観光旅行解禁のタイへ！2022年5月①　バンコク・タラートノーイ地区編

2022/05/06 - 2022/05/16

４月に行ったモロッコ旅行がなんとなく物足りず、６月に近場のギリシャかイタリアあたりへ行こうかと調べたものの、この時期なぜかどこも天気がイマイチ。そんなときタイが５月１日より隔離観光客向けの入国条件を引き下げると知りチケットを調べたら、なんとエアフラでパリーバンコク行き直行便が一人往復５２０ユーロというチケットを発見、迷わず予約。

今回は１０日間と短い滞在なので、時間をかけて行きたい北部は諦めバンコク＆その近郊でのんびり滞在。コロナの影響でホテルもお得な値段で予約できた。

高温多湿の国でマスク着用義務はちょっと辛かったけれど、じっくり歩いたことのなかったバンコクのおしゃれカフェが集まるタラートノーイ地区やヤワラート（チャイナタウン）エリアを堪能し、本場タイ料理はもちろん、日本の温泉、バンコク近郊（アユタヤ、コー・クレット）にも足を延ばして久しぶりに大好きな東南アジアの空気を満喫

２０２２年５月１日時点での入国条件：
①ワクチン２回接種済み
②タイランドパス：ネット申請後、１日～２日でゲットできた（無料）
③タイ政府の求める条件額をカバーする保険加入：カード会社の付帯保険では不安だったので念のためタイ政府推奨の保険会社にネットで申し込んだ（一人約１００ユーロ）
④出発前のPCR検査（自己負担）：フランスの健康保険でカバーできたので無料

上記の条件をクリアしていれば、タイ到着後のPCR検査、隔離や国内移動制限もなしだった。
この記事を書いている2023年２月現在、入国条件は変わっているはずなので行かれる方は事前に調べることをおすすめします

【今回の旅の日程】
１日目ー３日目　到着→バンコク・シーロム地区泊
３日目ー５日目　アユタヤ
５日目ー６日目　バンコク・シーロム地区泊
６日目ー８日目　バンコク・アソーク・スクンビット地区泊
８日目ー１０日目　バンコク・アーリー地区泊→帰国
＊９日目にクレット島へ日帰り旅行

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

エアフラの機内朝食はかわいい紙バッグに入っていた。もったいないなと思ったけど、どうやら使い回している模様

＊私の記事は旅の備忘録を兼ねているので、タラットノーイ地区の記事だけ見たい方は写真２２枚目あたりからどうぞ～

飛行経路はこんな感じ。片道11, 12時間くらいだったかな。ウクライナ戦争下、南回りの方が安心

予定時刻通り無事バンコク・スワンナプーム国際空港に到着。

空港到着ゲートでSIMカード購入。通話も多少できるボーナス付きカード。金額は忘れたけれど、1500円以内だったと思う。コロナで観光客が少なかったせいで開いていた店は１軒のみ。これ、ギガ数も使いきれないほどだったし5Gでスピードも早く快適、電話も問題なくできた。購入時にセッティングもしてくれるので助かる。

初日と２日目はシーロムエリアのホテル「Artino Hotel」泊。いつもの通りBooking.comで。スーペリアダブルルーム１泊３４ユーロ（約４７００円）。コロナの影響で朝食提供はなし。
BTS のSala Daeng駅から歩いて５分程度

うっかり１日目と２日目に違うランクの部屋を予約していたらしく（最後までプランを迷っていて別日に申し込んだ）、上のランクの部屋に合わせてアップグレードしてくれた。

白が基調でとても清潔。この値段でこの広さと立地はかなりお得。ただこの部屋は窓はあるものの外光が入らなくて暗かったのが残念。さらにワンランク上の部屋は道路に面していてすごく明るいので、光がほしい人はそちらをお勧め。

屋上プールはチェアデッキ等がなく、場所的に雰囲気もイマイチだったので使用せず。

まずは腹ごしえ。前回行って美味しかったイーサン料理の店「Som Tam Jay So」。ホテルとは目と鼻の先。売りはガイヤーンとコーン入りソムタム

目の前で炭火で焼いていて、ひっきりなしにローカルがテイクアウトで買いに来る。
前回コロナ前の昼時に来た時は、地元民が入れ替わり立ち替わりで常にテーブル満席状態で賑わっていたけど、この日は空いてたな

ガイヤーンと定番ソムタム。コーンのは前回食べてそれだけでお腹いっぱいになってしまったのと、そもそも相方があまりコーンが好きではないので今回はパス。
あら？ガイヤーン用のソースの味が記憶と微妙に違う？！
カオニャー２つ頼んだら量多いから１個にしとけと言われて素直に従う。正解。

