ワイキキ2022(5)陰性証明書の受け取りで帰国へ...

2022/03/13 - 2022/03/21

ラスベガスから続いたハワイ滞在の海外旅行も、ついに帰国の日を迎えます。幸いにも帰国前のPCR検査結果は陰性で、日本入国に対応する陰性証明書も取得してあるのでした。
そろそろ本物の日本食や郷土料理が食べたくなってきたし、そもそもに出発と帰着があるから旅行は楽しいと思っている私たちですから、日本の我が家へ帰る事は、ハワイを去る寂しさにも増して、ほっと一安心する旅のフィナーレなのですよ。
しかしながら、今の日本はどんな状況なのでしょう？　ほっと一安心の生活は、本当に出来るのでしょうか？
そこには、一抹の不安もあったのでした。

エリア ホノルル(ハワイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 徒歩

朝のラグーンタワー３階のバルコニーから眺めるヒルトンラグーンです。

低層階でも、これだけ環境が整っていれば、もう十分に楽園ハワイですよ。

朝食は、自室のバルコニーテラスで…。

ヒルトンの中央ガーデンステージを眺めながらのモーニングタイム。
昨夜のポリネシアンショーが思い起こされます。

サラダ中心のブレックファストは、気持ち的にもヘルシーです。

ビーチに近いし、外出にも便利な低層階の部屋は、それはそれで滞在感も快適でした。

そして本日のお出掛けは、昨日に続いて再びワイキキPCRセンターへ…。

旅行先で歩く場合は、急ぎの用事を除いて、ほとんどの行程がブラ散歩です。
いろんなスポットを見つけては、その場の雰囲気を写真撮影。

それらは全て、楽しき旅行のメモリーなのです。

インターナショナルマーケットプレイスに立ち寄ると、その一角にはワクチン接種所が開設されておりました。

実はこの会場は、昨年12月の渡航で既に承知の事だったのですが、それから３ヶ月後の今日でも、ハワイではしっかり継続対応しているのですね。

例えばラスベガスの場合では、街角PCR検査所が市内の数ヵ所に設置されていて、誰でも無料で、予約も不要のままに検査を受ける事が出来ました。
もしもラスベガスに来てから体調に不安が生じたならば、すぐに検査をしてもらい、その結果によっての自己判断で、次の行動を決める事が可能です。
検査希望者は、国外からの観光客を含めて、アメリカの予算によるコロナ対策の恩恵を受けるのですから、素晴らしい措置ですねぇ。

一方でハワイでは、PCR検査の他に、ワクチン接種までもが無料なのですよ。

もちろんそれは、日本からの観光客にも適用されます。ワクチン接種の条件は、前の接種から１ヵ月以上を経ている事だけで、接種するワクチンの種類も、本人の希望で選ぶ事が出来るのです。
但し、日本への帰国前に義務付けられているPCR検査に限っては、日本政府が指定する書式による陰性証明書の発行が必要ですから、それに関しては別の検査所で有料の扱いとなるのです。
つまりは、検査にお金がかかるのは、アメリカの制度とは無関係で、日本政府の対応によるものなのです。

その、日本の規則による陰性証明を受けるために、私たちはワイキキPCR検査所に再訪しました。

前にもご説明したように、結果は既に検査した日の深夜に、自分のスマホへ画像付きの電子メールで受け取っています。

この度の訪問は、その結果の証明書を書面にてプリントアウトして貰うためのものなのです。

はい！　大丈夫です！
結果はネガティブですよ。
この、日本が規定する証明書に費やした料金は、約150ドルでした。

陰性証明書を受け取って一安心。引き続き、ワイキキタウン散歩を楽しみます。
旧キングスビレッジ跡地に来ました。高層ビルのツインタワーが見えていますね。その手前の、フェンスで囲まれた区域がヒルトンの新タイムシェアコンドミニアム建設予定地です。
今は工事が中断状態ですが、それはどうやら、コロナの影響で工事業社の経営が再開されていないというのが理由のようでです。
いずれにしても、マリオットの様に架空の話ではなく、オープンは遅れるとしても実際に建設が施工されているのですから信頼できますね。

こちらは、クヒオ通りの旧ホテル・ロイヤルクヒオです。
以前のビルは完全に取り壊され、新しいビルが着々と出来上がっています。ロイヤルクヒオの名前を継承するのか、それとも新しい名称になるのかは分かりませんが、とにかくオープンは間もなくでしょう。

旧フードパントリー跡地です。
なんと！ 以前のフードパントリーのエントランス部分だけが残されていて、それはABCストアとして営業されていました。
つまり、ショッピングストアだった建物の後ろ半分だけが取り壊しされて消えているのです。
いろんな改築工事があるものですねぇ。

