2022/06/18 - 2022/06/20
561位(同エリア1436件中)
まみさん
静かな伊豆の森の中にあって、元・迎賓館の贅沢な建物で、庭もおしゃれ、そして伊豆の味覚も味わえる会席料理の夕食付きのホテルが、35%割引で、私の夕食付きの前泊ホテルの予算内で予約できたときは、どんなに嬉しかったことか。どんなに楽しみにしていたことか。
それは去年2021年7月上旬のことでした。
ところが予定していた日の前日に、局地的大雨のせいで、伊豆急行が土砂崩れで運休になったニュースを見て、いやな予感がして、伊豆遠征を中止しました。
直前だったので、ホテルに直接電話したところ、事情が事情だったのでキャンセル料なしでキャンセルすることができました。
あの熱海の土石流災害があったのは、私が伊豆に向かおうとしていた日でした。海岸沿いの国道135号は、当然、通行止めになりました。
伊豆に向かうのに箱根新道や伊豆スカイラインもありますが、当時の私は、そんな山道を通るのはこわいと思っていたし、そもそも海岸沿いの国道が通行止めなら、もう1本しかない幹線道路であるそのルートは大渋滞するはずに決まっています。
ホテルにキャンセルさせてもらったとき、正確には、宿泊を延期したいと申し出ました。
でも、次はいつにしますか、と聞かれて、道路事情がどうなるか分からず、すぐに決められませんでした。
なので、いつかぜひ泊まりたいと、ずっとこがれていました。
そのと伊豆遠征のリベンジは2週間後にできたのですが、そのときはこのホテルの35%割引コースはなくて、いわゆる定価では、私の前泊予算をはるかに上回っていました。
その後も、伊豆遠征を決めるために、このホテルのことが気になっていたのですが、35%割引で1人で泊まれるコースなんてなく、GoToトラベルで旅行の機運が高まっていたからか、ホテル代も全般的に上がっていて、いつ
検索しても、私の予算をはるかに越えていたので、あきらめるしかありませんでした。
でも、きっといつかチャンスがあるだろうと思いながら。
そんな風にずっとこがれていた伊豆高原温泉ホテル「森の泉」に、約1年後の2022年6月下旬にやっと泊まることができました!
あいにく35%割引ではありませんでした。
ただ、今回の伊豆遠征を決めて、ホテルを探したのが3日前という、私にしては直前でした。
そしてあれから1年。
新型コロナウィルス感染対策が緩和され、ウィズ・コロナの時代になるにつれ、旅行をする人も増えれば、ホテルの競争率も上がるでしょうし、車でしか行けないようなホテルに会席料理の夕食付きで泊まる経験を何度も重ねてきたので、たまに前泊ホテルの予算を超えるところも泊まっていました。
なので、即決してしまいました!
35%割引で取れた去年よりは値段がかなり上がってしまったし、去年はモダン和室で取れたのに対し、今回は1人で泊まれる部屋はツインの洋室が残り1室だったのですが……迷ったのはほんの数秒でした。
実は、即決できた他の理由として、伊豆で1番目当ての伊豆シャボテン動物公園の年パスが来月で期限が切れてしまうので、その前にもう1度訪れたいとずっと思っていたこともありました。
でも、新型コロナウィルス感染対策が厳しかった時に比べると、いまは公共交通機関で動物園遠征がしやすくなりました。
伊豆シャボテン動物公園自体、それから車でしかいけないホテルに前泊する遠征、そしてドライブ自体も気に入っているので、また伊豆高原エリアに前泊して、伊豆シャボテン動物公園を遠征することはあると思いますが、今度はそれがいつになるか分かりません。
となれば、このホテルに泊まれるチャンスも、いつになるか分かりません。
ちょっとくらい予算オーバーさせてもいいではないですか。
というわけでした。
決めたのは3日前でしたが、今度こそこのホテルに泊まって伊豆遠征できると思ったので、ホテル検索サイトのクチコミも念入りにチェックしました。
クチコミには高評価とちょっぴりマイナス評価もあり、ある意味、多大な期待をふくらませずにすみました。なにしろ1年越しで泊まれたホテルですから、へんに期待しすぎるおそれがあったのです。
ホテルだけではありませんが、高ければ高いほど、良い条件のところに泊まれるに決まっています。庶民としてはやはり、これだけの好条件のホテルに、いくらで泊まれたかというコスパ面、それから事前にどのくらい期待していたか、ということが、充実度にも大きく反映されますから。
