ひさびさの空旅と名画鑑賞、異国情緒溢れる街を歩き「西洋気分」 大塚国際美術館・神戸の旅 【1】1日目① 空旅は海外気分　

2022/09/02 - 2022/09/02

コロナ禍で続いていた自粛の雰囲気もようやく薄れ、車で行ける範囲の登山や温泉地そして御朱印回りの近県旅行から、ひさびさ飛行機で遠くに出かけようと思います。とはいっても外国はまだ敷居が高いのでとりあえず国内旅行を楽しもうと計画しました。飛行機で行くということでまず頭に浮かんだのは、世界の名画の模写が集まる大塚国際美術館です。私の家（関東在住です）から車で行くには遠すぎることもあって行きあぐんでいましたが、今回飛行機で行ける手近なところとしてまずは決定。続いて考えたのはその玄関口です。地理的に徳島空港から行くのが定石だと思いますが、対岸の神戸空港からのアクセスも悪くなさそうです。神戸空港は比較的新しく、利用するのは初めてで興味があったこと、また市街からも近く、未だ訪れたことが無かった異国情緒溢れる街並みの観光地神戸を大塚国際美術館と併せて観光することで、僅か1泊2日ですが「西洋気分」を満喫しようと思い行くことにしました。

日程は以下の通りです。
1日目（9/2）羽田 ⇒ 神戸・・・大塚国際美術館・・・神戸市内観光
2日目（9/3）神戸市内観光・・・神戸 ⇒ 羽田

今回は1日目①です。

エリア 羽田(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

ひさびさに来ました羽田空港第二ターミナル。いつもは第三（国際）ターミナルだったので何となく違和感はありますが、それでもこれから旅立ちとの高揚感を味わえます。

早めに到着してしまったので暫し待合で寛ぎます。天気は曇天、ひさびさの旅行だけにスカッと晴れてもらいたいところですが、雨が降らないだけまだいいかも。

東京から神戸までは新幹線で行っても2時間半ちょっと、飛行機では僅か1時間10分の行程です。運賃もどちらで行ってもそう変わりはなく、新幹線の方が便が多いだけ利便性は高いと思います。しかし、「西洋気分」を味わうツールとして、やはり飛行機を選択しないわけにはいきません。

ドアが閉まり、バックで動き始めました。わくわくです。考えてみれば飛行機に乗るのはコロナ前、2019年9月のスイス旅行以来3年振りです。わくわくしないわけはありません。

いよいよ離陸。圧がかかり、ふっと地面から飛び立つこの瞬間が私は好きです。
（羽田6:58 ⇒ 7:54神戸）

ずんずん高度を上げ、雲の中に突っ込んでいきます。

低い雲の上に出ました。下界と違って青空も見え、気持ちよいです。

安定飛行になり、お茶のサービス。国際線なら夕食の提供ですが、気分は味わえます。窓外を見ると虹が見えました、何かいいことありそうです。

落ち着く間もなく飛行機は高度を下げ始めました。予定所要時間は僅か1時間10分なので当然ですがあっけない感じです。大阪の工業地帯が見えました。

ふと島が見えました。山肌が露出した目立つ島です。この時はどこの島かさっぱりわかりませんでしたが後で調べたら家島諸島の男鹿島（たんがじま）という島のようでした。

その島を通り越し．．．

暫く行くと巨大な陸地が見えてきました。でもこんな陸地あったっけ？どこを飛んでいるのかわからなくなりました。

機は陸地の上は行かず海岸縁を平行に飛んでいます。飛んでいくとだんだん陸が細くなりその向こうの海も見えてきました。これでわかりました、この巨大な陸地は淡路島だったのです。まさか淡路島の西岸から神戸に進入するとは思いませんでした。

島の北端から延びる明石海峡大橋もバッチリ見えました。機は着陸態勢に入ります。

男鹿島と淡路島の位置関係からこんな感じで神戸空港に進入したようです。随分行き過ぎてから戻って来たようなルートです。

7:54神戸空港に着陸しました。離陸から56分間の短い旅路でした。