2022/08/21 - 2022/08/25
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この旅行記のスケジュール
2022/08/21
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電車での移動
東京→新潟(E7系とき)
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バスでの移動
新潟駅万代口→佐渡汽船
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船での移動
新潟12:35→15:05両津港 佐渡汽船 ときわ丸(特等)
2022/08/23
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朱鷺と暮らす郷 田んぼアート
2022/08/24
2022/08/25
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この旅行記スケジュールを元に
前回の旅行記が2015年ということで7年ぶりですね…。0才児だったムスメは小2に、そしてお姉ちゃんに。
世の中はコロナのせいで大きく変わり、しばらく旅もままならない状況でしたが、下の子も3歳になってオムツも外れた2022年夏休み、もろもろの対策を万全にした上で家族4人で旅行へ行ってきました。
行き先は新潟県は佐渡島です。
酒飲み&ペーパードライバー故にレンタカーは使わず。佐渡の公共交通機関のみで子連れ観光できるのか…?という懸念もありましたが、結論としてはなかなかにハードモードではあるものの、予め計画をしておけばなんとかなる感じでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
東京から新潟へは上越新幹線で。E7系は快適ですね。
新潟駅万代口のバス停から路線バスで、佐渡汽船の乗り場へ向かいます。降りるバス停はその名も「佐渡汽船」。ストレートでわかりやすいような、逆にわかりにくいような…?
※PASMO利用可能新潟駅 駅
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新潟~佐渡の交通機関は、佐渡汽船株式会社のフェリー、もしくはジェットフォイルのいずれかです。
ジェットフォイルは、ボーイング社開発、海の上のジェット機。所要時間は70分弱、片道7,200円。高速そして高価、シートベルトを締めて着席するスタイルで、名実共に飛行機的ですね。
フェリーは所要時間150分。値段はその分ジェットフォイルよりは安価に設定されていて、最安値は二等船室の3,110円から。一等5,170円、さらに「特等」7,450円、「スイート」16,600円があります。特等以上は個室!
※値段は全て大人1名片道2022年8月時点
急ぐ旅でもなし、子連れ旅行で気兼ねせずに乗船できそう、かつコロナ対策もできる、ということで、予約可能になる3ヶ月前に即日ネットで特等を予約しておきました。
特等はネット上に空室情報が出ていないのですが、予約開始日当日だったからか、予約自体はネットで問題なくできました。
決済は当日乗り場窓口でないとできないようです(やり方が分からなかっただけかも)。その決済時に客室を指定してもらいました。佐渡汽船 カーフェリー 乗り物
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特等は個室とはいえ、1室あたりいくら、のような料金設定ではなく、人数分料金が必要。小人は小学生半額、未就学児は無料。ということで大人2名、小人1名、幼稚園児1名の我が家は片道18,630円でした。
部屋はベッドが2つ、広めのソファに1人用ソファ、小さな丸テーブルとビジネスホテルのツインルームのような作りですね(バス・トイレはありません)。
写真を取りそこねました…公式サイトご参照ください。
https://www.sadokisen.co.jp/about-ships/ships-guidance/
我々の利用した「ときわ丸」は、この窓は開かずバルコニーには出られませんでした。もう1隻の「おけさ丸」の特等は外に出られるみたいですね。佐渡汽船 カーフェリー 乗り物
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新潟駅構内の「健康寿司海鮮家」で買っておいたテイクアウト寿司を特等船室で美味しくいただきました。
港の売店で冷えている佐渡地酒もゲット。なお、船内売店(PASMO利用可能)でも冷蔵ワンカップ取り扱いありました。佐渡汽船 カーフェリー 乗り物
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佐渡乳業の牛乳、コーヒー牛乳もフェリー売店にて販売あり。
佐渡汽船 カーフェリー 乗り物
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共有エリアからはデッキに出ることもできます。風が強い!