クチコミを書いている人たちはたいてい2人以上で、部屋に露天風呂付きのランクが上の部屋に泊まり、しかも割引を利用しているので、私が泊まった露天風呂なしのツインの洋室で、連泊1,000円のみの割引で泊まるよりはずいぶんお得で泊まれてうらやましいと思わなくもありませんでしたが、前述のとおり、今を逃したら、冬の閑散期は別として、もっと高い値段でしか取れない可能性はこれから高くなるし、ホテルの値段は水物なので、私自身がこの値段に納得して予約したので、そこは目をつぶることにしました。
ちなみに、クチコミをチェックすることで、基本情報などでホテル側で提示していない情報も得ることがあります。
今回、クチコミをチェックしていなかったら、お庭で噴水ショーをやっていることに気付かなかったでしょう。
ホテルは、値段に見合う施設・サービス・料理で、さすがだと思いましたが、噴水ショーがあることを、料理を出してもらっている時に係員に尋ねなかったら教えてもらえなかったことは、ちょっと残念でした。
でも、こんなにおしゃれに優雅にゆったりホテルライフを味わえるのは、この先、またあるかどうか分からないです。
季節はあじさいが咲き始めで、池にはスイレンが咲いていたので、庭の散歩もちょこっとでしたが楽しめました。
温泉大浴場は、2階の露天風呂が故障しているのはクチコミであらかじめ知っていました。
少し前のクチコミだったので、もう直っているといいなと思ったのですが、まだ直っていませんでした。
ただ、そのためにお詫びの品をチェックアウト時に渡されたのは、さすがこのランクのホテルならではだと思いました。ビジネスホテルだと、そうはいかないでしょう。
大浴場の女湯と男湯は午前と午後とで入れ替わるので、そんなわけで、女性の場合、露天風呂に入りたければ、朝風呂に入るしかありませんでした。
でも、だからこそ、朝風呂は1度は入ろうと思ったし、窓の外の緑を眺めながら朝の光の中で露天風呂も楽しめました。
料理の方は、写真枚数のバランスの関係で、この旅行記シリーズの最初の旅行記「ベビーラッシュ初夏の伊豆シャボテン動物公園2022(1)アクセス・グルメ・みやげ~伊豆スカイラインは濃霧で真っ白&ホテルの会席料理2食分」にまとめました。
https://4travel.jp/travelogue/11763126
料理がいっぺんにテーブルに並ぶ会席できなく、温かい料理はできたてが1皿ずつ出されるタイプで、そうこなくっちゃと思いました。
朝食も、昔は御膳料理より自分で選べるバイキング形式の方がいいと思っていましたが、最近は、バイキング方式は、空いていればともかく、あわただしいので、御膳料理でゆっくりと落ち着いて食べられるのもいいなと思っています。
食事の好みは、スタイルも含めて、年齢を経るにつれて変わるものだなぁとつくづく思いました。
<来月7月に年パスが切れる前に急に決めた2022年6月の初夏の伊豆シャボテン動物公園再訪の旅行記のシリーズ構成>
□(1)アクセス・グルメ・みやげ~伊豆スカイラインは濃霧で真っ白&ホテルの会席料理2食分
■(2)伊豆高原ホテル森の泉で贅沢ステイ~元迎賓館の洋館とあじさい咲き始めの中庭や噴水ショー
□(3)あじさいととトリトマ咲く動物公園色々~サボテン花盛り&アニマルショーとボートツアー
□(4)1日目はビントロング詣から始まり~水風呂カピバラやエサやりタイムのレッサーパンダ他
□(5)1日目から動物の赤ちゃんぞくぞく~ミナミコアリクイだけでなくキタコアリクイにも
□(6)1日目の夕方も2日目も動物の赤ちゃんぞくぞく~かわゆすぎるプレーリードッグ他
□(7)レッサーパンダのエサやりは4回目とも狙う~時間が足りなかった最後のタッチde Zoo
伊豆高原温泉ホテル森の泉の公式サイト
https://izu-morinoizumi.com/
伊豆シャボテン動物公園の公式サイト
https://izushaboten.com/
<タイムメモ(概要)>
【2022年6月18日(土)】
12:25 車で家を出る
13:50-14:15 小田原PAで軽食&ドリンク休憩
(渋滞なし)
14:55 伊豆スカイラインに入る
(濃霧の中を走る)
15:10-15:25 多賀ビューポイントで休憩
15:30-15:35 亀石峠PAのトイレに寄る
15:40頃 亀石峠から伊豆スカイラインを出る
(渋滞回避)
15:55-16:35 道の駅 伊東マリンタウンで買い物休憩
17:00 伊豆高原温泉ホテル森の泉に到着
17:05 ホテルにチェックイン
19:00-20:10頃 ホテルの会席料理の夕食
(19:00指定)
21:00-21:05すぎ 庭の光と噴水ショー
【2022年6月19日(日)】
