2022/05/03 - 2022/05/04
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RAINDANCEさん
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岡山県南東部、県庁所在地の市である岡山を訪れました。今回訪れた岡山市北区は市の中心部を含む北半分を占め、県を代表する見どころも集まっている大きなエリアです。
★名勝「岡山後楽園」、国宝「吉備津神社」といった有名どころや、江戸時代の古い町並みが保存された足守(あしもり)地区などの見どころを巡る。
★市の中心部に泊まり、岡山料理専門店で岡山グルメを満喫。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎黄ニラ
◎ママカリ
◎シャコ
◎岡山の地酒
◎ホルモンうどん
◎フルーツ(マスカットなど)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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レンタカーで備前市から瀬戸内市をかすめて岡山市に入ります。
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そして、JR岡山駅の3kmほど東、旭川の中州に広がる「岡山後楽園」へやって来ました。いい天気です。さすがは降水日数が全国の県庁所在地の中で最小の”晴れの国”、岡山旅行中はずっと快晴でした。
政令指定都市の中心部近くにこのような広い庭園があることに驚き by RAINDANCEさん岡山後楽園 公園・植物園
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後楽園は日本三名園にも数えられる特別名勝だけに、岡山市でまずはじめに訪れたかった場所です。入場券購入。
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岡山県立博物館前の、「正門」より入場。岡山藩主の池田綱政が家臣の津田永忠に命じ、1687年に着工し1700年に完成した庭園。
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おおっ!広くて平ら!他の日本三名園である「水戸の偕楽園」「金沢の兼六園」と比べると、開放感が違います。
・水戸の偕楽園 https://4travel.jp/travelogue/11084390
・金沢の兼六園 https://4travel.jp/travelogue/11067673 -
まずは、園を横切って旭川の対岸に立つ岡山城天守閣を見ておきます。
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月見橋を渡って近づいてみましたが、令和3年6月1日から大規模改修のため休館でした。柵があってこれ以上近づけません。令和4年11月にリニューアルオープン予定とのこと。
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ということで、後楽園へ戻ります。
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「花葉の池」。池の向こうに「延養亭」が見えます。
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昔は山桜と楓が季節ごとに彩りを変えた「二色が岡」の林を抜けます。戦災で焼失後に復元された「茂松庵(もしょうあん)」。
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花葉の池に架かる「栄唱橋」を渡って…
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…藩主の居間で、園内で最も重要な建物だった「延養亭」、戦災で焼失し昭和35年(1960年)に復元されました。歴代藩主はここから園内外の景勝を一望してました。
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園の中心広場へ戻ってきました。延養亭の右側には「鶴鳴館」。
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「唯心山」にやってきました。
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唯心山からの眺め。池田綱政の子である継政の時に築かれ、平面的だった庭園が立体的な景観へと変化しました。
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アオサギ。(たぶん…)
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「花菖蒲畑・八橋」。
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「流店(りゅうてん)」と花畑。流店は、中央に水路を通した全国的にも珍しい建物で、賓客の接待や休憩所として使わたもの。 戦災をまぬがれた建物の一つだそうです。
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「茶畑」、築庭当時からこの位置にあり、江戸時代には藩主が普段飲みのお茶としてこのお茶を飲んでたらしい。
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「井田(せいでん)」、昔は園内に広く田畑が作られてましたが、今はこの井田だけが残ってるそうです。
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園の中心的存在である「沢の池」。
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島茶屋がある中の島。
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橋の向こうには柵があって中の島に渡ることはできません。
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「慈眼堂(じげんどう)」、池田綱政が元禄10年(1679年)に池田家と領民の繁栄を願って観音像を祀りましたが今は空堂。
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沢の池のほとりに茶屋があります。
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鯉の群れ。鯉のエサも売ってますよ。
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そしてこの石の間には...