佐渡汽船 カーフェリー 乗り物
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記念撮影用の操舵輪。(触れられますが残念ながら動きませんでした)
佐渡汽船 カーフェリー 乗り物
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出発後1時間ほど、船首方面の展望ラウンジから。佐渡の島が遠くに見えてきました。
佐渡汽船 カーフェリー 乗り物
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海鳥が新潟から佐渡までずっと伴走(伴翔?)していました。
売店にかっぱえびせんが売っていまして、投げると器用にキャッチします。
※カモメとウミネコの区別がつかなかったんですが、嘴の先が赤いのはウミネコ、黄色なのがカモメだそうで、こちらはウミネコですかね。佐渡汽船 カーフェリー 乗り物
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14時45分頃、もうまもなく両津港に到着。横を両津港発のジェットフォイルが翔んでいきました。
佐渡汽船 カーフェリー 乗り物
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定刻通りに両津港へ到着です。
両津港 乗り物
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港を出てすぐの「あいぽーと佐渡」という施設の広場で、「トキと酒」というイベントが開催されておりまして、下船してそのまま参戦。
https://sake.t0ki.beer/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000083367.html
終わりかけの時間だったので、お目当ての「t0ki brewery」のビールは1種類のみ残、美味しくいただきました。
今回は時間がなかったのですが、ブルワリーへも徒歩20分くらいの距離。佐渡再訪の際は行ってみたい。
https://www.t0ki.beer/道の駅あいぽーと佐渡 道の駅
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今日の宿は、加茂湖すぐ横にある「湖畔の宿吉田家」。あいぽーとから歩いて行きました。
※写真は翌日朝撮影湖畔の宿 吉田家 宿・ホテル
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部屋は見事なレイクビュー。ちょっと涼しいからか蝉の声もせず、静かです。
写真は撮れなかったのですが、屋上階の露天風呂が見事でした。茶色系でとろっとしたお湯と、加茂湖一望の景色を満喫。湖畔の宿 吉田家 宿・ホテル
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露天風呂の泉質分析書。
湖畔の宿 吉田家 宿・ホテル
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夕食付きのプランでした。佐渡の名産品を色々と堪能できて満足です。こちら「いごねり」。
湖畔の宿 吉田家 宿・ホテル
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そしてサザエに…
湖畔の宿 吉田家 宿・ホテル
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佐渡地酒真野鶴の純米。
※佐渡の地酒は5蔵、「真野鶴の尾畑酒造」「北雪の北雪酒造」「金鶴の加藤酒造」「真稜の逸見酒造」「天領盃の天領盃酒造」湖畔の宿 吉田家 宿・ホテル
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旅行2日目8/22(月曜日)。吉田家の屋上露天は夕方~夜のみということで朝は1階の大浴場へ入り、朝食を頂いてチェックアウト。
チェックアウト後の宿玄関前からの加茂湖ビュー。加茂湖 自然・景勝地
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佐渡では3泊予定、本日から2泊する「たびのホテル佐渡」は島の中央部に位置します。島の公共交通機関は路線バスのみですので、乗車するバスを定めてうまく移動しないといけません。
新潟交通佐渡のこちらのPDFでまずは島全体の路線図のイメージをつかみ…
http://www.sado-bus.com/sd/wp-content/themes/seventeen_child/intheme/img/inpage/route/pamphlet/2022pamphlet.pdf
こちらの時刻表で具体的な乗車計画を立てました。
http://www.sado-bus.com/route/#sec01
※平日と休日で大きくダイヤが異なるので要注意