06:45 起床
07:15-07:45 朝風呂
08:00-08:30 ホテルの御膳朝食
(08:00指定)
09:15 部屋を出る
09:20 ホテルの駐車場から出発
09:35 伊豆シャボテン動物公園のリスザル駐車場に到着
09:40 伊豆シャボテン動物公園に年パスで入園(開園09:30)
09:40-16:55 伊豆シャボテン動物公園を満喫する
(14:55-15:25 森のどうぶつレストランギボン亭でランチ休憩)
17:00 伊豆シャボテン動物公園を出る(閉園17:00)
17:00すぎ 駐車場を出発する
17:10-すぎ17:35 伊豆高原 旅の駅ぐらんぱるぽーとで買い物
17:45すぎ ホテルに戻る
19:00-20:10頃 ホテルの会席料理の夕食
(19:00指定)
21:00-21:05すぎ 庭の光と噴水ショー
【2022年6月20日(月)】
07:45 起床
08:05-08:35 ホテルの御膳朝食
(08:00指定)
09:35 部屋を出る
09:40 ホテルをチェックアウト&出発
09:55 伊豆シャボテン動物公園のリスザル駐車場に到着
10:00 伊豆シャボテン動物公園に年パスで入園(開園09:30)
10:05-17:00 伊豆シャボテン動物公園を満喫する
(13:05-13:25 カフェ・シェリーでランチ休憩)
17:00すぎ 伊豆シャボテン動物公園を出る(閉園17:00)
17:15 駐車場を出発する
17:40-18:45 道の駅 伊東マリンタウンで夕食休憩
(渋滞なし)
(箱根口インターで逆方向に行き途中まで箱根新道を走る)
(小田原料金所前で間違えて出口を出てしまう)
20:45-21:35 厚木パーキングエリアでドリンク休憩
22:40頃 帰宅
※これまでの動物旅行記の目次を作成済。随時更新中。
「動物/動物園と水族館の旅行記~レッサーパンダ大好き~ 目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070
※そのうち、これまでの伊豆シャボテン動物公園と前泊編/周辺エリアでの買い物などの旅行記のURL集は、この旅行記シリーズの最初の旅行記「ベビーラッシュ初夏の伊豆シャボテン動物公園2022(1)アクセス・グルメ・みやげ~伊豆スカイラインは濃霧で真っ白&ホテルの会席料理2食分」の末尾にまとめました。
https://4travel.jp/travelogue/11763126
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2022年6月18日(土)伊豆1泊目、伊豆高原ホテル「森の泉」に到着
この日は伊豆スカイラインを走っていたあたりから小雨が降りはじめ、ホテルに到着時も、雨が降っていました。
ホテルは、途中で幹線道路から外れ、別荘地が並ぶエリアにあったのですが、別荘地への道は破線が引かれていたため、はじめ通り過ぎてしまい、あわてて近くでUターンできるところを探して引き返しました(苦笑)。
静かな別荘地エリアにあるなんて、私がこれまでほとんど縁が無かった高級ホテルです。
強いて言えば、会社の福利厚生を利用して割引で泊まれた那須高原のハーヴェストホテルも、別荘地エリアのようなところにありました。
そしてハーヴェストも福利厚生の割引でもなければ、私には到底縁の無いホテルだったので、こちらの森の泉とハーヴェストと何かと比べていました。 -
エントランスの様子
雨が降っていたので、係員がここで待ち構えていて、車をこの屋根の下まで案内してくれました。
そこでいったんキャリーケースなどのを下ろした後で、すぐ近くの駐車場に車を駐めることができました。
こういう対応も、それなりのランクのホテルでないと、なかなかないだろうと思います。
(そういうランクのホテルにめったに泊まったことがないので、新鮮でした。) -
入ってすぐのエントランスの様子
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入口を背に、右手にフロントがある
代表者がチェックインやチェックアウトをしている間に待つ人がすわったりするのにちょうど良いように、庭の方を向いたソファセットもありました。 -
入口の様子
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入口のすぐ左手の壁際に、伊豆観光の各種リーフレットあり
このテーブルもずいぶんクラシカルでおしゃれです。 -
フロントの様子
