シニアの母と行く星野リゾート界川治・日光3日間　1日目

2022/07/07 - 2022/07/09

最近足が弱ってきた母でも行けそうな、宿に19時間滞在するツアーを見つけて行ってきました。
宿入りは15時、出発は10時とゆっくりくつろげましたが、観光ではやはり歩くのが少し辛そうだったので、今後は個人旅行の方がいいかもしれません。旅行自体は天気にも恵まれて楽しく過ごすことができました。

7/7（木）やまびこ202　12:12東京発　13:04宇都宮着　星野リゾート界川治泊
7/8（金）日光東照宮　二荒山神社　華厳滝　星野リゾート界日光泊
7/9（土）英国・イタリア大使館別荘記念公園　宇都宮二荒山神社　やまびこ144　15:59宇都宮発　16:48東京着

エリア 川治温泉(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 観光バス 新幹線

今回選んだのは阪急交通社クリスタルハートの「星野リゾート2つの界「界 川治」(1泊目)と「界 日光」（2泊目)を巡る優雅なひととき3日間」、一人10万円。キャンペーンのクーポンを使って1万円引になり、二人で19万円でした。参加者は23名、ご夫婦や女性同士が多かったようです。出発もゆっくりで11時40分東京駅日本橋口に集合でした。12時12分発のやまびこ202号に乗ります。

東京駅 駅

宇都宮までは50分ほどなのであっという間でした。なので、今回は普通指定席でした。時間通り到着してすぐにバスに乗ります。

宇都宮駅 駅

鬼怒川温泉郷を通り抜けて

14時半過ぎ、星野リゾート界川治に到着。
正面玄関。

界 川治 宿・ホテル

50室ほどなのでそんなに大きな宿ではありません。

界　川治　星野リゾート　の看板。

個人で行くと一組一組案内してくれるようですが、ツアーなのでバスの中で説明を聞いた後、全員一緒に行きます。

素敵な玄関。

すぐにお部屋へ向かいます。405号室、小菊の間。

ドアを開けると広いお部屋が見えます。

お茶セット。
お水はSDGｓのためか、ペットボトルではなくてピッチャー入りのお水が冷蔵庫に入っていました。

広いベッド。枕元にはもちろんコンセント。
wifiもたまにつながりづらい時もありましたが、普通に使えました。

窓側には掘りごたつと大きいソファ。

このソファ、ベッドにもなりそうなくらい大きくて、自宅に欲しいと思いました。ここでずっとごろごろできそう。

御茶菓子。日光の雅、という名前です。

窓からの景色。

一応ベランダがついています。

2シンクで便利でした。古さは否めませんが、きれいに清掃されています。

お風呂場も家風呂のように洗い場があるタイプで、シャンプーなども界オリジナルの容器に入っています。

界では作務衣もどきが館内着でこれを着ていれば館内どこでも行けます。
胸元の襟が合わさる場所にボタンがあって止められるので、はだける心配もなく便利でした。ただ、手違いで作務衣も館内履きの雪駄も男女それぞれのサイズが置いてあり、一泊だしいっか、と一度は着ましたが、さすがに雪駄は大きすぎて歩くのが怖いので、フロントへ行って交換してもらいました。作務衣は着てしまったので少し大きいけどそのまま。

館内説明の時説明されたのですが、界では、ご当地楽といって、現地の伝統工芸や食などを楽しんでもらう試みをしており、川治では紙漉きと手引きの石臼体験だそうです。時間もあるので15時からの石臼体験を申し込み、行ってみました。母はお部屋で休憩。部屋に入ると一歩も出たくないようです。

黒と白の大豆があり、

手前に石臼。

お隣は紙漉きのエリア。

誰もいないのでフロントで聞くと、自分で道具を取り、説明書きを読んで自分で勝手にやるそうです。意外にほったらかし(笑)。
恐る恐る始めてみましたけど、石臼が重かったり、反時計回りに回すことを知ったり、なかなか興味深かったです。最初わからずうろうろしたので20分はあっという間でした。最後の方に次の時間のご夫婦が一組いらしただけで、他には誰もいませんでした。

10分ほどごりごりしてできたきなこは豆の入っていた袋に入れて持ち帰れます。
なんか、何も考えずにできるから空いているし、暇な時はずっと回していられそうです。

お部屋に戻る前に少しお庭を散策。足湯があるそうなので行ってみます。

降りていくと、あじさいがまだ頑張って咲いていました。

美しい。

数分で、川を見下ろすようにある足湯コーナー発見。

いい景色です。お湯も触ってみましたけど適温でした。

男鹿川という川だそうです。

お部屋に戻って母と温泉へ。
イラストがかわいらしい。

私が石臼を引いている間にお部屋に係の方がいらしてアメニティを置いていったそうです。

厚めの風呂敷とブラシや歯ブラシなど。
風呂敷はたたんで手提げにできます。

鍵はひょうたんのキーホルダーがついていました。

少し休んで、17時半からの食事へ。

メニューの多さに驚きます。食べられるかしら・・・

黒かんぴょうで巻いたクリームチーズと白かんぴょうのてまり寿司。
クリームチーズがおいしかった！

鱧真薯。
凝った、繊細な味付けでした。

宝楽盛り、というそうで、8種のおかずのはいったざると3種のお造りと酢の物。
お造りはローストビーフや生湯葉があり、おいしかったです。

稚鮎の揚げ物と、みょうがとベビーコーンの天ぷら。
稚鮎も、2種類違う揚げ方をしていて、右側がお洋服を着ているようでかわいらしかったです。

湯葉饅頭の金目鯛包。
やさしい味付けでした。

大きな土鍋で出てきたのは鰻のかば焼き。

ふっくらしておいしい鰻でした。
お部屋にお持ち帰りもできます、と言ってくれたのですが、とても食べきれないので残念ながらごはんは残してしまいました。

デザートは花豆とマスカットのミルクムース。
杏仁豆腐みたいでさっぱりしました。
どれ一つとして家で作れそうなものがないくらい、凝ったお料理ばかりでこれぞ日本旅館！という味を堪能できました。

館内ところどころにお花が飾ってあって、それがとても美しく、癒されます。

こちらはラウンジで、コーヒーやお茶を飲めます。奥には小さな売店。

お茶もいろいろ。

食後のコーヒーをいただいてお部屋に戻りました。
星野リゾート界、初めて来ましたが、館内は近代的でびしっと清掃されており、スタッフも若い人が多いせいか、きびきびと働いているし、気持ちのいい時間を過ごせました。
本日は移動のみなのになぜか8000歩も歩いていました。