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当時話題になったウナギです。たまに鯉のエサを食べに出てきます。
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沢の池に浮かぶ砂利島(じゃりじま)。後楽園は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは三つ星の評価、風光明媚な大名庭園でした。
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後楽園をあとにし、コーヒーブレイク。
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後楽園からは北西に6kmほど、市の郊外にある「マコアコーヒー」にて。
マコアコーヒー グルメ・レストラン
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大きな駐車場にスタイリッシュで広い空間のお洒落なカフェです。人気のカフェみたいで車はすぐ停められましたが席はなかなか空かず、20分くらい待って窓際の席へ。
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案内されたのは窓際のテーブル。
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2人で、チョコレートケーキと本日のスイーツのケーキセット2つをオーダーしました。混んでいたのでケーキが来るまで結構時間がかかりました。
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こちらがチョコレートケーキ。コーヒーもケーキも普通かなと思いましたが、店内が明るく広くて雰囲気が良く居心地は良かったです。
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続いて向かったのは「吉備津(きびつ)神社」、岡山市の中心部から西へ8kmほどに位置します。
荘厳な国宝「本殿・拝殿」と、壮観な全長360mにもおよぶ廻廊 by RAINDANCEさん吉備津神社 寺・神社・教会
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神社の駐車場。
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桃太郎伝説の原型となったとされる吉備津彦命(きびつひこのみこと)の温羅(うら)退治にまつわる伝説が残る神社です。退治の際に矢を置いたという「矢置岩」。
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吉備津神社は備中国の一之宮でした。
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”吉備津造り”の国宝「本殿・拝殿」。過去2回の火事によって焼失し、現在の建物は約600年前の応永32年(1425年)に約25年の歳月をかけて再建されたそうです。
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応永年間は室町時代、将軍が足利義満の頃です。
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それ以来、大きな解体修理もなくその姿を今に伝えているというので貴重ですね。奥の赤いところが本殿。
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そして、この神社で有名なのが廻廊。「南随神門」から入ると…
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天正7年(1579年)再建された、全長360mにもおよぶ廻廊に導かれます。
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地形にそって一直線。
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南随神門のちょっと外側から見るとこういう風景。有名な割には、国ではなく県指定重要文化財だったりします。
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廻廊の途中には数か所お宮さんがあります。「えびす宮」。
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「岩山宮」はこの上の方。
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慶長17年(1612年)再建の重要文化財「御竈殿(おかまでん)」、大吉備津彦命が退治した温羅の首が竈の下に埋められているという場所。
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古来より知られる「鳴釜神事」は、時間とか曜日に制約があり見れませんでした。殿には入れませんので窓から内部をパチリ。
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「三社宮」。
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「滝祭宮」。この辺はもう廻廊の端っこ。
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最後に、本堂の奥の「一童社」へ。学問・芸能の神様を祀っていて、江戸時代には国学者、近年では進学を目指す人が絶えないそうです。
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次に、吉備津神社から岡山駅方面に2kmほど戻ると…
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「吉備津彦神社」があります。名前が似ているので紛らわしいですね。
備中の吉備津神社の分社、備前の一之宮 by RAINDANCEさん吉備津彦神社 寺・神社・教会
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吉備津彦神社は、吉備の国が備前・備中・備後に別れた際に、備中の吉備津神社の分社を備前に置いたことで出来たそうです。これは「随神門(ずいじんもん)」、元禄10年(1697年)に池田綱政が造営。
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「拝殿」。吉備津彦神社は備前国の一之宮でした。
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祭神は大吉備津日子命(おおきびつひこのみこと)。こちらも桃太郎伝説。
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吉備津神社と吉備津彦神社、どちらかしか行けないとしたらやはり国宝もある吉備津神社でしょうが、吉備津彦神社も美しい神社ですのでできればどちらも訪れることをおススメします。
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この日の観光はこれくらいにして、宿へ向かいます。
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「アビスイン岡山」、JR岡山駅から南東へ1kmほどの場所にあるビジネスホテルです。
岡山駅からは少し距離があるが好CPのホテル by RAINDANCEさんアビスイン岡山 宿・ホテル
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駅から少し離れているので安価なのと(レンタカーでしたので駅から遠いのは問題なしでした)、全客室でワイド&ロングベッドを導入、設備やスタッフのサービスも申し分なしでした。
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客室。
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客室自体は広くはないが充分。