フロントに向かって左手の壁側に、ホテルで販売しているおみやげが並んでいました。
専門の売店があるようなところほど品揃えが多かったわけではないですが、なかなか良さそうなおみやげが並んでいました。 -
フロントの前から見えた中庭の様子・その1
向かって右側に、私が泊まる本館の部屋がありました。
部屋は2階でしたが、入口やフロントも2階でした。 -
フロントの前から見えた中庭の様子・その2
左手の方を見ると、屋根付きの渡り廊下があって、ヴィラ棟が続いていました。
あちらのヴィラ棟は、クチコミでも評判が高かった、露天風呂付きの部屋があるのだろうと思います。
ただ、ヴィラ棟は部屋からレストランのある本館や大浴場のある別館まで距離があるのが、ちょっと難点かもしれませんが、このホテルは全34室とこじんまりしていたので、大規模だった那須高原のハーヴェスト・ホテルに比べると、部屋・建物・大浴場間の移動はずっと短くて楽でしょう。 -
フロントから本館の部屋のある方へ向かう
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並んでいたおみやげ
ちょっと惹かれましたが、すでに道の駅伊東マリンタウンでしっかり買い物をした後だったし、明日、伊豆シャボテン動物公園(略して「伊豆シャボテン」)の帰りに、伊豆高原旅の駅ぐらんぱるぽーとでも買い物をしようと思っていたので、ここでは買い物はしませんでした。 -
グランドピアノがあるくつろぎのエリアがあって
シャンデリアや屋根もおしぉゃれです。
2階が最上階というわけでしょう。 -
2階のくつろぎエリアの様子をヨコで俯瞰
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吹き抜けになっていて、1階のラウンジが見下ろせる
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1階のラウンジを見下ろして
たしかにおしゃれな建物だなぁと感心しました。
海外旅行中にヨーロッパで五つ星ホテルやそれ以上のホテルに泊まったことがあるので、洋館の豪華さという意味では、帝政時代の宮廷のような本家のホテルには及びませんが、むしろ日本式の洋館として、おしゃれでありながら、ごてごてしていなくて、さっぱりしていて落ち着けて、日本人好みだなぁと思いました。 -
さきほどのラウンジとの吹き抜けエリアをふりかえったところ
-
あの奥に本館の部屋がある
-
こちらが客室に続くエントランスで
-
部屋にないアメニティや浴衣があるコーナーと客室の廊下
浴衣はこちらから持参しました。
他に子供用と大人用のサンダルや、追加のアメニティがおかれていました。 -
隣に自販機コーナー
ソフトドリンクとアルコールの自販機がありました。 -
浴衣とアメニティ・バー
私は浴衣をうまく着こなせないし、車だと荷物が多少増えても気にならないので、館内でくつろぐためにトレーナーを持参してきていますが、一応、浴衣も部屋に持ち込みました。 -
アメニティ・バー
部屋には、タオル類、カミソリ、スリッパ、ブラシは
あると書かれてありました。
こちらには、ヘアバンド、コットンセット、シャワーキャップ、ボディスポンジがありました。
サンダルは大人サイズと子供サイズ。ただ、部屋にもサンダルがあったので、私はそれを使いました。 -
ヘアバンド、コットンセット、シャワーキャップ、ボディスポンジ
ヘアバンドとコットンセットだけもらいました。 -
客室の廊下から眺めた中庭
左手に本館の一部、奥にヴィラに続く渡り廊下が見えました。
このときはけっこう雨足が強まっていました。 -
部屋の前の様子
ドアの脇にピンポンもあります。
一人旅だと、使わないですけどね。 -
2泊した2031号室
ドアの鍵はオートロックではないので、閉め忘れないようにしました。 -
ドアを開けたところ
すぐ右手にクローゼットがありました。
一人分のスリッパが部屋のすぐ見えるところに出されてありました。 -
向かって左にバスルームがある
壁の鍵入れに鍵を入れると、部屋の電源が入ります。
部屋を出ている間は、コンセントの電源も落ちて、スマフォやタブレット、リチウム電池の充電ができないのは、少し昔の建物なので仕方がないでしょう。 -
エントランス・エリアの様子
部屋の中から見ているので、今度は向かって左にクローゼット、右にバスルーム。 -
クローゼットの中
こちらに浴衣用の甚平、大浴場に持参するのに便利な籐製かばん、使い捨てと使い捨てでないスリッパ、消臭剤などがありました。
