秋の田園風景とランチで、ちょっとホッコリ～＊★＊　「吹上げの森」「有馬富士公園」「長谷の棚田」

2021/09/12 - 2021/09/12

緊急事態宣言も後半になり感染者も減ってきました。ワクチンは接種後２週間をピークに少しずつ抗体が減っていくとか（免疫力はそうではないと言いますが）。。。全員の接種が終わるのを待っていたら、初めにした人はだんだん不安なことになってしまうよね～。ということで、遠くに旅行に行くのは無理だけれど近場で一息つくお出掛けを楽しんでいます。

元々人混みは苦手なタイプでしたが、街中へ連れ出してくれる友人とのお出掛けが減り、更にローカルなエリアへと向かっていますね。夫は現役で働いていて土日祝日しか出掛けられないので、感染リスクのある場所へは行けないということもあるのですが。。あまり写真映えする場所ではなかったし、お天気も悪かったのでアップするのを迷っていましたが、これも一つの　“人生の思い出”　と残すことにしました。どうぞサラッと流して読んで頂ければと思います。

エリア 三田（兵庫）(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

８月の下旬には夫のワクチン接種が終了し、安心して出掛けられるうちにとチョコッとしたお出掛けを楽しんでいます。

今日は黄金色に色づく田園風景を見たいと思い立ち、朝から気になっていた能勢のお店にランチの予約の電話を入れてみましたが満席。それならともう一つ気になっていた「吹上げの森　三田店」に聞いてみたら、まだランチの予約ができるとのこと。どちらにしてもローカルなエリアなので、安心してしゅっぱ～つ！

駐車場への道が少し分かりにくかったけど、何とか到着しました。駐車場の奥を入っていくと。。。

こちらがお店への入口のようです。

同じ敷地内に新しくできたお店は、「森のfumo」という小型犬なら同伴できるカフェです。赤い自転車がお洒落です♪　なので、実際に入ったのはもう一つの古民家の方のお店ですが、表紙写真に使わせてもらいました。少し遅れて12時開店だそうです。

こちらが、今日お邪魔する古民家レストラン「吹上げの森」です。EXV六甲に宿泊した時に新しく出来た六甲店に行ったのですが、８月はランチプレートをやっていなくてカレーライスとのことだったので、パフェしか食べていなかったんです。やっぱり本家の三田店の方に来てみたいと思っていました。

古民家というか、普通の昭和の民家って感じですね。そっか～、昭和って既にレトロになっていたんですよね。昭和中期生まれの私はもう化石化したような気分になりますが、めげずに頑張ります！！

予約はしてあるけれど、１１：３０の開店にはあと１０分ほどあります。待っている人は、若いカップルや女性の姿が多いです。日曜日ですものね。

夫を残し、私は失礼してお庭を散策。　“吹上げの森にはたくさんの生き物がいますのでご注意下さい。”　の看板があります。興味をそそりますよね～(^^)♪

あら、もう紅葉が始まっていますよ。やっぱり三田は寒いのですね。

左手の部屋には縁側があり、そこにも席が準備してありました。

そろそろ順番が来そうなので戻ります。

玄関で「飲食は１時間以内で」。。などの説明を受け、靴を脱いでお邪魔します。

手前の部屋が一番大きくて、畳の上にソファーなどが置いてありました。

＊画像は人が少なくなった帰りに撮りました。

私達が通されたのは「蔵」と言われる部屋（？）でした。納戸を改装した所のようです。

ドライフラワーや小物が飾ってあり、お洒落空間にはなっていましたが、やっぱり大きな窓のある部屋の方が良かったな。。。まあ、今朝予約したので贅沢は言えません。

奥の部屋には、４人のグループとかが座れるテーブルがありました。人がいたので窓際の画像しかありませんが。

他にもメニューはあるようですが、電話予約の時に一番人気の「パンプレートランチ（１４５０円）」をお願いしていました。メレンゲ仕立ての卵かけご飯が付いた「森のおばんざいセット」も魅力的だったので（HP画像で）聞いてみると、１０月からとのことでした。次に行く時は食べてみたいです！

葉物野菜が高くて手に入りにくいと言われているのに、シャキシャキのレタスがたっぷりで美味しそう～♪

季節のランチは、月ごとにメニューが変わるようです。

ミネストローネは具沢山で私好みのお味でした。秋野菜のキッシュも～！
鶏ハムや生ハム・スモークサーモンも良いお味でした。“ふかふか”のかもめベーカリーのパンはカットして自家製マヨバターが塗ってあったので、野菜と一緒に挟んで食べたら最高に美味しかったわ～(^o^)
ドレッシングは酸味の強いものが多かったので、苦手な方は違う感想になるかもしれません。