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バスルーム。
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窓からは隣の公園。
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ホテルは駅前の賑やかなエリアからは離れているものの、料金以外に目当ての飲食店にも近かったことも選んだ決め手。その飲食店がここ「岡山料理専門店 ~cooking of art Ikiya~」。
岡山料理を存分に味わえました by RAINDANCEさん岡山料理専門店~cooking of art Ikiya~ グルメ・レストラン
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外観に反して店内は古民家風。岡山料理を中心にいただきます。
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ビールにお通し。
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黄ニラの刺身。岡山発祥とされる黄ニラです。ニラに刺身というのも違和感ありますが。
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手間がかかる高級品…ですが、岡山ではスーパーで買えるそうです。
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ママカリの酢漬け。ママカリはニシン科の魚で関東ではサッパ。
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シャコのにぎり。シャコも岡山で多く獲れます。見た目はアレですが美味いですよ。
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お供は岡山県真庭市の地酒「大正の鶴」と、芋焼酎。
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岡山和牛、三角のあぶりにぎり。
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白身魚のしそ巻き揚げ。
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ここでさっぱりと、黄ニラと桃太郎トマトの卵とじ。
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締めはホルモンうどん。岡山県の郷土料理をいただくならこの店です。
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ホテルへ戻って休みます。
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翌朝…
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無料の朝食(弁当)も付いていてCPが良いと感じました。アビスイン岡山、おススメできるホテルです。
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この日は、岡山駅から北西の15kmほどにある「最上稲荷(さいじょういなり)」へ。「大鳥居」を通過。
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更に近づくと「石造りの鳥居」。
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駐車場に車を駐めて参道へ。最上稲荷は、”日本三大稲荷”のひとつとされています。(”三大”をどことするかは諸説あり)
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参道にはお店がたくさん並んでます。
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covidの影響なのか、閉まっている店も多数。
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開いている店は半分あるかどうか。
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味のある旅館ですが、うどん屋だけで旅館業はやってないのかな?
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ここには灯篭と鳥居があったように見えますが、鳥居と思しきものは柱のみ。
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反対側にも。
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神社にしては雑な感じが漂います。
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山門!?…仁王さんも居ますしそうですよね?インド様式の「仁王門」なのだそう。
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金の仁王さん。某有名企業から奉献された様です。
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稲荷なので神の使いであるキツネもいます。筋骨隆々としていてキツネというよりドーベルマンのような…。こちらも某企業からの献納。
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鳥居があるから神社だろうと思っていたので違和感を感じていたところ、正式名称は「最上稲荷山 妙教寺」で”お寺”でした。明治の神仏分離を逃れ、奇跡的に神仏習合の姿を留めたのだそうです。愛知の豊川稲荷(妙厳寺)などもそうみたい…知りませんでした。
明治維新の神仏分離を奇跡的に逃れた神仏習合の寺 by RAINDANCEさん最上稲荷 寺・神社・教会
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昭和54年(1979年)に開山千二百年記念事業として建てられた「本殿(霊光殿)」。
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入口をウロウロしていたら「ご祈禱ですか?」などと聞かれ、「いえ、ちょっと中を見てみたいと思って…」というと、快く案内していただけました。
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本殿に向かって右手に少し上がると「旧本殿(霊応殿)」があります。
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寛保元年(1741年)に建立されたという、こちらは完ぺきに神社建築様式です。
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寺院の中の稲荷社という位置づけで造られたと考えられてるようです。
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旧本殿を取り囲む「七十七末社」。
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旧本殿から丘を少し上がると「妙見堂」があります。ここから更に上がると、羽柴秀吉が備中高松城などを攻めるために陣を敷いたと言われる「秀吉本陣(一の丸)」があるのですが、時間の関係もあり断念。
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明治維新の神仏分離、廃仏毀釈までは日本の多くの寺社は神仏習合で、神社を寺が管理するというのが当たり前の時代だったんですね。その名残を感じられる貴重な場所でした。
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参道を戻って最上稲荷をあとにします。
