四日市の石油化学コンビナートを見に行ってきました。<br /><br />目的は、今月期限の近鉄株主優待券を使うこと。<br />どこに行こうかと思案し、そこそこ距離があって行ったことがない四日市へ。<br /><br /><br />１泊２日で市内ぐるぐるまわるだけの気楽な旅です。

三重県四日市1泊2日の旅@2022.7 ~市内自転車散策

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2022/07/29 - 2022/07/30

137位(同エリア298件中)

エリア

四日市(三重)

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円未満

旅行の手配内容: 個別手配

今回の旅の目的地は四日市。金曜日有給取得で１泊２日の旅です。
近鉄の株主優待券を使用しますが、特急は使用できません。
大阪から２～３時間程度かかります。
途中の伊勢中川駅で、時刻発車時刻でホームと表示が左右逆という珍しい表示を見つけたました。乗り間違えそう。
14:30近鉄四日市着
昨日の仕事の疲れで朝起きられず、到着が少し遅れてしまいました。
荷物を預けるのと、ママチャリレンタルのため本日の宿へ。
四日市アーバンホテル
朝食・ママチャリ貸出付きで4,823円
駅前で立地最強。
チェックインは15:00からですが、自転車を借りることはできました。
駅から東、伊勢湾の方に向かいます。
もちろん目的はコンビナート。

駅前の商店街では四日市のマスコットキャラをよく見かけました。
こにゅうどうくん　というらしい。
JR四日市駅
表示がなく、見ただけでは駅とわかりません。
昭和/平成初期の小学校のような駅舎。
駅前に商業街等はみられず、広々としたロータリーがあるだけです。
JR関西本線といえば、なんとなく貨物運送のイメージ。
就活で森精機伊賀とNTN桑名に行くときに使ったことがあるくらい。
四日市も工業都市なので、観光地の華やかさはないと感じます。
JR四日市駅にある自転車レンタルは１日１２０円。
驚異の安さ。
奈良や京都だと５００円以上するイメージ。
近鉄の利用者の場合、JRまで距離があるので少し不便ですね。
まち歩きマップ
歩く距離ではないと思いますが。

案内は比較的新しいと感じます。
旅行者にとっては嬉しいです。
案内に従って東にある大正橋へ。
さっそく見えたのはコスモ石油　四日市製油所です。
製油所を見ると、震災での火災を思い出すのは私だけ？
ガスタンク
内部圧力を均一にするために球体になっているらしい。
他にも雨水や風を逃がす目的もあるそうな。
家庭用のプロパンガスは細長いけれど大丈夫なんですかねえ。

四日市ドーム
大正橋を渡って道なりに進むと見えてきます。
途中道がすごく狭くて危ない。
反対側の歩道は普通の広さとなっているので、
やばいと思ったら引き返すのが良いと思います。
四日市港のあたり
目的地、四日市港ポートビルが見えました
写真撮影しようと思いましたが、立入禁止の看板。
仕方なく引き返します。
四日市港ポートビルへ。
平日だったからかもしれませんが、
周辺は多数のトラックが行き来しています。
観光客はほとんどいません。
入り口は工事中で漢らしい雰囲気。
14階展望台は310円。
夜景の下見として来たつもりでしたが夜21:00まで入れるのは休日のみ。
本日は金曜日なので夜景を見ることはできないらしい。
事前調べが不足していました。
さきほどの四日市ドームが見えます。
他にコンビナートの歴史の展示等ありました。
夏休みの自由研究のテーマによさそう。
12階には無料で上がることができます。
こちらが無料で見られる風景。
残念ながらコンビナートサイドは喫茶店になっており、無料では見られません。
四日市駅北部の散策は済んだので、ホテルに戻ることにします。