また、クチコミで知っていましたが、森の中にあるホテルで、虫が入って来やすいので、フマキラーとベープマットもありました。 -
クローゼットの金庫の上
目隠しになるビニールの巾着袋と、靴下もありました。
ただ、靴べらは、見当たりませんでした。 -
もう一足のスリッパと、虫よけセット
ベープマットは使いました(苦笑)。
まあ、ベランダを開けて、出入りしましたからね。 -
イチオシ
おお、一人で泊まるにはもったいないくらいの贅沢なツインルーム
広さや備え付けの家具からすると、去年2021年9月に会社の福利厚生を利用して割引で泊まった那須高原のハーヴェストホテルの部屋と似ているかな。 -
細長いデスクがあって、奥にテーブルセット
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奥のテーブルセットには、寝転がれるソファあり
-
イチオシ
窓側を背に、テーブルセットのそばからベッドの方を見たところ
こういうソファベッドはとても座り心地が良いです。
テレビを見たり、タブレットをやったりは、ここでやりました。
また、ラウンジでもらったワインは、部屋に持参して、ここで飲んだりしました。 -
テーブルセットのところから、デスクや入口の方を見たところ
空間のゆとりがたっぷりで、ベッドに座ったら部屋にあるもののほとんどに手が届くようなビジネスホテルのシングルルームに泊まっていたことが多い私には、最初は広すぎて、部屋の中でいちいち移動しなきゃ、と感じるのですが、人間、贅沢に慣れるのは早いです。
自分なりに快適な動線は、すぐに確立しました。 -
テーブルセット側
小さなお盆とお茶菓子がありました。
部屋がこれだけ広いと、お盆は案外使いました。
というのも、電気ポットのコンセントが少し離れていたから、部屋でお茶や紅茶を入れたときは、ポットでなく、カップの方を持ち歩きたいですから。 -
デスク側
デスクの上には、サービスのミネラルウォーターやお茶セットがありました。
テレビは、さすが高級ホテルというか、伊豆や那須高原のペンションに泊まると、電波の状況が悪いのか、民放の映りが良くなく、映像が乱れたり、途切れることがよくあったのですが、ここは、私が埼玉の自宅で好んで見ているTokyoMXも受信していて、安定していました!
TokyoMXは、深夜アニメが豊富で、家で録画予約しているけど、遠征したり、在宅勤務でなく出勤が増えると、見る時間がないまま録画がどんどんたまってしまうので、ホテルでくつろいでいるときに見られるのは、助かるのです。 -
冷蔵庫の中のドリンクはフレーだと聞いていたけれど
ミニバーじゃないので、1本きりでした。
炭酸のアルコール飲料。でも、最近、おみやげで買った果実酒など、ちょこっとアルコールを飲むようになっていたし、ホテルに着いたら、もう翌朝まで運転しないので、2日でこれ1本のペースでいただきました。
炭酸系はそんなにいっぺんに飲めないですから。 -
デスクの左側
お茶セットにふきんがかかっていました。
パックのお茶が2つありましたが、ラウンジで同じお茶や何種類かのパックの紅茶もいただくことができました。 -
ベッドサイドの様子
タイルの装飾がおしゃれです。
こっちにコンセントの差し込みがないので、目覚ましとして使っているスマフォを寝ている間に充電できませんでした。
そのあたりは、いまどきの使い勝手ではなかったですが、まあ、寝ている間に使わなければ、充電はすぐに切れたりしません。 -
テーブルにあったゆずゼリーと、お茶セットを一緒にして
湯飲み茶碗はいい感じでした。こういう茶器は大好きです。
ぐり茶というのは、伊豆のお茶のようで、はじめて知りました。
ググって調べて納得。渋みのない、なめらかなお茶でした。
お茶菓子は、ニューサマー・オレンジゼリーでした。 -
バスルームへ
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洗面台まわり
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基礎化粧品や整髪剤が充実
クチコミで知っていましたが、こういうところはさすが高級ホテルです。 -
右手に、歯ブラシセットやカミソリやくし
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あちらにトイレ
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バスルームは洗い場がある!
