2022/09/16 - 2022/09/17
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Brendaさん
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毎年恒例、シルバーウィークにぶつけて遅い夏休みをとる。
北海道向けの土曜のフライトはとても混むので、敢えて金曜日の朝イチのフライトで新千歳へ。そこから、9日間レンタカーで道内を回る予定。
朝8時。
新千歳のバジェットレンタカーは、空港からかなり離れているが、他のレンタカー会社も同じ辺りに固まってるようだ。
今回の旅のお供は、トヨタのライズ。車種の指定はしてなかったが、キャンプ場巡りなので、車高の少しでも高い車で助かった。
札幌市内の知り合いに挨拶し、キャンプに必要なギアや食糧を買い込み、いざオロロンラインを北上。
計画当初は、オロロンライン沿いの何処かで野営するつもりだった。雄冬峠の野営地も選択肢だったが、今回飛行機の重量制限もあり、最低限のキャンプギアのみなので、強風には耐えきれない。
吹きっさらしの雄冬峠は、見たら案の定誰も居なかったのでスルー、当初の選択肢でもあった増毛まで行くことにした。
本当は雄冬峠レストハウスの海鮮丼が食べたかったので、平日なら間に合うか?と、札幌からかなり飛ばした、笑。しかしながら、営業時間が11-15時までと短く、札幌で話し込んでしまったのと、地理感がわからないままの買い物で時間をくってしまったため、15分、間に合わなかった。残念。まあ、その時間に、数量限定の海鮮丼が残っていたかは定かではないけれど。安くて、海鮮の量がとても多いらしい。サシミストの私には外せない場所だったが、あと30分早く出てればなあと、軽く後悔。
約3時間オロロンラインをひた走り、増毛に着く。
本日の宿?は、暑寒海浜キャンプ場。夏場は混雑するらしいが、北海道のキャンプシーズンは終わりかけてる9月下旬。ファミリー、ソロ2張りのみで、広々としている。
役所に問い合わせたところ、水場は5日前に閉じられてしまっていたが、トイレは年間通して使えるとのこと。綺麗なトイレで、まさかのあったかい便座だった。冬場はありがたいだろうけど、ここに雪中キャンプしに来るツワモノはいるのだろうか。
とりあえずテントを張ってから、旧増毛駅付近を散策。出会ったのは、キタキツネ一匹、笑。
知り合いご推薦の、国稀酒造。車を置いてきたので、お試しさせてもらう。酒蔵の説明をしてくれた。近代化と昔ながらの作り方のハイブリッド方式。その方によると、花粉アレルギーで家にいるときは辛いんだが、蔵に入ると止まるという。また、肌がすべすべになったと。麹や菌の仕業か?見えないけれど、自然の凄さとは、こういうことなんだろう。本来、自然治癒力のある人間に、薬など必要はない。人間の身体に必要なものとは、即席で作られ、安全性も副作用も担保されていないワクチンなんかではないはずだ。
夏に500本しか作らない酒があと9本というので、教えてくれた旭川の友に買った。あと8本。
旧増毛駅付近は、裏寂しさが漂っている。週末は、もう少し活気があるのだろうか。
途中に、セコマではない普通のスーパーがあるし、酒屋もあるし、キャンプ場からは歩いていける範囲にあるので、便利だと思う。そばのオーベルジュの日帰り温泉も使えるし、全く問題なし。
暗くなってきたのでテントに戻り、焚き火をしつつ、すでに見えない日本海の波音を聞きながら、眠りにつく。
翌朝は、5時には目が覚めて、テントから出ると、目の前には広大な日本海が広がっていた。朝焼けが美しい。湯を沸かしてコーヒーを淹れ、パンを齧る。横には、暑寒別川。確か、鮭の遡上が始まっていると聞いていたのでいってみると、大量の鮭が海から川へ入ってきていた。時々、飛び跳ねる鮭。生鮭だな。
