2022/07/22 - 2022/07/31
879位(同エリア1030件中)
Domiさん
生まれて初めて監獄に足を踏み入れた息子が見たものとは?
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クリオネキャンプ場はとても居心地がよかったが、今日は忙しいので、とりあえず出発する。
朝ご飯は、一度行ってみたかった北海道のコンビニ、セイコーマートで買い食いである。おにぎりやザンギなどを買って食べる。
その隣に道の駅もあるが、まだ開いていなかったが、外にテーブルがあったのでそこに腰掛けて食べいたら道の駅も開店した。 -
ここは「はなやか小清水」という道の駅だった。
ここまでに何箇所か行った、いわゆるオシャレ系の道の駅ではなく、割とベタな感じの道の駅だった。
だが、それがいい!
あの手のオシャレ系って、どうもお土産が偏ってるからねえ。
こういうところの方が、いかにものお土産が買えたりするので助かるのである。
このなんだこりゃスティックも美味しかった。 -
網走にやってきました。
さて、最初に向かったのは「オホーツク流氷館」である。
クリオネがいたり、オホーツクの動画上映があったりするが、なんといっても目玉なのは今年の流氷が展示してある-15度の流氷体感テラスである。
一応上着を着て入ったが、最初はともかくいる間に冷気が体にこたえてくる。
濡れたタオルを持たされて、それを振り回すと凍るとかいう実験もさせてくれるが、途中で息子が
「寒い!!死ぬ!!」
と叫び出す。まあねマイナスの気温なんて初体験だからねー。南国の民だし。
しかも薄着だし。
それで早々に外に出たら、私の夫氏のメガネが真っ白になって、なかなか元に戻らず。ギャグのように白いメガネでしばらく過ごしてみた。 -
他にもクリオネがうじゃうじゃいたり、かわいいフウセンウオやナメダンゴが泳いでいたりと、こじんまりながらとても綺麗で素敵な博物館だった。
なぜか息子がクリオネをバシバシ激写していた。まあ元から好きだもんね水の生き物。
そしてこの流氷館の売店にもシマエナガコーナーがあった。なんなんだ、シマエナガ。広域に進出している。 -
実はこのエリア、博物館が固まって存在している。もう一つの博物館は「北方民族博物館」。
「あそこにも行く?前に行ったけど、あまり記憶に残らなかったんだよねー。」
と夫氏。
まあでもアイヌ民族に今注目も集まっているわけだし、やっぱり行っとかないとでしょうということで行ってみる。
行ってみて、夫氏の言っている意味がわかった。
北方民族と書いてあるからアイヌ民族の文化とか紹介してあるかと思ったのに、まあそれもないこともないけど、メインの展示はなぜかイヌイット文化の紹介なのであった。なんで?
面白くないとは言わないけど、なんか肩透かし感が半端ない。
もうちょっと、なんというか、アイヌ民族にスポットを当ててほしい気もする。 -
さて、網走といえばやはりここ!
「博物館 網走監獄」
うわ広い。
建物もいっぱいある。
というか、網走監獄の基本的な知識皆無だな私。
網走刑務所が戦後改築されるときに、この歴史的建造物を残したいということで移築されて博物館になったらしい。私たちが行ったこの日もたくさんの観光客が来ていた。今では大人気観光スポットである。
ここが監獄の中だが、夫氏が息子に
「どこかに脱獄囚がいるよ!」
と、まるで観光ガイドのように教えていた。
監獄の独房に正座している囚人(の人形)がいて、食事を摂っている囚人がいて、風呂に入っている囚人がいて、とにかく面白かった。 -
そして今、ゴールデンカムイ人気で網走監獄もエラいことに!