※本線・南線以外は本数が少ないのでこちらも要注意
本日は1日観光の予定ですがその前にたびのホテルでスーツケースを預かってもらう算段です。
バス停「夷本町」(吉田家から徒歩5分ほど)から本線に乗車します。 -
新潟交通佐渡では乗降自由のバスフリーパス(1日のみ~3日間まで)が販売されています。便利なことにカード決済可能なデジタルチケットも購入可能。
https://ticket.jorudan.co.jp/sado-bus/ja/
ジョルダンと連携する形でのデジタル化のようで、スマホにジョルダンの乗換案内アプリをインストール。アカウント登録が必須のため新規登録し、チケット購入(3日間で3,000円)。有効期間(開始日)の指定は購入後自身で行う形でした。
1つのスマホで複数人分購入できるので、こどもの分もまとめてゲットできるのはグッドでした。
金井バス停にて降車。
デジタルフリーパスは降車時にスマホアプリの「チケット」画面を運転手に見せれば問題なしでした。 -
こちらがたびのホテル佐渡。金井バス停からは徒歩2,3分です。
チェックアウト客も多いであろう午前9時過ぎという時間帯にも関わらず、快くかつスムーズに荷物預かりしていただきました。
身軽になったところで金井バス停に戻り、再びバスに乗車します。
本日は島の西部、佐渡金山のある「相川」地区へ向かいます。主要路線である本線は両津から相川中心部を結びますが、そのうちいくつかの便は、更に奥の佐渡金山前まで延伸しています。しかし平日は金山直行バスは希少(3本のみ)。
まずは金山よりも手前の「北沢浮遊選鉱場跡」に行く予定で、そちらも延伸バスの方が都合がよいため、狙い撃ちしました。
(両津港9:15発、金井9:44、佐渡金山10:30着のバス)
こどもたちは着席可能なものの、おとなは立つ程度の混雑具合でした。(途中で大人も座れました)たびのホテル佐渡 宿・ホテル
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金井バス停から乗車すること1時間弱、相川バスステーションを過ぎて数分の「相川博物館前」にて降車。
本日の第一目的地「北沢浮遊選鉱場跡」です。バス停のすぐ目の前でした。
金山関連施設で今はその役目を終えて佇む、いわゆる廃墟というやつですね。北沢浮遊選鉱場 名所・史跡
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重厚な造りと、そこにそのまま草生した雰囲気がラピュタ的!ということで最近人気のスポット。
北沢浮遊選鉱場 名所・史跡
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設定上ラピュタは700年前に滅んだ事になっているようですが、「北沢浮遊選鉱場」は1937年~1952年に稼働していたということなので、廃止になってからはまだ70年ほど。
北沢浮遊選鉱場 名所・史跡
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川向いから正面。
北沢浮遊選鉱場 名所・史跡
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更に引いて。
北沢浮遊選鉱場 名所・史跡
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こちらの古代神殿のような構築物は「シックナー」と呼ばれる施設だったとのこと。金銀を含んだ泥水をここに貯め、沈殿させて分離させるような仕組みだったようです。
どこからとっても絵になる感じですね。北沢浮遊選鉱場 名所・史跡
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川を渡ると間近で見られます。夜間はライトアップされているそうで、照明が設置されているのはまぁご愛嬌。また、ほぼ日陰がないので暑かった…夏は日差し対策必須です。
北沢浮遊選鉱場跡は川の向こうから見て、そののち間近で見て、所要1時間程度といったところでしょうか。
入口付近に「無名異焼」のギャラリーがありまして、このときはまぁいいかとスルーしてしまったのですが…。佐渡市内でも無名異焼を扱う店舗はそれほど多くないようで、結局ここの北沢窯が一番良さそうでした…時間もあったので行ってみればよかった。
https://www.kitazawagama.com/北沢浮遊選鉱場 名所・史跡
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佐渡でのバス観光計画の懸念の一つが食事。お店が満席だったりして想定外の時間がかかるとその後の計画に狂いが生じそう。
ということで、早め早めの行動を。11時過ぎの時点でランチ候補のお店に移動します。北沢浮遊選鉱場跡から徒歩でも行けそうな「古民家空間 京町亭」へ。
http://kyoumachi.xsrv.jp/
「帯刀坂公園」という公園横の階段を登っていきます。登り切ると、先程の選鉱城跡がよく見えました! -
