群馬県民のソウルフード：高崎パスタ発祥の店「シャンゴ問屋町本店」で大盛り ”シャンゴ風” スパゲッティ

2021/11/10 - 2021/11/10

紅葉の「碓氷めがね橋」を一日かけて歩いて来ました。
折角高崎経由で群馬に来たんです。
そのまま帰ってしまうのは勿体ないので、以前から気になっていた高崎パスタ発祥の店「シャンゴ」に立ち寄ります。
８店舗展開ですが、本店大好きの私は「シャンゴ問屋町本店」しか眼中にありません。
群馬県民のソウルフードともいえる、この店が元祖の「シャンゴ風」という大盛りのトンカツミートソースパスタを頂きました。

エリア 高崎(群馬)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「碓氷第三橋梁(めがね橋)」の紅葉ハイキングを一日楽しんで、

碓氷第三橋梁(めがね橋) 名所・史跡

JR信越本線「横川駅」まで歩いて下って来ました。
「シャンゴ問屋町本店」へは当初「高崎駅」まで行き、そこから両毛線に乗り換えて一駅「高崎問屋町駅」で降りて、歩いて行こうと思っていたのですが、
スマホのナビちゃんは「横川駅」からなら信越本線「北高崎駅」で途中下車してバスで行くのがいいと主張します。

ンでもって、御教示に従い、
16：27　「北高崎駅」で下車。

北高崎駅 駅

16：32　駅前のバス停から関越交通のバスに乗り、

16：35「小鳥バス停」着。
乗車2～3分で200円掛かるなら歩けたかなとも思ったのですが、ここは素直にナビちゃんの言うとおりにしておこう・・

17：00　「シャンゴ問屋町本店」着。
スマホはバス停から歩いて12分と言いますが、土地勘が無いので結構ウロウロ時間が掛かりました。
群馬って一人一台の車社会だから、電車・バス利用者にはチト厳しい交通事情なのかもしれません。

シャンゴ 問屋町本店 グルメ・レストラン

中休み無しの通し営業です。
高崎市内には40～50軒のイタリアンレストランがあるそうで、人口に占める店舗数割合は高く “パスタのまち” といわれています。
その中でも、1968年に創業したここ「シャンゴ」は、高崎にパスタを根付かせた草分け的存在です。

「シャンゴ」は現在、高崎市・前橋市・伊勢崎市に８店舗を展開しています

入口のマットでは「ぐんまちゃん」がお出迎え。
店名は、雷を司り大地を潤す神「シャンゴ」に由来しているそうです。

天井が高く明るい店内。
真ん中の大きな三角テーブルはおひとり様向け相席でしょうか。

卓上には生花。
透明パーテーションが設置されています。

週末は待ち客も出るそうですが、この時は空いていたので好きな席に座ります

先代店主さんは絵が大好きだったそうで、店内には沢山の絵画が飾られています

注文品一式

メインのパスタ・ピザ・肉料理には４通りのセットメニューが追加できます。
●私が頼んだのは今月のサラダセット　539円
ほかに、
A　ミニサラダ＋ドリンク　440円
B　ミニサラダ＋ライス or バゲット＋ドリンク　528円
C　ミニサラダ＋ドルチェ＋ドリンク　638円

メインは勿論この店の原点：オリジナルの「シャンゴ風」スパゲッティにしました。
多分？茹で上げ後の重量で、
Ｓサイズ　250ｇ 　946円
Mサイズ　330ｇ 1,056円
デカ盛りがウリのお店でもあり、思い切ってMサイズにしました・・

このメニューにはS・Mサイズの2種類しか載っていませんが、L や LLサイズまでボリュームアップすることができます。

お水とカトラリー

先ず「今月のサラダ（ハーフ）」が来ました。
カードと比べてみてください。
ハーフサイズというのですが大皿です。
じゃあ、ノーマルサイズってどんなやねん？
これだけでお腹一杯になりそうです。

生ハムとルッコラ、レタスとトマトのサラダにパルメザンチーズが散らされています。

間もなくして創業当時から50年以上受け継がれてきた一番人気の名物「シャンゴ風」パスタ登場。

パスタの上にカツが丸々一枚乗り、ミートソースがかかっています。
このお店は当初はスパゲッティ＆カレーのお店でした。
そういう事もあって、スパゲッティをカツカレー風にアレンジしたら変わっていて美味しいのではないかという先代の発想で誕生したメニューなのだそうです。

ところで、私からすると「シャンゴ風」というネーミングがイマイチしっくりきません。
「シャンゴ風・・」の後に、「パスタ」とか「スパゲッティ」は付かなくて、
ただの「シャンゴ風」なんですよね。

麺は高崎産の小麦粉を使った太めの自家製麺。
アルデンテではないやわらかめのもっちりとした食感です。
ミートソースは一見八丁味噌を使った名古屋の味噌だれのようですが、味噌は一切使っていないデミグラスソースがベースになっています。

「ぐんま麦豚」を使用したロースカツはカラッと揚がっています。
衣も薄付きで、肉もそんなに厚くはなく食べやすい。

しかし、流石に大盛り炭水化物と揚物と濃厚デミグラスミートソースのトリプルパンチは堪えました。
家庭ではパスタは一人前は乾麺で80～100ｇですからね・・
美味しく完食する為にはＳサイズにした方が良かったなと少し（いえ、かなり）後悔しました。
でも、元取れ完食主義を貫き、根性で全部食べましたよ　(^^;

ちなみに使われているのは乾麺の状態で
Ｓ：150ｇ 　M：200ｇ　
Ｌ：250ｇ　ＬＬ：300ｇ
これを見るとＳサイズでも多いくらいです。

「群馬の旨いイタリアン」
イタリアン＝パスタと言う訳ではないのでこの表現はちょっと違うかな～と思ってしまいます。
「群馬の旨い御当地パスタ」辺りが妥当な気がします。

使われている食材もそれぞれ生産者のこだわりがある御当地モノです。

その他のメニューの一部

お得な月替わりメニューも魅力ですが、初来店ならやっぱり「シャンゴ風」

塩・胡椒・タバスコが卓上に無いのはコロナ対策

ドルチェは単品だと407円

ランチタイムは
11：00～16：00

テイクアウトもやっています。
秘伝のシャンゴ風ミートソースも一人前160ｇ300円で冷凍で販売されています。

高崎って「少林山達磨寺」の逹磨市も有名ですね。
イタリアンカラーの達磨さんが鎮座していらっしゃいました。

お会計は税込1,595円で現金支払いのみです。

18：00　丁度1時間の滞在でお店を後にします。
以前は高崎駅ビル内に支店も在ったのですが今は閉店しています。
そちらだったらお手軽だったのですが、もし営業しているとしてもやっぱり本店には来たと思います。

したがって、満腹のお腹を抱えながら30分歩き、

18：30　上毛線「高崎問屋町駅」着。
18：47　湘南新宿ラインに乗って家路に就きました。

高崎問屋町駅 駅