2日目に伊豆シャボテンから戻ってきて、夕食まで少し間があったので、ここでシャワーを浴びて体を洗ったのは、洗い場があって使い勝手がいいからです。
大浴場の温泉には食後、利用者が減る深夜に、ゆっくり浸かりました。 -
ベランダには、緑が迫る
紅葉の時期も見応えありそうです。 -
ベランダの一部
ベランダには特に椅子などはなくて、ただ出られるってだけでした。
十分な広さがあったので、露天風呂付きの部屋は、ベランダに露天風呂がある感じなのかな。 -
フロントでもらったホテルの案内図
私が泊まったのは2031号室で、本館です。
大浴場へは、本館からの方が近くて、青い方がほぼ屋根の下のルート、赤い方が庭を突っ切るルートです。
1泊目の夜は雨が降っていたので、青いルートで行きました。
朝風呂を利用したときは、赤いルート通りではなく、ラウンジの横から外に出て、庭を突っ切って行きました。 -
ラウンジへ向かうために2階の吹き抜けのエリアに出てきて
ステンドグラスの装飾もおしゃれです。 -
エレベーターもあるけど、階段で下りる
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ラウンジやレストランや大浴場への行き来に使った階段
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ラウンジの前
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ラウンジの入口に利用可能時間やアルコール提供時間の案内あり
ラウンジを利用できるのは朝7時から10時、午後3時から11時。
朝食や夕食の食後のコーヒータイムにはちょうどよいです。
アルコール(ワイン)提供時間は、午後7時30分から11時。
食事は19時に指定したので、食後にアルコールをいただくにはちょうどよいです。 -
ラウンジの真ん中にカウンターがあって
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天井のシャンデリアを見上げて
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窓際のテーブル席
ここから外に出ることもできました。 -
イチオシ
こんなラウンジでお茶できる優雅な時間
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ぱっと見た感じでは、まるで19~20世紀くらいの欧米の上流階級の部屋のよう
家具などはもっと凝った装飾入りでしたが、19~20世紀くらいの大作家の家博物館などを訪れると、こんな感じだったなぁと思いました。 -
サイドボードも暖炉も天井の明かりもおしゃれで
サイドボードにはいろんな銘柄のワインが入っていました。
無料で出たワインとはもちろん違います。 -
カウンター越しに眺めたところ
このカウンターはいまではすっかり装飾になっていましたが、かつてここでちょっとした立食パーティをやったこともあったかもしれません。 -
イチオシ
カウンターのカラーの花越しに・その1
花は造花でした。 -
カウンターのカラーの花越しに・その2
それでもおしゃれなので、良し! -
カウンターのミニバラとワインボトルの花束越しに
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ドリンクコーナー
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ドリップコーヒー・マシンがあって
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紅茶は5種類と、ぐり茶があって
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ソフトドリンクマシーンもあって
こちらには、冷水、炭酸水、ペプシコーラ、ジンジャーエール、CCレモン、アップルジュースのほか、BOSSのアイスコーヒー(無糖)もありました。
クチコミにもありましたが、こういうところでアイスコーヒーを出しているところって珍しいかもしれません。 -
陶器のカップ&ソーサーだけでなく、テイクアウト用の紙コップもあって
入口側には新聞もありました。 -
吹き抜けの2階を見上げて
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カウンターに飾られたワイングラス
この段階では、あれ、ワインもあるはずだけど、ない?
と思っていて、あとでワインは19時30分からだと気付きました。 -
カウンターのワインボトルや花束のディスプレイ
このときは、ワインが19時30分からだと気付いていなかったのでも、これじゃないよな~と思いながら、探していました。 -
イチオシ
おしゃれなラウンジで庭を眺めながら、コーヒーを一杯
到着日の夕方はあいにくの雨でしたけど、庭を建物の中から眺める分には支障ありませんでした。 -
ラウンジから見える中庭の様子
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ラウンジの窓際のディスプレイ
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1階のラウンジの前にあった案内図
大広間は、キッズルームやプレイルームになっていました。
緑の「光庭」は見ていないなぁと思ったら、建物の採光用の中庭でした。なぁんだ。 -
キッズルームがあって
以前は「大広間」として、違う用途の部屋だったかもしれません。 -
子供たちもゆっくり遊べそう
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キッズルームの隣には大人向けのプレイルームもあって
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可愛いぬいぐるみもあって
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大人のためのプレイルーム
卓球台やテーブルセットがありましたが、ここは以前は宴会用に使われていたのでしょう。 -
将棋盤やオセロもある
このあとは会席料理の夕食をいただきましたが、その写真とレポートは、この旅行記シリーズの最初の旅行記「ベビーラッシュ初夏の伊豆シャボテン動物公園2022(1)アクセス・グルメ・みやげ~伊豆スカイラインは濃霧で真っ白&ホテルの会席料理2食分」にまとめました。
https://4travel.jp/travelogue/11763126 -
夕食後に、ラウンジでワインをいただく
赤ワインと白ワイン。
グラスも用意されていました。 -
イチオシ
ラウンジで中庭を眺めながら食後のコーヒーとワインを味わう
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17時と21時にミニ噴水ショーがある
このことは、クチコミを読まないと、気付きませんでした。
ホテルのスタッフにも、こちらから聞かないと教えてもらえなかったのはちょっと残念でした。