この街は信号がない横断歩道が多数あるのが印象的でした。
平日昼で車の通りは多くはないですが、少し怖いです。
Stravaというアプリで走行距離を管理してみました。
自転車がなければ観光は難しいと思います。
天気が良くてよかった。
15:30 チェックインしました。
ホテルにはウェルカムドリンクとしてオレンジジュース、アップルジュース、ホットコーヒーが無料で飲み放題です。
ただしサーバーが空になっても補給はされません。
要は早いものがちです。
部屋に入ると、エアコンがもともと効いていた。
快適でありがたい。
1泊5000円で少し高いと感じましたが、良かったと思っています。
18:00　晩ごはん
日の出らーめん
近鉄四日市駅のすぐ近く。
ガッツ麺DX 850円　大盛り無料。
手前左が背脂、右が辛から、中央右がチャーマヨ
角切りチャーシュー、青ネギ、生卵
謎のジャンクフードってかんじ。人生で食べたことがないレベル。
油が大量で翌日にダメージが残ります。
ですが、美味しかったです。未知のトッピング、後で自分でつけるにんにく、ラー油、お酢。とにかく色々なものをかき混ぜてかきこむ。
関西には無いチェーン店でいい思い出になりました。
明日に備えてスーパーで2リットルの水を購入。
旅行で謎の聞いたこともないローカルのスーパーに行くのが好きです。
SANSHI、三重で展開されているスーパーらしいです。
夜景を目指してホテルを出発。
四日市市役所周辺。
道路は新しくきれいと感じました。
しかしながら、JR四日市駅周辺に近づくと、どうも雰囲気が怪しい。
建物に年季が入っています。
ハローワーク
寂れた街にあるのが、大阪の西成に近いものを感じました。

ネット情報によると、商店街の廃墟がかつて有名だったものの、19年頃にきれいに取り壊されたらしい。
ごく一部その名残が感じられる建物が残っていただけだったようです。
末広橋
昭和6年(1931)年完成。
現存する可動橋では日本最古のもの、しかも現役で稼動中で、1日に5～10往復の貨物列車が通るらしい。
一部ネット情報では、電車が通るときだけ閉じるらしいですが、
普通にずっと閉じたまんまでした。
末広橋の東に位置する埋立地から。
鈴鹿川沿いを東に進むと、北の方角に製油所を臨むことができます。
昭和四日市石油。
人生で夜の製油所を見るのは初めて。
就活のときから昭和、古い、そんなイメージがありましたが、
この光景だけを切り抜くと、近未来的でかっこよく見えます。
ここに来る道中でっかい蜘蛛の巣に体を引っ掛けてしまった。
これも人生で初めての経験でした。
FF10の夢のザナルカンドのよう。
他、写真では伝わらない工場の設備音が印象的でした。
けっこううるさい。
21:00
戻ってきました。
製油所の周辺は街灯が少なく、少し怖い。
距離も5kimぐらい離れています。
なので駅前の見慣れたホテルが見えてきたときは、
少しだけ安心した気持ちになりました。
私の地元もそうなんですが、都会以外だとラブホテルってすごく目立つんですよね。
Stravaというアプリによると、走行距離25km
JRの駅前は廃墟を探すためにぐるぐるまわりました。
鈴鹿川から戻る際は、方角を間違えて遠回りを何度もする羽目になりました。
23:00
夜の繁華街はどんな感じかなと思い、少しだけ散策。

近鉄四日市駅前は、無料案内所がいっぱいある繁華街です。
なのでそういうお店と勧誘で賑わっているという印象を受けました。
6:45
朝食はホテルでビュッフェ形式
ビジネス、プライベート、目的は種々のようですが、
宿泊客は男の人ばかりでした。

昨晩の風景を日中でも見てみたいと思い出発。
太平洋セメントの貨物列車。
車両の先頭に人が立ってて、人形のようでこわかった。
昨日同様に鈴鹿川沿いを進みます。
夜は随分怖かったですが、昼間だとなんの変哲のない道です。
夜とは違って建物全体が見えるのが良いです。
夜見ると非常にかっこよかったのに、昼見るとただの古い建物になるのが不思議です。
2日間いっしょに旅をした自転車
私は身長が180以上あるので、自転車のサイズが合わないのが悩みです。
クロスバイクだと姿勢でカバーできるのですが、
ママチャリはしんどいです。
河口付近
立入禁止の奥に人がいるように見えるのは気のせいかな？
鈴鹿川を渡って北側、プラント側から。
近いほうが迫力満点です。
最後の目的地、四日市博物館へ。
入場料は無料。素晴らしい！
1Fに公害が発生した時代の教室の再現がありました。
私は平成生まれですが、教室の雰囲気はとても懐かしく感じられました。
さすがに机と椅子だけは違和感があります。
2,3階には展示があります。
江戸時代の町並みが再現されています。
四日市の由来は4日に市が催されていたかららしい。