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今回の岡山市(北区)の旅で最後に訪れたのが、最上稲荷からさらに北西へ8kmほどに位置する「足守(あしもり)地区」。
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「足守まちなみ休憩所」の周辺が無料の観光駐車場となっています。
ねねの実兄を藩祖とする、木下家2万5千石の陣屋町 by RAINDANCEさん足守の町並み 名所・史跡
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足守地区は、豊臣秀吉の正室・ねねの実兄を藩祖とする、木下家2万5千石の陣屋町です。
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ここは「足守歴史庭園」、ゆかりのある人の銅板が掲示され、足守のイントロダクションといったところでしょうか。
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まずは地区北端の近水園エリアへやってきました。「旧足守藩木下家陣屋跡」。
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この辺りに広がるのが回遊式庭園の「近水園(おみずえん)」、県指定の名勝です。
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池畔に建つのが「吟風閣(ぎんぷうかく)」。
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六代当主木下きん定が建てた、数寄屋造りの家屋。
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近水園から徐々に南へ下りていきます。ここは「侍屋敷(旧足守藩侍屋敷)」。
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白壁の長屋門と土塀に囲まれた、足守藩家老杉原家旧邸宅です。その入口。
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母屋は伝統的な武家書院造。
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現在の和風建築の原型とも言われているらしい。
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その庭です。
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こちらは「旧足守商家藤田千年治邸」。江戸時代末に建築され、明治以降に本瓦葺き入母屋二階作り漆喰塗りという豪邸に成長。
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この地で醤油製造業をはじめた藤田千年治氏の邸宅です。
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内部には当時の醤油工場の様子が再現されています。
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再現とはいっても、実際に使われていた設備であろうことは想像できます。
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製造記録や買入記録、会計帳簿などの記録。大八車に醤油樽を積んで、総社まで小売や配達に出かけるほど繁盛していた店なのだそう。
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商売繁盛で財を築いたのですね。立派な居間です。
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こちらは「備中足守まちなみ館」、元は商家で駐在所や郵便局を経て、今は観光情報センター。
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昔ながらの商家の構造。
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スタッフの方が足守に関する色々な話をしてくれました。
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まちなみ館の隣の「乗典寺」。
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足守で生まれた緒方洪庵ゆかりの寺ということです。緒方洪庵については後ほど。
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そして、街並み保存地区の一番南にあるのが「足守プラザ」。
茶屋もあるので軽い食事や休憩に良い by RAINDANCEさん足守プラザ 名所・史跡
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ここは、町並みに溶け込むように造られた新しい情報発信と交流拠点の様です。
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足守の街並み観光を終えたところで、クルマを駐めた足守まちなみ休憩所に近い「SPICE&CAFE RATION」にてランチタイム。
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人気の店の様で、GW中ということもあり混んでいました。しばらく待って入店。テイクアウトの注文もかなり入っている模様。
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本日のカレーをオーダー。エビとホタテのソテーをあしらったカレーです。
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デザートにフルーツサンドもいただきました。岡山市はマスカットなどのフルーツ産地としても有名。どちらも美味かった、ごちそうさまです。
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足守で最後に立ち寄ったのが「緒方洪庵(おがたこうあん)誕生の地」、街並みからは少し外れた足守川を渡った北東側にあります。
日本における西洋医学普及の基礎を築いた医師 by RAINDANCEさん緒方洪庵生誕地 名所・史跡
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緒方洪庵は、江戸時代後期の足守藩出身の武士で、江戸で蘭学を学び「適塾」を開いた医師でもあり蘭学者でもあります。適塾では福沢諭吉など幕末から維新に活躍した人材を育てました。
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日本における西洋医学普及の基礎を築き、天然痘ワクチンの接種すなわち種痘の普及に取り組み多くの人の命を救いました。大正時代に吉備郡医師会と地元の有志者から生誕地に碑を建てて功績を世に知らせようという計画が持ち上がり、洪庵の兄の子孫が土地を譲って記念碑の下に洪庵の「へその緒・産毛・元服の遺髪」を埋めさせたそうです。
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足守の見どころを回り終えて、岡山空港へ向かいます。時間があれば総社市の鬼ノ城も回りたかったのですが時間が無く断念。
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今回は、和気~備前~岡山市北区を巡る備前備中の旅でした。北区は、市の中心部を含めて北半分を占め、岡山後楽園や吉備津神社といった名勝や国宝を擁する見応え充分のエリアでした。そして岡山料理専門店でのグルメも食べ応え充分でした。…しかしながら、ばら寿司やデミグラスソースかつ丼といった逃した獲物もありますので、それはまた次回ということに。帰りは空路にて羽田へ。
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