2022/09/25 - 2022/09/26
105位(同エリア258件中)
芦花さん
フォローしている方(アーキテクテクさん)の情報を参考に、九州での旅館を探索しつつ見つけたのが大分の名湯、長湯温泉の大丸旅館。
後で知ったのですが、大丸旅館は長年竹田市長(たけ「た」しちょう)をお務めになった方(首藤市長)のご実家で、今はその息子さんが継いでいるらしい。
温泉専門家の中でも、名湯&名旅館として、しばしば取り上げられる大丸旅館さん。
その素晴らしい泉質はもちろんですが、建築家の大江匡や藤森照信(系列のラムネ温泉の設計担当)、そして国立競技場を設計した隈研吾とも交流のあった元市長の宿とあって、昔ながらの旅館の雰囲気を残しつつ、落ち着いた内装が素敵な旅館でした。
そして、豊後竹田市内の岡城址には行かなかったものの、日本一美しいダム「白水ダム」はじめ、周辺の絶景は、しっかり楽しませていただきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
肥後(熊本)から豊後(大分)へ続く肥後街道にある今市の石畳。
街道の防御策としてよく見られるクランク含め、これだけ石畳が残っている旧街道も珍しいというのも納得。
しかも車乗り入れも可能(実際に走るとガタガタして大変だから避けるべきですが)。 -
こんな感じの石畳が600m以上続きます。
-
そして石畳の道を通り抜けた先にある、チーズケーキで有名なスイーツ「ル・ヴァン・ヴェール」
-
森の中の一軒家です。
-
テイクアウトもできるいくつかの女性オーナーさん手作りのケーキは、そのまま店内でイートイン可能です。
3種類オーダーしてみましたが、特にお勧めなのはベークドチーズケーキ。
甘さ控えめでありつつも、チーズならではの香りと硬すぎない仕上げからが上質感あって実に美味です。 -
室内は、全て木造りの素敵なレストラン。
-
しばらく走って、くじゅう連山:黒岳の山腹にある「男池」
-
美化清掃協力金一人100円支払って散策路に入ります。
-
男池周辺の森には、巨石が所々見られ、私の推測では、久住連山の黒岳の噴火で飛んできた巨石ではないかと思われます。
-
その巨石には、まるでカンボジアのタロームでみたガジュマルのごとく、木の根っこが絡みついている。
-
これも、まるでタコの足のよう。必見です!!
-
特に、巨大な欅(ケヤキ)は今は本州ではほとんど見られませんが、まだまだ九州には欅の巨木があるんですね。
-
そして男池に到着。
-
黒岳に浸み込んだ雨水が、地下を通って沸いているのがここの湧水で、名水百選にも選ばれている。
一日あたり2万トンもの水が湧いているといいます。 -
湧水から流れる透明度の高い川の水
-
くじゅう連山に降り注ぐ太陽を背に長湯温泉に向かいます。
-
そして到着。こちらは本館の入り口で、我々は別館の方に宿泊しました。
-
奥が別館の「藤花楼」
-
2階が客室で、1階が個室レストラン。
-
一番奥の和室で広々として気持ちいい。
-
書斎スペースなぞもあって、とても文化的。この文机、とっても気に入りました
-
窓の外は美しい緑。
-
各種調度品もこだわっています。
-
ライブラリーには大量の大分県関連の書籍に加え、建築や温泉関連のもあって非常に面白い。
-
そして、人がいない隙に共同浴場を撮影。
これこそ炭酸泉。 -
ちょっと濁った感じは、ミネラルが豊富に含まれている証拠。
-
アップするとこんな感じです。
-
これこそ、掛け値なしの源泉掛け流しですね。
-
炭酸泉は、温度が低ければ低いほど、炭酸ガスが含有されているという。
例えば露天風呂は、温度が低い設定に(そして翌朝の外湯のラムネ温泉の温度の低さに驚く)。 -
-
檀ふみさんもお越しのよう。
-
「ラムネ温泉に行くなら空いている夜がいい」とのことで17時半より早めの夕食。
-
これが夕食のメニュー。
-
前菜十種盛り合わせ
-
焼き黒胡麻豆腐。
これは珍しい。 -
食事個室からの風景。17時半からの食事でしかも九州は、日が暮れるのが関東より遅いので、まだ日は明るい。
-
-
竹田蒸。土瓶蒸しのようなスタイルです。
-
こちらは茶碗蒸し
-
名物の天ぷら
-
で、エノハ(いわな)の丸揚げ。
そのまま1匹、全て食べ尽くします。特に頭の方がうまいですね。 -
「おおいた和牛」のサーロインステーキ。
