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コロナ禍が長期化し、宿泊を伴う遠方への旅行をほとんどしていません。そのためANAマイレージ約2万マイルが2022年6月に失効する(さらに年内に約1万マイル、2023年6月に約4万5千マイル失効する)ことと、世の中がなんとなくウイズコロナの方向へシフトして行く雰囲気となったこともあり、久しぶりに夫婦での県外への旅行を計画しました。5月13日(金)から16日(月)の日程を確保し、目的はいつものように温泉(秘湯)と滝めぐりで行き先を検討した結果、東北へ行くこととしました。大阪空港から東北地方への全日空の直行便でのフライトは仙台のほかには、青森、秋田、福島のみと意外と少なく、結局秋田着青森発の3泊4日の日程を組みました。ほぼ秋田県のみの旅行となります。計画段階でのおおまかな旅程は以下の通りです。<br /><br />5月13日(金) 大阪空港10時50分発ANA1653便で秋田空港へ(特典航空券利用)。レンタカーにて近隣の滝めぐり。強首(こわくび)温泉樅峰苑(しょうほうえん・日本秘湯を守る会会員宿)泊。<br />5月14日(土) 宿泊地である杣(そま)温泉へドライブ。ルート上のお手軽滝めぐり、観光スポット訪問など。杣温泉旅館(日本秘湯を守る会会員宿)泊。<br />5月15日(日) 杣温泉から十和田湖へドライブ。ルート上のお手軽滝めぐり、観光スポット訪問など。十和田プリンスホテル泊。<br />5月16日(月) 十和田湖西岸のお手軽滝めぐり。フライトの時間までは現地で決定(出たとこ勝負)。青森空港17時25分発ANA1856便で大阪空港へ(特典航空券利用)。<br /><br />国道103号線沿いには数多くの滝があり、鹿角市では滝を「大湯滝めぐりコース」として観光資源としています。今回の旅では時間の関係ですべての滝をめぐることはできませんが、比較的お手軽な滝をピックアップしていました。それらのうち最も楽しみにしていたのが、錦見の滝、銚子の滝、湯の又の滝の三滝です。米代川水系大湯川の滝の中ではほぼ最上流部にあたります。<br /><br />錦見の滝滝見難易度:1、銚子の滝滝見難易度:1、湯の又の滝滝見難易度:2<br />参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。

秋田湯めぐりお手軽滝めぐり旅(8) 滝メグラーが行く244 大湯滝めぐりその1 錦見の滝、銚子の滝、湯の又の滝 秋田県鹿角市

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2022/05/15 - 2022/05/15

63位(同エリア141件中)

旅行記グループ 秋田の滝

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GOTOCHAN

GOTOCHANさん

この旅行記のスケジュール

2022/05/15

  • 国道103号線、国道104号線経由

  • 約500メートル

この旅行記スケジュールを元に

コロナ禍が長期化し、宿泊を伴う遠方への旅行をほとんどしていません。そのためANAマイレージ約2万マイルが2022年6月に失効する(さらに年内に約1万マイル、2023年6月に約4万5千マイル失効する)ことと、世の中がなんとなくウイズコロナの方向へシフトして行く雰囲気となったこともあり、久しぶりに夫婦での県外への旅行を計画しました。5月13日(金)から16日(月)の日程を確保し、目的はいつものように温泉(秘湯)と滝めぐりで行き先を検討した結果、東北へ行くこととしました。大阪空港から東北地方への全日空の直行便でのフライトは仙台のほかには、青森、秋田、福島のみと意外と少なく、結局秋田着青森発の3泊4日の日程を組みました。ほぼ秋田県のみの旅行となります。計画段階でのおおまかな旅程は以下の通りです。

5月13日(金) 大阪空港10時50分発ANA1653便で秋田空港へ(特典航空券利用)。レンタカーにて近隣の滝めぐり。強首(こわくび)温泉樅峰苑(しょうほうえん・日本秘湯を守る会会員宿)泊。
5月14日(土) 宿泊地である杣(そま)温泉へドライブ。ルート上のお手軽滝めぐり、観光スポット訪問など。杣温泉旅館(日本秘湯を守る会会員宿)泊。
5月15日(日) 杣温泉から十和田湖へドライブ。ルート上のお手軽滝めぐり、観光スポット訪問など。十和田プリンスホテル泊。
5月16日(月) 十和田湖西岸のお手軽滝めぐり。フライトの時間までは現地で決定(出たとこ勝負)。青森空港17時25分発ANA1856便で大阪空港へ(特典航空券利用)。