その、新しいABCストアの隣には、空き地となったスペースにフードワゴンが並んでいます。

そのフードワゴンでは、プレートフードの種類がメチャクチャ多いですよ。
お客さんも、それなりに入っていますね。

おっと！　こちらは行列の出来る店ですか。。。

そこは、以前はコリアンBBQの店だったと思います。
それが新しく、マグロ スポットという名称のポケフード店になっていました。
壁のペンキも塗り替えて、綺麗なピンク色の店ですよ。

しかも、以前のコリアンBBQの店は、隣に新装オープンしていたのです。
おそらくは、両方の営業主は同じ人なのではないかと思われますが、アフターコロナの商売繁盛で喜ばしい事でしょうねぇ。

アウトリガー・ワイキキショアの裏側から、海岸線に出ました。

ヒルトン村への帰り道は、ビーチロードを歩きますよ。

この時私たちは、某所からプレートフードを買ってきていたのです。それは、今夜の夕食にするつもりの買い物でした。
はてさて、そのプレートフードとは何でしょう？
むふふふふ...。　これまでにお見せした写真の店ではありません。でも、いつもながらの‘あれ‘です。
私たちの大好物プレートランチですよ～♪

昼下りのヒルトンビーチ。
ワイキキ散策を楽しんで、買い物をして帰って来たビーチロードです。

自室に入って一休み。
バルコニーテラスのテーブル席が、私たちの帰りを待ち構えていました。

買ってきたプレートフードは、チャンピオンズのステーキ&ガーリックシュリンプ。
一方のシュリンプは、レモンはレモンバター風味です。

ランチともディナーともつかない、中途半端なタイミングで部屋食が始まりました。

豪快なニューヨークステーキ。

そして、プリップリに美味しいレモンバターシュリンプ。

買ってきたプレートフード以外にも、サラダや単品お惣菜が有りますから、部屋食でも十分にフルコース気分ですよ。

食事を終えて、ブラブラとやって来たのはヒルトンラグーン。

まずはサンシェードテントを組み立てます。
これは、奥様のための拠点作り。

安物ですが、コンパクトに畳めるし、広げるとそれなりに日除けになります。

お次は、ビーチチェアの組み立てです。

これは、自分のためでした。
もちろん、チェアもテントも、夫婦で仲良く使います。
例えばレンタルのパラソルとチェアを利用したなら、一日で70ドル以上になりますからね。もしも10日間利用したなら、700ドル以上ですよ。それを支払うくらいなら、根性で日本から持って来た方が良いだろうという判断でした。

そうこうしているうちに、チェアから転げ落ちて地面に寝そべるオヤジ…。

鳩ポッポがお尻を突付いても、全然気づく気配もありません。

ゴロゴロと寝返りをうって、昼寝パラダイスのハワイですね。

ふと目覚めた視界には、確かにパラダイスハワイが在りました。

日中のビーチ昼寝で火照った体を、プールに入って冷やします。

時はそろそろサンセットタイム。
斜陽に照らされたオヤジの顔には、ハワイに来た満足感が見えました。

夕陽に染まるレインボータワーがビューティフル。

今宵のお月さんは満月でした。
ハワイ滞在も、残すところは明日の一日です。

帰国出発日の朝です。
ハワイステイ最後のコーヒーを煎れて、軽く朝食をいただきます。

荷物のまとめは、ほとんど昨夜のうちに出来上がっていました。

キャリーケースをコロコロ押して、１階フロントに向かいます。

チェックアウト問題無し。ハワイ州の宿泊税が、１泊につき14ドルほどもかかるというのは負担ですけどね。
その事については、ラスベガスはリゾートフィーの支払いは無かったし、同じアメリカの都市でも、生活経費はハワイの方が高くつきます。

ヒルトンならタクシーは常駐ですよ。
待ち時間もありません。

タクシーに乗ると、いよいよ帰るのだという実感が込み上げてきます。

懐かしのホノルル空港。

ハワイのタクシードライバーは親切ですよ。

フライトチェックインカウンターは、ユナイテッドとコードシェアのANA。

今回の旅行では、アメリカの周遊渡航の場合には、やはりアメリカの航空会社がシステム上でもスムーズだと、つくづく思いました。

ホノルル空港の空には雲多しのお天気です。

また再び、この場所に再訪する日も遠くはないでしょう。
だから、寂しくなんかはないですよ。

旅客機のフライト準備が整ったようです。

ボーディングタイムとなりました。

四次元バーコードスキャナーで、簡単にチェックイン。

この時は、まだ機内でのマスク着用にチェックが入っていました。
マスクの持参が無い場合は、無料で貰えますから心配御無用。

機内の座席には、空席が目立ちます。
こういうパターンばかりを見ていると、世界中で旅行が制限されているのかと勘違いしそうですが、それは全く違います。旅行者が少ないのは、日本から往復の渡航便だけですからね。
欧米はすでにアフターコロナで、コロナウイルス感染に対する考え方は一新されており、治療薬などの対応も十分なのです。旅行レジャーの現状は大盛況ですよ。
旧態依然として無意味な対策に無駄金を費やし、前に進めないのが日本の政府です。それは、私たちなら体験的に知っている事なのでした。

