2022/08/19 - 2022/08/21
269位(同エリア286件中)
川崎太郎さん
この旅行記スケジュールを元に
「静けさの中で ひびくために」に掲載されている秋川神冥窟に行ってきた。
「せせらぎ」事務所宛事前に問い合わせた所、「車での来場は絶対にせんといてください。」と言われ、不得己日野自動車製のブルーリボンに乗り行ってきた。
都会の喧騒から離れ、素晴らしい2泊3日を檜原村で過ごしてきた。そのお恵みをあなたにも。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 1.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- その他
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-
この日はとても暑く、バスのいい時間もなく、さりとて歩く気にもなれず、GOアプリでタクシーを呼ぶ。珍しくK社に当たる。5分で到着すると表示されるも3分半でクラウンコンフォートが到着。駅で後述するおむすび3個を購入し、登戸止をやり過ごし、立川行801F列車クハE233-8016総合車両新津製で立川へ。通勤時間帯も過ぎたせいか、座席全埋程度でそれ程混んでいなかった。
9:55立川発各停青梅行10両編成825T列車、ガラガラのクハE233-22総合車両新津平成19年製で拝島へ。同駅ニューディズで後述のペットボトル4本購入。
この画像は、10:39拝島始発武蔵五日市行各停6両編成1048列車6両編成クハE232-521東急車輛製造(株)平成19年製、青663編成。そこそこ混んでいた。拝島駅 駅
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10:39拝島始発五日市線普通 第1048列車、クハE232-521、東急車両製造(株)平成19年製 青663編成6号車 八トタ所属車
尚、五日市線電車は中央快速電車10両編成の内、6両編成側を使用、4両編成側ではないので女性専用車の設定は無い。為念。 -
拝島始発電車は1番線から発車する。直進のため速度制限35はかからない
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高架化され相当経つ武蔵五日市駅に到着
武蔵五日市駅 駅
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駅もバスも秋川渓谷へ行く大学生でいっぱい。
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11:32武蔵五日市駅始発西東京バス五里18系統藤倉行(実際は11:33発車とM1。尚、同駅バス停入線は11:29だった。為念)
エンジン+シャーシ製造:日野自動車工業(株)(現 日野自動車(株))
車体製造:ジェイ・バス(株)(旧 日野車体工業(株))
トランスミッション:マニュアル
登録番号:八王子200か1977
社番:C21543
超満員で発車したが、途中でバンバン降車していき、下川到着時の乗車率は90%程度。
12:18、下川着
尚、車番「C21543」にあっては次のとおり読み取れる。
「C」五日市営業所所属
「2」日野自動車工業(株)製
「15」2015年製(よって7年経過車という事だ) -
往路=藤倉行のバスを下川バス停で降車した位置から神冥窟入口(画像正面)を望む
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西東京バスのバス停は道路片側のみにあるケースが多い。
ここ下川停留所も武蔵五日市駅方面のみポールがあり、藤倉行には無い。
また、この系統区間は、国等からの「生活交通確保維持改善計画」に指定されているところの区間であり、乗車距離に比し運賃が安価に設定されている。為念。 -
「藤倉行をご利用のお客様は、道の反対側で、バスをお待ちください」と記載されている上りバス停。よって道路向かいには停留所ポールが無い
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入退場時以外は閉鎖されている正門。
正門前の空地はタクシードライバー達の休憩場所になっていた -
正門向かって左側の、神冥窟表示
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正門右側の表示は「信徒修行所」となっているが、上智大学内ではかかる名称は使用していない。為念。
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神冥窟正門の先は、こんな感じの非舗装道路。幅も5ナンバー車がやっと通れる程度の狭さ、しかも左側は急傾斜でその先は北秋川である
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所々で折れた木が散乱している
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途中、地層が露出している
