1987/09/16 - 1987/09/17
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とーりさん
コロナ禍もようやく落ち着きを見せ、トラベラーさんたちは続々と海外へと飛び立っておられて羨ましいですが、私は当面国内旅行に勤しむことになりそうです。ということで暫くは国内旅行記や過去の旅行を振り返ります。まず今回は私が海外旅行に目覚める前の国内旅行について旅行記を認めたいと思います。私の国内旅行は鉄道旅行から始まりました。つまりこれが表題にある「鉄」の時代です。当時の私は乗ることが目的といういわゆる「鉄ちゃん」に該当する存在でした。今でこそ鉄ちゃんは世間に認知され、女性アイドル(?)などもいらっしゃいますが、当時世はスーパーカーブーム、圧倒的少数派の鉄道ファンを名乗ることが恥ずかしく「隠れ鉄ちゃん」として細々と楽しんでいました。
ご存知のとおり鉄道趣味にはジャンルがあって、鉄道車両のメカニズムを追求する「車両鉄」、鉄道写真を撮るのが目的の「撮り鉄」、乗り潰し等乗ることが目的の「乗り鉄」などがあり、最近ではさらに多様なジャンルがあるようです。私は時刻表を見て列車の乗継を計画、それを実践し、うまくいけば悦に入るという鉄道旅行作家の大家、宮脇俊三さんに近く、今で言ういわゆる「乗り鉄」ですが、そこまでストイックではなく、観光地では乗車を休み観光を楽しむといスタイルでした。また、車両よりも駅に興味があり、下車駅で入場券を買い集めたり、駅を起点に観光など街歩きを楽しみ、温泉旅館に泊まるなど、今の自分の旅行形態の原型が造られたと思っています。
一方、「道」というのは「北海道旅行」です。海外旅行が流行り始めた頃、まだひとりで行く勇気がなかった時代に嵌ったのがこれでした。最初は鉄道で回ったのですが、大自然や美味しい食べ物、ユースホステルの楽しさなど鉄道以外の面白さに感化され、次第に鉄道は手段としての乗物となっていきました。
それでも北海道以外では暫く「鉄ちゃん」ぶりを発揮し、乗りながら観光するということが主だったのですが、海外旅行にシフトした現在では国内の鉄道趣味は自分の中では廃れ、最近ではほとんど鉄道には乗っていません。
そんな中、整理していたところ過去に旅行した内容の一部ですが記録や感想が残っていました。スマホどころかデジカメもない時代、撮影は選びながら行っていたので写真はそれほど残っていませんが、形になるものだけ掲載させていただきます。という訳で今までの旅行記とはちょっと違って「鉄分」濃い目になりますのでご了承ください。
1987(昭和62)年9月1日~9月17日の17日間、北海道ワイド周遊券(有効期間20日)を利用し、当時あった北海道の鉄道路線を完乗しました。当時の予定表のノートを基に、少ないながらの写真、それと購入した入場券や駅弁の包紙などで辿ろうかと思います。今の旅行記のように時刻は厳密に記録しておらず、ノートは予定表なので多少ずれていることはあるかと思いますが、概ね予定通り回っています。幸い、当時に近い1987年3月号の復刻版時刻表が発行されており、確認したところ、旅行時とそれほど時刻の変更は無さそうです。当時乗った北海道の路線は以下のとおりです。函館本線、函館本線支線(通称:藤城線、砂原線、上砂川線)、江差線、松前線、札沼線、歌志内線、深名線、室蘭本線、室蘭本線支線、千歳線、石勝線、石勝線支線、日高本線、根室本線、富良野線、池北線、留萌本線、宗谷本線、天北線、石北本線、名寄本線、名寄本線支線、釧網本線、標津線、標津線支線、札幌市営地下鉄東西線、南北線、札幌市電、函館市電。
なお、写真は私の撮影技術の稚拙さに加え保存状態が悪く、色褪せていたりカビ(雪の結晶のようなもの)が付いているものもあり、不快と思われる方いらっしゃると思いますがご容赦ください。
今回は16日目と最終日17日目です。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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16日目、夜行急行まりもで今回の旅行で何度目かの道東釧路へ舞い戻ってきました。いよいよ総仕上げ、この日は釧網本線と室蘭本線、それに函館本線の未乗区間に乗るため、釧路から網走を回り長途函館を目指します。
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釧路も網走も既に何度も来ていてるのですが、釧網本線の一部(標茶~北浜)がこの段階で未乗で抜け落ちているのは計画の甘さというほかありません。