お腹はいっぱいだけれど、このまま帰るわけにはいきません。

六甲店で桃のパフェを食べて、カステラやシリアル入りなのは知っていたので、「シャインマスカットのブランマンジェ（６６０円）」にしました。爽やかな甘みで私にはぴったりのデザートでした。

夫は「三輪ブレンド（５００円）」にしたのですが、苦いのが苦手な私は「カフェ・ラテ（６００円）にしたら、こんなにこんもりとしたのが運ばれてきました♪

こちらのお店はコーヒーにも力を入れているのか種類が多くて、ブレンドコーヒーも飲みやすく美味しかったそうです。注文してから到着まで時間がかかるので、席についてメニューを見たらすぐに注文しました。

デザートメニューをちょっと紹介しますね。今の時期は葡萄ですが、季節によって変わるようです。苺も美味しそうでした♪

デザートはかき氷が人気のようで、一年中食べられるとの情報もありました。奥の男性グループのテーブルには、一人ずつ違うデザートが運ばれてきました。めちゃくちゃ“映える”かき氷もあり、ついチラチラと見てしまいます。

私も若かったら絶対に食べてたわ～。残念(>_<)

大満足してお会計をしようと、キッチンの近くまでやってきました。色々なものが置いてあります。女友達と一緒なら絶対に見ていたよね～。

食パンやパウンドケーキ、ジャムなども売っていました。

支払いを済ませて出ます。

来た時は撮れなかったので、帰りに撮った玄関の写真です。

まだ１３時にもなっていないのに、ランチは終了したそうです。やはり予約は必須ですね。

ちょっと食べ過ぎてしまったので、お散歩をしようと近くの「有馬富士公園」に来ました。一番近い第1駐車場に車を停めて中に入ります。無料です。

パークセンターや自然学習センターなどがあり、子ども達が楽しみながら学習できる施設もあるようでした。コロナ禍で自然と触れ合える施設は人気のようです。しかも無料なら有り難いですよね。

１７８，２ヘクタールの敷地内は、いくつかのゾーンに分かれています。お散歩するには、「出合いのゾーン」がちょうど良いようです。

私達が目指すのは、福島大池の向こうにあるエリアです。

その前にパークセンターでトイレを借りて、展望スペースに出てみました。

正面に見えているのが「有馬富士」（標高３７４メートル）です。

さあ、歩きましょう。

萩がたくさん花を付けていました。もうすぐお彼岸ですものね。

赤い実が付いているけれど、何かしら？

帰ってから調べてみると、コブシの実とのことでした。春先に咲く白い清楚な花とこの赤い実。。何か結びつかないな。

黄色いスイトピーのような花が咲いています。豆科の植物で、多分「ノアズキ」だと思います。

ガーデン階段を下りていくと、福島大池が見えてきました。

反対側の有馬富士の麓にある　“かやぶき民家”　を目指します。

車止めガードの上には、小鳥さんのオブジェ。お喋りしているみたい。。これだけで癒やされますね。

かやぶき民家が近づいて橋を渡って振り向いたら、夫がじっとしています。「どうしたの？」と戻ってみると、「親子の亀がいる。」とジーッと見ています。花には興味がなく動物嫌いの夫ですが、亀には興味があるのね、、、と笑ってしまいました。

向かい合った親子の亀が何か話しているみたいで、微笑ましい　“絵”　ですよね♪　濁っていて見にくいけど(^^;)

地図には「棚田」と書いてありましたが、稲が植えてあったのは一面だけでした。

民家の入口には水車がありました。

茅葺き民家とクヌギの木。実が大きくなってきて、今にもこぼれ落ちそうです。秋の景色ですね。

破風には「水」の文字。火除けを願った“まじない”で、関西地方に多いそうです。

残すべき日本の建物ですよね。

棚田のゾーンには、少しだけ彼岸花が咲いていました。去年は残暑が長くて、咲くのが遅かった記憶があります。

池の周りをぐるっと回って、橋の上に来ると白いセンニンソウが咲いていました。

後ろに茅葺きの東屋を入れてみました。

池と有馬富士が見える素敵な休憩場所ですね。曇っているのが残念です。

白い花の上にとまるシジミチョウ。秋の訪れが近づきフラフラと飛んでいる蝶を見ることが増えました。命を繋ぐために蜜を吸い卵を産み、やがて命が尽きる夏の虫たち。。。私たち人間も時間が長いだけで同じですよね。「頑張って！」と応援したくなりました。