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敷地内にある電信柱。公道からの引き込みである。
画像は東京電力1994年7月建立の、湯久保105号柱。
この他、電電建立の、小岩支も建っていた -
約200mの非舗装道を降り、漸く見えてきた「秋川神冥窟」
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玄関はこんな感じ。
ここが最終日の退館集合場所となる -
先ずは食堂で集合しオリエンテーリング。持参した昼食をここで食べた後、掃除当番、供食当番、シャワー時間決め、部屋割りを決める。
今回の参加者は、直前で男性1名がキャンセルした為、計14名。この内3名が男性。神父様を含めたら男性は4名かな。黙想会では圧倒的に女性が多い。 -
玄関、食堂、事務室から一番遠いのは15号室。
玄関から見て食堂は9時の方向、禅堂は12時の方向、15号室は1時の方向、聖堂は2時の方向である。為念 -
事務室に常備されている、建設当時の計画案内書。主として献金要請目的のよう。
しかし良く建てたなぁ、と感動します。
開窟後、何度も廃止が提案されたそうですが、数年前には本窟を守っていく、と決議されたようで。
しかし、修繕費もかかるし、何と言っても川沿いで湿気が凄く、一部廊下が波打っており、その管理には大変な労力を要するものと思料。
建設当時の昭和40年代、バスの終点は藤倉ではなく、ここ下川の次の小岩であった事がこの小冊子で判明した。 -
建設当時、ここには中廊下があったが、後に取り壊されている(画面左右の扉部分を結んだ廊下である)。
私の部屋=16号室当りの、聖堂裏手の個室も、中廊下取り壊しの頃に建設されたようで、1969年の開設以降何度か建物の更改がなされているようだ -
男性軍3名は敷地一番奥の部屋となる。中央廊下を歩き聖堂を右手に見て左折し、禅堂を左手に見、トイレ、図書室、シャワー室を左手に見て進んでいく
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中央廊下を突き当り右折したら右手に布団室(旧講堂)を見、正面に聖堂を見る。
この部分数メートルだけ後年に立て直されているよう。建築基準法に準拠する為、防火扉としたせいかな? -
16号室へ。
当初、私の部屋割は14号室だったが、神父様の計らいで変更となった -
4.5畳。充分である。
滞在中は携帯電話機の使用が認められていない(時計機能の含む)が、そもそも伝波が極めて弱い為、電池の減りも早い。
部屋にある備品・什器類は次の物品のみ。
・三菱製FFインバータークリーンヒーター:VKT-281AC
また、事務室机上には電気蚊取が常備されており、一人1個を拝借、退館時に返却する。通電した途端、蚊や虫がバンバン落ちてきた。
・電気蚊取:ベープマット自動巻L-100型
(販売:フマキラー(株)、製造:(有)ナカタ)
マットも事務室机上に大量に常備しており1個/日頂戴する。
尤も「押すだけベープ」も持参してきたので、併用した。為念。
※日没後の室内点灯時、窓にバンバン飛んできた虫が勢いよく当たるが、隣部屋の方によると室内を消灯していると窓全開でも虫は一切入って来なかった、との事。 -
昭和50年代末期、小職が上京した当時の学生下宿はこんな感じだったなぁ。どこか懐かしさを感じます
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16号室。左は角部屋である15号室のドアである。為念
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16号室から15号室側の北秋川上流部を望む。
官民境界まで30cm程度しかない -
16号室から17号室側の北秋川下流部を望む
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16号室から真ん前の北秋川を望む。
泊まっていると川音も左程気にならなくなる -
16号室前の廊下の聖堂側。この先右折すれば聖堂の北側出入口につながる。
この部分から画面右手の聖堂手前までは、後年に増築された部分である。部材と統一して建造されているが、窓枠のスパン相違等で判断できる -
男子割当棟の13号室前廊下から聖堂を望む
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聖堂前室
画面左側の廊下の先、左手に布団室(旧講堂)、その先を左折すれば正面玄関や事務室、食堂に通じる。
この前室の前にも1室だけ女性用部屋があり、一番便利な場所にあると思料。 -
聖堂
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この岩は元々あったものだそうで、岩に併せて建物の位置を調整したとの事
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最終日のミサ後、この位置で記念写真を撮影した