川を遡ってみると、堰が造られていた。堰では、全力で這い上がってきた鮭が溜まっていた。彼らはここから先には行けないのだ。生き物ピラミッドの頂点にいると鷹を括っている人間とやらに捕まえられ、腹を割かれ、メスは筋子を取られる。稚魚はまたこの川から放流され、何も知らずに産まれたこの川にまた戻ってくる。なんとも虚しい気持ちになる。
戻って、近くのファミリーと少し言葉を交わす。
昨日来た時は2人だったのに、車は増えてないのに夜は4人に増えてて、???と思っていたら、どうやらご実家が近所で、ご両親が夜来ていたらしい。小さい頃はこの浜が遊び場だったんですよ、と。今は旭川に住んでるって言ってたかな。小さい頃の遊び場。そんな場所がそのまま残るのは、とても羨ましく思う。私の遊んだ空き地は、都会の片隅。枯れ草で作った秘密基地。ご飯よ~と母が呼びにくるまで、駆け回った原っぱ。コオロギだらけだったけど、全力で楽しかったな。
そんな感傷的になってても仕方ないので、気分を切り替えて先に進む。
留萌経由で、幌加内を目指す。そばを食べるためだ。
留萌から沼田に向かう高速は、無料。なんとありがたい。
幌加内は、日本一のそばの産地だということは、今回初めて知った。増毛から旭川へ行くのに、どこか観光地はないかな?と探していて、偶然見つけたのだ。
そばを食べるために92キロ走る。なんと贅沢で、シュールな行動だろう。
目指す蕎麦屋は、そば屋八右衛門。ミシュランに載ったらしい。11:30開店だが、その時行ったら1時間以上待ったという情報を得ていたため、10:35頃到着。既に3組がリストに名前を書いていた。
開店とともに呼ばれて入るが、ひとまず一巡目で入れた。隣の男性も1人だったので、話しかけたらなんと、キャンパーだった。これから途中の温泉に入ってから、明日私が行く、朱鞠内湖キャンプ場に向かうという。黙食、と書かれたプレートの前で、しばし話が盛り上がる。まあ、もう、そこまで神経質にならなくてもいいだろう、と個人的には思うが、地方での意識は随分と違うのを、行く先々で感じることになる。
そばは、やはり美味しかった。蕎麦湯も上品な味わい。大盛りを頼んだけど、随分と上品な盛りだったので、店員さんに、これは大盛りですか?ときいたら、そうなんです、と、笑。帰りがけにその店員さんが、すいません、大盛りですけど、少ないですよね、私もそう思いますって、言いに来た。
なんか、しょーもない事を訊いてしまった気がして、いえいえこちらこそすいませんって、謝ったら、お互い苦笑い。
蕎麦屋を出ると、たくさんの人が待っていた。やはり人気店なんだな。
旭川へ向かう途中の牧場でソフトクリームを売っていた。北海道のソフトクリーム。食べない理由はない。
なんでこんなに美味しいんだろう、と、目の前の牛に感謝しつつ、食べるソフトは最高だった。
今日の宿は、旭川市内のビジホ。旭川の友達が、バーベキューをしてくれるというので、チェックインしてから、お呼ばれしに行く。キャンパーでもある友人も呼んでおいてくれた。
キャンプ情報を得つつ、舌鼓をうちつつ、楽しい夜はあっという間に更けていった。
朱鞠内湖キャンプ場は、予約制ではなく、朝8時から受付。ここから、約2時間弱。それに間に合わすために、朝6時過ぎには出るつもりなので、早めにホテルに戻る。
まだ北海道に来て2日なのに、濃すぎる時間を過ごしたなあと思う。
いつもの旅は、行幸か?ってぐらい時間と行程をシュミレーションしていくが、今回は、史上初、必要なところ以外は時間に流されてみよう、という新企画でもある。
明日からが、また楽しみだ。
旅の終りまで、あと7日。
明日は、念願の朱鞠内湖。
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