2022/08/26 - 2022/08/27
76位(同エリア105件中)
ふむすけさん
この旅行記のスケジュール
2022/08/26
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この旅行記スケジュールを元に
青春18きっぷが2回分残っていたので、軽い気持ちで未乗の路線へ。
そこにはまさかの運命の出会い(大げさ)が待ち受けていました。
福島交通 飯坂線と、山形鉄道 フラワー長井線に完乗です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
二日目の朝。
温泉が7時からなので、
6時に起床し、朝ごはんを食べ、
カフェインを大目に摂取し、温泉へ。
朝のお風呂っていいよねえ。
夜と朝の境目ができるから。
チェックアウトして
スケジュール通りに改札に行き、
18きっぷにハンコ押してもらいました。
ところが
奥羽本線が上下線とも信号故障?で遅れています。
大幅な遅れ、とアナウンスがあり、
これに乗らないと、この後の旅程をいろいろ削らないといかんなあ
と思案しておりましたところ
新幹線は動く、と。
さすが新幹線。
高畠から赤湯まで一駅なので、
新幹線の切符買って乗ろうと思っていたら高畠駅 駅
-
駅員さんが、これで乗れますよ、と。
なんて親切なんだろう。
山形大好き。
あの時の優しい駅員さん、ありがとう。
ほかにも便宜乗車で新幹線に乗る人が10人くらいいたかしら。
ホームから、外を歩く野良猫を眺めたり -
いろいろ高畠のアピールポイントを詰め込んだ幟を眺めたり
-
そうこうするうちに、入ってきました。
貧乏だから新幹線なんてほとんど乗ったことないの。
だから詳しくないんだけど、
これは「つばさ」というそうです。
まさか自分が
こんな流線型の乗り物に乗れてしまうとは。
人生、何があるかわからないものだな。
新幹線、さすが速い。
赤湯まで5分位だったかしら。
無事に赤湯駅に到着。
ここから山形鉄道 フラワー長井線に乗るのです。 -
跨線橋をJRの改札とは反対の方に向かうと
薄暗い中、このような看板が。
この左側面には最近あちこちで見かける
「鉄道むすめ」なるものの看板が5、6人ずらりと並んでおりました。赤湯駅 駅
-
突き当り右の階段を降りると
まるでログハウスのような入口。
外には高原と見間違えそうな
草ぼうぼう。 -
改札のようなもの。
山形鉄道赤湯駅は
JRとは違って無人駅です。 -
外観。
なんかお洒落ですね。 -
こんな立派な待合室なのに
乗客も駅員さんもいません。 -
曇ってるから暗いのかな。
晴れた日にも見てみたいな。 -
発車時間が迫ってきたので、
ホームへ移動。
10人前後のお客さんたちが
思い思いに待っています。
私もホームから駅舎を撮ったり -
駅名標を撮ったり
-
自撮りをしたり。
そんなこんなしていても
発車時刻を過ぎているのに電車は到着せず。
こんな時はTwitter。
公式サイトにて、
信号に異常?かなんかがあって遅れており、
荒砥駅まで行けないので
長井駅までで折り返し運転をすると確認。
進展あったら連絡するね、と書かれていましたが、
その後追報もなく。
一人客が多いのでみんな静かですが、
何となくみんなざわざわした気持ちでいるのが伝わってきます。
と、そこへ、
「すみませーん!」と
仕事鞄を持った山形鉄道の駅員さんが登場。
明るく大きな声で遅延の状況を説明してくれます。
訛っていて、人柄もよさそうな方なので
こちらも「まあしょうがないよね。いいよいいよ」
みたいな気持ちになります。
長井駅から先は行けないのか問うたところ
走っているうちに復旧するかもしれない、とのお答え。
実に明快。
治ったら行ける、治らなかったら行けない。 -
赤湯方面の2両編成の列車が到着し、
一両を切り離して折り返し運転するんですって。
到着した列車に乗っていた運転手さんと、
先ほど駅に登場した駅員さんが
二人で和やかに談笑しながら
手作業で切り離し作業を行っておりました。
頭のてっぺんからつま先まで和みます。
この手前の白地に花柄の方に乗るのです。 -
「花結びより。」
かわいい。 -
ふ笑
かわいい笑
子豚ちゃんみたい。 -
天井のライト。
品があります。 -
ながーいロングシート。
-
カーテンとの組み合わせも素敵。
-
シートの模様。
さくらんぼ図象にYAMAGATAのロゴ。
この柄のハンドタオルがあったら買うな。
定刻を20分ほど過ぎて出発。
先ほど到着の運転手さんが車掌さんとして乗車し、
駅に駆け付けた乗務員さんが運転手さんになります。 -
車掌さんからフリーきっぷを購入。
長井駅までしか行けなくたって
買いたくなっちゃう可愛いきっぷ!
もっちぃ!