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聖堂向かって右手の急階段の先は独参室。2日目の面接はここで行った。
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独参室から階段を降りきった位置。画面右側襖奥は聖堂である。
正面通路を直進し、途中左折した右側が禅堂。
通路突き当りに図書室、右折すると男子シャワー室を経て男子部屋となる。 -
独参室の急傾斜階段を独参堂側から望む
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独参室。画面右側に神父様が、同左側に小職が座し、面接を受けた。
こんな素晴らしい環境で神父様の面接を受けたのは初めてである。 -
独参室から階段側を望む
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独参室出口から階段下を望む
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禅堂入口
この禅堂が半島状となっている秋川神冥窟敷地の最先端部となる。為念 -
禅堂前の廊下
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禅堂東側の廊下。狭いがここを通ることは無い。現在の建築基準法ではどうなんだろうか。
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禅堂内部
画像正面やや左側の、通路奥部が神父様席となる。
この座席数に併せて参加定員を15名としているようだ。
2日目雨天時午後の室内気温は25度。その時の東京都心は30度との報道であり、ここが都心比▲5度というのは間違いないようだ -
禅堂の外側廊下。ここが半島状となっている神冥窟敷地の最先端部である。画面において崖下は北秋川である。
マイナスイオンたっぷり。
この手前の床が湿気により浮いている。湿度が低下する冬には元に戻り平らな床となるそうである。 -
禅堂入口を背に取り壊された中廊下側を望む
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布団室(旧講堂)手前の洗面室。建設当時は前室だったようである。
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布団室(旧講堂)。ここから布団と枕、座布団を持ってくる。
尚、事前説明にもある通り、シーツ、掛布団カバー、枕カバーは持参必須である。
敷・掛布団および枕のサイズは次の通り。持参するシーツ・カバーの参考とされ度い。
・敷布団(マット状):長110cm×幅104cm×高6cm
・掛布団:長160cm×幅108cm
・枕(細切れパイプ封入タイプ):横32cm×奥行25cm×胴囲51cm
掃除機もこの部屋の入って右側壁部に常備されている。必要に応じて拝借する。
・スティック型掃除機:(株)シー・シー・ビー製CT-420型400W中国製(吸込極弱!しかもゴミ集積箱が外れ易い!)
日本製強力掃除機が故障中との事で、不得己本機を使用したもの。 -
布団室から玄関方面を望む。
画面右下のコンクリート部分が恐らく浄化槽と思料。 -
図書室。くもの巣に注意して立ち入る
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図書室の本棚の一角
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事前に申し出れば長靴と軍手を貸して貰えて川べりまで行ける北秋川はこんな感じ
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しかし、そこまで行くのは急坂
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一人で行かず、どなたかと複数でいかれるのをお勧めします
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男子シャワー室横に洗濯室あり。
2槽式洗濯機があるが、相当期間使用されていないようで...。底には砂が溜まっており、清掃せねば使用できないと思料した。
東京芝浦電気(株)製「銀河」2.2kg
VH-1316(W)型、1984年上半期製
小職、1988年に入社し千葉の独身寮に入寮した時、本機と同一機が洗濯室にありました。2槽間の水流切替S.W.(パネル中央橙色レバー)が懐かしい。
独身寮では、専ら先輩が全自動洗濯機を使用し、新人は2槽式を使用する暗黙の了解でした。
本機とは30年以上ぶりのご対面です。 -
男子シャワー室。
しかし、女性の参加者が11名と断然多いので、早い時間帯は女性専用とし、男子は20時以降と指定されていました。
湯量はたっぷりです。
プロパンガス給湯器の電源投入スイッチは、この画像の右上にあります。為念 -
男子トイレ。便座ヒーターはあるけどウォシュレットは無し。
