22年夏　東北ツーリング　25日目　岩角寺へ行きました。

2022/09/09 - 2022/09/09

岩角寺は天台宗第３祖慈覚大師が開基された霊場です。山中に点在する露出した岩石には、それぞれに即した名が付けられ、その岩肌には江戸時代に西国より移し線刻された西国霊場33ヵ所の観世音や菩薩、天王、天神などの808躯が刻まれています。
山道はしっかりとした道がありますが交差した道も多く迷うところもありました。

エリア 二本松(福島)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

燈籠のような山門をくぐります。

石段の上のもう一つの門？

石仏がたくさんあります。

岩角山説明版

本堂です。

岩角山（いわつのさん）は天台宗総本山比叡山延暦寺の直末寺で、正式には”和田山常光院岩角寺（わでんさんじょうこういんがんかくじ）”と言います。しかし古くから「岩角山」という俗称で親しまれ、その名で知られて来ました。

「心の池」に弁財天様が祀られています。

全山に露出する巨岩には、形に即して「座禅石」や「船石」などと名前が付けられ、その岩肌には、江戸前期の西国三十三観世音菩薩や諸天善神などが刻まれています。

金華水です。
慈覚大師が開山の折り、この清水にて身を清め、一刀三礼の行法にて毘沙門天王を御刻みになったと伝えられています。

苔むした岩の上には「玉絹観音様」です。

毘沙門堂です。

総欅造りで緻密な彫刻が施されて見事です。

奉納された額もきれいです。

名僧とうたわれた住職 豪伝和尚と力を合わせ岩角寺を再興し、線彫仏 造立に心血を注ぎ、西国三十三観世音の霊場から御分霊を岩角山に勧請して、巡礼者のための便宜を計ると共に信仰の中心としたものです。

線彫仏 は苔むした岩でもはっきりとわかります。

岩角山全山に露出した巨岩の岩肌には、三十三観世音をはじめ天神仏神の像が八百八躯彫刻されており、それぞれの仏像には奉納された信者と石工の名前と思われるものが刻まれています。

毘沙門堂を見下ろします。

しめ縄が張られた岩もあります。

馬頭観世音菩薩様と十一面観世音菩薩様です。

大きな畳上の岩の上で瞑想したようです。

那智観音堂です。

ここに安置されているのは如意輪観世音菩薩です。はるばる紀の国 那智山青岸渡寺（西国33ヶ所 第1番札所）より如意輪観世音の分霊を勧請して安置した尊像であると伝えられています。

子宝観音様です。

奥之院　阿弥陀堂です。
お社を屋根・壁で囲っています。

左は愛宕将軍　地蔵堂です。
右は四面鐘です。

四面鐘です。

胎内くぐりもあります。
結構狭いです。
木の根がひっ狩りそうです。

天の岩戸です。
あちこちにありますね。

胎内くぐり
右・男胎内
左・女胎内
左手は丹波公息女　菩提の地蔵　案内地蔵です。

ちょっと道はわかりにくいところもあり迷ってしまいました。

狛犬？は虎？です。