国道103号線沿いには数多くの滝があり、鹿角市では滝を「大湯滝めぐりコース」として観光資源としています。今回の旅では時間の関係ですべての滝をめぐることはできませんが、比較的お手軽な滝をピックアップしていました。それらのうち最も楽しみにしていたのが、錦見の滝、銚子の滝、湯の又の滝の三滝です。米代川水系大湯川の滝の中ではほぼ最上流部にあたります。

錦見の滝滝見難易度:1、銚子の滝滝見難易度:1、湯の又の滝滝見難易度:2
参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
レンタカー ANAグループ 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 国道103号線から国道104号線に入って200メートルほどで滝への分岐があります(案内標識あり)。未舗装道をやはり200メートルほど走ると錦見の滝の駐車スペースに到着します。実は、道の駅おおゆを出発した後、小衣(おぼろ)の滝を目指しました。国道103号線からの案内標識がありそれにしたがって進むとやがて未舗装の林道に至ります。林道は荒れていて大丈夫かなと不安になったころに路肩が広くなった駐車スペースと思しき場所に到達しました。ウェブサイトなどの情報の通り、その駐車スペースから川へと降りるルートがあり、踏み跡らしきものを辿って行きましたが、橋が流された痕がありました(写真なし)。おそらくあと150メートルほどのところまで達していたと思いますが、川を渡るのは危険と判断しました。ほとんど人が訪れることのない滝になってしまっているようです。鹿角市もせっかく滝めぐりを観光資源としているのに、もう少し何とかならないものかと感じています。近年、大雨などの影響で、観光滝でない滝へのルートが通行止めになったりとしているケースが多く、危機感を覚えています。この周辺には福倉沢の滝や川島の滝がありますが、5キロ以上の林道走りを求められるためこれらも諦めました。おそらく似たような状況ではないでしょうか。林道を引き返し、集落に入るあたりで対向車の軽トラのおじいちゃんに呼び止められました。曰く「こんなところで何してる?」。怪しいものに思われたのでしょうが、「小衣の滝へ行っていました」と返答すると一応納得されていました。小衣の滝も福倉沢の滝や川島の滝もすべて国道103号線に案内標識があります。

    国道103号線から国道104号線に入って200メートルほどで滝への分岐があります(案内標識あり)。未舗装道をやはり200メートルほど走ると錦見の滝の駐車スペースに到着します。実は、道の駅おおゆを出発した後、小衣(おぼろ)の滝を目指しました。国道103号線からの案内標識がありそれにしたがって進むとやがて未舗装の林道に至ります。林道は荒れていて大丈夫かなと不安になったころに路肩が広くなった駐車スペースと思しき場所に到達しました。ウェブサイトなどの情報の通り、その駐車スペースから川へと降りるルートがあり、踏み跡らしきものを辿って行きましたが、橋が流された痕がありました(写真なし)。おそらくあと150メートルほどのところまで達していたと思いますが、川を渡るのは危険と判断しました。ほとんど人が訪れることのない滝になってしまっているようです。鹿角市もせっかく滝めぐりを観光資源としているのに、もう少し何とかならないものかと感じています。近年、大雨などの影響で、観光滝でない滝へのルートが通行止めになったりとしているケースが多く、危機感を覚えています。この周辺には福倉沢の滝や川島の滝がありますが、5キロ以上の林道走りを求められるためこれらも諦めました。おそらく似たような状況ではないでしょうか。林道を引き返し、集落に入るあたりで対向車の軽トラのおじいちゃんに呼び止められました。曰く「こんなところで何してる?」。怪しいものに思われたのでしょうが、「小衣の滝へ行っていました」と返答すると一応納得されていました。小衣の滝も福倉沢の滝や川島の滝もすべて国道103号線に案内標識があります。

  • 錦見の滝は駐車スペースから「車椅子で見れる滝」「徒歩1分」の案内があります。

    錦見の滝は駐車スペースから「車椅子で見れる滝」「徒歩1分」の案内があります。

  • 実際には1分も歩かずに滝前に着きました。<br />

    実際には1分も歩かずに滝前に着きました。

  • なかなかいい滝ではないですか。滝の上に道路が走っているのはご愛嬌。十和田湖へと繋がる国道103号線です。滝めぐりのあとこの道を通って十和田プリンスホテルへと向かうことになります。

    イチオシ

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    なかなかいい滝ではないですか。滝の上に道路が走っているのはご愛嬌。十和田湖へと繋がる国道103号線です。滝めぐりのあとこの道を通って十和田プリンスホテルへと向かうことになります。

