ひょうごさんぽ　　川西市郷土館　（後）映画のロケ地にもなった　旧平賀邸と青木・平通画伯記念館、アトリエ平通

2022/05/22 - 2022/05/22

川西市郷土館見学の続きです。
旧平賀邸は平賀義美墓博士が建てたイギリス田園住宅です。
もともとは違う場所に建てられていましたが、こちらに移築されました。
平賀氏は化学者でもあり、関西の財界の振興に尽くされた人物。
邸宅の施工は鴻池組です。

あちこちに意匠がこらされ、伝統的なイギリスの形式がありつつ、所々に見える、可愛い風景がありました。
イギリス人デザイナーでもあるウィリアム・モリスによる壁紙もとても素敵でした。邸宅の雰囲気にぴったりです。

中谷美紀さん主演の映画のロケ地にもなっています。
映画とロケ地の雰囲気がぴったりだったそうです。

郷土館の敷地内は広くて、絵画の展示をしている記念館やアトリエもありました。青木大乗画伯は日本画、平通武男画伯は西洋画で、川西市に昭和２３年に居住されています。川西市に深いかかわりのあるお二人の作品の展示があります。
また平通画伯の遺品が御夫人より寄贈され、作品とともに展示されている
アトリエも再現されていました。

エリア 川西・猪名川(兵庫)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

郷土館の敷地内にある、平賀邸へ。

基礎は御影石だそうですが、外壁は小石の洗い流し。

入口。
説明がありました。

登録有形文化財。

可愛いステンドグラス。

温かい色。

暖炉のあるリビング。

天井の扇風、照明も一緒に周ってしまうのでしょうか、、。

こちらの壁紙。
モリスのデザイン。
モリスの大ファンなので、ガン見しています。

暖炉の上。
なんとも優雅な画がありました。

とても上品で、伝統的な雰囲気なのに、ステンドグラスが愛らしく、
温かい雰囲気になっています。

玄関付近も広く、明るいです。

寝室も明るく。

ここもモリスの壁紙ですが、部屋によって色なども異なっています。
手がこんでいます。
壁の色で、雰囲気もことなってきます。

モスグリーンのもの。
美しいい、、、溜息がでます。

サンルーム。

明るい。パステル調。
タイルも近代的。

大好きなランプシェードに目がいきます。

こちらは化学者でもあった、平賀氏の研究室とききました。
とても研究室には見えないくらいの優雅さ。

実験などに使われた用具など。

こちらの照明もお洒落です。

こちらの壁紙。

壁紙とランプシェードをうらやましく眺めながら見学。

それにしても、照明があちこち、すべてというくらい凝っていて、
種類がことなります。
なんとも、贅沢。

二階へ。

白い壁とこの窓の様子も素敵です。
すっきりとした色とデザイン。

平賀氏とご家族の様子。

二階の窓。木枠の多い窓だと思いました。

中谷美紀さん主演の映画のロケ地になっていました。
監督さん？女優さん？のコメントに、こちらの場所が映画の雰囲気にぴったりだったとの感想がありました。

テレビでの画像も流れています。

階段の白い壁と窓がぴったり。

硝子は外から見えないもの。
カーテンがないのは、そのせい？、、

下の階におりると、装飾。そのうえに木のポチポチはなんのためだったのでしょう～。

こちらの照明も異なります。
何種類の照明があるのでしょう～。

洗面所も広い。
手洗い場も今から観ると、レトロなお洒落。

全体に明るい邸宅です。

こちらは書生さんのお部屋。玄関と小さな窓でつながっています。

資料が置いてありました。

こちらは窓枠が白色。

使い勝手のよさそうなお部屋だと思いました。
クローゼットのような物入れの場所があります。

本だなも細かな装飾。
溜息が出るほど、美しいです。

ウィリアム・モリスのデザインも何種類あるのでしょう～。

服かけ。

玄関から。書生の部屋とつながっています。
受付の窓口。

タイルも今ではもう、あまり見かけることがなくなったもの。
細やかな模様。

こちらにも小さな照明。
可愛いです。

兵庫の近代住宅１００選にも選ばれています。

平賀氏の像。周囲は広い庭。

実験研究棟？赤い屋根の建物もあります。

門も移築されたそうですが、こちらでしょうか。。

お庭にある休憩所。
こちらもなんとお洒落な。。
優雅です。

お茶などをして休めそうです。

桜の季節も美しいでしょう～。

イギリスの良く見かける風景に似ています。

外から観ていると、不思議な形だと気づきます。
本来の場所にあった東屋なども移築したそうです。

二階の部分はあとからつけたものだと聞きました。主屋は平屋のはずです。

外から観ても、こちらの建物、二階になると思いますが、パステルの綺麗な色でした。

屋根は紅いです。

お庭に合ったアトリエ。
川西市とゆかりのあった平通り武男画伯のアトリエを再現したもので、御夫人より遺品の寄贈がありました。

中には氏の作品。

平通氏のお写真もありました。

画伯の遺品。

こちらの建物は青木大乗画伯（日本画）、平通武男画伯の記念館。
コンクリート造りのお洒落なたてもの。

展示室。

平通画伯の説明。

鑑賞がゆっくりできます。

可愛いマンホールが展示されていました。

画伯お二人の紹介があります。

青木大乗画伯の作品。
青木画伯は明治２４年生まれ。昭和２３年のより川西市に居住されています。

日本がが続きます。
優しい雰囲気。

平通画伯の作品。

とても力強いです。

明治４０年生まれで、昭和２３年より川西市に居住されたそうです。

こちらもゆっくり鑑賞ができます。

帰り際、もういちど平賀邸、外から観ましたら、細かい装飾がありました。
とても愛らしいです。

季節の花々も植えられていました。

川西市郷土資料館は盛りだくさんの見学ができました。