木曽福島宿から王滝村御嶽神社里宮へ

2022/05/22 - 2022/05/24

木曽福島に宿泊して王滝村にある御嶽神社里宮を訪れてきました

エリア 木曽・塩尻(長野)

やってきましたよー！木曽福島！

駅前には数軒のお土産屋さんや食べ物屋さんなどが並ぶ

宿泊は御宿　つたや

和モダン風のロビーがいい感じ

ロビーには卓状囲炉裏があって、茶釜で湯が沸かされている

お茶の葉やコーヒーが置いてあって宿泊者は好きに飲んでいいという嬉しいサービスでした

今回はコスパと利便を重視したのでちょっと安めの改装されてないツインルームに宿泊。
もう少し高い部屋だと改装されて小綺麗な和風モダンな部屋になっていると思う

一人旅の宿泊プランのない温泉宿はまだまだ結構あるし、一人だと宿代が割高になったりする事もよくあるのでこういったカジュアルなプランがあるのは有難い♪
この宿はシンプル・カジュアルな部屋から露天風呂付き客室まで揃っていて色んな旅のスタイルに対応できると思う

外部の音が聞こえるのが残念ポイントだったけど、部屋は明るくて居心地は悪くなかった。
そして何よりここの宿はスタッフの対応がとても気持ちよく気が利いてました♪

ベッドの上には大浴場や足湯にタオル等を持って行きやすいように手さげ籠も置いてくれている

早速、町の川沿いにある足湯に行ってみた

足湯はゴミや虫が入らないよう木蓋が置かれている

木蓋を開けて足を浸してみた
少しぬるめのお湯
長くのんびり浸かっているには丁度いいかな

足湯の脇を流れる川

川沿いには崖屋造りの家が並ぶ

全国的にも珍しい造りらしい

崖に少し突き出たような不安定感のある造りで川の方から見ると３階建てや４階建てに見えるけれど、通り側から見ると２階建てに見える家々が並ぶ

和菓子と氷菓のお店「田ぐち」へ

ジェラートがおいしそうだ♪

信州割クーポン使用可能

マンゴーシャーベットとミックスナッツのダブル盛り

この日は暑かったので溶け出すのが早いー！

「田ぐち」でショートケーキも購入
ケーキのお値段が手頃で嬉しい♪

このお店の和菓子は御嶽山の形をした御嶽最中や栗羊羹があってなかなか美味しかった♪

滞在中このお店には３度も通ってしまいましたｗ
いつもお客さんが並んでいる繁盛店でした

宿の前には七笑という酒蔵が。

ここも信州割クーポン利用可能

酒だけじゃなく梅酒に使った梅や梅干しも売っていた
梅の香りが活かされた甘さと酸っぱさのある梅干しはお土産にしたら好評でした♪

蔵を利用した和菓子とドリンクのお店「喜しろう・菓子蔵」

菓子はプリンや琥珀糖やぜんざいを売っている

「喜しろう」のみかん蜜ジュース

他にもコーヒーやアイスティーなどもあってどれも一杯２00円ちょい

旧中山道沿いの福島宿の古い町並み

超短い小さな喜又橋

清水が湧いて小川になった所に架けた橋を再現したとの事だけど、めちゃめちゃ
小さい…ｗ

ご覧になっている方々、おわかりいただけただろうか

橋の名前はこの地を治めていた当主「喜又」という人の名前から付けているらしい。

このご当主、写真だと結構若く、現代でも通用しそうなちょっとイケメン風な顔立ちをしていますな

川から引いた水が流れている

日々の暮らしに水の流れる音が聞こえるっていいな

なまこ壁の土蔵が並ぶ

猫にやさしい町っていいね

上に乗っかってる目玉おやじもいい風味醸してます

古井戸

一見、喫茶店にしか見えないこのお店「食事　コーヒー　ゆき」
看板はステーキを売りにしてる
年中ステーキまつりやってます♪

お店に入ってみると昭和の喫茶店を思わせる内装と昭和な演歌のBGM
でもメニューに目を通すと「ここは喫茶店じゃない！洋食屋だ！」と感じる

お店の人はかなりご年配でちょっと耳が遠いのでオーダーは指差し推奨です

リブロースステーキのセット　1900円
他に懐かしのメロンソーダがあったのでオーダーしてみた

ステーキが柔らかくてちゃんと洋食屋さん的な味付けを感じる
美味しかった！
お店の人はかなりおじいちゃんだったけど、これからもがんばって続けていただきたいです！