佐渡奉行所跡地を横目にもう暫く歩くと到着。開店ほぼ同時に入ったため一番乗り、しかしその後続々と来客がありまして、早めの行動が吉でした。
高台から見事な景色です。京町亭 グルメ・レストラン
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夏休み期間中はメニューを絞って営業中とのこと。
京町亭 グルメ・レストラン
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ランチ後、徒歩数分の「佐渡版画村」バス停へ。ここから佐渡金山行きのバスに乗車します。
平日の金山方面は、本線直通便の他、「七浦海岸線」も金山行きが設定されています。( 詳細は前述のPDF参照)
版画館前12:37のバスに乗車。バス停はのぼりくだり共通の1つだけですが、待っていればちゃんと止まってくれました。5分ほどで金山バス停へ到着。
佐渡金山の観光用坑道は、江戸時代の手掘りの「宗太夫坑(そうだゆうこう)」と、明治以降の機械的で広い「道遊坑(どうゆうこう)」のふたつ。今回はせっかくなので両方に挑戦。
入り口(どちらも同じ場所から入ります)から、すでに冷やしすぎたクーラーのような冷気ががんがん。
トロッコレール跡のあるこちらは、道遊坑。
宗太夫坑の方は、人形が設置されていて当時の雰囲気がわかるようになっていました。佐渡金山遺跡 美術館・博物館
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こちらは道遊坑出口。
2つとも行くと中で結構歩くのと、道遊坑の方は出てからも戻るまでちょっと距離があったので、それなりの「歩く準備」があったほうがいいかもですね。
あと、中は寒いです!夏でも上着持ち込みが正解でした。佐渡金山遺跡 美術館・博物館
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道遊坑出口に展示してあるトロッコ。ハンドルが回せる&ブザーが鳴らせるのでこどもたちに人気でした。
佐渡金山遺跡 美術館・博物館
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佐渡金山の見どころのひとつ、「道遊の割戸(どうゆうのわりと)」。採掘しすぎて山の頂上が真っ二つ、というダイナミックさ。
道遊の割戸 自然・景勝地
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道遊坑出口から入り口へ戻るルートの途中に、よく見るこのフォトスポットがありました。
山の方へ進むとこの頂上付近にも行けるようです。(途中まで行ったのですが断念しました…)道遊の割戸 自然・景勝地
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坑道の水を排出するための「水上輪」、その仕組みをわかりやすく体験できる設備も。これもこどもたちに人気でした。
さて、帰路につきます。が、金山からのバスも1時間に1本程度、しかも14時10分の便が出たばっかりというタイミングの悪さ。タクシーを呼ぼうと検索に引っかかったタクシー会社へ電話してみましたが、全車出払っていると断られてしまいました…。
休憩所で金箔アイスなどを食べて時間を潰しました。
15:16発の七浦海岸線に乗車し、15:25に「きらりうむ佐渡」にて降車。16:10の本線に乗り換え。待ち時間はきらりうむ佐渡の展示物を見て過ごしました。
※「きらりうむ佐渡バス停」は上りと下りでバス停の場所が違いました!要注意。佐渡金山遺跡 美術館・博物館
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金井バス停まで戻り、たびのホテル佐渡へチェックイン。
築浅で必要十分な広さと設備のコンパクトなホテル。どうしても佐渡では旅館スタイルか民宿スタイルが多いので、値段が相対的に安めになるのが最大の長所ですかね。
金井地区は島のちょうど真ん中付近ではあるものの、バスは東西への移動以外はやや不便。トキの森公園へは5,6キロしか離れていないのですがバスで行こうとするとぐるっと回って1時間かかる感じになります。行きたい場所を考慮して宿選びをするといいかもしれません。(レンタカーであれば問題ないでしょう…)
さてこの日の夕食はいくつか候補があったのですが金山めぐりで疲れが溜まっていたこともあり、ホテル併設のレストラン「味彩」へ。オープン直後の18時すぎに入店、すでに結構な混雑具合。
刺し身や日本酒を堪能しました。こどもたちはうどんや釜飯、キッズチェアもありでした。味彩 グルメ・レストラン
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8/23(火)3日目、事情により家族内で別行動。一班は砂金採りの体験ができる「西三川ゴールドパーク」へ。
金井のバス停から本線で西へ向かい、佐和田バスステーションまで。佐和田で小木線へ乗り換え。ゴールドパークバス停まで向かいます。