21時では部屋に引っ込んでしまうし、ショーは5分程度だったし、あちらの本館客室の窓は廊下側なので、知らなかったら2泊しても気付かなかった可能性が高いです。 -
雨が降っていたので、ヴィラ棟へにつながる屋根付き渡り廊下から眺める
はじめはラウンジから見ていたのですが、ラウンジから出ると、屋根がないので、急いで移動しました。 -
音楽と光の噴水ショー
ミニミニなショーですが、せっかくなので見学したり、写真を撮りたいです。
知らずにスルーしてしまわなくてよかったです。 -
ミニミニなショーでも、ひととき夢の世界に浸れる
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23時すぎに、レストランの脇から、大浴場へ向かう
クチコミでは、建物の中から大浴場に向かうのにレストランの脇を通るのに不評なコメントもありましたが、私はどっちでも良いと思いました。
たぶん、もうひとけのない深夜に行ったからかも。 -
レストランの脇といっても、この廊下を通って大浴場に向かう
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ここから外に出る
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ここからあの屋根付き渡り廊下までは屋根の無し
雨はほとんど止んでいましたが、備え付けのカサを利用しました。 -
大浴場につづく屋根付きの渡り廊下
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渡り廊下から行くと、大浴場棟の2階に着く
夜間は女湯が2階で、男湯は1階。
朝は交代になります。
2階の露天風呂が故障しているので、露天風呂に入りたかったら、女性は朝に入らなければなりません。 -
2階の更衣室への廊下
奥のマットレスがあるところから大浴場に続いていました。
この時間は私以外はいなくて貸切状態でした。 -
広々とした更衣室の様子
ミネラルウォーター・サーバーがあります。
その奥にあるのは化粧台。 -
畳敷きと、鍵付きの小さなロッカー
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無料のマッサージ機
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洗面台
このあとは、内湯だけでしたが、1人でゆったりと大浴場の温泉を満喫しました。 -
大浴場棟の1階に向かう
外からアクセスすると、1階に到着するようです。 -
マンガや自販機やアイスキャンデーの冷凍庫がある休憩所
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湯上がりのアイスキャンデーのサービスがあることを知っていたから
これもクチコミで知りました。ホテルでは特に教えてもらった記憶がないです。
最近はチェックイン時などに対面の時間を減らすためか、どのホテルも説明などは手短にすませるようになったせいもあるかなぁ。 -
休憩所にはマッサージ機が2台
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庭に面して椅子が並んでいる
夜なので外は真っ暗で残念でした。 -
2022年6月19日(日)1泊目の翌朝
朝の光が窓から入った部屋の様子。 -
ツインベッド側
朝の光の中で撮ると、やはり印象は変わります。
これだけ広くて、収納も多かったので、いつもはホテルの部屋中に荷物を広げている私でも、今回は一部にしか広げていませんでした。 -
朝の光の下であらためて眺めた天井のシャンデリア
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部屋のベランダを出てみる
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2階の廊下から眺めた中庭の様子
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朝風呂に入るために、今度は中庭から大浴場に向かう
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池と、ヴィラ棟につづく渡り廊下がある景色
手前のカンゾウ(甘草)の花も意識して撮っています。 -
分かれ道に出る
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大浴場側とヴィラ側へ
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あじさいが咲き始めていて
こちらはヴィラ側。 -
小さな池が目に入る
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池の方に近づいてみる
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こちらもあじさいが咲き始めていて
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水面に映ったあじさいを意識しながら
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池に下りるためにやってき道
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さきほどの分岐点に戻り
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大浴場へ向かう
こちらの道沿いも、あじさいが咲き始めていました。 -
きのうの夜の雨を残したガクアジサイたち
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あじさいに滴がよく似合う
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光が当たって
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これからもっと大きくなりそうなテマリ型のあじさい
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大浴場に行くにはどんどん下る
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大浴場に外からアクセスしたときの1階の入口
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大浴場の1階のエントランス
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朝は1階が女湯
朝風呂に入りにきた人たちは何人かいたので、この先の撮影は自粛しました。 -
朝の明るさの中の休憩所へ
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外の緑が美しい