緑の中を散歩して少しお腹も落ち着きました。

家に帰る前にちょっと遠回りにはなるけれど、能勢町の「長谷（ながたに）の棚田」に行ってもらうことにしました。

郵便局をナビに設定して近くまで行き、長谷川の橋の近くで下ろしてもらって私1人でカメラとスマホだけ持って飛び出します。

右手の民家のそばから農道を上がります。

こちらの田んぼは、刈り取りが終わっていますね。

ヒメジョオンです。こちらでも虫さんがお食事中でした。

もう少し上まで上がってみると、棚田らしい風景に出会えました。

「日本の棚田百選」に選ばれています。田植えの前の水を張った時期の朝の景色が素晴らしいようですが、黄金色に輝く今の時期も良いですね。赤い彼岸花が紅一点といったところでしょうか。

下りる時に工事の車が止まっていたので「ここが長谷の棚田ですか？」と確認すると、「そうです。NHKとかがよく来ているのは向こうからの景色ですよ。」と教えてくれました。ぐるっと回って反対側から下りてきたので、正解だったようです。

キバナコスモスも秋らしい彩りですね。昨年「美山　かやぶきの里」で見たコスモスを思い出しました。優しい気持ちにしてくれる花です。

稲刈りをしている男性に挨拶をして、「今年の稲刈りは早いのですか？」と聞いてみると「いえ、いつもこのぐらい。。9月の1週目か2週目くらいですよ。」とのことでした。「道路の反対側の田んぼが最後なので、良かったら撮っていって。」との親切なお言葉に甘えさせてもらい、1枚パチリ。ありがとうございました！

道路沿いの大きな田んぼも、黄金色に輝いています。美味しい新米が楽しみですね～(^^)/~~~

これで、この日のローカルドライブ終了です。

この旅行記へのコメント （4）

• はんなりさん 2021/10/12 14:58:55

  ノスタルジック～

  yokoさん
  
  こんにちは(^^♪
  レトロなレストランでのお食事に喉がなります。
  黄金色に輝く棚田、田園風景や懐かしい建物
  これぞ日本の風景ですね
  と言うのは昭和は遠くなりにけり～でしょうか
  でも混雑が苦手な私には心落ち着く雰囲気で良いなぁと
  癒しの光景です。
  すっかり現実レトロ婆さんに浸らせて頂きましたよ。
  
  

  yokoさん からの返信 2021/10/12 19:17:58

  RE: ノスタルジック?

  はんなりさん　こんばんは！
  
  黄金色に輝く棚田、日本の原風景ですよね。
  大正時代のレトロな建物や風景が好きと思っていましたが、昭和時代の建物が既にレトロと言われるようになり、自分自身がレトロな人間であるとの自覚を感じる今日この頃です(^^;)
  
  はんなりさん同様にコロナ禍以前から人混みが苦手な私は、田園風景を見ながらゆっくり美味しい物を頂けるレストランは貴重な存在です。長いようで短い人生、幸せな時間がこれからもたくさん持てるように願いたいですね(^^)♪
  
  yoko
  
  
  

• nomo1215さん 2021/09/21 10:42:03

  秋の田園風景・・

  yokoさん　おはようございます・・
  
  朝晩は寒いくらいで、すっかり「秋」を感じる陽気となりました。
  
  こちらは今　稲刈りが最盛期！
  金色に輝く稲穂が風に揺れて綺麗です・・←そんな田舎に生息しております
  今回訪問された　古民家レストラン「吹上げの森」
  シックで、日本！！を、感じさせてくれる空間になっていますね～
  
  葉物野菜が高騰している今・・プレートをみる限りでは贅沢に葉物野菜が使われてる・・
  「日本の棚田百選」に選ばれている棚田・・yokoさんの旅行記の画像から、日本古来の風景に感動させていただきました。
  
  nomo1215
  
  
  

  yokoさん からの返信 2021/09/22 19:09:17

  RE: 秋の田園風景・・

  nomo1215さん　こんばんは★☆
  
  すっかり秋の訪れ。。と思っていたら、今日は夏のような暑さでした。
  でも確実に季節は進んでいますよね。
  
  金色に輝く稲穂が身近で見られるのだとか。。。羨ましい環境ですね。わが家も25年くらい前に引っ越してきた時はまだ田んぼもあったのですが、今は見られなくなりました。遠くまで行けば一面に広がる見事な棚田が広がる景色も見られるのでしょうが、遠くに行けない今は近場で癒やしを貰っています。ローカルな地域で少しだけランチも楽しんで、ストレス解消をしています。
  
  また、nomo1215さんのところにもお邪魔させて頂きますね。ありがとうございました！
  
  yoko