9:09金井→9:23佐和田
(乗り換え)
9:40佐和田→10:12ゴールドパーク
水の中で砂を掬って吟味して金の粒を探す、というイメージ通りの砂金採り体験ができます。採った砂金はペンダントなどに加工してもらえました。佐渡西三川ゴールドパーク 名所・史跡
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別行動班はホテルで無料のレンタサイクルを拝借。周辺をサイクリングすることに。
たびのホテル佐渡 宿・ホテル
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「佐渡っぽい田園風景」と「田んぼアート」の観覧を目的として、ホテルから東の方へ漕ぎ出してみます。概ね平坦なので自転車もスムース。
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この真っ直ぐな農道は「トキロード」と名付けられているようです。
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快調に走っていると、前方上空に飛翔するやや赤味がかった鳥が一羽…もしかしてこれが野生のトキ?!
慌ててカメラを構えてみましたがほとんど写っていないですね…(写真真ん中からやや右) -
そのまま疾走し、田んぼアートを鑑賞。
https://www.visitsado.com/spot/detail0904/
たびのホテル佐渡からは5キロほど。 -
本日の夕食は、部屋で食べることに。自転車でのホテルへの帰りに、「司寿し」へテイクアウトをお願いしに訪問、快く対応していただけました。
(写真は開店ちょっと前の時間だったので暖簾がまだ出されていません)司すし グルメ・レストラン
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開店直後だったと思いますが、すでにカウンターにはお客様がずらり。出来上がるまで小上がりで待たせていただきました。トキの模型がいいですねぇ。
にぎりは、並1,100円、中1,400円、上1,800円、特上2,300円という品揃え。司すし グルメ・レストラン
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上にぎり1,800円をチョイスしました。大変美味!
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夕飯のお伴は、逸見酒造「至」のにごり酒。佐渡の地酒の中で逸見酒造が一番好みでした。
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もう一本逸見酒造から、「真稜」の純米。
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たびのホテル佐渡のすぐ向かいに農協直営の綺麗なスーパー「エーコープ」があり、直売所も併設されていてかなり充実した品揃えでした。
https://life.ja-group.jp/farm/market/detail?id=28
ホテル横には酒屋もあり。
https://www.time24-sado.com/
ワンカップから720ml瓶まで多種冷やされているので、どれにしようか迷います。(上の「真稜」もこの酒屋にて購入)
スーパーは19時半までなので注意。酒屋は24時までとのこと。
エーコープのこの冷凍お土産セットを、実家への土産として直送しました。 -
8/24(水)本日佐渡最終日。
戻りのフェリーは両津港12時35分発、少々時間あり。ホテルと港の中間地点ということで、トキの森公園に向かうことにします。
前述したとおり、バスで行くとすると大回りを余儀なくされるため、タクシーに乗車。予めフロントに配車をお願いしておきました。
昨日自転車で疾走したトキロードを通りますが、本日はトキには会えず。運転手さんによると稲穂が伸びてくると探しにくいということで、この時期は探すのがなかなか大変とのこと。昨日は運が良かったようです。
たびのホテル佐渡からの運賃は2,930円でした。時間は15分程度。
公園入り口で入場券を購入し、まずはトキ資料展示館へ。
「最後の国産トキのキン」は、しょっちゅうニュースにもなっていた記憶があります。その「キン」という愛称が、保護した方のお名前から取られていることは知りませんでした。
事前に知識を仕入れた上で、トキを実際に観察できる棟「トキふれあいプラザ」へ向かいます。
途中の道端にはトキの絵が書かれた石がたくさん置かれていました。トキの森公園 公園・植物園
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旅行ガイドなどで「トキまで2cm!」なんて書かれているのはここですね。餌場に運良くいるときはまさに目の前で見られるような作りになっていました。
トキの森公園 公園・植物園