鼠や虫の進入を阻止するために、便蓋は必ず閉める。 -
一日目はとても暑く、エアコンが無いので汗びっしょり。
月も見えたが翌日昼には雨となり、気温が急激に低下した。 -
2日目、降雨前に前面道路まで散歩する。
正門前からすぐそこにある下川バス停を望む -
武蔵五日市駅行上り下川バス停から画面右側の秋川神冥窟正門を望む。
公道と正門との間にある砂利部は、時折タクシーやら営業車の休憩に使用されている -
神冥窟建物玄関から門扉方向を撮影。
画面左の道が公道に通じる道。この先40m程で砂利道となる。
画面右側が北秋川に通じる獣道。
元々は2台停められる駐車場だったようだが、今では草が繁茂し停められない。
だから車で来るのは禁止!となっているのだろう。
参加者からは、「車で来られたら良かったんだけど、不便な場所だからこそ素晴らしさを実感した。」との意見が大多数だったし、小職もそう思う。 -
東京ガス供給地域ではないので、ガスは青梅市のグロリアガスのLPボンベの供給を受けている
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厨房横にあるホーロー製看板。
スパーク風邪薬とは、配置薬会社である滋賀製薬(株)の製品名である。為念 -
3日間の内、1日目の昼食は持参要。南武線駅ニューディズでおむすび3個を購入。ここはゴミを持ち帰る必要があるので、できるだけゴミが出ないようおむすびとしたもの。尚、ペットボトルは茶2本+水1本+炭酸水1本を持参し、うち3本を飲んだ。事務室には湯・茶・コーヒーが常備されているが、そこはやはりペットを持参せんとねぇ。
【以下、各日時での供食の記録】
画像は1日目の夕食。ゴーヤチャンプルと胚芽米おかゆである。とっても美味かった。
ゴーヤチャンプル嫌いの女性が「これなら食べられる。美味いわ。」と仰っていた。各食共おかゆのおかわり可。 -
2日目の朝食。黒ゴマかけ胚芽米おかゆと梅干+たくあん。
尚、ここは禅の流儀に従い、食べ終えた茶碗に湯を入れ、たくあんで茶碗を奇麗にした後、湯を飲み干したくあんを食べる。よってたくあんは最後まで残すこと。
子供の頃、京都で教わった食べ方通りです。 -
2日目昼食
ナス炒め+豆腐+胚芽米+味噌汁
とにかく美味い。 -
2日目夕食
胚芽米おかゆ+ケチャップ炒め -
3日目朝食
黒ゴマ掛け胚芽米おかゆ。
一見少なく見えるが、食べてみるとデブ男性の小職でも腹一杯となった -
3日目昼食。最終の食事である
ビビンバ+味噌汁
食材は全て自然材であり、化学調味料は一切使用していない。
この後、おしるこを飲みながらのおしゃべり会を経て全館清掃となる。
施設管理者のSさん、本当にありがとうございました。とても美味かったです。
また来ますね。 -
夜の聖堂
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多くの参加者が21時過ぎまでお祈りされていた
ドイツから来日し、広島に居を構え、原爆で被爆。戦後は平和大聖堂とこの秋川神冥窟を建てられたラサール神父様を始め、この施設に携わられた多くの方々にも感謝し、では、私はどのようにしていけば良いかを今後考えていきたいと思います。 -
(3日目・最終日/帰路)
14:00丁度に退館し、約200mの坂道を昇り公道へ。
少々待って、14:13下川発(実際の到着は14:16とM3だった)
五里18系統 武蔵五日市駅行西東京バスに乗る。
登録番号:八王子200か1954
エンジンシャーシ製造:日野自動車工業(株)
車体製造:ジェイ・バス製造(株)
車両番号:C21539
・「C」五日市営業所所属車
・「2」日野自動車工業(株)製
・「15」2015年製
しかるに往路に乗車したバスと同時期に同一メーカーから購入した車両である。
トランスミッション:マニュアル
中乗りー整理券or.スイカタッチー前降り後払い車
下川到着時、他の乗客は零だった。
途中から超満員となり、少々遅延し始め、
所定比6分遅延の14:56に武蔵五日市駅到着
降車後、急いでホームに登る。電車の発車まで8分しかない。
それを逃すと次発まで35分待つことになる。 -
15:02武蔵五日市始発各駅停車拝島行、6両編成
青666編成
6号車クハE233-524、東急車輛製造(株)平成20年製
八トタ車
拝島到着後は15:32拝島発立川行10両編成1512列車、クハE232-51、東急車輛製造(株)平成19年製に乗車。
西武鉄道や八高線ユーザーの皆さんとは拝島駅2階デッキで別れた。
15:54立川発各駅停車川崎行1号車クハE233-8016、総合車両製作所新津工場平成27年製、1510F列車で帰宅。
何と南武線は往路と全く同一の車輛だった。
噂通り凄い所に建つ秋川神冥窟。しかし滞在してみると安心でき、落ち着いて過ごせられる。帰宅直後からまた行きたくなる不思議な場所だった。
応募者多数、かつ開催日程が少なく、初心者優先と、なかなか機会に巡り合わないが、また宿泊承認されれば是非お伺いしたいと思料しています。
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