「豊後牛」と「おおいた和牛」と、何が違うんだろうなと調べたら、豊後牛の中でも美味しさにこだわった農場で育てられた肉質4等級以上のものだけを「おおいた和牛」と名づけ、2018年より発表したとのこと。 -
確かに、この肉は程よい甘みの脂がひつこくなくて、肉質の上等さを実感できる美味な牛肉。
地元名産のかぼす&椎茸&プチトマトと合わせて食べるのも実に「豊後的」。 -
最後は、旬の栗を使った栗ご飯
-
そして果物で締めます。
-
食後に外湯のラムネ温泉行くつもりだったのですが酔っ払ってしまい、行けずじまい(翌10時オープンと同時に利用)。
夜中に内湯の家族風呂に入浴して寝付きました。 -
ここも当然ながら炭酸泉。でもラムネ温泉のようにプクプクはしていません。
-
翌朝の本館の方。
-
散策すると、川沿いにある「ガニ湯」発見。
ここに入るには勇気が必要ですね。 -
昔ながらの建築も所々にあります。
-
竹田市がドイツのスパと交流している関係か、共同浴場はドイツ風。
でも経年劣化が激しい。メンテのお金がないのかもしれません。 -
朝食は、温泉を使った粥。
-
粥にすることで、炭酸泉独特の臭みがなくなる印象
-
部屋からの景色です
-
続き。
-
チェックアウトして、藤森照信設計のラムネ温泉へ。屋根のテッペンに風見鶏ではなく、松の木があって、なんとも可愛らしい外観!
宿泊者に限り無料で利用可能。しかも並んでいると優先的に入れてくれました。 -
というのもほとんどの人は源泉32度のプクプク露天を目指すから。
-
実際に入ると身体中に炭酸ガスの泡が付着します。
32度の低い温度なので、最初は違和感ありますが、ぬるいのでみんな最低15分以上湯船に浸かっています。 -
茶室風の低い扉の奥から、ちょっとだけ内湯の様子を撮影。内湯は40度未満のぬる湯の設定になっています。なので、ここでも長時間浸かっていることも可能。
温泉の影響で白壁が色づいていますが、これも建築家の藤森さんの想定通りなのでしょう。 -
ショップには、みなみらんぼう氏がデザインした可愛らしいラムネ温泉のマークをあしらった各種グッズ。
あまりにも可愛いので、Tシャツにエコバッグにタオルにと、爆買いしてしまいました。 -
この灯籠も実に可愛らしい。
-
大丸旅館で飲酒した佐藤酒造の生酒「康成」が実に美味しかったので購入しに佐藤酒造へ。
-
やはり長時間かけて飛行機で持って帰ると品質が劣化してしまうのとのことで泣く泣く生酒の「康成」は諦め、今の季節ならではの千羽鶴の「ひやおろし」を購入。
大分といえば焼酎ですが、川端康成が命名したというここの日本酒「千羽鶴」は、ほとんど大分県外には出荷していないのであまり有名ではないと思いますが(もちろん私も初めて)、相当レベル高いと思います。 -
途中、竹田の道の駅へ
-
道の駅では名産のかぼすが大量に売られていました。
-
竹田市の歴史文化館は隈研吾設計
-
時間がなかったので、外観だけ拝見。
-
竹田市の旧武家屋敷を通過しつつ
-
豊後大野町の「原尻の滝」へ。
-
ここは、日本のナイアガラと言われるだけあって、大迫力。高さ20m、幅100mの滝です。
-
滝の向かいにある吊り橋から撮影すると、特にそのサイズの大きさに驚きます(もちろんナイアガラの方が巨大ですが)。
-
川岸に降りての撮影も可能。
-
-
先週の台風の影響で流木が散乱していました。
-
これが吊り橋。まさに滝を見るための橋「滝見橋」。
阿蘇山から流れ出た溶岩の成れの果て「阿蘇溶結凝灰岩」の一枚岩がこの絶景を作ったわけです。 -
そしてさらに豊後のディープなエリアに侵入し、
一般財団法人日本ダム協会が「日本一美しいダム」と呼んだ白水ダムへ。 -
この白いカーテンのような流水は、大分県土木技師の小野安夫が、九重町にある竜門の滝の滝滑りをヒントに設計したという。
-
つまり、小野康夫が意図的にこの美しい白いカーテンを水の流れで表現できるよう、設計したのです。
-
両端は階段状のものと、こちらに向かって左側の緩やかな傾斜状の作りがこれまたなんとも芸術的なんですが、これは実は地盤の弱さを補うための設計だそう。
まさに造形美と用途が見事に一致した傑作のダムです。
この先は、肥後国「阿蘇」へと向かいます(続き)。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
竹田(大分) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2022年秋:九州旅行
0
79