  • 錦見の滝は落差16メートル、大湯川の支流に懸かる滝です。ごつごつした岩肌を流れ落ちる姿が印象的です。

    錦見の滝は落差16メートル、大湯川の支流に懸かる滝です。ごつごつした岩肌を流れ落ちる姿が印象的です。

  • さらに300メートルほど車を走らせると大湯川銚子発電所があります。

    さらに300メートルほど車を走らせると大湯川銚子発電所があります。

  • ここは秋田県の電気発祥地だそうです。

    ここは秋田県の電気発祥地だそうです。

  • で、この発電所のすぐそばにあるのが銚子の滝です。

    で、この発電所のすぐそばにあるのが銚子の滝です。

  • そして銚子の滝にも菅江真澄の足跡がありました。菅江真澄について少し調べてみたところ、江戸後期の旅行作家ということで東北地方のいろいろな土地を訪問されているのですが、多くの滝への訪問記録があります。江戸時代の滝メグラーだったんですね!この碑には文化4年(1807年)9月初めにここを訪れたとの記載があり、その際に詠んだ歌が『いはがねのとどろくばかりわきかへり雪か雲かとかかる滝なみ』です。

    そして銚子の滝にも菅江真澄の足跡がありました。菅江真澄について少し調べてみたところ、江戸後期の旅行作家ということで東北地方のいろいろな土地を訪問されているのですが、多くの滝への訪問記録があります。江戸時代の滝メグラーだったんですね!この碑には文化4年(1807年)9月初めにここを訪れたとの記載があり、その際に詠んだ歌が『いはがねのとどろくばかりわきかへり雪か雲かとかかる滝なみ』です。

    銚子の滝 自然・景勝地

  • 銚子の滝は大湯三滝のひとつに数えられ(他の2つは、止滝と中滝)、大湯川本流に懸かり巨大な滝壷を有しています。柱状節理の岸壁を豪快に落ちています。

    銚子の滝は大湯三滝のひとつに数えられ(他の2つは、止滝と中滝)、大湯川本流に懸かり巨大な滝壷を有しています。柱状節理の岸壁を豪快に落ちています。

    銚子の滝 自然・景勝地

  • 落差18メートルを二段になって落ちていますが、水量が多いときなどはその段がなくなるように水が落ちるそうです。

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    落差18メートルを二段になって落ちていますが、水量が多いときなどはその段がなくなるように水が落ちるそうです。

    銚子の滝 自然・景勝地

  • 滝口。名前の由来は、昔この部分が銚子の口の形をしていたことからだそうです。

    滝口。名前の由来は、昔この部分が銚子の口の形をしていたことからだそうです。

    銚子の滝 自然・景勝地

  • 下段の部分。

    下段の部分。

    銚子の滝 自然・景勝地

  • 湯の又の滝へは500メートルです。歩いて行くことにしました。今回の旅行で最も歩いた滝めぐりとなりました。

    湯の又の滝へは500メートルです。歩いて行くことにしました。今回の旅行で最も歩いた滝めぐりとなりました。

  • 前の写真の案内のあったところから見た銚子の滝と発電所の位置関係。

    前の写真の案内のあったところから見た銚子の滝と発電所の位置関係。

  • 実は湯の又の滝までの道はこのような感じで、車で行くことは可能でしたが、これ以上未舗装の道をあまり運転したくなかったのです。車で行けば徒歩1分以内で行くことはできました。

    実は湯の又の滝までの道はこのような感じで、車で行くことは可能でしたが、これ以上未舗装の道をあまり運転したくなかったのです。車で行けば徒歩1分以内で行くことはできました。

  • 7~8分ほど歩くと湯の又の滝が見えてきました。

    7~8分ほど歩くと湯の又の滝が見えてきました。

  • 湯の又の滝の落差は19メートルです。夕方近くになってようやく青空が見えるようになってきました。そのためかうっすらと虹が出ています(左下の写真)。湯の又沢川に懸かる滝で、この下流で銚子の滝の滝壷で大湯川に合流します。

    湯の又の滝の落差は19メートルです。夕方近くになってようやく青空が見えるようになってきました。そのためかうっすらと虹が出ています(左下の写真)。湯の又沢川に懸かる滝で、この下流で銚子の滝の滝壷で大湯川に合流します。

  • 湯の又の滝の上流には、一番滝、二番滝があるということですが、それなりに歩くということで今回の滝めぐりのコンセプトに会わずパスしました。<br /><br />本旅行記で紹介した滝はそれぞれ特徴があり、お手軽に見ることができるのでお勧めです。

    湯の又の滝の上流には、一番滝、二番滝があるということですが、それなりに歩くということで今回の滝めぐりのコンセプトに会わずパスしました。

    本旅行記で紹介した滝はそれぞれ特徴があり、お手軽に見ることができるのでお勧めです。

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