※今回の旅のメインです。 -
風情のある木造駅舎「西大塚駅」。
降りてみたいなあ。西大塚駅 駅
-
妙に立派な長井駅。
さあ、当初の折り返し地点だった
長井駅ですが
「あと1,2分で荒砥まで行けるか連絡があるかも!」
という、
緊迫しているのかのどかなのかわからないような状況で
我々は固唾を飲んでいます。
長井駅では山形鉄道グッズが売っているそうなので
寄りたかったですが
いつ発車するかわからないので断念。
我々の願いがかなったのか、
それとも地元の方の念が通じたのか
列車は終点荒砥駅まで行けることになりました。
良かった良かった、にっこり。山形鉄道 長井駅 駅
-
こんな風な穏やかな景色の中を
気動車が走ります。
最高です。
曇ってますけど。 -
最上川も。
-
終点荒砥駅です。
山形鉄道沿線の駅舎は立派。荒砥駅 駅
-
待合室の中にはこのようなスペースのほかに
お土産屋さんもありました。
外も少し散策したかったですが、
20分強の遅れを取り戻すため、
折り返し赤湯行きの列車は定刻通りに出発するとのこと。
つまりあと10分弱。
でも -
こんなかわいい自販機は放っておけぬ。
-
終点らしく、車庫も。
-
短い時間でしたが折り返しの車両に。
今回は運転手さんしか乗っていなかったので、
最後尾に陣取って写真を撮ります。
線路だけだから、風景が遮られない。
これも気動車の魅力の一つ。 -
荒砥を出てすぐの、最上川橋梁。
かっこいいですね。
最上川は昨日に引き続き、
茶色い濁流。 -
ふと車内を見ると、
もっちぃのポートレイトが!
そう、私はこれから宮内駅に参るのであります。
もちろんふむすけ旅は、下調べは完璧。
もっちぃ駅長が長期休暇中であることも、
ぬいが売り切れていることも存じております。
あわよくば、
あわよくば
もっちぃの痕跡でも見つかればという
淡い期待。
なんちゃって、
縁結びの熊野神社も同じくらいのウェイトです。 -
今泉駅にてしばし停車時間があったので
今泉駅 駅
-
隣のホームの抹茶ミルクなどを撮影していると
-
いいタイミングでちょうど同じのが入ってきました。
米坂線ですね。
あっちにも乗りたいなあ。 -
米坂線が行ってしまった後には
ぽつんと一匹おいてけぼり。
芋虫みたいでかわいらしい。 -
宮内駅に到着。
宮内駅 駅
-
線路側から見た駅舎入り口。
駅長室はこの隣にある様子。 -
扉を入ると
手作りムーミンとフローレン。
万が一乗り過ごしてしまった時のためでしょうか、
漫画や本が置いてあります。
この薄暗さが良いですね。
全体的に旧き良き小学校の一室のようです。
駅長室は後回しにして
まずは熊野神社を目指します。
あわよくばで荷物が増えたら
熊野神社までの道がより険しくなっちまうので。
(昨日買ったお酒がすごく重いのです) -
てくてくと、
人のいない猛暑の道を歩いていると、
まずお寺があります。
塀の側面に
「今、いのちがあなたを生きている」
と筆書きされています。
お釈迦様、こんなこと言ってたっけか。
自殺防止の標語にしては
少しスペイシーな感じもしますが、
ま、何が人の心に響くかなんてわからないものですものね。 -
街並みも
昔ながらの建物が沢山あって、
とはいえ
レトロさを売りに出したお役所的な町興し感はあまりなくて、
すごくいい雰囲気です。
古いものがそのまま残っているような自然さ。 -
熊野神社の参道沿いの床屋さん。
かっこいい! -
南陽市宮内公民館。
この建物も、まだ現役。
築60年以上になるそうです。
建替えたいけどお金がないのでしょう。
いくらくらいするのかしら。
他にも、戦前からあると言われても信じちゃいそうな本屋さんとかもありました。 -
見えてきました。
熊野大社。
大きくてきれいな鳥居。
東北の伊勢、日本三熊野の一つと言われているそうです。
この鳥居、なんか、あの人に似てるの。
姿勢のいい人だったからかしら。熊野大社 寺・神社・教会
-
あのご家族を祀っておられる神社です。
-
入口入ってすぐの灯篭脇には
混雑具合の表示がありました。
上る前に確認できるのは良いですね。 -
お社、この階段の先ですもんね。
-
石段途中に「幸神社」。
交通安全祈願。
今日電車遅れたけど、取り返せてよかったことのお礼と、
これからの道中の無事をお祈りします。
縁結びの神社だけあって
石段は手をつないだ若いカップルもちらほらと。 -
カップルが縁結び祈願かね、と思ったが
本殿では結婚式を執り行っていたので
その辺までちゃんと面倒を見てくれる神社なのであろう。
おかげさまで真正面から写真が撮れず。
ま、いっか。
私もいつかこんな風に祝言を上げられる人を見つければいいんだわ。
おまえら、幸せにな。 -
優しい気持ちになったので
ぐるりと廻ってみましょう。
境内案内図を見ましたが
たくさんの神様がいる様子。 -
