ひょうごさんぽ　　三田たんけん♪　レトロな建物を探して。お寺めぐりも。峠の茶屋でおそばを。

2022/06/27 - 2022/06/27

三田市は夫の実家のあったところでちょくちょく出かけています。
三田市にはレトロな建物が残っていると聞いていたので、探検に出かけました。
洋館や昔の郵便局など、また近くのお寺などをちょこちょこと訪ねました。
帰りは、以前に行ったことのあるお蕎麦屋さんへ立ち寄り懐かしくなりました。
暑い夏がはじまりました。
コロナ感染にも十分気をつけて、お出かけもたのしめるように努めたいです。

エリア 三田（兵庫）(兵庫)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

レトロな建物を探していて、偶然見つけた案内板。

三田市出身の蘭学者、川本幸民の塾跡。
日本で初めてビールを醸造したと考えられ、「化学」という言葉を初めて使ったことでも知られている人物。

住宅街にありました。

こちらも偶然に見つけた旧木器郵便局。

ドアあたりも電気もとてもレトロ。

戸のガラスの装飾も可愛いです。

白い板の壁のペンキが少しはがれていますが、それも味があります。

今も使われているのかな。。。？

昔通っていた小学校も、こんな雰囲気の建物で、懐かしくなりました。

田んぼのなかにぽつんとある建物、奥野家住宅。
「秋景楼」と言われています。

お隣に立派な家がありました。

明治１８年の洋風建築。
地元の庄屋奥野家の離れとして建てられたもの。

ベランダもなんとも優雅。
ここから見える景色はどんなふうなんだろう。。

こちら側も観てみたいです。。

神戸の大工さんが大阪の洋館を手本として建てたそうです。
屋根は日本瓦。

面白いのが、洋館は門と漆喰の白壁に黒い板張りが続いています。

後ろの部分は日本風。

奥野佶次氏は大きな庄屋でもあり、県会議員でもあったひと。
墨絵や書をたしなむ文化人で、当時の住民のサロンのような場所でもあったようです。

のどかな田んぼの中ですが、当時は珍しい洋風の建築で、きっととても目立った建物だったでしょう。。

今も往時の面影を残した貴重な建物です。

近くにあるお寺にも寄ってみることにしました。
観福寺。
仁王門が有名です。
１５４９年の再建だそうです。

説明板。
創建は古いようです。６４０年、法導仙人によって開かれたといわれています。
１０世紀ころは当時の領主多田満仲からも庇護され、最盛期には大寺院だったようです。

仁王門は運慶作と言い伝えがあります。

躍動的です。

仁王門は重要文化財。

中に入ってみます。

紫陽花がきれい。

本堂。

こちらにもはっきりとわかる説明板がありました。

さらに山の上のほうにも神社の鳥居が見えた気がしましたが。。
昔は神仏習合だったそうですが。

こちらからみると、仁王門には見えない、茅葺きの門。

額紫陽花もきれい。

美しい門でした。

次は、近くの方広寺へ。

「花が美しいお寺」と看板にあったので、来てみました。

きれいな石段を歩いていきますが、蜘蛛の巣が激しい。。。(-_-;)
美しい花を観るまで、、、と我慢して歩きます。

門が見えてきました。
石庭があり、１５の石を心の字に配したものがある、、と聞いていました。
現代前衛書家、故上田桑鳩氏のゆかりのお寺ともありました。

門からはちらり、お堂も見えますが、呼び鈴を鳴らしてもどなたもいらっしゃらない様子。
拝観の時期や時間が決まっているのかもしれません、、、次回に。

入口にびっくりするような樹がありました。
なんだか、面白いです。。

帰りにみち、大好きなお蕎麦を食べて帰ろう、、、ということに。
以前、行ったことのある「峠の茶屋」へ。

最近テレビでも紹介されていたので、人が多いかな。。。

店の中も、古い民家の雰囲気。

囲炉裏があった様子も以前と同じ。

気持ち良いので外のベンチで食べました。

セットメニューは１種類のみ。
茶そばと小さなおにぎり、わらびもちもついてました。


わらびもちが美味しいと聞きました。

お店のまわり、とても良いふんいき。

以前と変わらない。。

周りの緑に囲まれて、気持ち良いです～。

風情のある風景でした。

紫陽花が可愛い。
淡いピンクの紫陽花～。

白い紫陽花もきれい。

自然に癒されます。