺も長谷寺と同じように山中にあります。
駐車場から室生川を渡ってお寺に向かいました。参道にあった「三宝杉」
私は巨木好きです。 -
ここでも仁王門の前で、ご僧侶が待っていました。四寺巡礼の三寺めです。
女人高野とも呼ばれる室生寺。真言宗室生派の大本山ですが、昭和30年代までは真言宗豊山派に属し、長谷寺の末寺でした。
「独立はしましたが、長谷寺さんには現在も仲良くしてもらってます」と案内のご僧侶が言っていました。 -
仁王門から境内に入ると、すぐに石段の参道「鎧坂」へと続きます。石段の両脇には有名な石楠花が植えられています。頂きに金堂の屋根が見えますね。
境内は緑がいっぱい。紅葉の時期は見事だと思います。
鎧坂の手摺りは、近年、上皇后様が参拝されたときに設置されたものだそうです。 -
金堂(国宝)に到着。
室生寺では、金堂を前にしたこの広場でお勤めをしました。 -
お勤めの後、金堂へ。扉の外からご本尊の釈迦如来立像(国宝)を拝見できます。如来様の立像は珍しいですよね。女高野の御本尊様ですが、どことなく無骨な感じがする仏様でした。
両脇に、文殊菩薩立像・薬師如来立像(重文)が安置されています。 -
最後に本堂(国宝)前までのご案内があり、ここで解散になりました。5時にバスに集合です。
-
急いで、お目当ての五重塔に向かいました。
室生寺といえば、シャクナゲと並んで「五重塔」です。 -
屋外の塔としてはわが国で最も小さく、法隆寺に次ぐ古塔の「五重塔」。優美です。シャクナゲの木がたくさん植えられているので、シャクナゲ花期は、さらに優美でしょう。
-
今年は、冬・春と2回京都を訪問しました。何だか、「五重塔」ばかり見ている気がして、帰ってちょっと調べてみました。
国宝の「五重塔」は九つあり、そのうちこの一年で、
東寺(京都)、醍醐寺(京都)、興福寺(奈良)、法隆寺(奈良)、室生寺(奈良)5つ訪問していました。
昨年、山口県の瑠璃光寺の五重塔は訪問しているので、残りの三つの塔も訪問すれば、国宝の五重塔を制覇したことになります。チャレンジしようかな。 -
五重塔をゆっくり鑑賞してから室生川にかかる太鼓橋を渡って、駐車場に戻りました。
これにて本日の観光終了です。4つのお寺を周りましたが、どの寺も個性的なお寺ばかり。見応えがありました。御本尊様も素晴らしい仏像ばかりでしたが、写真撮影不可なのが残念! -
6時にホテルに戻り、ロビーで解散。部屋には戻らず、クーポンを使い切るために駅ビルにGOしました。駅ビル売店はツアーメイトばかりでした。
何とか、クーポンを使い切って最後は、親しくなったシングル参加の三人と駅ビルで夕食をとりました。居酒屋メニューもあるお寿司屋さん。奈良でお寿司?と思いましたが、JR駅前は選択肢が少ない。近鉄奈良まで出かける気力がありませんでした。みんなで、お酒を飲みながら楽しく食事できたから良しとしよう。
明日は、楽しかった奈良旅行もいよいよ最終日です。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
室生・宇陀(奈良) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
52