夜の福島宿も歩いてみよう

細い路地を抜けて宿へ

翌朝、バスで王滝村を目指そうとした所、乗り場を探している内に乗り遅れてしまった…

バス停があっても行先によって乗り場が異なっていたりする事があるようなので予め乗り場を確認しておいた方がいいかも知れません

バスの乗り場や時間を確認する為に観光案内所で問い合わせてみた。
その時、頂いたのがこのバスの時刻表
これを見ると木曽福島のバスはどの路線も運賃が100円～200円ととても安い
おまけに冊子の裏側に運賃支払いの時に使える100円券が５枚も付いていて、すぐ使えるようにと観光案内所の人がハサミでカットして渡してくれた♪

木曽福島からバスで３０分程で終点の王滝村へ

観光案内所で頂いた券を一枚、運賃支払いの際に残りの現金と共に支払おうとしたら「券は２枚ない？」と聞かれた
一回一枚しか使えないんじゃないかと思っていた100円券が一度に何枚でも支払いに使えるらしい！
おかげで往復のバスが無料になりました♪♪♪

バスの乗客は数人しかいなかった上にバスの運賃も元々200円ととても安いのに無料になってしまうなんて…申し訳ないくらいですよっ！！
絶対赤字になっていそうで心配になってしまいますよっ！！

王滝村は静かで緑豊かな場所ですねぇ

ついに来ました！
御嶽神社里宮！
御嶽神社はとっておきの時に来たいと思っていた、とっておきの神社

出来る事なら王滝村から御嶽山に上って御嶽山の上にある御嶽神社も訪れたかったのですが、御嶽山の噴火警戒レベルが少し上がって頂上付近が立ち入り禁止になっている上に、登山口へ向かうバスも運休しているので今回は断念して里宮の方だけにしました

今が「とっておきの時」かどうかは微妙な所だけれど「行くべき時」だと思って来ました
ずっと訪れたいと思ってたので感無量です！！

長い階段は全部で550段くらいあるらしい…

手水場

ここに付いている御神紋を見るとなんとも懐かしい気分になる

子供の頃、この紋が我が家の家紋だと思い込んでいたくらいに馴染み深いものだったから。

霊神社

手を合わせながら「やっと来れましたよー」と心の中で呟く

ここの天井には御嶽山と鳳凰の絵が描かれている

まだまだ階段の先は長い…

苔むした感じがイイ！

里宮大黒天　

大きな石造りの五円玉がある
ご縁がありますように～

快晴でも木が高く茂っているのでちょっと薄暗い

この光と影のコントラストがまた神秘感を醸し出しますねぇ

ちょろちょろと水がしたたり落ちる「龍の口龍神」

階段をほぼ登り切ったあたりにある講祖本社

左手には霊神碑が並ぶ

一番上にある里宮本殿拝殿

上まで登るのにすごく時間がかかってキツイんじゃないかと思っていたけど、息は上がったものの、思っていたよりキツくなかった

ここではいつもと違うお願い事をしようと思う

一番上の本殿からも見上げるような垂直に聳える岩壁が囲んでます

岩壁から流れ落ちる水と緑の苔がいい感じ

あとは階段をひたすら降りるのみ

社務所で本やお守りを購入して帰りのバス停へ急ぐ
本数が少ないので乗り遅れたら大惨事！

宿に戻って宿の料理人特製のラーメンをお願いしてお食事処へ

スープもチャーシューも宿の料理人がちゃんと一から仕込んだこだわりのラーメン(＋チャーシュー１枚増し)！

チャーシューが柔らかく厚みもあって美味
スープもおいしい上出来のラーメンです♪

ラーメンは宿泊者でなくても食べられるけれど、作れない曜日があったり、仕込みの関係もあるので、できれば予め聞いておいた方が良さそうです
私も前日から食べたくて宿の人に聞いた所、前日は無理だったのでこの日に作ってもらえました

夜の足湯

ステーキ祭りのお店のステーキがなかなか美味しかったので、帰りの電車を一本遅らせて旅の最後に同じお店でポークカツを注文

ソースがちょっと酸味が多いけれどやっぱり洋食屋さんっぽい感じですねー

御嶽山の噴火警戒レベルが下がって上まで登れるようになったら、いつかまたとっておきの時に木曽福島を訪れたい