コームヤーン（豚のノド）だったかな。
どれも美味しかった。やはり炭で焼くと美味しさが違う。値段も相変わらずかなり安かった。大満足。

近くのルンピニー公園を散歩。コロナのせいかホテルから一番近い門が閉まっていたため、公園の外をぐるっとほぼ半周歩く羽目に。日本国大使館前を通った。

バンコクは何度も来ているのにこの公園に入るのは実は初めて。
噂の大トカゲ、うじゃうじゃいました汗。爬虫類苦手なんですよね。。。

ニャンコもいっぱい。でもにゃんはいつでもウェルカム

エアロビ中～

シーロムコンプレックス内のおしゃれカフェで休憩。私はさっぱり系の炭酸Iced Pink lemonade Americano、相方はIced Yuzu Americanoを。どちらも１３５バーツ（約５００円）。クーラーが効いていて生き返る。ここは昔日本で流行ったアイスクリームとかを乗せた分厚いトーストが人気らしい。みんな食べてた。なんか日本にいるみたいな気分だった

コンベント通りの、サトーン通りに突き当たるすぐ手前で見つけた店で１時間のボディマッサージ。１時間300バーツ。なかなかよかった。

すでに２１時近かったので、これまたコンベント通り(Convent st)にずらっと並んだ屋台で軽めの夜ご飯

ローカルで賑わっていたヌードル屋。写真付きメニューがあって注文しやすい。KUWY CHAP 60バーツ(約220円)とPORK SOUP +RICE 70バーツ（約260円）。タイアイスティーは隣の屋台で。シンガポール系のヌードル？いずれにしても美味しかった。

翌朝２日目、朝ご飯はまたまたコンベント通りの屋台で。たっぷりココナツ入りパンケーキ。ほんのりな甘さ

在バンコク邦人Youtuberが紹介していたシーフードフライの店＠シーロム通り。なんと以前食べたヌードル屋の前にいた。
さすが人気店。目の前でローカルがどんどん買っていく。電話でもガンガン注文を受けている

ミックス小 60バーツ(約220円)を購入。冷めてもカリッとしていて、殻ごと揚げたカニが断トツ美味しかった。

随分前、この屋台の出ている道の反対側でいろんな種類の揚げ物を売っている屋台があって（ここも行列ができていた）ものすごく美味しかった記憶があるのだけれど残念ながらいなかった。

この日はタラートノーイ地区＆ヤワラート散策。
フアランポーン駅からGoogle mapを頼りに徒歩で運河を渡ると旧市街

アジアとヨーロッパが融合した雰囲気の素敵なカフェを早速発見。旧仏植民地サイゴンっぽい

途中、高さ3m、5,5トンの黄金仏像が祀られたワット・トライミットに寄り道

これが黄金のブッダ様の背中
お参りに来ているタイ人がたくさんいた

中華街門。普段はどうかわからないけれど、この辺りはものすごく閑散としていた

いかにも中国っぽい建築。でも全部しまってる。あるいは常時閉まっているのか？
後日知ったのだけれど、ちょうどこの時は中国関係の祝日期間だったらしい

東京下町出身の私としては、少し懐かしささえ覚える下町感満載の路地

この辺りからタラートノーイ地区

傷みが激しいけれどレトロ感がすごい。ここ素敵と思ったら築200年以上の古民家をリノベーションしたカフェ『Patina』だった

看板のついているこの細い道を入ると

ウォールアートストリートーTalat Noi Street Art

これもかわいい

自動車部品工場を改造したカフェ『Mother Roaster Talad Noi』のウォールアート。インスタスポットとしても人気らしく、みんなここで写真撮ってた。

１Fの真っ暗な廃工場内の階段を上がると、ヴィンテージ感満載のオサレカフェ

チャイナなドアストッパー。かわいー

まだヨチヨチ歩きの仔にゃんが

ここでお茶をするつもりだったけれど、レジも席もすごく混んでいたので待つのが面倒になってやめた。

お腹が空いていたのでチャオプラヤー川沿いのカフェレストラン『Baan Rim Naam, Talat Noi』へ

チャオプラヤー川を眺めながら

プレゼンはかわいかったけれど味はまあまあ。お値段も観光客価格なので、カフェだけで来るのがおすすめ

それよりも、朝に買ったシーフードフライの方が断然美味しかった。しらーっとここで食べちゃいました。

店内はちょっとアート工房っぽい

来た道を戻って中国寺院『Rong Kueak Shrine』

なぜならこのウォールアート前で写真を撮りたかったから

内部は赤と金で埋め尽くされたいかにも中国寺院！という造り。こじんまりした寺院だけどなかなか見応えあった

路地裏の黒にゃん

魚を釣るじいちゃん

手作り感満載のエリアマップ

タラートノーイのランドマークだという古いオレンジ色のクラシックカー『オールドカー・タラートノーイ』を見つけられなかた。コロナ中に撤去されちゃったのかなあ

ついでに旧邸宅を改装したプールのあるカフェ『So Heng Tai / 蘇恒泰』も見落とした。こっちだよって看板は見たのだけれどなぜだ？！

タラートノーイ地区を離れてお目当てのカフェへ行こうとしたらスコールが～
屋根のある道で雨宿り。本格的に雨宿りするため、予定変更でタラートノーイ地区内にある近くのカフェへ行くことに。少し弱まったところで雨ガッパを来てダッシュ。毎回思うけど、東南アジアの雨季は傘よりも雨ガッパが断然便利でおすすめ