日本からシカゴへ渡った時と同様に、出発して安定飛行に入ったならば、三席に横になって寝られますよ。

ホノルル空港を出発します。
気持ち的には、これから日本へロングスティの観光旅行に出掛けるような気分です。
日本に行ったら物価は安いし、美味しい物をたくさん食べよう！・・・なんちゃってね。

ダイヤモンドヘッドよさようなら。
また再び逢いましょう。

ホノルル上空で急旋回。
ワイキキの街が見渡せます。

もうすでに、座席で脚を横に伸ばしたい雰囲気の奥様。

機内食も、美味しくいただきましたよ。

三席横並びに二人で座って、余裕の食事。
食事が済んだら私は移動しますから、うちの奥さんには横になって熟睡してもらいましょう。

ホノルルを出発して約９時間。旅客機は、日本の領空へ入ります。

日本の陸地が見えました。東京湾上空です。

そして、無事に定刻通り、羽田空港に到着しました。

はてさて、日本の場合はこれからが一苦労。

指定の順路に従って、長い長い長～い通路を歩かされます。

この時は、昨年末の帰国時よりは人が少なかったものの、待遇的には昨年末同様に、まるで感染者扱いですよ。

一応は、My SOSアブリの四次元バーコード画面を提示しますが、これには全く意味はありません。
何故ならば、バーコードリーダーもITスキャナーも空港には設置が無いので、人が目で見るだけだからですよ。日本のIT革命なんて、たかだかこのレベルなのです。
町の郵便局では、未だにキャッシュカードが使えない局も沢山ありますからね。しかも、何だかんだと言っても、未だにハンコを押してくださいなんて言われたりしますから。酷いのは、サインしろと言われてサインしたら、楷書の漢字で書き直してくれと言われたりする事ですよ。散々ですね。

例によって、アプリ登録には意味が無く、再び書類に記入します。昨年末のお粗末対応から、何の改善もありません。
この手間が必要ならば、何故にアプリ登録させるのでしょう？
そのアプリ登録は、個人を監視する目的だけとしか思えません。
アメリカの場合のIT化は、個人の社会生活をスムーズにし、社会保全を強化する効果があると感じますが、日本はまるで違いますね。個人の監視が狙いです。
レジャー旅行は個人の権利であり自由意思によるものです。何も悪い事をしている訳ではないのですよ。
基本的な考え方が、日本の場合は全体主義の親方日の丸で、個人生活は規制ばかりが強いられているような気がします。統一国家の人権侵害に近いですね。

紙の書類をいちいち人が点検するのですから、係員の人数だって必要だし、それだけで人件費が加算となります。そして尚、時間は無駄に多く費やされるのです。

そして更には、また再びのPCR検査です。

PCR検査は鼻拭い式。

綿棒で擦り取った鼻腔内粘膜の検体を提出して、結果を待つ間が約１時間。結果は言うまでもありません。ハワイを出発する前から陰性ですから。
日本国内では、コロナ陽性者が大勢出歩いているのではないでしょうか？　これから私たちは、その地域に入るのですよ。コロナ陰性のままにね...。