ポスターあり原画ありおかしありクリアファイルあり漫画あり。
売店がゴールデンカムイファンショップの様相を呈していた。
しまったー履修してから来るんだったー。
しかし、旅行前、忙しくてそこまでの余裕がなかったんだよね。 -
新しく資料館ができていて、そこでは大迫力の映像シアターがあり、網走の囚人達がたくさんの犠牲を出しながら北海道を開拓して道路を建設したという映像を流していた。囚人だけでなく、看守もたくさん亡くなったとということだ。知らなかったなあ。
そしてここが、過酷な現場で働いていた囚人が休んでた仮設小屋を再現したものらしい。もちろん、ちゃんと囚人が寝ている。まあ起きている人もいたけど。
いろいろなことを考えさせてくれる網走監獄だった。 -
さて、ここまで網走の天気は曇りだった。午後からは次第に晴れてきた。そして、天候次第では我々、知床まで行ってみようと思っていたのだった。
が、ずーっとライブカメラで知床の天気をウォッチしていた夫氏によると、現在の知床半島は濃霧。真っ白だそうだ。多分、これから知床に行っても何も見えない。
そして何より、行くまでの峠道も濃霧が発生しており、運転そのものが危ないことに加えその濃霧からエゾシカやエゾヒグマが唐突に出てくる可能性がある土地柄である。
…無理。どう考えても今日は知床は無理。諦めよう。
そう結論した。ハラハラしながら濃霧の知床に行っても仕方がない。
今日はこの辺りを観光して、宿泊予定のキャンプ場に行こう。
そう結論を出した。無理はしない。
それで、あちこちの名物駅や見どころ回ってみることにした。
ここは北浜駅。海が見える有名な駅だそうだ。
青春18きっぷのポスターにも使われたことがあったそう。 -
次に行ったのは「天に続く道」という道である。
というか、北海道には似たような名前の道があちこちあるようだ。
真っ直ぐで、見通しが良くて、上り坂ならそういう雰囲気になるわなあ。
でも本日は天というか霧に続く道になってて、正直何のこっちゃだった。
まあしょうがない。お天気だけはねえ。 -
最後に行ったのは「開陽台」という展望台である。
360度のパノラマ景色が観れるという事で、ライダーの聖地と呼ばれているらしい。
夫氏がどうしても再びそこに行きたかったとのこと。
展望台からの景色は、確かに地球が丸く見える広がりだった。
この付近にキャンプ場もあるらしい。
サイト内にバイクが停められるのでライダーさん達がたくさん宿泊しているらしい。
ただし、キャンピングカーだと設備と駐車場が離れている、ちょっと使いにくキャンプ場らしく、今回は使わなかった。 -
本日の宿泊地はここ!
「しべつ海の公園 オートキャンプ場」である。
こちらはもちろん、サイト内に車が停められるし、電源あるし、サイト内に流し台があるし、近くに建物内トイレもあるし、蓋付きの大きなゴミ箱あるし(重要)至れり尽くせりキャンプ場である。
ちなみにゴミ箱の重要性は、この辺りもクマがうろうろするということでかなり高い。生ゴミを屋外に絶対放置しないこと。絶対に食べ物の匂いを残さないこと。これは鉄則である。
もちろんキャンピングカー内に生ゴミを保存する覚悟はあるんだが、蓋、鍵のついたゴミ箱があればそりゃーありがたいわけで。
ちなみに標津町はクマもうろうろするし、ウェットスーツを着て北方領土から泳いで渡ってきたロシア人もうろうろしていたところらしい。なんかスケールが違う。
我々が借りたサイトは「カラフトマツ」というサイトだった。
海産物の名前なんだーとなんか面白かった。
着いてから近くのスーパーに買い物に行き、また温泉に入りに行く。
そして、やっぱり熱くて入れない。
もう慣れた。そして期待しなくなった。
北海道の温泉は熱い。それだけはガチ。 -
さて、やっぱりジンギスカンだったのだが、写真でもわかるように、今回は寒かった。今までは流石にここまで寒くはなかったのだが、ここは寒かった。
海からの風がビュービュー吹いていて、借り物のミニカセットガスコンロの火が散ってお湯は湧かないわ、トウモロコシは茹で上がらないわ、地味に困った。
ここで威力を発揮したのが、ソロストーブキャンプファイヤーである。名前が長い。
ソロストーブは最近流行りの二次燃焼がウリの焚き火ストーブである。そこら辺に落ちている小枝でも松ぼっくりでも割り箸でも燃料になり、風にも強く火力が強い。
その代わり燃料消費スピードがハンパないのであるが。
こんな風の強い寒い日には異常に頼りになる。
これ持ってきてよかったわ〜。ジンギスカン鍋もぎりぎり入った。
もちろん薪もあるし、燃料には困らなかった。
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