伝統家屋を改装したカフェ『Hong Sieng Kong』

中はレトロとモダンが融合した素敵な空間。若いローカルタイ人もいっぱい。生バンドも。

抹茶フラペチーノ。ボリューム満点で美味しかった。私たちはバンド音を避けて別室へ。クーラーがばっちり効いててグー。

カフェ内を散策。素敵な中国アンティーク家具がたくさん陳列されていてかなり見応えあり

中庭からの外観

庭からのチャオプラヤー川の眺め

ちなみにこのカフェの隣の長屋的家屋。改築したら素敵に蘇りそうなんだけど。このまま朽ち果てていくのはもったいない

雨も止んだのでタラートノーイ地区からヤワラート（中華街）へ徒歩移動。

ニャンコみっけ。おばちゃんこわくないよ～（←コワいに決まってるよね）

ヤワラート（チャイナタウン）到着～。かなりの人出

すごく気になった日本語で書かれたフカヒレの看板。このお店で食べた方がいらしたら是非感想を聞かせてほしい

ローカルで激混みだった屋台

KINUドーナッツ！
コロナ以前にアーリー地区へ行った時に食べたドーナツ屋さんがこんなところに！ふわふわで素朴な味。確か1つ10バーツで驚いた記憶が。
＊この数日後、アーリー地区の店へ行ったら閉店してるっぽかった

デザート屋台がずらり

オールドマーケット横のエリアはものすごい賑わいだった

昔ながらのかき氷機！懐かしや。

めっちゃ美味そうだった炭火焼き魚

シャッターのおりたオールドマーケット

の入り口にいたニャンコ。近くにいたおっちゃんが名前教えてくれたけど忘れた

まだお腹が空いていなかったので、ヤワラートでの食事はまた後日（別記事にアップします）ということでWat Mangkon駅からメトロに乗って中心部に戻ることに。

あっという間にサイアム地区へ。メトロの線が延びてほんと便利になった。

2015年にテロの起きたエラワン祠。たくさんのローカルに混じって私もお花と線香を買ってお供え＆祈願。何をお願いしたんだったかな？！苦笑

踊り付き

エメラルド神

目を引いたオブジェ

ガンダム～！なぜここに？！

夜ご飯はタイでモス笑。なぜここで？いいんです。フランスにはないからタイに来たら必ず食べます。
大好きなテリヤキチキンバーガー８９バーツ（約３３０円）と柚子ソーダ。相方はトンカツバーガー（９９バーツ）。

翌日はアユタヤへ。つづく。

この旅行記へのコメント （2）

• nekochanさん 2023/02/28 05:39:59

  サラ・デーンに泊まっていらっしゃったんですね。

  bettyko　さん　こんばんは。
  
  タイの旅行記楽しみにしていました。
  
  タイには5月にいらしたんですね。
  5月だとまだ入国は大変だったんですね。
  わたしと夫が行った10月は健康保険とかPCR検査とか何もなかったです。
  
  ほんとホテルは安かったですよね。わたしたちのホテルもサラ・デーンの近くでした。
  このホテルにはこの機会を逃したら一生泊まれないなというホテルに泊まりました。
  Secret Escapeってサイトはフランスにもありますか？
  ホテルはこのサイトでとりました。
  このサイト、ちょっと前まではとてもよかったのですが、最近のオファーはあまりよくないです。残念。
  
  コンベント通りのイーサン料理のお店、知ってたら行きたかったなぁ。
  今回のバンコクは、ラウンジで食べたほかあんまりローカルっぽいところで食べなかったのがちょっと残念です。
  
  次はアユタヤですね。
  これから見ます！
  

  bettykoさん からの返信 2023/03/01 05:56:58

  RE: サラ・デーンに泊まっていらっしゃったんですね。

  necochan さん、こんばんは。
  
  記事を読んでくださってありがとうございます＾＾
  
  5月の時点ではまだマスクが義務でした。フランスではすでにマスクをほぼしない生活になっていたので、暑い中でのマスク着用はかなりツラかったです。10月のマスク率はどんな感じだったのでしょうか？
  
  nekochanさんも私と同じこと考えてたのですねー笑。今まだ続きの記事を書いている途中ですが、実はアユタヤからバンコクに戻ってからは気になっていたターミナル２１に泊まってみました。コロナのおかげで通常より断然安かったので笑。
  
  Secret Escape、初めて聞きました。私たちは毎回booking.com一点張りです。使い続けるとプレミアム割引料金が適用されるようになるので。
  
  「Som Tam Jay So」ほんとおすすめですので次回是非！