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この日はつがいで並んで木の枝に留まっていました。そこからは動かず、水場にも来ずで残念ながら「目の前数センチ体験」はできず。
ただ、職員の方のお話だとこうやって並んでいるのもなかなかレアだそうです。トキの森公園 公園・植物園
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距離感としては写真のようなイメージ。ガラス越しに観察します。観察用の望遠鏡も用意されていました。
トキの森公園の所要時間は1時間ちょっと程度でしょうか。
散策後、バスの出発時刻まで少々時間がありましたが、公園入口の売店にてソフトクリームやかき氷が売っていまして、ベンチでそれらをいただきながらまったりとバス待ち。トキの森公園 公園・植物園
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トキの森公園11:14発の南線両津方面行きに乗車。11:42に両津港着。ちょうど新潟からの船が入港するところ。
両津港 乗り物
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見学していたら、甲板から船員が係留ロープを港で待つ係員へ放り投げるシーンを見られました。なかなかに豪快!
両津港 乗り物
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帰りの船も特等を予約しました。12:40両津→15:10新潟、往路と同じ「ときわ丸」でした。
佐渡汽船 カーフェリー 乗り物
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ランチは乗船場併設の商店で購入し、個室でいただきます。地酒ワンカップもゲット。
佐渡汽船 カーフェリー 乗り物
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出港後、デッキから佐渡にさようなら!
佐渡汽船 カーフェリー 乗り物
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新潟港へ定刻通りへ到着。そのまま帰京する案もあったのですが平日故に都内到着がラッシュとかぶりそうなため、新潟市内にて後泊しました。
ということでここからはおまけの新潟編。佐渡が名残惜しいため、駅前の「弁慶の泣き処」にてテイクアウト。弁慶の泣き処 グルメ・レストラン
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佐渡の弁慶にはタイミングが合わず行けなかった(火曜が定休日…)ので、ある意味早速のリベンジです。
泊まりは新潟駅直結の「アートホテル新潟駅前」。子供料金がかからないプランだったのが決め手でした!お陰様でリーズナブルに後泊できました。
また、高評価も納得の朝食。ビュッフェ形式で、新潟名物がずらり。ちょっとずつ試せるのでいいですね。イタリアン、初めて食べました。その他タレカツ、笹団子など。ご飯も米が2種類炊いてあり食べ比べができるのもいいアイディアです。アートホテル新潟駅前 宿・ホテル
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ここからはさらにおまけ編。翌朝のチェックアウトから新幹線の時間までちょっと空きがあったので、「新潟駅から一番近い酒蔵」を謳う「今代司酒造」へ見学に行ってきました。
https://imayotsukasa.co.jp/
見学の予約がWEBでスムーズにできるのもポイント。今代司酒造 名所・史跡
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丁寧なガイド付きで、こどもたちも楽しんでくれたようです。木樽の大きさや歴史ある蔵ならではの昔の道具や実際に使っていたという台帳など、やっぱり実際見て体感できるのはいいですね。
見学後はテイスティングあり。無料で数種類、別途1,000円で全種類試飲可能でした。今代司酒造 名所・史跡
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テイスティングのコーナーに飾られていた水槽。中に置かれている瓶は今代司のフラッグシップ「錦鯉」という銘柄のものです。おしゃれ。
https://imayotsukasa.co.jp/product/celebration/52/今代司酒造 名所・史跡
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今代司でもいくつか買い物をし、駅でランチ(と酒)を買い込みまして、E7系ときにて帰京します。
やはり旅はいいですね。
(食べ過ぎ飲み過ぎで体重増加が激しかったのはやむ無し、です…)
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