この日は、羽田空港に到着してから帰国検査に要した時間が約３時間。昨年末の６時間よりは、時間が半分に短縮されたものの、本日中に自宅へ帰る事は出来ません。

日本に着いてから、検査の手間時間がかるだろうと予測して、事前に予約していたホテルがマイステイズ羽田でした。

一泊だけだからと、安い部屋を選んだ結果がこの通り。

それでも、昨年末に強制隔離された部屋よりは広くて快適ですよ。

日本のホテルのダブルベッドは狭い…。

ホテルの部屋に荷物を置いて、やっと開放された自由の身で、やって来たのは近くの居酒屋です。
此処に来て、日本のビールが美味かった！

そして、オーダーした料理が牛モツの煮込み。

手作り餃子も、しっかりいただきます！

この味噌ラーメンが最高に旨い！
これですよ、これ！　日本の味噌ラーメンは！

一夜明けた次の日は、郷土に向けた出発前の羽田空港にて、天ぷら盛り合わせと盛り蕎麦のセットが遅い朝食となりました。

これがまた、日本&日本のWジャパンみたいな感覚で、古里を想う懐かしい味になっているのですよ。この時はね…。

羽田空港を飛び立った旅客機が東北地方の上空へ入ると、見下ろす陸地は白銀の雪が残る世界です。
写真中央の湖は、十和田湖ですよ。

そして、むつ湾側から青森空港へ入ります。

はい！ 青森空港到着です。
お帰りなさ～～～い！

帰り着いたる日本の我が家。
里には雪も消え去っていて、明るい陽射しの我が郷土です。
思えばかれこれ約1ヵ月間も、ラスベガスからハワイへと渡り歩き、コロナ禍の日本を後目に楽しんだ海外バケーション旅行。
無事に帰着となった想いは懐かしく、そしてまた再び、海外への志しを高くする日々へと繋がるのでした。

庭の残雪に囲まれて、日本人の孫は逞しく育っておりました。
次のハワイには、是非とも孫も連れて行きたい！　コロナ如きに、海外旅行の意欲が挫ける私たちではありませんよ。
長々と引っ張ってまいりましたラスベガス～ハワイの周遊旅行記も、今回を以て最終話と致します。
個人的身勝手な感覚にての旅行記で、何かとご迷惑な文章も有ったかと存じますが、ここまでご覧になっていただき、誠にありがとうございます。
もしもよろしければ、この次にはまたまた新しいハワイ旅行の体験記を掲載しますので、引き続きその記事も楽しんで見ていただけましたら幸いに存じます。
そうです。過去２年間の海外旅行ブランクは、これだけで解消出来るものではなかったのですよ。
次の掲載は、たった今帰って来たばかりの、夏のハワイ旅行記です。どうぞお楽しみに！よろしく！”?

この旅行記へのコメント （4）

• PIKASUEさん 2022/08/16 06:13:14

  おかえりなさいませ

  こんにちは。
  旅行記読ませていただきました。
  ふみさんのプレートランチ情報はとっても我が家にとって役に立ちます。
  我が家も先週帰国しました。
  
  帰国時のあの物々しい警備というか帰国者に対するバイキン扱いはなんでしょう？って思っていたんですけど、なんでしょうね？
  人件費と紙の無駄使いに沸々しました。
  
  ドレス　以前教えてもらった「エンジェル　バイザシー」のシェラトンのお店に行ってみました。　丈が少し大きかったので、今自分でお直し中です。
  
  

  ふみさん からの返信 2022/08/16 07:54:46

  Re: 無事に日本へ着きました。

  コメントありがとうございます。
  ハワイでは、プレートランチが美味しいですよね。でも、年々値段が高くなっているので、それがけっこうキツイです。
  日本の、海外からの入国者扱いは酷いですね。それこそ仰るように、海外はバイ菌といった態度だと思います。そんなに日本が綺麗でしょうかね？　日本は今や、コロナウィルス感染拡大国ですよ。　いくら自画自賛しても、水際対策は大失敗です。それをごまかすために無駄な措置を続けているとしか思えません。
  ハワイデザインのドレスやシャツは、近年は日本で着ていても違和感の無いものが増えていますね。時代も、そのような風潮になっていると思います。これからますます楽しみなハワイですね。

• tonさん 2022/08/14 16:11:10

  おかえりなさい。

  旅行記いつも楽しく読ませて頂いてます。
  低層階もそれなりの良さがありますよね。
  写真ですが、自分の手の届かない距離でお二人を撮る時は三脚とかですか？それとも頼んで撮っていただいてます？どうしておられるのかな？と。
  次回海外、ハワイ旅行も決まってるとは羨ましい！
  渡航先で罹患して帰りが伸びることを考えると仕事上思い切れない私です。
  次回の旅行記も楽しみに待ってます(^^)/

  ふみさん からの返信 2022/08/16 07:47:56

  Re: ただいま～です！

  コメントありがとうございます。
  今回のヒルトンの部屋は良かったですよ。低層階のベランダに出ると、椰子の木に囲まれているという雰囲気も、なかなかハワイの風情です。
  ２ショット写真の件ですが、いつもコンデジカメラのオートシャッターで、10秒のタイマーセットにして撮影しています。三脚は持ち歩きません。つまりは、何処か適当な所にカメラを置いて、私がタイマーセットした後に急いで戻って、ハイ、ポーズ！ですよ。
  カメラ置き場としてけっこう利用しているのが、ゴミ箱の上です。(大笑)
  次回の旅行記も、どうぞよろしく！