夜行急行まりもが釧路に到着。接続よく出る釧網本線の一番列車で網走を目指します。
(釧路6:23 ⇒ 9:56網走) -
釧路から2時間半以上かけて着いた斜里で3分の停車、ダッシュで入場券をGetしてきました。ここから40分ほど乗って網走終着。厳密には13日目に来ている北浜駅に達した時点で釧網本線完乗です。
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網走は今回旅行で5回目の到着です。ですがそんな余韻に浸る間もなく僅か4分の接続で特急おおとりに乗車します。この列車は網走から函館まで600km以上を10時間近くかけて走る道内最長距離列車で、この日の予定ではこの列車に乗るのも目的のひとつです。また、これに乗って行けば自動的に室蘭本線の未乗区間(洞爺~長万部)と函館本線の未乗区間(大沼~仁山~七飯)を潰すことができます。
(網走10:00 ⇒ 15:18札幌 特急おおとり)
by spaceaero2
From wikimedia Commons/File:JNR kiha82 ohtori.jpg License=CC BY-SA 3.0 -
ですが昨日の夜行急行まりもから接続が良すぎでずっと列車の中、さすがに疲れたのと気分転換も兼ねて札幌で食事と土産物を買うことにし、その後千歳空港駅(現南千歳駅)へ移動し空港一体駅を見学して特急北斗で函館を目指すことにしました。
(札幌18:32 ⇒ 19:13千歳空港 急行ちとせ4号) -
札幌と千歳空港で無事目的を達成し、千歳空港から特急北斗14号に乗車しました。この列車に乗っていても自動的に室蘭本線の未乗区間(洞爺~長万部)と、道内完乗への最後の区間函館本線(大沼~仁山~七飯)を踏破できます。行きは登り勾配の緩い支線の藤城線経由だったのでこれで完乗です。最後の一線を乗り潰し、目標完遂と感激に浸るべきところなのでしょうが、短区間でしかも夜間真っ暗中の走行だったこともあり、自分でも意外だったのですが、ああ完乗したんだなと思ったくらいでした。
(千歳空港19:50 ⇒ 23:19函館 特急北斗14号) -
函館に到着しました。ここから北海道を後にし、青函連絡船の深夜便に乗ります。行きはグリーン席でしたが、帰りは寝台に乗ってみることにしました。乗船時間は4時間弱と短いですがさすがは船。ゆったりとしていて列車の乗り疲れを癒すことができました。
(函館0:40 ⇒ 4:30青森 青函連絡船) -
さて青森に到着。ここから電車で帰ることになりますが、周遊券の経路は東北本線回りだけでなく奥羽本線や羽越本線経由などから選ぶことができます。
定石通りなら東北本線を上り、盛岡から新幹線で上野を目指すところですが、連絡船の寝台で疲れも取れ、何となくやる気が出てきたので、予定を変更して羽越本線の新潟回りで帰ることにしました。この場合青森から最長距離昼行特急白鳥に乗れるのも魅力です。 -
白鳥は青森から日本海岸を長途大阪まで走行する列車で、起点の青森発は4:50、終着大阪には18:01着と13時間を費やして走るという、今の尺度で考えるとあり得ない長距離・長時間列車です。私が乗車した新潟までの区間も白鳥にしてみれば半分程度の行程です。昔はこんな列車がたくさん走っていたんだなあと思います。
(青森4:50 ⇒ 11:10新潟 特急白鳥) -
特急白鳥を新潟で下車しました。普通ならここから上越新幹線に乗換え一気に上野を目指すのですが、当時の私は時間はあるが金はない、さらにまだまだ列車に乗りたいという思いがあったので、上野まで普通列車を乗り継いで行くことにしました。
-
まずは新津行きに乗車し到着。終着なので降り、改札を出ます。周遊券のいいところは行き帰りの経路上での途中下車も可能なことです。なので改札を出て入場券もGetできました。
(新潟11:37 ⇒ 11:56新津) -
続いて長岡駅。
(新津12:23 ⇒ 13:17長岡) -
こんな感じで普通列車を乗り継いで上野へ。今となってはとてもこんなまどろっこしいことは体力的にもできませんが、当時は面白くて好んでやっていました。若かったんですね。
(長岡13:37 ⇒ 15:50水上) -
水上で乗り継いで行くと後はいつもの電車という感じで新前橋で乗換え上野着。ようやく17日間に及ぶ鉄道旅が終わりました。
長い旅行記見ていただいてありがとうございました。
(水上15:57 ⇒ 16:52新前橋17:12 ⇒ 19:29上野)
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