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緑を前にくつろげる休憩所
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朝はあわただしいので、マッサージチェアに乗る時間がないのが残念
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大浴場棟を2階から出て、きのうの夜に通った外廊下を伝って本館に戻る
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外廊下からふりかえったところ
あちらが大浴場の2階の入口の様子です。 -
外廊下を渡りきったところで、もう一度ふり返って撮影
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外廊下から本館へ
この部分だけは屋根がないのです。 -
階段を使って2階へ
部屋から1階に行くのは、ラウンジやレストランや大浴場を利用するときだけで、身軽だったので、エレベーターは使いませんでした。 -
階段の踊り場の窓のステンドグラス
このあと朝食をいただきましたが、その写真とレポートも、この旅行記シリーズの最初の旅行記「ベビーラッシュ初夏の伊豆シャボテン動物公園2022(1)アクセス・グルメ・みやげ~伊豆スカイラインは濃霧で真っ白&ホテルの会席料理2食分」にまとめました。
https://4travel.jp/travelogue/11763126 -
2022年6月19日(日)伊豆シャボテンで1日目を過ごし、伊豆高原旅の駅ぐらんぱるぽーとに寄った後、ホテルに戻る
ぐらんぱるぽーとでの買い物の写真も、この旅行記シリーズの最初の旅行記「ベビーラッシュ初夏の伊豆シャボテン動物公園2022(1)アクセス・グルメ・みやげ~伊豆スカイラインは濃霧で真っ白&ホテルの会席料理2食分」にまとめました。
https://4travel.jp/travelogue/11763126 -
入口の様子
駐車場は入口のすぐそばで、今回もすぐ近くに駐めることができました。 -
エントランスの様子
白い壁と石垣風の装飾と赤い屋根。
那須高原のハーヴェストの客室棟もこんな感じだった気がします。
と思って、過去に作成した旅行記から写真をひっくり返してみたら、全然違っていました。
記憶って当てにならないものです。
関連の旅行記(2021年9月4日~9月6日)
「のんびり那須3泊3日レッサーパンダ遠征(2)高嶺の花だったハーヴェストホテル滞在~栃木牛ステーキメインと芸術的な和会席料理の夕食追加」
https://4travel.jp/travelogue/11711376 -
あらためて、エントランスの様子
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エントランスから見た中庭の景色
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部屋の前にアメニティが用意されている
新型コロナウィルス感染対策のため、2泊くらいだと、部屋係が部屋に入って部屋の掃除はしないことになっていました。
替えのアメニティはドアの外に用意しておくと言われてありました。
最近は連泊だとそういうことが多いですが、貴重品を部屋に残したりしないとはいえ、滞在中にお掃除のためにスタッフが部屋に入らない方が、私としてはありがたいです。 -
替えのアメニティは念入りでびっくり
タオルと歯ブラシセットとお茶くらいかなと思ったら、スリッパにトイレットペーパー、ペーパータオル、ミネラルウオーター、冷蔵庫にあった炭酸アルコール飲料、それから部屋とバスルームとトイレ用のゴミ袋までありました!
このあとは夕食までまだ時間が十分あったし、伊豆シャボテンで過ごした1日で汗をたくさんかいたので、部屋でシャワーを浴びました。
温泉大浴場は、食後に、利用者が減りそうな時間帯に、ゆっくり入りました。
おかげでまた貸切状態でした。
このあとの2泊目の会席料理の夕食のその写真とレポートも、この旅行記シリーズの最初の旅行記「ベビーラッシュ初夏の伊豆シャボテン動物公園2022(1)アクセス・グルメ・みやげ~伊豆スカイラインは濃霧で真っ白&ホテルの会席料理2食分」にまとめました。
https://4travel.jp/travelogue/11763126 -
食後のコーヒーとワインは部屋でいただく
これだけおしゃれな部屋なら、ワインをお部屋でいただいても、似合います。
コーヒーはテイクアウト用の紙コップを利用しましたが、さすがにワインを紙コップでいただくのは寂しいので、グラスごとテイクアウトしてきました。 -
2泊目は中庭の好きな場所で噴水ショーを見学する
写真を撮るにはいいスポットが意外になくて、ここに落ち着きました。 -
音楽とともに色が変わる
さすがにきのうのように屋根付きの外廊下といったポジションが取れないよりは、構図を調整できました。 -
夢の世界に浸りつつ、写真を撮っていると現実に戻る
一眼レフは大げさだと思ったのでコンデジを持参したのですが、きのうの雨の中よりもピントが合いにくくて、閉口しました。 -
色が変わるたびにシャッターを切る
思ったより撮れないと思いましたが、それでも5分くらいのショーの間、何度もシャッターを切ったので、その中にはそこそこまともな写真が残りました。 -
宿泊者だけが見られる特権というのも、心をくすぐる
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夏のイルミネーションも涼しげで良い
2泊目も23時すぎに大浴場に行ったため、貸切状態でした。
でも翌朝は朝食時間のぎりぎりまで寝ていたため、朝風呂に入る時間はなくなってしまいました。 -
2022年6月20日(月)2泊目の翌朝、朝食後、チェックアウト前に、もう一度ちょこっと庭を散歩する
アジサイ以外の池の周りの花に注文して写真を撮っていなかったことに気付いたせいでした。 -
池のほとりに咲くノカンゾウ
ユリに似ているし、ユリ科の花ですが、ニッコウキスゲなどと同じ仲間で、いわゆるユリとはちょっと違うといえると思います。 -
池にはたくさんハスの花が咲く
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ピンクや白のスイレンの花
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水瓶を抱えた少女の像とスイレンの池
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池には美しい錦鯉が泳いでいる
ホテル・レポート編(食事以外)おわり。
「ベビーラッシュ初夏の伊豆シャボテン動物公園2022(3)あじさいととトリトマ咲く動物公園色々~サボテン花盛り&アニマルショーとボートツアー」へとつづく。
https://4travel.jp/travelogue/11763187
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