このような小さなお社もたくさん。
-
道真公。
勉強頑張りますって言ってきた。 -
お稲荷さん。
おいしい油揚げを食べてね、と
お賽銭をいつもよりほんの少し多めにあげてきました。
この気持ち、
馬券を買うときの気持ちに似ている。
(馬券は外れるものだし、私の場合少額なので、
これでおいしい藁でも食べてね、
という課金プレイと認識しています) -
本殿裏。
-
この本殿裏にて
兎を三羽見つけられたら願いが叶う、そうです。 -
数人、目を凝らして見上げていましたが
目の悪い私が裸眼で探したところ、
兎らしきものは3羽どころじゃなく、
これでは二人分とかの幸せをつかんでしまいそうです。
あんまり人のを取ってしまっても申し訳ないので
次に行きましょうか。 -
由緒のありそうなお手洗い。
入るのは少し怖い。
TOTOネオレストとかついてたらなんか嫌だな。
お寺の裏で高級レクサスを目撃したような気持になりそう。
世の中には知らん方がエエこともある。 -
境内には風鈴が沢山。
-
夏イベなんですな。
-
最後に
丑年と寅年の人がお参りするお社へ。
ふむすけは鳥みたいに見えて
勇ましい寅年なのです。
さ、例によってあまり時間がありません。
駅に戻らなければ。
おいしそうなカフェもありましたが
寄ってる時間ないなあ。
でも朝にベーグル一つ食べたきりだし、
この先も19時まで食事にはありつけないようなので
駅に向かう途中のコンビニで
おにぎりとサンドウィッチを購入。 -
宮内駅に戻り、
駅長室へ。
わあ。
ドキドキする。
ガラガラ・・・ごめん下さい。
中には女性の方が一人、駅長室番をしていらっしゃいました。
前世でどんないいことをしたら
こんな仕事に就けるのか。
もっちぃ駅長はいないのに、
そこはかとなく漂う獣臭と藁の匂い。
これが駅長の香りか。
グッズは販売しているのでちらりと目をやると、
ないと思っていた駅長のぬいが!
いる!
ちょうど再入荷した様子。
まじラッキー。
普段の行いって大事よなあ。
小さいのと大きいのと
どっちも欲しかったのですが
愛情が分散しても嫌なので
大きい方をお持ち帰り。
いえーい。
後で写真撮ろ。
あと、職場で使うフリクションボールペンも。
(フリクション、初めて使ったけど、
書き間違いの多い私には本当に便利。
さすが駅長セレクト)
一泊二日用の鞄はもうすでにパンパンなので
もっちぃさん、鞄から顔が突き出ちゃってますが
もうすぐ50の女がぬいぐるみを抱いて歩いていたりしたら事案なので
仕方ありませんね。 -
宮内駅のホームで風に吹かれながらお昼ご飯を食べ、
来た列車に乗り込みます。 -
そうそう、
宮内から乗った赤湯行きはボックスシートでした。
普段ロングシートはいやだとうるさいのに
この鉄道はロングシートの方がいいかも。
ボックスシートではなんだか
よそよそしい感じがしてしまう。
まあ赤湯までは二駅なので、文句言わない。 -
ボックスシートに乗り込んで
さっそく記念撮影です。
駅長、かわいいいいいい!
お尻を押すと鳴くそうですが
かわいそうでできません。
抱きしめると
なんだか私の心にぴったりフィット。
これから一緒に暮らそうね。 -
赤湯駅からは、
往路と同じ行程を逆回しです。
途中ビール飲みつつ。
秋味の季節でよかった。 -
のどかな車窓ともお別れです。
うつらうつらしたり
ダッシュで乗り換えたりしていたら、
あっという間に宇都宮駅。
宇都宮×ふむすけとくれば
餃子とビール、で決まりです。
初!宇都宮餃子!!
と意気込んではみたものの
土曜夜19時の「みんみん」なんてそりゃ長蛇の列よね。
パセオ中の餃子屋が行列でとぐろを巻いていたため、
何故かそこだけ空いていたフードコートに紛れ込む。
腹減ったので餃子じゃなくてもいいや、
と諦めていましたが
餃子屋さんがあるじゃないですか。宇都宮みんみん ステーションバル グルメ・レストラン
-
満天家さん。
おなかが減りすぎて、
米!米!と腹の虫がうるさいので、
ビールはあとにして
餃子一人前と
ライスとスープのセット。
塩分も接種できます。
あっつい中たくさん歩いたしね。
美味しかったあ。
この山もりのご飯。
禁煙前は食べられなかった量。
※禁煙して50日、体重は1.7キロ増えました。
道理でお腹が出ているわけだ。満天家 宇都宮駅パセオ店 グルメ・レストラン
-
帰りはグリーン車で3時間の旅。
飽きてきたのでもっちぃと遊びます。
今回も楽しい旅でした。
次こそはみんみんに行きます。 -
おまけ1
うちの猫ろっちゃん、と、もっちゃん。
仲良くしてね。 -
おまけ2
重たい思いをして運んできたブツ。
期間限定とかに意外と弱いです。
丸くてさわやかで美味しかったよ。
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